C-3PO
出典: Wookieepedia
C-3PO(シースリーピーオー/シースリーピオ、See-Threepio)は、映画『スター・ウォーズ』シリーズの登場人物(ロボット/ドロイド)。通称は3PO。
スター・ウォーズシリーズ6作全てに登場しセリフのある数少ないキャラ。6作全てイギリス人俳優アンソニー・ダニエルズが演じた。
[編集] 概要
彼はプロトコル(儀式・通訳用)ドロイドで、様々な人種が存在しているスターウォーズ世界で、それら種族の仲立ちとして相互作用できるように設計されている。600万を越す宇宙言語や暗号に精通しており、やかましい性格で、イギリス英語のアクセントで話す。
全身金色の、ヒューマノイド型のボディと、いつも前に突き出した格好の二本の腕を持つが、あまり運動能力は高くなく、いつもぎこちなく歩いている。しかし言語面での能力はすばらしく、あらゆる言語に精通し、未開民族とすらコミュニケーションを行う事が出来、加えて内蔵シンセサイザーは耳にした音を正確に再現する事もできる。コンピューター機器のオペレートやプログラミングも得意としている。ランドスピーダーのような乗り物の運転もできる。
[編集] 生い立ち(?)
『エピソード1』の中で、C-3PO はのちのダース・ヴェイダーであるアナキン・スカイウォーカーの手によって作られたことがわかる。アナキンは当初、惑星タトゥイーンにてワトーの下で奴隷として働く母親を手伝わせたい、と考えていたようである。
しかしアナキンのずば抜けたフォース能力に着目したクワイ=ガン・ジンはジェダイとして育てるべくアナキンを引き取ったため、彼(C-3PO)は半完成状態で外装をつけられないまま、タトゥイーンに残された。しかしその後、アナキンの母シミによって外装を付けられ(映画エピソード2のカットシーンには、アナキンと共に再びタトゥイーンを訪れたパドメ・アミダラによって外装が取り付けられるシーンが存在する)完成し、成長し再びタトゥイーンを訪れたアナキンに引き取られた。
アナキンとパドメ・アミダラが結婚した後はパドメに仕えていて(小説版エピソード3では、アナキンからパドメに送りものとして渡されたことになっている)、外装を金色の物に取り替えられたりしていたが、パドメの死後はその双子の子供、ルークとレイアの存在をシスから隠すため、レイアの養父、ベイル・オーガナ議員の指示で記憶をリセットされてしまい、R2-D2と共にベイル・オーガナの部下であるレイマス・アンティリーズや成長して元老院議員となったレイアに仕えていた。
[編集] 作中の描写
悪運がかなり強いらしく、様々な危機に遭いながら、修理不可能なほど完全に破壊されるような悲運には遭っていない。しかしその悪運を差し引いても、余り恵まれた人生(ロボット生?)とは言いがたい。
起動後に製作者が惑星を離れてしまったために、完成が先延ばしにされてしまったあたりから既にその悪運は始まっていたともいえる。初めて宇宙を旅した時点でも既にその傾向は顕著で、惑星ジオノーシスのドロイド工場ではR2-D2に高い所から落とされた上、首と胴体を切断され製造中のバトル・ドロイドの胴体に頭部を接続されて(体のほうにはバトル・ドロイドの頭部を付けられ、盛んに『下半身動作不良。メンテナンスが必要』と叫んでいた)ジェダイとの戦闘に駆り出され(その際「死ね!ジェダイども!」と口走っていたが・・・)、キット・フィストーにフォースで「倒され」動けなくなった所を、R2-D2に首を無理やり引き抜かれビームが飛び交う中で修理されるはめになる。さらには惑星ベスピンのクラウド・シティーでは偶然迷い込んだ部屋に隠れていた(かつての所有者であるダース・ヴェイダーの部下にあたる)帝国軍ストーム・トルーパーに、ブラスターライフルで撃たれぶっ飛ばされバラバラにされた上、チューバッカに直して貰ったはいいが首を前後逆に付けられたり、タトゥイーンでジャバ・ザ・ハットに一時的に仕えていた時は、真面目に仕事をしているのに癇癪を起こしたジャバに殴り倒され、その後のドサクサで目玉を取られたうえに、逃げる途中R2-D2に高い所から落とされ、頭から真逆さまに砂の中に埋もれてしまったりなど、受難の連続である。だがファンの間ではこれが彼(C-3PO)らしいと人気の要因となっている。
そのような彼であるが、『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』ではその金ピカの設えが功を奏したのか、エンドアの原住民イウォークに神と間違えられ、それがイウォークの反乱軍への協力へとつながる。(→エンドアの戦い)
『エピソード3』ではピカピカになり、デジタル加工によりカメラやスタッフの映り込みを除去している。
R2-D2とは、彼が初めて起動された際に「裸である」とバカにされ、そこから長い付き合いが始まる。彼(?)とは事ある毎に口喧嘩をしていて、何かあればすぐR2のせいにするところがあるが、その実かなり仲が良いと云えよう。実際、デス・スターの交戦中に大きなダメージを受けたR2の為に、自分の部品を喜んで提供すると言っている。
[編集] アナキンが組み立てたドロイド
再生したプロトコル・ドロイド 宇宙には、どこを見渡してもドロイドがいる。惑星の経済はドロイドの生産と輸出により支えられているのだ。だが、ドロイドは定められた能力以上の仕事はほとんどしないので、特定のドロイドが目立つことは難しい。 ドロイドにはさまざまなクラスがあるが、同じクラスのものは区別がつかず、独自の特徴や個性を持つドロイドは少ない。プロトコル・ドロイドC-3POは例外中の例外だった。 彼は臆病で繊細、やや知識をひけらかしたがる傾向がある。もちろん、認識力を備えたシンステクAA-1ボキャブレーターを搭載しているせいもあるが、C-3POはとくにおしゃべりで、その人間くさい個性は際立っている。もしかすると、製造過程が特殊だったからかもしれない。
