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「旧共和国は時代を超えた伝説の共和国である。その起源や成り立ちを詮索しても意味はない……ただ真の共和国であったことをわきまえておけばよい」
ホイルス銀河史より[出典]

銀河共和国[1](Galactic Republic)は、19 BBYに初代銀河帝国建国されるまで、2万5千以上にわたり銀河系を統治した政府である。政府が存在した当時、一般的に共和国として知られていた。後共和国時代とそれ以降の時代、この政府は旧共和国(Old Republic)と呼ばれるようになり、稀に初代銀河共和国(First Galactic Republic)と呼ばれることもあった。また、共和国を指してオールド・オーダー(Old Order)という言葉が使われることもあった。

銀河共和国は議会制民主主義であり、銀河系既知領域ほぼ全域の、様々な加盟星系宙域惑星によって構成されていた。共和国の中央政府は、立法機関、行政機関、司法機関の3部門から成り立っていた。立法を司る銀河元老院では、各地から選出、あるいは指名された代表者が議会に参加した。元老院の主要任務には、惑星間規模から銀河規模に及ぶ論争の仲裁、星系間の通商ルートの管理が含まれ、原則として彼らは共和国市民の要求を議場で代弁した。行政を司ったのは最高議長のオフィスである。最高議長は、元老院を構成するメンバーの中から選び出された。元老院の指導者、そして共和国全体の代表者でもある最高議長は、国家元首大統領といった肩書も保持した。司法機関は最高裁判所と下級地方裁判所によって成り立った。最高裁判所を構成するのは12名の裁判官であり、その中のひとりが最高裁判所長官を務めた。

その歴史の大部分において、銀河共和国は銀河系で最も優位な政府としての地位を保ちつつ、強力な中央集権政府という形ではなく、集団安全保障と良好な経済を目指す自治惑星の連合国家という方針で存在した。共和国の完全な歴史は、“1,000の図書館を埋め尽くすほど”だと言われていた。パルパティーン皇帝ニュー・オーダーへと再編されるまでの最後の数十年間、共和国は官僚主義によって縛られ、堕落した政治家と企業によって腐敗していた。

歴史

設立

「ジェダイ・ナイトは、一〇〇〇年以上も共和国で平和と正義を守ってきたのだよ。暗黒の時代の前、帝国の前に」
ルーク・スカイウォーカーに対し、オビ=ワン・ケノービ[出典]
Atlas pre-republic

共和国を形成したヒューマンコア領域

統一戦争中の25,053 BBY銀河憲法が調印されたことで、銀河共和国が誕生した。この時代、人間デュロスフォースを基にしたラカタのテクノロジーをリバース・エンジニアリングすることで、ハイパードライブを発明していた。これによって、惑星コルサントは53後に銀河共和国の首都になり、それ以降の2万5000年に渡って銀河の中心地として栄え続けた。共和国の設立者たちはコア創始者と呼ばれる。ジェダイ・マスターたちも知らなかったが、ジェノハラダンは新しく誕生したこの銀河政府をひそかに保護し始めた。

共和国の形成の直後、パーレミアン・トレード・ルートが開拓され、惑星コルサントはオッサスと結ばれた。その結果、共和国にジェダイ・ナイトがもたらされた。その後の1,000年の間にコレリアン・ランが発見され、コルサントはコレリアを始めとする惑星と繋がる。この2本の通商ルートによって形作られたくさび形の領域は、“スライス”として知られるようになる。銀河マップ上のコルサント以西の一帯は、共和国のハイパースペース・テクノロジーでは通過できなかったため、この銀河政府は東へと拡大していった。コア・ワールド領域側のスライスの先端部分はアローヘッドと呼ばれ、共和国はコロニー領域へと拡大していく。

共和国の時代は、しばしば平和の時代として後世の人々に懐古されたが、実際にはその25,034年の歴史の中で、百年の闇旧シス戦争ヴァルター・カタクリスムマンダロリアン戦争ジェダイ内戦新シス戦争クローン戦争といった数多くの戦争を経験していた。

