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X-83ツインテール・スターファイター(X-83 TwinTail starfighter)は、ダース・クレイトが権力を握った130 ABY当時に使用されていた、Xウイング・シリーズのモデルのスターファイターである。インコム社によって製造されたX-83は、ニュー・ジェダイ・オーダーの最新鋭かつ主要なスターファイターとして、シス=帝国戦争の終結に伴いオーダーが崩壊するまでの間活躍していた。クレイトの帝国は、X-83は一般市民が使用するには強力すぎると主張し、この戦闘機の製造を禁止したが、製造は秘密裏に続けられ、帝国の敵対者たちに販売されていた。

シリーズ系統の強みが引き出されていたX-83は、最新鋭の火器システムと強力な偏向シールド、船体により、耐久力と火力のバランスが取れていた。このスターファイターは大気圏と真空の区別を問わず、どちらの環境でも操作しやすい戦闘機だった。X-83はインコム製品の標準装備であるアストロメイク・ドロイドと結合することができた。もしアストロメク・ドロイドにメモリー・ワイプの手順を行わなかった場合、戦闘機にそれ特融の「個性」が生まれることになった。プレデター級ファイターとの一対一の戦いなど、この戦闘機は性能に見合った局面で最前線の戦闘に使用された。

特徴

X-38は、インコム社のスターファイターXウイング生産ラインの後継機であり、137 ABY当時にはこのシリーズの最新モデルだった。この機体は設計の本質的な部分でオリジナルのXウイングの設計を多く使用していた。かつてのモデルから受け継がれた、特徴的なX字を描く象徴的な翼の設計は言うまでもなく、モデルの汎用性や、それぞれの翼の先端に取り付けられた4つのレーザー砲といった武装が、そうした類似点の例として挙げられる。過去のXウイング・シリーズ機、R-28スターファイターに倣い、X-83も多くのパーツを以前の機体で使用されていたものと共有していた。

137 ABY当時、X-38はもっとも最新鋭のスターファイターであり、優れた部品によって構成されていた。火力と耐久力を併せ持つこの機は、いくつもの役割をこなすことが出来るバランスのよい戦闘機となっていた。この戦闘機のシールドは、輸送機や軽フリゲート艦のそれに匹敵し、シールドが消滅するまでに多くの攻撃を吸収することが出来た。また、船体も大部分のシャトルより頑丈だった。しかし、このスターファイターは激しい気候(たとえば惑星キフェックスの電気を帯びた嵐など)には弱かった。

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戦闘中のX-83

この戦闘機の強みは、その分野において最高水準を誇っていた火器にも起因していた。連続して発射したり、連結して発射したりすることが出来る4つのレーザー砲によって、X-83はどんな目標も破壊できる高エネルギーの爆発力を発揮することが可能だった。また、X-83はプロトン魚雷も装備していた。一対一の戦闘に臨んだ場合、X-83は明らかに同世代のほとんどの戦闘機よりも優れており、数で相手に勝られたときでも敵に大きな損害を与えることが出来た。排気ナセル上に設置された一組の操作翼によって、ディープ・スペースでも大気圏でも、操作性においてX-83に匹敵するものはいなかった。この点が、ニュー・ジェダイ・オーダーに気に入られる戦闘機となった理由だった。

X-83に搭載されたアストロメク・ドロイド(こうしたドロイドの搭載は、インコム社の設計の特徴でもあった)は、船に直接接続され、機体の主要コンピューターを拡張した。頻繁にメモリー・ワイプ(記憶消去)を行わなかった場合、機体はそれ特有の個性を持つことになり、ドロイドは船の電子システムの制御に影響を及ぼすことになった。ドロイドが持つ個性的欠陥(たとえば頑固さ)は、ドロイドがパイロットの命令に従うことを拒否した場合などに、パイロットの命取りになることもあった。こうした理由から、インコム社は記憶消去を奨励していた。こうした特徴から、X-83は気紛れな戦闘機だという評判を獲得していた。しかし一部のX-83パイロットは、アストロメクが行動を予測してくれた場合、X-83の性能や反応が向上するのではないかと考え、ドロイドが個性を持つことをあえて許容していた。

X-83のパイロットは、真空から体を密封するためのフライト・スーツを身に着け、緊急時にはコックピットから脱出することが可能だった。X-83のコックピットは、パイロットの背後と両脇にいくらか広がった窓を持ち、T-65型スターファイターに比べるとより前方に位置していた。コックピットはすべての側面に同じようにパネルが並んでおり、パイロットは戦闘機を操縦するために2本の操縦桿を使った。Xウイング・シリーズの典型的な4つのエンジン構成とは異なり、X-83は機体の後ろに伸びる、長い2つのエンジンを使っていた。