ほとんどのドロイドは生産ライン上で次から次へと作り出され、外見は完璧に同じだ。しかしC-3POは、ジェダイの能力が芽生えつつあった気鋭の少年アナキン・スカイウォーカーが、他の3POモデルの様々な部品を使って丁寧に手作りしたのだ。部品はアナキンの主人、トイダリアンのワトーのジャンク屋で拾ってきたものもあれば、タトゥイーン最大の町モス・エスパの通りで見つけてきたものもあった。 タトゥイーンでは「命」は軽んじられ、ましてやドロイドはさらに軽視されている。日々、ドロイドは表通りや裏通りで、偶然か意図的に壊されている。 C-3POの内部は数十、あるいは数百の3POモデルの残骸から作られたともいえる。中には、3POモデル以外の部品もあっただろう。 3POの特徴はバーボブレインにより足まるので、寄せ集めの部品でも問題はないのだが、製造過程で何らかの記憶、探知できない感覚が受け継がれた可能性もある。いずれにしても、C-3POは現存する他の3POとは違っている。 アナキン・スカイウォーカーは、母親シミの日常の雑事を助けるためにC-3POを作ったのだが、最後の仕上げとして内部機械を通常の外板で覆う前に、重大な出来事に巻き込まれ、タトゥイーンを去ることになった。 それは、ジェダイ騎士のクワイ=ガン・ジンが、ナブーのクイーン・アミダラとグンガンのジャー・ジャー・ビンクス、アミダラ所有の小型アストロメク・ドロイドR2-D2を伴い、故障した宇宙船の部品を探してワトーのジャンク屋を訪れたのが発端だった。
[編集] 新たな友
アナキンとアミダラはすぐに親しくなったが、C-3POとR2-D2もたちまち気が合い、互いの体験を話す間柄になった。 その後、アナキンは、クワイ=ガンにジェダイの資質を見出されて奴隷の身から解放され、彼らと共にコルサントに旅立つことになった。旅の荷物は鼓小限にしなければならなかったので、C-3POはシミと一緒にタトゥイーンに残された。
[編集] シミの結婚
シミ・スカイウォーカーはアナキンがいなくなったことでひどく寂しがり、連絡がくるのをむなしく待った。しかし、アナキンは遠く離れたコルサントのジェダイ・テンプル(聖堂)で修行を始めていた。シミは母子が別々の人生を歩き出したという事実を、ゆっくりと受け入れていった。 C-3POもアナキンの不在を寂しがったが、しばしば、むき出し状態の胴体を恥じ、悩んでいた。覆われていない胴体には、故障しやすい無数の回路や機械が詰まっていた。シミが我が家と呼ぶ狭い小屋の中で作業をするには支障はなかったが、外に出て、タトゥイーンのほこりっぽい環境にさらされると、内部の繊細な機械は危険な状態になった。
アナキンが去ってから2年して、シミは金属板を適当に張り合わせて、C-3POのパーツを保護した。つぎはぎの覆いは不恰好で、見るからに中古品だとわかったが、シミにはそれしかできなかった。 C-3POの新しいボディは工場生産のプロトコル・ドロイドのピカピカの姿とは比較にならないが、「裸」のままよりはましだった。 モス・エスパの奴隷居佳区でのつらい日々は、その後、数年続いた。しかしシミが、無愛想だが誠実な男クリーグ・ラーズと出会ったことで、その生活も終わる。 クリーグは、宇宙港モス・アイズリーの近郊に水分抽出農場を持っていた。妻を亡くし、息子のオーウェンと質素な家で暮らしているクリーグは、厳しい生活のおかげで、タフで皮肉っぽくなっていたが、シミに心を動かされた。 欲深いワトーが断れない提案を持ちかけ、クリーグはシミを買い取って自由にした。そして、2人は結婚した。シミは奴隷居住区の家を処分して、C-3POを連れ、クリーグとの新たな人生を始めたのである。
ラーズ家に移ったときも、C-3POは新しい環境によく順応した。タトゥイーンの荒れ果てた平野は初めてだったが、少なくとも、農場で使用される機械にはなじんでいた。 ラーズの農場は中庭を囲んで半分地下に埋まった小さな部屋が配置されているという典型的なものだった。この住まいから、クリーグとオーウェンは農場を支える水分抽出機をモニターできた。 農場には無数の水分抽出機が間隔を置いて設置されている。水分抽出農場を象徴するこの装置には、タトゥイーンの乾燥した空気から水分を採取.凍結しておく棒と管が備わっている。水分は収納室に集められて濾過され、地下タンクから飲み水、濯漑水として使われる。 クリーグは水分農場を効率よく運営するのに、プロトコル・ドロイドが果たす責重な役割を理解していた。 C-3POのバーボブレイン(言語頭脳)は、数々の言語を通訳でき、水分捕出機のプログラムに使われる2進法言語も 理解できた。C-3POは、水分捕出機のソフトウェアを管理.維持して、目的に応じて改造する仕事を任された。 通訳とプログラミングは比較的楽だったが、家から遠く離れた水分抽出機を点検するときには、いつも不安で落ち着かなかった。 あたりには、あらゆる機械技術を嫌悪する蛮族、タスケン・レイダーが獲物を狙ってうろついているのだ。それだけではなく、廃品を漁るジャワがドロイドを狙っていることも、C-3POは知っていた。悪臭を放ち、逃げ足の速いジャワは、ドロイドをさらい、売り飛ばす前に、回路をめちゃくちゃにすることで有名だった。 C-3POは夜、家にいられると安心し、女主人のシミがクリーグと幸せに暮らすのを見て喜んだ。シミはオーウェンを我が子のように思ったが、彼女もC-3POもアナキンを忘れていなかった。しかし年月がたつと、2人は新しい生活に落ち着き、アナキンは遠い人になっていった。
[編集] 高い耐久性
夕慢に傷やへこみがあるものの、C-3POは600万語以上 の言語知識のあるプロトコル・ドロイドの機能を果たした。彼はラーズ農場の 質素な生活に満足していた。
[編集] シミの誘拐