初期

「共和国はコアとコロニーに広がり、オッサスは砦の惑星として、たえず崩壊と分裂を繰り返すタイオン星団とハット・スペースの防波堤となり、パーレミアンが侵略レーンとなるのを防いだ。こうして共和国は敵を寄せつけず、一〇〇〇年のあいだ、成長しつづけ、コルサントはおそらく望みをはるかに超える速度で拡張していった」
ヴォレン・ナルが編纂した歴史書[出典]
Uglykotoricon

共和国のかつてのシンボルマーク

当初、ハイパースペース探検技術が向上していたにも関わらず、コルサントの政府はゆっくりとした拡張を望んだ。しかし、政府の望みに反し、共和国の加盟者は最初の1,000年間で急激に増加した。その主な理由として、ハット帝国からの保護を求める星々の存在があった。25,000 BBY、コルサントは公式に銀河系の中心地となった。

長年にわたり、ジェダイ・ナイトと古代の地上軍宇宙軍が共和国を脅かす脅威と戦った。24,500 BBYごろ、ジェダイ・マスターたちの教えに反し、受動的な瞑想でなく、感情によって本当の力を手に入れようとする反体制派ジェダイによって構成されたレットウ軍団のメンバーが、第一次グレート・シズムを引き起こした。ゼンダーと、ゼンダーの死後はアーデン・リンによって率いられたレットウ軍団は、ジェダイ・オーダーと戦いを繰り広げて敗北する。

24,000 BBY、共和国はデセヴロとタイオンの名誉ある同盟に対抗し、タイオニーズ戦争に参加した。両陣営の艦隊はパーレミアン・トレード・ルートを行き来し、それぞれの首都であるコルサントとデセヴロ圧力爆弾を落としあった。共和国はハットタイオニーズの敵対心をあおることで、戦争に勝利した。それから1世紀の間に、タイオン星団のほとんどの惑星はコルサントへの忠誠を誓ったが、デセヴロは独立の維持を選んだ。

Atlas early republic

22,000 BBY当時の銀河共和国の領域

グレート・マニフェスト時代(20,000 BBY~17,000 BBY)、銀河共和国は東方へと拡大した。しかしそれにも関わらず、スライスは航行可能領域の中心として使われていた。やがて共和国はスライスの北側と南側の境界線を乗り越え、領域を拡大させたが、銀河系の大部分は未開のままだった。オード・マンテル12,000 BBYに発見)やマラステア8000 BBYに発見)は、未開領域内の孤立した前哨基地として使用された。 コルサントの西側は、コレリアン・ランやパーレミアン・トレード・ルートのようなルートが発見されなかったため、探査が進まなかった。コルサント以西の領域は、重力異常が点在する中を、1、2光年ごとに飛ぶしか進む方法がなかったのである。この時代、エクスパンション・リージョンが開拓された。しかし、アルサカンがコルサントに取って代わり共和国の中心地になろうと企てた際、エクスパンション・リージョンは大きな被害を被った。アルサカン紛争として知られる17の暴動は、17,000 BBYから3000 BBYまで継続した。ほとんどの戦いはコアではなく、エクスパンション・リージョンの領域での代理戦争となった。言うまでもなく、コルサントは全ての戦いに勝利した。

アルサカン紛争の時代、惑星アーカニアではアーカニアンの遺伝子学者が知的生物を使った一連の遺伝子実験を開始した。彼らは惑星トロイケンの6本腕の種族ゼクストを、別の惑星に移してケルミアンという新しい種族につくり変えた。

15,500 BBYアウター・リム・テリトリーの探検家が、スター・ドラゴンとして知られるデュイヌオグウィンと悲惨な遭遇を果たした。共和国のフィロリーン最高議長は、スター・ドラゴンの哲学者ボーズマトーと和平を結び、デュイヌオグウィン闘争に終止符が打たれた。彼らふたりは力を合わせてコルサント大学を設立する。また、12,000 BBY以前のある時点で、コルサントには銀河博物館が設立された。

Oldrepublic 05 07

元老院ホール

12,000 BBYごろ、コンティスペックス1世が最高議長となった。彼とその子孫たちは、神政主義のピウス・ディー・カルトに属し、以降1,000年に渡って共和国を統治した。彼ら熱狂信者の最高議長たちは、対立する非人類種族の一派を撲滅するため、何度もリムでの“聖戦”を認めた。11,000 BBY以降、このカルトは暴力的な解散を迎えた可能性がある。聖戦によってもたらされたコアとリムの間の緊張は、やがてパルパティーン銀河帝国の台頭期に利用されることになった。

