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カンビリクタス・ツリー(Cambylictus tree)はミッド・リム惑星ナブーに生育する樹木である。リアノーム沼の北部や、ギャロ山脈のふもとにあるグンガンの聖地といった湿地帯に分布した。32 BBYトレード・フェデレーションからナブーを解放するため、パドメ・アミダラ女王がグンガンに助力を求めに来た時、ボスルーガー・ナスは聖地にそびえるカンビリクタスの根に立って彼女に応対した。

特徴[]

カンビリクタス・ツリー[1] は茶の樹皮と緑色の葉を持つ、背の高い樹木である。その巨大な根はうねうねともつれ、地面から露出していた。カンビリクタス・ツリーは湿地の地形に生育した。[2]

歴史[]

Nass on Sacred Place

カンビリクタスの根に経つボス・ナス

カンビリクタス・ツリーはミッド・リム惑星ナブーの湿地帯に分布していた。リアノーム沼の北部、ギャロ山脈のふもとに広がる湿地帯に位置する“グンガンの聖地”にも[1]、少なくとも3本の[2] カンビリクタス・ツリーがそびえ立ち、荒廃した寺院のの構造物に根が絡みついていた。[1]

32 BBY[3]トレード・フェデレーションによってナブーが侵略された時、都市オータ・グンガに住むグンガンたちは、バトル・ドロイドの攻撃をのがれて聖地へ避難した。その後、ナブーの女王パドメ・アミダラがフェデレーションとの戦いにグンガンの助力を求めるため聖地を訪れた時、ボスルーガー・ナスは古い像に絡みついたカンビリクタス・ツリーの根の上に立ち、彼女に応対した。[2]

制作の舞台裏[]

Sacred place set

グンガンの聖地のセットの一部として、カンビリクタス・ツリーのミニチュアも制作された

カンビリクタス・ツリーは1999年公開のプリクエル・トリロジー第1作『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』に登場した。[2] 現在ではスター・ウォーズ レジェンズとして扱われている2000年発売の設定資料集『スター・ウォーズ エピソード1の主要舞台完全ガイド』(クリスティン・ランド著)で初めて、カンビリクタス・ツリーという固有名詞が紹介された。[4] スター・ウォーズ正史メディアでの名称の初出は、2016年発売の設定資料集『スター・ウォーズ コンプリート・ロケーションズ』である。[1]

『ファントム・メナス』の制作にあたり、インダストリアル・ライト&マジックはカンビリクタス・ツリーを含むグンガンの聖地のミニチュア・セットを造った。聖地の場面はイギリスのウィッペンデル・ウッドで撮影されたが、実際のロケ地よりもややエキゾチックな雰囲気を出すために、このミニチュアが造られた。[5]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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