アナキン・スカイウォーカーの母シミは、ラーズの水分抽出農場でキノコを摘んでいるときにヽタスケン・レイダーにさらわれた。彼女がいなくなったことは、義理の息子オーウェンとその恋人ベルー、そしてだれよりも再婚相手のクリーグには計り知れないほどの痛手だった。C-3POは彼らの悲しみを察して、そばで見守った。 クリーグは近隣の農民たちと共に救出に向かったが、片脚を失って戻って来る。それを見ると、C-3PO自身の悲しみと不安も深まるばかるだった。 ラーズの農場に意外な客が訪れた、C-3POは、その一人がかつての主人アナキン・スカイウォーカーだと知るとると喜んだ。 10年ほど前アナキンが子供の頃にさまざ加減部品からC-3POを組み立てたたことを、彼は覚えていた。産みの親ともいうべきアナキン・スカイウォーカーが立派に成長したのを見たC-3POは驚いた。 アナキンと同行したパドメに再会したことも嬉しかったが、アナキンが、母親のシミを探していることがわかると、喜びは狼狽に変わる。
事情を聞いたアナキンがシミを捜索に出た後、C-3POはパドメのそばにいた。彼女がアナキンに対する複雑な気持ちを告白すると、彼はあらゆることに困惑していることを打ち明けた。そして、過酷なタトゥイーンでも、アナキンなら彼女を守ってくれると言って安心させた。 しかし不幸にも、アナキンが駆けつけたとき、シミは息絶える寸前だった。アナキンは母の遺体を持ち帰り、家族だけで簡素な葬儀が行われた。 葬式の最中に、パドメのアストロメク・ドロイドR2-D2が、オビ=ワン・ケノービの伝言を持ってきた。オビ=ワン・ケノービが惑星ジオノーシスで窮地に陥っているとわかると、アナキンとパドメ、R2-D2はすぐに彼の救出に向かうことにした。そのため、シミからの最後の贈り物として、C-3POはオーウェンからアナキンに与えられ、彼は元の主人と共に救出作戦に加わり、ジオノーシスへ向かった。
タトゥイーンが荒廃した不気味な惑星だとすれば、ジオノーシスはドロイドにとって 悪夢のような惑星だ。パドメとアナキンがオビ=ワンを探しに出ると、C-3POとR2-D2はパドメの宇宙船に残された。すぐに2人は初めて会ったときと変わらない気安さで、最善策を訟って言い争った。 C-3POはR2が好きだったが、アストロメク・ドロイドごときがプロトコル・ドロイドに劣らす、人間を理解していると主張するのには困惑した。結局、C-3POは不満ながらも、頑固なR2について宇宙船を出て、巨大なドロイドエ堀に入っていった。地下工場で彼らは、ドロイドがドロイドを製造するという、彼らにとっては信じられない光景を目のあたりにする。 ここでC-3POは、うっかりドロイド製造のベルトコンベアーの上に落ちてしまった。頭部は簡単にボディから分離され、製造中のバトル・ドロイドのボディに接続される一方で、ボディのほうはバトル・ドロイドの頭をつけられてしまう。 その後の数時間の出来事はぼんやりとしていた。気づいたときには、C-3POの頭と切り離されたボディは巨大アリーナで、強制的に恐ろしい戦いに参加するハメになっていた。 C-3POはそうした暴力的な行動を嫌い、新たなボディの好戦的な傾向に抵抗しようとした。レーザーが交差する中で、身を低くしてさまよい、うろたえ、もう終わりだと思ったときに、R2-D2が救出に現れた。 R2はバトル・ドロイドのボディから切り離したC-3POの頭を引きずり、アリーナの反対側で、本来のボディと再び合体させた。 彼は小さな友に改めて敬意を感じたものの、そんな様子はおくびにも見せなかった。ジオノーシスの戦いが終わると、C-3POとR2-D2はアナキンやパドメと一緒にナブーに戻り、2人の結婚式の証人となった。 悲しいことに、初期に体験したさまざまなことを、C-3POはその後に忘れてしまう。これまでの興奮と苦難に満ちた冒険の記憶のほとんどは削除され、彼は新たな生活を始めることになる。
[編集] タンティブⅣへの乗船
オルデランの王室に仕えていた頃から、C-3POと相棒のR2-D2は奇妙なコンビだった。 C-3POは几帳面で心 配性。対照的に、有能なアストロメク・ドロイドのR2は小さな体に似合わす無鉄砲で、しばしば自分勝手な行動をとり、3POをいらだたせた。3POは自分が銀河大戦の勝敗を左右するような立場になるとは思いもしなかった。
オルデランのプリンセス・レイアを乗せた外交船タンティブⅣに乗り込んだのが事の発端だった。スパイ容疑をかけられたタンティブⅣは帝国軍のストームトルーパーに乗っ取られてしまった。混乱のさなか、本来は慎重な3POが何を間違ったか、R2に従い脱出ポッドで眼下の惑星タトゥイーンに逃れるという無茶な行動をとった。 彼らが降りたのは、人里離れた砂漠の真中。いつもR2に対しては見下した調子でものを言う3POだが、このときとばかり愚痴を並べたてた。 3POは石とほこりで関節がだんだんと動かなくなるのを感じた。とにかく休みたい、そして静かに生活したい、それが彼の望みだった。 砂漠をさまよう2体のドロイドは、廃品を回収して売る砂漠の原住民ジタワには格好のターゲットだった。捕まった2人はドロイドやスクラップがあふれるサンドクローラーで再会した。 と思い込んでいる3POは水分採取農場の農夫オーウェン・ラーズに買われた。3POは熱弁をふるい、プロトコル・ドロイドのベーシック・プログラムを並べたて、新しい主人に自分を売り込んだのだ。これでひとまず、念願のオイル風呂につかることができる。彼とR2は、オーウェンの養子であるルーク・スカイウォーカーの手に任されることになった。
[編集] 隠された暗号
まだ少年のルークが農場の生活に不満を持っていることは、3POには一目瞭然だった。帝国軍と反乱軍の争いに巻き込まれたことを話すと、ルークがその話に飛びついてきたからだ。 もっとも、3POはたいして興味深い情報を与えられなかったのだが、R2を掃除していたルークは、メモリーに隠されていた暗号メッセージらしきものの一部を発見した。しかし、ルークに頼まれても、R2は完全なメッセージを再生しようとしなかった。 3POは、R2が新しい主人の命令に従わないことにいらだった。もっと腹立たしいことに、R2はメッセージをオビ=ワン・ケノービという人物に届けると言って、すきをみて農場から逃げてしまった。 その夜、主人の怒りを買いスイッチを切られるのを恐れた3POはもの陰に隠れていたが、ルークに見つかり、R2が出ていくのを止められなかったことを認めた。 3POはすべてR2の責任だと訴えたが、ルークにとってはおじのオーウェンにばれる前にR2を見つけることのほうが肝心で、翌朝、日の出と共に3POを連れて家を出た。スキャナーでR2を探す間、3POにランドスピーダーの操縦をしてもらう必要があったのだ。