およそ9000 BBYブーロタス・ザ・ハットが最高議長となり、リアニタス期として知られるそれ以降275年に渡って共和国を統治した。ブーロタスはそれまでのハットの固定観念を打ち破り、歴史上まれな名議長となった。少なくとも7308 BBYまでに、銀河標準暦が固定化された。

7003 BBYフォースのダークサイドに転向したジェダイのグループが、生命をゆがめることが出来るフォース・テクニックを発見したことで、第二次グレート・シズムが勃発した。これは1世紀に渡る百年の闇の始まりだった。この紛争では、有名なリバイアサンを始めとする巨大な怪物が生み出された。リバイアサンは背中のブリスター=トラップに生命力を吸収する、生きた超兵器だった。6900 BBYコーボスの戦いで、ジェダイは反乱を鎮圧し、ジェダイの転向者を既知領域から追放した。しかし転向者たちは追放された先で惑星コリバンを発見する。この荒涼とした惑星には、フォースに極めて敏感なフォース=センシティブ種族、シスが暮らしていた。ジェダイの転向者たちは訓練されたフォース能力でシスを驚かせ、近隣の惑星ジオストで彼らに神々として崇められるようになる。やがてジェダイの転向者とシス族の間に子孫が生まれ、「シス」という言葉はコリバンやジオストの原住種族だけでなく、転向したジェダイ・マスターたちを指すことばとしても使われるようになる。

Battle of Coruscant (Great Hyperspace War)

ハイパースペース大戦戦場となったコルサント

ジェダイの転向者の訪問によって発展を遂げたシス帝国は、5000 BBYに共和国に侵略戦争を仕掛けた。ハイパースペース大戦として知られるこの戦争で、多くの惑星が立ち直れないほどに崩壊したが、ジェダイは侵略者の撃退に成功した。その後、共和国はコルサントにあるフォース・ネクサスの土地をジェダイに与えた。ジェダイはここにジェダイ・テンプルを建造する。

4250 BBY第三次グレート・シズムが発生し、コルサントにも戦火が及んだ。この戦いを生き延びたダーク・ジェダイヴァルター星系へと逃れ、この星系が人工的に建設されたことを示す古代のテクノロジーを発見した。これはおそらく、コレリアン星系を建設した謎多きセレスティアルが建造したものだった。ダーク・ジェダイは宇宙タービンを含むこれらのマシーンを使ったが、この遺物は彼らの手に負えるものではなかった。彼らはまもなく星系全体とともに全滅した。この騒動はヴァルター・カタクリスムと呼ばれる。4019 BBY、4人のジェダイ・マスター(ふたりは戦士、のこるふたりは哲学者)がコルサントのフォース・ネクサスにジェダイ・テンプルのジッグラトを建造した。この建築物は、4,000年以上残った。

旧シス戦争

Blue Glass Arrow 詳細は旧シス戦争を参照

4015 BBYドロイドが団結して所有者に蜂起するという大ドロイド革命がコルサントで起きた。アサシン・ドロイドHK-01によって率いられたこの反乱は、アーカ・ジェスたちジェダイの活躍で鎮圧された。この戦いの中で、アーカ・ジェスはフォースを使ってマシーンを不能にするテクニックを発見した。

その後、およそ4000 BBY旧シス戦争によって、銀河共和国はほぼ壊滅状態に追い込まれた。シス大戦(4000 BBY~3996 BBY)のさなか、シス卿エグザ・キューンウリック・ケル=ドローマは、クラースマンダロリアンと手を結び、共和国を脅かした。彼らは多くの破滅をもたらしたが、やがてジェダイと共和国によって破られた。その後、グレート・ハント3995 BBY3993 BBY)やナイン・ハウスの粛清などが発生する。

