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E-XDインフィルトレーター・ドロイド(E-XD infiltrator droid)は銀河帝国が使用した偵察ドロイドの機種名である。通常時は無害なプロトコル・ドロイドに扮していたが、戦闘モードに変形すれば危険な暗殺者となった。2 BBYスローン大提督は反乱軍の秘密基地を見つけるため、アウター・リムの星々に偵察用のE-XDドロイドを派遣した。そのうちの1体、EXD-9チョッパー基地のあるアトロンに降り立った。

特徴[]

E-XD schematics

E-XDドロイドの青写真

E-XDインフィルトレーター・ドロイド銀河帝国が使用した偵察ドロイドである。ヒューマノイド型のRQプロトコル・ドロイドに似せて設計されていたが、内蔵式ブラスターをはじめ、さまざまな兵器が搭載されていた。プロトコル・モードから戦闘モードに変形すると体格が一回り大きくなり、腕や足が伸長し、顔面プレートの下から別の顔が姿を現した。プロトコル・モードでは2つの“目”が白く発光したが、戦闘モードでは赤に変わった。インフィルトレーター・ドロイドは優れた戦闘能力に加え、高い機動力と跳躍能力を備えていた。また、インフィルトレーター・ドロイドにはプロトン弾頭が内蔵されており、各ユニットが危険にさらされた際などには、敵を巻き込む自己破壊装置を作動させた。

E-XDインフィルトレーター・ドロイドはスキャン機能に優れており、さまざまな物体や生き物を走査し、瞬時にその種類や機種、種族を特定することができた。また、インフィルトレーター・ドロイドは自己修復機能を備えており、他のドロイドから奪った部品で自分の破損個所を直したり、動力を吸収することができた。このドロイドはタクティカル・インフィルトレーション・ポッドを自ら操縦して目的領域を偵察したり、長距離トランスミッターで本部に報告を行うようプログラムされていた。

歴史[]

EXD-9 lands on Atollon

アトロンに到着したEXD-9

帝国時代銀河帝国スローン大提督は、アウター・リム・テリトリーのどこかにある反乱軍基地を見つけ出すため、E-XDインフィルトレーター・ドロイドを開発させた。2 BBY、帝国はフェニックス戦隊の秘密基地を見つけるべく、E-XDドロイドを乗せたハイパースペース・ポッドを送り出した。そのうちの1体、EXD-9チョッパー基地のある惑星アトロンに辿り着く。EXD-9はクモ型動物クリクナに襲われて機能停止していたところを、反乱者ガラゼブ・オレリオスAP-5チョッパーによって回収され、チョッパー基地へ連れていかれた。ゼブは一時的な記憶障害に陥っていたEXD-9を在庫管理ドロイドとして基地で働かせようかと考えたが、帝国保安局エージェントアレクザンダー・カラスフルクラムという暗号名を使い、反乱軍の潜入スパイとして活動していた)が彼にインフィルトレーター・ドロイドの危険を警告した。ゼブ、AP-5、チョッパーは記憶を取り戻したEXD-9と戦い、何とか彼を倒すことに成功する。チョッパーがプロトン弾頭のカウントダウン回路を停止させた後、AP-5がゼブのアイデアでEXD-9を再プログラムし、ポッドへ送り返した。EXD-9がポッドに乗って本部に帰艦した際、プロトン弾頭が再起動され、インペリアル級スター・デストロイヤー1隻を破壊する大爆発を起こした。

モン・モスマ元老院議員皇帝パルパティーンを批判するスピーチを行った後、帝国は彼女を見つけ出すためE-XDドロイドの乗ったタクティカル・インフィルトレーション・ポッドを偵察に送り出した。そのうちの1体は、旧分離主義勢力軍艦の残骸が漂う領域にて、反乱者たちの宇宙船ゴースト>と遭遇した。E-XDドロイドは<ゴースト>に撃墜される直前に、反乱者たちの居場所を艦隊に報告した。

登場作品[]

EXD-9

EXD-9

参考資料[]

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