[編集] 帝国の追っ手
危険なジャンドランド荒野でやっとR2-D2を見つけとき、3POは当然不満をぶちまけたが、それをさえぎって、R2はいくつかの生命体が近づいてくると警告した。そのとおり、彼らは砂漠の蛮族タスケン・レイダーに襲われた。 R2は何とか隠れて無事だったが、ルークは倒されて意識不明になり、崖から転がり落ちた3POは腕が1本もげてしまった。彼らは幸運にも、老いた隠者ベン・ケノービに助けられた。彼こそR2が探し求めていた人物だった。事故のショックで茫然とする3POは、ルークに腕を直してもらった後、神経回路を休めるため、少しの問スイッチを切った。 しかし、再び起動したとき、事態はあまりに刺激的な展開となっていた。R2に隠されていたのは、反乱運動に身を投じたプリンセス・レイアがジェダイ騎士ケノービに助けを求めるメッセージだったのだ。 3POとR2はケノービと共にオルデランに向かうことになった。だが、モス・アイズリー宇宙港への中継地に急ぐ途中、ジャワとサンドクローラーの残骸を見つけたルークとケノービはすぐに悟った。2体のドロイドを追っ て、帝国軍のストームトルーパーがここまで来たのだ。 心配になったルークは農場へ戻った。そこで彼は、ストームトルーパーがおじとおばを殺害したことを知る。彼がタトゥイーンに残る理由はもう何もない。ルークはケノービやドロイドたちと一緒に行く決意をする。
[編集] 危険な旅
ベン・ケノービに聞いたとおり、モス・アイズリーはいかがわしく騒然とした街だった。 ケノービがフォースを使いストームトルーパーの検閲をやりすごしたが、ルークたちがオルデランまでのパイロットを雇うためにうらぶれたカンティーナ(酒場)に入ると、3POたちは通りで待つよう指示されたドロイドお断りの店だったのだ。 3POとR2は、ケノービとルークが渡航費をつくるためにスピーダーを売る間、また別の帝国軍のパトロール 隊から隠れなければならなかった。 密輸業者ハン・ソロの船で出立することが決まったが、もともと宇宙旅行の嫌いな3POにとって、無礼なコレリア人のソロが操縦するミレニアム・ファルコンでのフライトはまさに最悪だった。一斉射撃を浴びながら離床するハメになったばかりか、帝国軍の封鎖網を突破しなければならなかったのだ。脱出が成功したのもつかの問、別の危険が待っていた。 ファルコンの1等航海士であるウーキーのチューバッカは、ひまをつぶすためにデジャリック・ホロゲームの勝負をR2に挑んだのだが、ウーキーが自分を負かした相手の手足をばらばらにする傾向があることをソロから教わった3POは恐怖におののき、R2が勝ちそうになると、すぐさま負けるよう忠告した。
[編集] 捕まったファルコン
オルデラン星系に到着した彼らは、惑星オルデランが破壊されたことを知った。そして、ファルコンもトラクター(牽引)・ビームに捕らわれ、デス・スターと呼ばれる巨大な戦闘要塞の内部に引き寄せられていった。 密輸品を隠す貨物庫にひそんでガードの目をごまかした一行は、首尾よくドッキング・ベイの小さなコントロール・ルームに入った。そこで3POは通訳として能力を発揮し、R2がデス・スターのコンピューターに接続して得た情報を一同に伝えた。3POはケノービに、船を捕らえているトラクター・ビームのスイッチがある場所を教えた。
[編集] ドロイドお断り
3POがルークに従ってカンティーナ(酒場)に入っていくと、バーテンがドロイドは立ち入り禁止だと怒り出した。ドロイドが歓迎されない場所もあることを3POは思い知らされた。
[編集] 宇宙港での息機
モス・アイズリーのみすぼらしい裏通りでルークたちを待つことになった3POとR2は、自分たちを探す重装備のストームトルーパーの集団から隠れなければならなかった。
[編集] デス・スターからの脱出
もとの主人プリンセス・レイアがデス・スターに捕らえられており、死刑が執行される予定だということをR2が突き止めると、ルークとソロとチューバッカはドロイドたちを残して救出に向かった。 そこヘガードがやって来た。 3POは大芝居をうち、自分たちはデス・スターに押し入った狂人たちの犠牲者で、罪はないと訴えて納得させた。おかげで3POとR2は、主人のルークたちがゴミ圧縮機の中でおしつぶされるの をきわどいところで防ぐことができた。 再び合流し、自由を求めてミレニアム・ファルコンでデス・スターから飛び立った一行は、帝国のタイ・ファイターに追われるハメになる。 3POはR2を助け、ファルコンが負ったダメージを制御した。しかし、ヤヴィン4の反乱軍基地に到着したファルコンは、デス・スターに追跡されていた。R2が持っていたデス・スターの設計図をもとに、反乱軍は作戦を立て、必死の防衛が始まる。 デス・スターに応戦するため、ルークはR2と共にウイングで飛び立った。3POはプリンセス・レイアと共に気をもみながら、R2をはじめとする勇気あるドロイドや人間たちが命をかけて戦うのを見守るしかなかった。 戦いは反乱軍の逆転勝利に終わったが、ひどい痛手も被った。多くの戦闘機が撃墜され、R2も直撃を受けた。皆が休んだり勝利を祝う中修理を受けるR2に付きき添っていた。 3POは、もし必要ならば自分の回路や動力装置を差し出してもいいと思った。必死の願いがかない、R2は無事回復し、メダル授与式に3POとR2は共に出席した。 デス・スターが消滅し、おもいがけずヒーローとなったC-3POは、これで普通の生活に戻れるとほっとしていた・・・・。
[編集] ヤヴィンの戦い以後の任務