Battle of Vanquo

ヴァンクオの戦いで衝突する共和国軍とマンダロリアン

こうした紛争に続いて、マンダロリアン戦争3966 BBY3969 BBY)が勃発する。これはアウター・リム・テリトリーから領地を拡大しようとするマンダロリアンと、侵略に対抗する共和国の戦いだった。そしてマンダロリアン戦争は、破滅的なジェダイ内戦3959 BBY3956 BBY)の引き金でもあった。スター・フォージの戦争としても知られるジェダイ内戦で、共和国はダース・レヴァンダース・マラックが率いるシス帝国と戦った。この戦いは銀河史上稀に見る破滅的な紛争であり、タリスダントゥインテロスIVといった多くの惑星がシス艦隊によって滅ぼされた。

また、時期の重なる3970 BBYから3670 BBYまで、カンズーの乱と呼ばれる地域紛争がカンズー宙域で発生していた。カンズー宙域を治める暫定総督アーガズダミリアルは、共和国から独立して軍事独立政権を樹立した。その後の紛争の中で、ミリアルの軍隊は支配に抵抗するロールドなどの惑星を侵略した。彼女はロールドの民であるロールディアンたちを、奴隷として売り飛ばした。

奴隷にされたロールディアンは、主人からお互いに会話することを禁じられた。その結果、彼らは微妙なジェスチャーや表情、姿勢を使って意思疎通をしなければならなかった。それから4千年が過ぎた後も、ロールディアンのあいだでは非言語的なコミュニケーションが使われ続けていた。5億人のロールディアンを含む、50億もの命が失われ、3世紀という月日が過ぎた後、ジェダイと共和国はようやくカンズーの体制を破り、カンズーの乱に終止符を打った。

3900 BBY、コア・ワールドの惑星グリズマルト女王エルシノーレ・デン・タシアは、3隻の宇宙船<ベネフィセント・タシア>、<マザー・ヴィマ>、<コンスタント>が行った植民活動を支援した。共和国の探検家、クウィラーンによって指揮されたこの艦隊は、やがて惑星ナブーを発見した。3700 BBYブレンタールIV出身の女性、フレイア・カレアは、ハイディアン・ウェイを発見する。これは銀河系のほぼ全域にわたって南北に伸びる、巨大なハイパーレーンだった。これによって共和国はスライス領域から拡張し、ミッド・リムアウター・リムを開拓することが可能となり、銀河文明のスケールが根本から変化した。その後コレリアン・トレード・スパインといったルートも発見され、第二次拡張時代が始まる。

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大銀河戦争当時の共和国の紋章

3681 BBYシス帝国が再び台頭し、大銀河戦争と呼ばれる戦いを銀河共和国に仕掛けた。この戦争は共和国を激しく弱体化させ、コルサントの略奪の結果、コルサント協定が結ばれるに至った。大銀河戦争とその協定によって、共和国は不利な立場に追いやられ、多くの星系が共和国から撤退することになった。共和国は克服しがたい供給の危機と、コルサントの街の混沌に苦しめられ、元老院は麻痺状態から抜け出せなかった。また、コルサント協定により、共和国はボサンを始めとする長年の味方との決別も強いられた。能力を失った元老院は、無秩序な状況に当惑し、戦争と現行の諸問題の責任をジェダイに押しやった。共和国との確執の末、ジェダイ・オーダーはコルサントを離れ再びタイソンに戻っていった。こうして大銀河戦争の後、冷戦が始まる。

3000 BBY第十七次アルサカン紛争によって、アルサカンは完全な敗北を迎えた。このとき、共和国艦隊にインヴィンシブル級ドレッドノート重クルーザーが加わった。

新シス戦争

Blue Glass Arrow 詳細は新シス戦争を参照
NewSithWars

ルーサンの戦いで、シスの脅威に終止符が打たれた

2000 BBY、共和国は再びシスの脅威に直面する。新しく誕生した新シス帝国は、かつて存在した3つのシス帝国のどれよりも、はるかに巨大だった。この危機に際し、ジェダイは戦争の前線に立って戦った。1466 BBYミズラの戦いが発生し、ジェダイは強大なシス軍に敗北を喫した。この戦闘はフェロークスの叙事詩によって記録された。共和国の損失は壊滅的であり、広範囲にわたる社会不安、経済崩壊とともに、共和国の暗黒時代が始まった。また、カンドリアン疫病の流行によって、一部の人口過密惑星では人口の3分の2に及ぶ命が失われた。

