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KE-8エンフォーサー・シップ(KE-8 Enforcer Ship)は惑星カミーノで使用されていた浮遊パトロール・ビークルである。カミーノアンクローン技師は、ティポカ・シティ軍事複合施設の訓練現場にて、異常が出たクローン・トルーパーを識別・分離する際にこの船を使用した。

特徴[]

KE-8エンフォーサー・シップはパイロット1名によって運用される、小型の浮遊式パトロール・ビークルである。滑らかな船体の下部に、マニピュレーター・アームと強力な電気ショック・スタン・デバイスを搭載していた。また本体部分の両側にジェットが取り付けられており、空中を飛行するための推進力を提供していた。[1]

役割[]

KE-8 Enforcer

KE-8エンフォーサー・シップ

カミーノアン惑星カミーノにあるティポカ・シティ軍事複合施設の内部で、クローニング・プロセスの品質管理をするためにKE-8エンフォーサー・シップやより大型のオブザヴェーション・シップを運用していた。エンフォーサー・シップは異常が出たクローンを識別して隔離するために施設内をパトロールし、例外的に突出した能力を示したクローンは特別な軍事教育を施すため別のエリアへ送った。[1]

軍事複合施設の中央部、カミーノアン上級保安士官用司令ブリッジの真下には、KE-8を駐機するためのリング状の発進および再充填用ステーションが設けられており、専用の乗降ハッチを通って外部と行き来できた。この船とオブザヴェーション・シップの通信内容や行動は、コンピューター・ターミナルおよび監視ステーションから監督されていた。また施設のメンテナンス・フロアで使われていた修理ドロイドは、マニピュレーター・アームや電気ショック・デバイスこそ無いものの、外見がKE-8エンフォーサー・シップによく似ていた。[1]

歴史[]

KE-8エンフォーサー・シップは銀河共和国時代の末期にカミーノのティポカ・シティで使用された。[2] 22 BBY[3]ジェダイ・ナイトオビ=ワン・ケノービがカミーノを訪れ、カミーノアンのラマ・スー首相トーン・ウィー補佐官とともに軍事複合施設を見学したとき、複数のKE-8がクローン育成施設をパトロールしていた。[2]

制作の舞台裏[]

KE-8エンフォーサー・シップは2002年公開のプリクエル・トリロジー第2作『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』で初登場を果たした。[2] 名称及び詳細な設定の初出は、2003年発売のレジェンズの設定資料集『スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃 主要舞台完全ガイド』(サイモン・ビークロフトカーティス・サクストン著)。[4] 正史の媒体では、2016年発売の『スター・ウォーズ コンプリート・ロケーションズ』で初めて紹介された。[1]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

他言語版
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