初代デス・スター崩壊後に、反乱軍は有益な働きをしたC-3POを、控えのドロイドにしておいてはもったいないと判断した。手始めに、C-3POとR2-D2にコンビを組ませ活動させることになった。 C-3POは不満だったが、R2-D2とはいいチームになったC-3POは協定の交渉、反乱軍の有望なスポンサーや反乱軍予備メンバーと話し合うために呼ばれるプリンセス・レイアに、いつもお供した。
[編集] 荒仕事
反乱軍での外交任務は、レイアの専用外交船であるタンティヴⅣのアンティリーズ船長に仕えていたときの仕事とはまったく違った。正式な大宴会やささやかな交流の機会などは、めったになかった。それどころか、帝国の封鎖を危険な高速で突破したり、絶望的な状況から脱出したり過酷な環境の土地で活動してもオイル・バスにも入れなかったりした。 サーカパスⅣへの任務はいい例だ。レイアとルークに同行し、改造したYウイングでサーカパスⅣへ向かう途中、Yウイングが故障してサーカパスVに不時着し、C-3POは沼地と森林を越えるハメに陥った。サーカパスⅣは、C-3POのような繊細なドロイドや人間には向かない、危険な惑星だった。
レイアとルークは運悪く帝国軍に捕まってしまったが、C-3POたちは、ハーラという地元の親切な老女に救われ、彼女を補佐してレイアたちを救出した。しかし、ヘビのような巨大怪物ワンドレラに襲われたと思えば、次はサーカパスIVの地下に住む原住民の網にかかり、C-3POはこれほど最悪の事態はないと思った。さらに、ダース・ヴェイダーが現れて、レイアたちと一緒に捕まっていた2人のユジムに致命傷を負わぜると、ついにこれで 屋後だと思った。だが、ダース・ヴェイダーは3POのスイッチを切っただけだった。 しかし、最終的には危機を乗り越え、レイアたちのサーカパスでの任務は成功した。C-3POとレイアは帝国の作戦に対して先手を打てる情報を入手できたのだ。 いかに冷遇されても、C-3POがルークやレイアに最善を尽くそうとするのは、たんにプログラミングされているからではなく、誇りの問題だった。C-3POは彼の専門的な知識に裏付けられた忠告と忠実な務めがなければ、ルークたちは生き残れないと思っていた。
C-3POは、サーカパスでは、彼自身も驚くほど忠誠心に燃え、英雄的な行動を取った。ドロイドを憎悪するバウンティ.ハンター(賞金稼ぎ)のキャプテン.ヴァランスに、ルークが襲われたときのことだ。 かつて帝国軍に在籍していたサイボーグのキャプテン・ヴァランスは、あとー歩でルークを殺すところだった。そのとき、C-3POは敵の武器を遮るように立ちはだかり、勇気と無私の献身を示した。 ヴァランスは意表を突かれ、そのすきに、ルークたちは逃げることができたのである。もっとも、ルークヘの信頼は、何度もC-3POに試練を与えた。反乱軍への資金を確保するためにオード・マンテルに向かうルーク、レイア、ハン・ソロに、R2と一緒に同行したときなど、C-3POはルークと共にオード・マンテルの上空で、貨物船からミレニアム・ファルコンに飛び移るハメになった。C-3POは、これも耐えなくてはならない冷遇のひとつだとあきらめた。
[編集] ホスでのC-3PO
小売りの惑星ホスに築かれたエコー基地はドロイドにとって居心地が悪かったが、C-3POは反乱軍の新しい本拠地の司令センターで更新データの分析を手伝う仕事につき、引き続きプリンセス・レイアの任務にも同行した。寿お経は落ち着きそうに思えたが、帝国は反乱軍を徹底的につぶそうと新たな計画を立てており。平穏な日々の長くは続かなかった。 探知器がドロイドが発信する雑音まじりの信号をとらえたとき、C-3POはエコー基地の司令センターにいた。600万語以上を理解する専門家として、C-3POは司令官に、とらえた信号は帝国の暗号かもしれないと知らせた。 C-3POの疑いは正しかった。氷原に調査に出たハン・ソロは帝国のプローブ(探査)・ドロイドを発見。だがすべて回収する前にドロイドは自爆した。すでに基地の存在は知られ、エコー基地とホスから避難が始まった。 ほどなくして、帝国軍の攻撃艦隊がホス星系に到着すると、またしても、C-3POは混乱の渦中に放り込まれた。
[編集] 脱出
C-3POは戦闘中でも、プリンセス・レイアのそばを片時も離れなかった。司令センターが帝国軍の砲火を浴びるさなか、レイアは脱出する宇宙船に乗るのを見送った。ハン・ソロがようやく、最後の輸送船に乗り込むようにレイアを説得すると、C-3POは安心した。だが、攻撃の影響で落盤が起き、ハンガー(格納庫)への通路をふさがれた。おかげでまた、ミレニアム・ファルコンで旅する事になったのだ。 例によってハン・ソロと相棒チューバッカは、最初からC-3POを軽んじた。氷獣ワンパがいる入り口の警告信号を取りはずして、迫りくる帝国軍から撤退するのを補助したにもかかわらず、ハン・ソロはC-3POを「放り出す」と一度ならず脅した。 ミレニアム・ファルコンはいつものように調子が悪く、ホスから一気に脱出できなかった。ファルコンのハイパードライブが故障していることに気づいていたC-3POは、ハイパースペースに入れないとわかっていた。何度も[[ハ ン・ソロ]]たちに警告しようとしたが、無視されたのだ。そして追っ手をまくためとはいえ小惑星帯を通過するのは不可能に近いと忠告しても、一蹴された。ミレニアム・ファルコンが危険な小惑星対に突入すると、ただおろおろとする事しか出来なかった。
[編集] C-3POの動揺
帝国軍の追っ手から逃れ、ホス星系の小惑星帯に避難したハン・ソロは、ミレニアム.ファルコンをかなり大きな小惑星にある深い裂け目へと着陸させハン・ソロが必要なシステムを除き、すべてをシャットダウンするように命じたとき、3POは自分もシャットダウンされるのではないかと怯えた。しかし、ハン・ソロはこのプロトコル・ドロイドを必要としていた。故障しているミレニアム・ファルコンと「話す」必要があったのだ。
[編集] ファルコンの修理
何とか氷の惑星ホスを脱出したミレニアム・ファルコンだったが、帝国の追跡を逃れるには修理が必要だった。ミレニアム・ファルコンの八イパードライブが故障した原因を調べるためには、3POが必要だった。
[編集] ドロイドの分析