銀河共和国は、コア・ワールドとインナー・コロニーを取り囲む領域と、その外部のわずかな星々を治める小さな残存勢力となり、シス帝国はそれらを包囲する形で残りの銀河系を事実上すべて支配した。このとき、ジェダイ・オーダーは完全な権力を手に入れ、共和国の残存勢力を直接統治するようになった。銀河元老院の手続きは無視され、共和国を治める全ての権力はジェダイ・オーダーのものとなった。共和国の武装勢力はジェダイのアーミー・オブ・ライトに吸収される。

500年近く続いた戦争の末、アーミー・オブ・ライトは惑星ルーサンへとシスのブラザーフッド・オブ・ダークネスを追いつめた。1000 BBY第七次ルーサンの戦いでシスは敗北したが、戦場にいたアーミー・オブ・ライトもまた全滅してしまう。シスの唯一の生存者、ダース・ベインは、2人のルール(同時期に存在するシスの数を、シス・マスターとその弟子の2人だけと定めた)を打ちたて、表舞台から姿を消した。シスは途切れることなくその後の1,000年を生き残り、ジェダイに対する復讐の時を待ち続けた。

シスとの戦いが終わった後、ターサス・ヴァローラム最高議長はルーサンの改革を実行した。これによって権力は再び元老院に戻り、ジェダイは共和国政府の権威の下に置かれることになった。また、同時に軍隊の大半が解散された。

遂に長い戦争の時代が終わり、共和国は平和と繁栄の時を迎えた。しかし訪れた安心感は、危険を伴うものでもあった。巨大な地上軍と宇宙軍は規模を縮小され、共和国は秩序の維持のためにますますジェダイ・オーダーに依存するようになった。スターク・ハイパースペース紛争ナブーの戦いといった、孤立したいくつかの発火点はあったものの、全面的な軍事戦争の記憶は遠い過去のものとなっていった。

そんな時代にあっても、辺境の惑星には、名目上は共和国の管轄下にあったとしても、コア近隣で一般的に使われているテクノロジーが普及していなかった。共和国はそうした辺境の地にほとんど関心を持っておらず、時には彼らを宙図にすら記録せず、彼らの動植物の情報を分類していないこともあった。

共和国の衰退

「共和国は昔とは違うのです。元老院は自分たちと故郷の惑星のことしか考えていない、つまらないことでいちいち言い争う、貪欲な議員たちでいっぱいです。彼らは公益や礼儀には無関心で、政治にしか関心がない」
パルパティーン[出典]
Republic Emblem (unification wars)

クローン戦争後期に使用されたベンドゥに影響された紋章

銀河共和国が勢いを増す中、政府を運営する官僚や元老院議員の多くは、不正と自己満足に陥るようになっていった。1,000年間の間に増大した官僚主義は、政府の様々な手立ての妨害となった。さらに、政治の後援者や、個人的な利益の追求が効果的な行政を妨げた。頽廃的な政府エージェントや政治家とともに策謀を巡らせたトレード・フェデレーションテクノ・ユニオンといった企業は、それぞれ独自の軍隊すら保有するほどの力を得ていた。これはおそらく、ルーサンの戦い以来姿を隠してきたシスたちが扇動し、加速させてきた衰退がもたらした結果だった。

この時代、パルパティーンが惑星ナブーの元老院議員を務めていた。32 BBY、彼の出身惑星は、トレード・フェデレーションによって包囲される。フェデレーションは全面的な惑星侵略を行ったが、官僚的な手順に縛られた元老院は、迅速な対応を講じることが出来なかった。ナブー星系の統治者であるクイーンアミダラは、パルパティーンに説得されて自ら元老院に立ち、現行の議長であるフィニス・ヴァローラムに対し不信任投票の動議を提出した。その結果選挙が行われ、人気を集めていたパルパティーン自身が共和国の新しい議長となった。

クローン戦争

Blue Glass Arrow 詳細はクローン戦争を参照
「共和国には創設以来、大規模な戦争は一度も起こっていないのだぞ」
シオ・ビブル[出典]
BF Elite Squadron keyart

