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ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー

ネタバレだと? ミレニアム・ファルコンを知らないのか?

※ネタバレ注意:このページは映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のネタバレ情報を含みます。

20-Tレールクローラー・コンヴェイエクス輸送車(20-T Railcrawler conveyex transport)、別名ATD-C45、通称コンヴェイエクスクワット・ドライブ・ヤード社銀河帝国のために製造した車輪式の列車である。帝国はヴァンドア1をはじめとする辺境の惑星で特殊な積み荷を運ぶ際にこのビークルを使用した。分厚い装甲板に覆われたコンヴェイエクスは強化チェーンの回転によって前進し、レールの上下に配置されたカーゴ・コンテナを運んだ。10 BBYトバイアス・ベケットギャング団はヴァンドア1でコンヴェイエクスからコアクシウムの貨物を略奪しようとした。

特徴

Solo Conveyex

コンヴェイエクス

クワット・ドライブ・ヤード社によって製造された20-Tレールクローラー・コンヴェイエクス輸送車[1]、通称“コンヴェイエクス”は分厚い装甲板に覆われた銀河帝国の貨物運搬用列車である。コンヴェイエクスは列車の牽引力を提供する最前部の駆動式エンジンと、その後ろに続く一貫輸送の標準カーゴ・コンテナ、そしてスタビライザー・マウントと砲塔がついた最後尾の車掌車という3つのセクションによって構成されていた。列車全体の全長は230.2メートル(755フィート4インチ)、全高は11.28メートル(37フィート)で、各カーゴ・コンテナの全長は12.8メートル(42フィート)、全高は5.5メートル(18フィート)だった。[2]

コンヴェイエクスは機体最前部についている駆動チェーンを回転させることで、あらかじめ設置されたレールの上を最高速90キロメートルで移動することができた。[2] またコンヴェイエクスは2階層構造になっており[3]、レールの上下にコンテナを配置することにより最大限の積載量を確保していた。強化チェーンで列車を引っ張る駆動メカニズムはレールの上下のコンテナに挟まれる形になっていたため、駆動チェーンの動きにつられてコンヴェイエクス全体がガタガタと揺れることがあったが、角度のついた列車の壁がバランスを維持した。また、コンヴェイエクスは中型連射レーザー砲2基と対空2連レーザー砲塔1基を搭載していた。[2]

帝国は風景よりもセキュリティを重視していたため、コンヴェイエクスは駆動チェーンの上にある観測ポイントを除き、窓をひとつも持たなかった。コンヴェイエクスが運ぶコンテナは強化マルチレイヤー・アーマーに覆われており、底部が磁気スタビライザー・パレットになっていた。特にセキュリティが厳重な貨車は、コンテナのブラスト・ドアを開けるのに量子スイッチ暗号キーを使う必要があった。このキーは1つしか存在せず、所有者の特定の生体徴候にしか反応しない仕組みになっていた。[2] また、コンテナ同士をつなぐ連結装置パッシブ・カプラーは手動で切り離すことができた。[2][4]

役割

銀河帝国はヴァンドア1のような辺境の惑星でコンヴェイエクスを使い、特殊な積み荷を迅速に輸送した。危険な地形の中を縫うように配置された線路の上を進むコンヴェイエクスは、視覚的に追うのもテクノロジーで接触し続けるのも困難であり、シャトルスピーダーを使わないことによって輸送中も高度なセキュリティを保つことができるとされていた。[2]

歴史

Beckett vs Enfys Nest

コンヴェイエクスの上で戦うトバイアス・ベケットエンフィス・ネスト

帝国時代、銀河帝国は惑星ヴァンドア1のイリディウム山脈に設置したレールを通るコンヴェイエクスを使い、貴重なコアクシウムの積み荷を運搬した。ヴァンドアにある帝国保管施設にはエアフィールドやハンガーがあえて造られていなかったため、通常であればゼータ級貨物シャトルが機体下部に取り付けて運ぶ標準型コンテナを、コンヴェイエクスが施設まで運ぶ役割を担った。線路には保安用のセンサーが取り付けられ、保管施設付近の線路は11-3Kヴァイパー・プローブ・ドロイドが防衛した。そして列車自体には特殊技能を備えたレンジ・トルーパーたちが乗り込み、異常事態が起きれば走行中でも客車から外に出て車両の調査を行った。帝国は貨物運搬を時間どおりに行うことを優先していたため、調査の際も列車が止められることはなかった。[2]

10 BBY、犯罪組織クリムゾン・ドーンはヴァンドア1で走行中のコンヴェイエクスからコアクシウムを強奪する作戦を立てた。組織の首領、ドライデン・ヴォスからこの作戦を任されたトバイアス・ベケットクルーは、惑星ミンバン戦場から帝国のATホーラーを調達し、現地で仲間に加えたハン・ソロチューバッカとともにヴァンドアへ向かった。リオ・デュラントがATホーラーを操縦し、ベケットとハン、チューバッカがコンテナにケーブルを接続、標的のコンテナを他の車両から切り離し、ヴァルが爆破した橋から脱線させるという計画だったが、事態に気づいたレンジ・トルーパーと、情報を聞きつけたエンフィス・ネスト率いるクラウド=ライダーズが彼らの作戦を阻止しようとした。ベケットたちは車両を切り離してレンジ・トルーパーを置き去りにすることに成功したが、スウープギャングたちの妨害でリオが死亡し、ヴァルもヴァイパー・プローブ・ドロイドから逃れられず自爆した。ハンが操縦するATホーラーとスウープ集団はケーブルで客車を引き合い、最終的ににぶつかる寸前で両者とも回避行動をとったため、コアクシウムは衝突時に爆発して失われた。[4]

制作の舞台裏

コンヴェイエクスは2018年公開の映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するビークルである。コンヴェイエクスの初期デザインには第二次世界大戦でドイツ軍が使用した装甲列車「Panzerzug」やイギリス軍のマークIおよびマークV戦車の影響がみられ、エンジン車部分のデザインはスター・ウォーズ旧3部作および『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するAT-ATAT-STの“頭部”に影響を受けている。

登場エピソード

参考資料

脚注