ミレニアム・ファルコンの難解な言語を解析するのは、3POにとっても骨の折れる作業だ。このときばかりはR2-D2がそばにいてくれたらと望ますにはいられなかった。輸送船のシステム・ブレインに関しては、R2のほうがはるかに精通しているからだ。だが、3POはリンクされたシステム・ブレインが伝える情報から、ファルコンの不調の原因を突き止めた。大半は日常の細かい技術的トラブルだったが、その中に、マイナス軸の動力連結装置が分極化されていたため、交換が必要だという情報が含まれていた。ソロは、3POからの報告を受けると、礼も言わすにチューバッ力にその情報を伝えた。
3POは、チューバッカがこの情報をもとに修理に取りかかるのを見守った。レイアとソロも身分の違いを忘れて仲よく作業をしている。しばし、平穏なときが訪れたように見えたが、彼らが避難場所として選んだ「洞窟」は、決して安全ではなかったのである。
[編集] スペース・スラッグ
彼らが洞窟と思い込んでいたものは、マイノックの巣がある巨大なスペース・スラッグの食道だった。それに気づいたとき、当然、ファルコンとその乗員は、帝国軍が銃□を向けて待ち構えている小惑星帯へ飛び出すしか退路はなかった。死ぬよりも降伏するべきだと主張する3POの存在は黙殺された。いつものように。
[編集] クラウド・シティヘ
ミレニアム・ファルコンは降参するつもりなど毛頭なく、見事に逃げざるつもりだった。しかし、ハイパードライブは故障し、ミレニアム・ファルコンのディフレクター(偏向)・シールドは帝国の攻撃に対して無力になってしまう。それを知った帝国軍は勝利を楽観する。 ソロは接近してくるスター・デストロイヤーに向かっていき、衝突する直前に相手の上方をかすめ飛んだ。いつもながらソロは、たとえ何か策があったとしても、それを明かすことはない。一方、C-3POは責重な忠告になると思って発言したにもかかわらず、話の途中で、プリンセス・レイアに動力源を切られてしまった。 ようやく、彼が再稼働したときには、ミレニアム・ファルコンは惑星ベスピンに向かうところだった。ベスピンの空中都市クラウド・シティーでは、ソロの旧友ランド・カルリジアンが執政官を務めていた。クラウド・シティーに到着し、レイアがランドと交渉する間、C-3POは彼女の補佐ができることをうれしく思い、文明社会に戻れることを心から喜んだ。
[編集] 最悪の事態
C-3POにとって、ランドが示した最初の挨拶は、あらためて人間のことを理解できないと思わせるものだった。 彼は、到着したソロを殴るような素振りで出迎えたのだ。それはランド流の冗談だったのだが、3POにはそういった「ユーモア」はわからないのだ。それでも、3POはようやく安全な避難場所にたどりついたことに満足した。 しかし、すぐに不幸が見舞う。クラウド・シティーの広い回廊で無礼なプロトコル・ドロイドに出くわした後、ルークと一緒にいるはずのR2-D2を見かけたと思い、彼は姿を探した。 間違えて機械室にまぎれ込んだ3POは、そこに隠れていたインベリアル・ストームトルーパー隊と遭遇してしまった。あわてて謝り、すばやく退出しようとしたが、ストームトルーパーが彼に向けてブラスターを構えた。最後に体閃光を見た。
[編集] C-3POの充分すぎる災難
C-3POはソロやレイアに何度も無視されてきたが、チューバッカによるずさんな修理の犠牲になったことと比べれば何でもなかった。バラバラになった3POを見つけたチューバッカは何とか修理しようとし、待ち伏せしてたダース・ヴェイダーに捕らわれた後も、監房で作業を進めた。しかし、音波拷問によって感覚が麻痺する後遺症からまだ回復していなかったため、3POの頭部を後ろ前に接続してしまったのだ。 3POは怒ったが、これも無視される。帝国軍に捕まって拷問されたうえ、ソロがカーボン凍結されることになり、皆それどころではないのだ、と彼は納得した。 やっとのこと、3POの頭は正面を向いたが、チューバッカには時間もなければ、修理作業への意欲もない。結局、片腕しか接続されず、ありあわせの道具でチューバッカの背中に縛りつけられた。おかげて、ハン・ソロがカーボン凍結されるのを見過ごすことになってしまう。 その日、すでに充分な災難に追っていた3POだが、危険はさらに続く。カーボン凍結装置の前では、チューバッカが武器も持たすに帝国軍に向かっていき、あわやという場面になった。ソロになだめられチューバッカが落ち着くと、3POもやっとその場にふさわしい忠告と意見を□にすることができた。 ソロはカーボン凍結されたが、ランドはレイアとチューバッカ、3POの身柄は自分が預かる約束になっているから大丈夫だと言った。しかし、レイアの疑っていたとおり、ダース・ヴェイダーはその約束を破る。 3POは、もうしばらく帝国軍に監禁されたままになるだろうと思った。
[編集] 後方注意
ここにきて帝国軍に逆らう決心をランド・カルリジアンだが、C-3POはまだ彼を信用してはいなかった。だが、ランドは奇襲作戦を実行、レイアたちを帝国軍の手から取り戻し、信用を回復した。その後、一行はハン・ソロの救出に走る途中、R2-D2と合流する。R2は仲間の危機を察知して駆けつけたルーク・スカイウォーカーに同行していたのだが、クラウド・シティに着いた直後、ルークとはぐれたのだった。 彼らにとってラッキーだったのは、3POがチューバッカの背中に縛りつけられていたことだ。おかげで、文字どおり背後を監視できたため、ストームトルーパーの攻撃を防ぐことができたのである。 しかし、彼らはソロを救出することはできなかった。すでにバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)のボバ・フェットは、タトゥイーンのジャバ・ザ・ハットにソロを渡すため、クラウド・シティーから飛び立っていたのだ。 そして、ミレニアム・ファルコンでクラウド・シティーから飛び立った一行は、ダース・ヴェイダーと対決して瀕死の重傷を負ったルークを助けた後、帝国の包囲網を突破すべく奮戦した。その間、R2は3POを正しく組み直そうとした。だがR2は右脚の接続を途中で故り出して、故障しているファルコンのハイパードライブを修理し始めた。最初は文句を言った3POだが、修理が成功すると、この相棒を見直したのだった。幸い、反乱軍の合流地点には技術者が待機しており、3POは正しく修理してもらった。散々な目に遭った冒険もようやく終わりを迎え、3POも一息ついたのである。