役割

CadePilot

X-83に乗り込んだケイド・スカイウォーカー

X-83ツインテール・スターファイターはその耐久性で評判を獲得し、最前線での活動に良く適していた。X-83の中隊はしばしば攻撃の矢面に立って戦うために使用された。X-83が敵からの攻撃を引き受ける間、X-83に守られたより弱い戦闘機は、無傷で戦場を通過することが出来た。また、J-1シャトル格納庫でX-83を1機運ぶことができ、搭載されたX-83はしばしばシャトルを護衛する役割を担うことがあった。X-83はヘロット級のような中型の乗り物に運ばれることもあった。

ニュー・ジェダイ・オーダーは、組織が崩壊する前までの間X-83を使用していた。ダース・クレイトの銀河帝国が台頭すると、X-83ツインテールはクレイトの帝国と敵対する組織や人物のための兵器として使用されるようになった。ジェダイによるT-83の部隊、スクワッド3-0-1は帝国と敵対する任務で飛行を続けた。

歴史

J-1 shuttle X-83 escort

ジェダイ・シャトルを護衛する2機のX-83

X-83は、長期にわたるXウイング・モデルの生産ラインの新型機として、そしてR-28スターファイターの後継機として、インコム社によって開発された。この機は一般的にジェダイのあいだで使用されていたが、130 ABYシスの暗黒卿ダース・クレイト銀河帝国を支配権を強奪し、ジェダイを虐殺したあと、帝国はX-83が民間人が使用する機としては強力すぎると判断した。クレイトの帝国は、個々の市民や非帝国組織が利用する火力を制限しようと試み、インコム社にX-83ツインテール・スターファイターの生産を停止するよう命令した。しかしインコム社はこの決定に秘密裏に抵抗していた。多くのX-83製造工場の閉鎖は外見上だけのものであり、内密に稼働が再開され、スターファイターの生産が続いていたのである。残りの工場は、一般的な使用が許されていたR-28を公に生産し、R-28がX-83と多くの部品を共有しているという利点を生かし、帝国の検査官の隙を見ては時折X-83も生産した。この噂は広まったが、帝国は戦闘機製造のいかなる証拠も発見することが出来なかった。そしてクレイト台頭後に生産された多くのX-83は、闇市場を通して売りさばかれ、帝国に反対するものたちの手に渡ったのである。

クレイトによる占領の間も、ジェダイの生き残りは多くのX-83を使用した。クレイトのクーデターのに起こったオッサスの大虐殺の中、J-1シャトルが多くのパダワンを乗せてオッサスから脱出を試みた際、乗員のひとりだったケイド・スカイウォーカーは、帝国のプレデター級スターファイターの追跡を退けるために、シャトルに積んでいたX-83に乗り込んだ。シャトルがハイパースペースへ逃れる準備をする間、スカイウォーカーは敵を退けることに成功したが、X-83は破壊され、彼はなんとか機体から脱出した。何か後、スカイウォーカーはハド・アバドンにおいて、帝国基地への攻撃に参加した。このとき、彼の仲間のジェダイであるシャドー・ヴァオはX-83に、インペリアル・ナイトの味方がプレデター級に乗り込んで戦った。

ハド・アバドンの任務の直後、X-83に乗り込んだジェダイの特別部隊、スクワッド3-0-1は、銀河連合自由同盟の提督ガー・スタージとの同盟関係成立について話し合うため、放浪するスタージの艦隊に会いに行った。艦隊の居場所がスタージの乗組員のひとりによって敵に密告された際、X-83は艦隊が逃げるまでの間、迫り来る帝国軍との戦いに加わった。

制作の舞台裏

X-83は、『Star Wars: Legacyコミック・ブック・シリーズのために、ジャン・ダーシーマによってデザインされた。このスターファイターが登場する作品は、いずれも邦訳されていない。

登場作品

  • Star Wars: Legacy 1: Broken, Part 1 (初登場)
  • Star Wars: Legacy 6: Broken, Part 5 (間接的に言及)
  • Star Wars: Legacy 7: Broken, Part 6 (間接的に言及)
  • Star Wars: Legacy 12: Ghosts, Part 2 (間接的に言及)
  • Star Wars: Legacy 29: Vector, Part 10
  • Star Wars: Legacy 34: Storms, Part 1
  • Star Wars: Legacy 42: Divided Loyalties
  • Star Wars: Legacy 47: The Fate of Dac (言及のみ)
  • Star Wars: Legacy—War 5


Xウイングスターファイターの種類
T-65シリーズ
T-65 Xウイング · T-65A2 Xウイング · T-65A3 Xウイング · T-65AC4 Xウイング · T-65B Xウイング · T-65BRレコンX · T-65C-A2 Xウイング · T-65D-A1 Xウイング · TX-65 トレーナーX · タンデムXウイング
XJシリーズ
XJ Xウイング · XJ3 Xウイング · XJ5 チェイスX · XJ6 Xウイング · XJ7 Xウイング
その他
ステルスX · X-83ツインテール・スターファイター
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