- 「このおんぼろで逃げるのか?」
「この船は頑丈よ。どう? あなたに飛ばせる?」
「何だって飛ばせるさ」 - ―ウェッジ・アンティリーズとサビーヌ・レン[出典]
TIE/saボマー(TIE/sa bomber)、通称TIEボマーはサイナー・フリート・システムズ社が製造したTIEラインの爆撃機である。惑星や宇宙船に対する爆撃用に設計され、銀河帝国の宇宙軍によって使用された。
特徴
サイナー・フリート・システムズ社製TIEボマーは、ツイン・イオン・エンジンを搭載したTIEラインのスターファイターである。惑星や宇宙船に対するボマー(爆撃機)として設計され、レーザー砲2門、震盪ミサイル、軌道爆雷、プロトン爆弾等で武装していた。機雷やミサイル、爆弾は第2のポッドに収納されていた。標準的なTIEファイターと同様、ソーラー・パネルで収集したエネルギーがエンジンに送られる仕組みになっていた。ハイパードライブを搭載していなかったため、航続距離には限界があった。しかし、TIEファイターよりは長時間運用されることが想定されていたため、2日分の空気や携帯食料が積み込まれていた。コックピットの座席は緊急時に射出できるようになっていた。[1]
歴史
- 「タイ・ボマー全機は爆撃を開始せよ。この星の空を焼き尽くしてでも敵を発見するのだ」
- ―スター・デストロイヤーの艦長[出典]
TIEボマーは銀河帝国の爆撃機として使用された。帝国の誕生から8年後、レイ・スローンが艦長を務めるインペリアル級スター・デストロイヤー<アルティメイタム>にTIEボマーが積載されていた。スローン艦長は、デネトリアス・ヴィディアン伯爵の乗る<フォーリジャー>を攻撃するためにTIEボマーを使用した。
ホスの戦いの後、反乱同盟軍の<ミレニアム・ファルコン>を追跡するため、TIEボマー部隊がホス小惑星帯へ派遣された。
登場作品
参考資料
- スター・ウォーズ 100シーン
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- スター・ウォーズ フォースの覚醒 レイのサバイバル日記
- スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス
- TIE fighter - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
- TIE Bomber - 公式データバンク
脚注
他言語版