[編集] 便利な通訳
ホスの戦いの後、ヴェイダーに捕まったハン・ソロがカーボン凍結されてしまうと、C-3POは、ウーキーの言葉をよく知らないルーク・スカイウォーカーとプリンセス・レイアから、チューバッカの通訳として頼りにされていた。また、通訳の仕事がないときには、R2-D2といろいろと話したり、周囲で起きていることを観察したりして、人間の行動原理を考察した。
[編集] 惑星タトゥイーンヘの帰還
ランド・カルリジアンがハン・ソロ救出のために奔走する一方で、ルークとレイアたちは帝国への次の攻撃策を練り、その機会をうかがい、再び危険なタトゥイーンに戻らなくてはならなかった。 ルークは戦いに備え、オビ=ワン・ケノービのかつての住みかで新しいライトセーバーをつくり、鍛錬を積んでいたが、C-3POには帝国への攻撃がとつもなく危険なことに思えた。また、C-3POはチューバッカと一緒にいる時間が長くなると、彼が発する言葉の多くや暴力的な脅しを理解できるようになり、彼とのつきあい方も変わった。そして、仲問たちも彼の価値を再認識した。 しかし、仲間の任務に責重な貢献をしながらも、相変わらす3POの忠告はレイアたちに無視され、彼の不満は解消されなかった。例えば惑星ガルで、ファルコンが低空飛行しすぎると何度指摘しても、ランド・カルリジアンはいつものように皮肉っぽく反応するだけだった。 結局、ガルでの作戦は失敗に終わり、ファルコンはタイ・ファイターから攻撃を受け、カーボン凍結されたハン・ソロを拘束しているボバ・フェットにも再び逃げられてしまう。そして、何とか危機を脱した後、一行はタトゥイーンに戻り、ボバ・フェットがハン・ソロを連れてジャバ・ザ・ハットの根城に現れるのを待つことにした。このことについては、3POとチューバッカが意外なことに同じ意見だったのである。
[編集] はったり作戦
C-3POは惑星ガルで危機を脱出した後、ハン・ソロ救出に向かうまでの問、タトゥイーンでしばし平穏な生活を送れると期待していたが、プリンセス・レイアには犯罪組織ブラック・サンに接触したいという計画があった。 再び目まぐるしい日々は続き、気づいたときには、惑星ローディアのエクエイター・シティ(赤道都市)のカジノで、ランド・カルリジアンのギャンブルを見守るハメになった。3POは「有機体が賭けをする理由」を完全には理解できなかったが、これは面白い訓練となる。しかし「はったりをかます」という考えが納得できず、すべて間違っているように思えるのだった。 それでも、3POはレイアたちが考えていた以上に、ゲームの本質を把握していた。ゲームの達人とは言いがたいチューバッカがデジャッリック・ホロゲームで快勝したが、おそらくこれは、3POがゲームの参加者全員に「チューバッカは自分を負かした相手の腕をもぎ取りかねない」と吹聴したおかげだろう。
[編集] ブラック・サンとの接触
やがてブラック・サンの首領、プリンス・シソールの副官で人間型ドロイド、グリの仲介によって、レイアたちはブラック・サンと接触することになる。3POは、レイアとチューバッカがシソールに極秘で会いに行く間、ランドと共に残って、ルークとR2-D2を危険なバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)の集団から救出するのを手伝ったのだった。
[編集] パイロットC-3PO
帝国の追跡をかろうじてかわすと、ルークは仲間に、レイアとチューバッカが危険だと知らせ、一行は2人を救うため、コルサントに駆けつける。 そして、シソールのアジトヘの潜入に成功すると、危険だと判断した3POは、R2と一緒にミレニアム・ファルコンに残り、ルークとランドの帰りを待つことにする。だが、3POとR2は必要とあれば、ミレニアム・ファルコンを操縦する役目を与えられていた。 3POはR2にあまり邪魔されなければ、任務を果たせると自信があった。 運悪く、ミレニアム・ファルコンは敵に発見されてしまい、3POとR2は少し早めに飛行術を試すことになった。ランドが大声で不満を訴えたものの、3POはうまく操縦し、障害物をかすめはしたが、船体に損傷は与えなかった。ファルコンは爆発するシソールのアジトから見事脱出し、コルサント上空を不安定に飛んでから、再びタトゥイーンに戻ったのである。 そして、C-3POは、ハン・ソロ救出作戦においても重要な役割を果たすことになる。
[編集] ランドの苦情
ランド・カルリジアンは3POの操縦するファルコンに救出されたが、ファルコンがあちらこちらの建物に突っ込んでいくのを見て、肝を冷やした。C-3POは操縦桿が敏感すぎると愚痴をこぼした。
[編集] ジャバヘの贈り物
C-3POはジャバ・ザ・ハットの宮殿に潜入する方法を探る一方、チューバッカとランド・カルリジアンが2人とも姿を消したことに気づく。R2-D2はいつものように楽観的で、相棒の賢明な忠告を無視した。 宮殿の門番をしている古いTT-8Lドロイドは反応が鈍く、なかなか返事をしなかった。 3POが、残念だが自分たちは中に入れないだろう、と早々退散しようとしたそのとき、音を立てて門が開き、3POはR2に続いて暗い回廊へ入っていった。 謁見室に通されると、R2がルークのメッセージを再生したが、3POはそのとき初めて、自分たちがジャバヘの贈り物として進呈されたことを知る。2人は地下のドロイド地獄に閉じ込められたが、まもなく3POはハットの通訳としてジャバに呼び出された。 3POは逆らわすに、ルークが救出に現れるのを待つことにした。しかし、カーボン凍結され壁に吊るされたままのハン・ソロの姿は、気の弱い3POにジャバの怒りの恐ろしさを思い出させるのだった やがて、ヴァウンティー・ハンターのブーシに変装したレイアが「お尋ね者」のチューバッカを連れて現れ客人として迎えられる。その夜、レイアはソロのカーボン凍結を解凍したが、逃げる前にジャバに見つかってしまう。ソロはチューバッカとともに地下に監禁され、レイアもジャバの奴隷として鎖につながれた。3POが自分の命も時間の問題だと観念したそのとき、ルークが到着した。 しかし、喜びはすぐに恐怖へと変わった。ジャバはルークとのとの取り引きには応じなかった。3POは罠が仕掛けられていると警告しようとしたが届かずルークは、ジャバのペットであるランカーの檻に落とされてしまう。だが、彼は必死に戦い、ついにランカーをを殺したのである。
サルラックの餌としてカークーンの大穴に投げ入れられて処刑されると伝えることが、C-3POに課せられた悲しい任務だった。翌朝、3POは友人たちの処刑の儀式責任者にされてしまう。カークーンの大穴に向かうジャバのセール・パージ上でR2-D2に再会したとき、秘密の脱出計画があると聞かされても、3POの気持ちは晴れなかった。
その脱出計画は突然始まった。ルークがサルラックの胃の中に突き落とされようとした瞬間、R2が隠し持っていたライトセーバーが宙を飛び、ルークの手におさまった。たちまち大気は閃光と炎に染まり、大乱戦へと突入する。 3POは逃げようとしたが、ジャバの道化であるサレシャス・クラムに襲われ、眼球をむしり取られそうになる。そこにR2が助けに駆けつけ、このモンキー=リザード(サルトカゲ)を追い払ってくれた。 R2は3POをデッキの手すりまで避難させると、砂の上に飛び降りろと命じる。それは3POにとってとんでもないことだったが、R2は相棒を突き落とすと、自分もそれに続く。 頭から砂の中に埋まってしまったドロイドたちは、磁気式留め板で砂から引き出された。 だが、3POは、タトゥイーンを脱出して安全な場所に逃げるまで、何が起こったのかよくわからなかった。
[編集] 次なる冒険
反乱同盟軍の艦隊に合流したC-3POは、タトゥイーンの恐ろしい砂漠から遠ざかったことを喜んだが、次なる冒険が待ち受けていたのである。R2-D2はルークと一緒にどこかへ行っていたが、反乱同盟軍は何か大きなことを計画しているようだった。ハン・ソロ、ランド・カルリジアン、それにプリンセス・レイアやチューバッカも、その作戦に関係しているようだった。彼らが何を考えているのかは反乱軍のアクバー提督の旗艦であるホーム・ワンで会議が招集されたときに明らかになった。 3POは、反乱軍の将軍になったハン・ソロのエンドア奇襲部隊に組み入れられ、森林衛星エンドアに向かうことになった。反乱軍の艦隊が、建造中の第2デス・スターを内部から攻撃して破壊し、皇帝を打倒するには、エンドアの地表に設置されたシールド発生装置の機能を停止させる必要がある。危険きわまりない作戦だったが、会議の最後に戻ってきたルークと共に奇襲部隊に加わることになったR2は、むしろこの刺激を楽しんでいるようだった。 エンドアではR2が周囲の森をスキャンした結果をチームに伝えた。R2はこの惑星を「きれい」だと言っていたが、3POは密生した木々の背後に危険が潜んでいると感じていた。
帝国兵と追跡劇を繰り広げた後、レイアが一行からはぐれてしまう。彼女を探し始めたソロとルーク、3POとR2は、突然走り始めたチューバッカのあとを追い、全員、原始的な網の罠に捕らえられ、宙に吊るされるハメになった。だが、すぐにR2が網を切り、彼らは地面に叩きつけられたものの、難を逃れたかと思った。 落下の衝撃で茫然とした3POが、混乱した回路を再調整して切り替えるまで少し時間がかかった。そして調整が済んだとき、自分や友人たちが、敵意をむき出しにした背の低い生物に取り囲まれているのを見て驚く。 しかし、のちにイウォークと判明するエンドアの原住民は、3POの姿を見ると態度を一変し、狂喜した。彼らは金色に輝く3POのことを自分たちの神だと勘違いしたのである。
[編集] 満足すべき立場
仮の玉座に祭られ、イウォークの村に運ばれた3POは、R2を含め自分の友人たちが杭につながれ地面を引きずられるのを見て当惑した。イウォークの村でレイアと再会して喜んだのもつかのま、彼女の懇願もむなしく、R2以外の全員は「神」を歓迎する生贄とされる事となっていた。
ルークは自分たちを自由にしなければ魔法を使って罰を当てる様に言えと言った。3POは気が進まないながらも同意した。しかし、イウォークは神の命令にも聞く耳を持たない様子だった。すると、ルークはフォースを使って3POをイウォークたちの頭上に浮かせた。奇跡に驚いたイウォークたちは、やっと神の命令に従ったのである。 その夜、3POが言葉巧みに事情を説明すると、イウォークは反乱同盟軍に協力することを約束する。翌朝には双方が力を合わせて帝国軍の拠点を攻撃することになるのだが、3POはそこまで予想していたわけではなかった。
[編集] 舞台裏
デザインは、映画『メトロポリス』に登場したヒューマノイド・マリアを基にしている。 なお、上記のように首と胴体をバラバラにしてもある程度意識を持っていたので、首と胴体とは別の回路からなっているとも考えられる。
C-3POの声は、演じているアンソニー・ダニエルズが担当しているが、最初はプロの声優に任せよう、と言う話があった。しかし、プロの声優がダニエルズの声を聞いて声の差し替えは不必要と言った為そのままダニエルズが担当することになった。
旧3部作およびエピソード2/3ではダニエルズ自身がロボットスーツを着て演じているが、エピソード1では内部機構が露出したデザインのために不可能であった。CG化する案もあったが、結局は後ろから人間が操作するパペットにより演じられ、後からデジタル加工で操作員を消去する方法が採られた。
[編集] 関連項目
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