クローン戦争の最終段階で、共和国の首都コルサントも分離主義勢力の攻撃の対象となった

伝統的に、最高議長の任期は8年と定められていたが、パルパティーンは長引いていた分離主義危機を理由にその期限を無期限に延長する許可を得た。

その危機は、政府の腐敗にうんざりし、共和国の中に自分たちの目的や関心事を見失ってしまった加盟惑星や商業組織が、共和国からの独立を掲げて一致団結したことに端を発していた。分離主義者たちによる同盟は、独立星系連合として知られるようになる。ジェダイの攻撃チームジオノーシスに到着し、第一次ジオノーシスの戦いが始まったとき、分離主義勢力と共和国の間の緊張は頂点に達し、クローン戦争が始まることになった。分離主義者の同盟に対処するため、ナブー代表のジャー・ジャー・ビンクス議員が提出した動議により、パルパティーン最高議長には非常時大権が与えられる。強大な権力を手にしたパルパティーンは、まず手始めに共和国の戦闘部隊として仕える、クローン兵士によって構成された軍隊を設立した。ルーサンの改革以来、共和国は小さな紛争の解決を、ジェダイや地元の宇宙軍、民兵に頼っていたため、軍隊を必要としていなかった。しかし、独立星系連合が強大なドロイド軍団を有していたため、共和国はより効果的に戦うことが出来る形式的な連合軍を設立しなければならなかったのである。

クローン戦争中、分離主義勢力に密かに拉致されたジャバ・ザ・ハット息子をジェダイが救出したことで、共和国の敵だったジャバ・デシリジク・ティウレの犯罪帝国は分離主義勢力から離反した。ハットを味方に付けたことで、共和国は彼らのハイパースペース・レーンを使えるようになり、独立星系連合に対し若干の利点を持った。

その翌年、元老院はパルパティーンにさらに大きな権力を与えた。議長は戦争において、政治的な最高司令官になった。こうした行動は保安の名のもとに正当化され、パルパティーンは多くの決定において元老院の承認を必要としなくなった。しかしパルパティーンは元老院で大多数からの支援を受けていたため、これは戦時政府の効率を上げるため、完全に理にかなった方法だと考えられていた。不正がはびこる、能率の悪い共和国に対する信頼をずっと昔に失っていた銀河市民たちも、パルパティーンならば彼らをドロイド軍団や恐ろしいグリーヴァス将軍から守ってくれると信じるようになる。

民主主義の終焉

「自由はいま死にました。万雷の拍手の中で」
ベイル・オーガナに対し、パドメ・アミダラ[出典]
Declaration

パルパティーンは共和国に代わる銀河帝国を建国した

ジェダイ最高評議会が、最高議長の増大する権力にますます警戒的になっていったため、パルパティーンとジェダイ・オーダーの間の緊張感は高まった。それでも議長は非常時大権を利用して権力を固め続け、評議会はパルパティーンの意図を勘ぐるようになる。彼らは共和国が段階的に独裁政権になっていくことを認めなかった。

コルサントの戦いで独立星系連合の指導者ドゥークー伯爵が死んだ後、ジェダイ・ナイト、アナキン・スカイウォーカーの報告により、ジェダイ評議会はパルパティーンの正体がシスの暗黒卿ダース・シディアスであることを知った。ジェダイはクーデターを企て、最高議長の逮捕を試みる。ジェダイ・マスターメイス・ウィンドゥが率いる4名が議長のスイートに赴いたが、スカイウォーカーの裏切りによって失敗に終わった。パルパティーンはジェダイに暗殺されかけたと銀河元老院で説明し、ジェダイが共和国の敵だと断言した。オーダー66テンプル襲撃によって、パルパティーンはオーダーに対するシスの復讐を実現した。ジェダイの大半は、グランド・アーミーのクローン・トルーパーによって突然命を奪われた。

Imperial Emblem

旧共和国のものをアレンジした銀河帝国の紋章

19 BBYジェダイの粛清の幕開けと共にクローン戦争が終結すると、パルパティーンは元老院で演説し、ニュー・オーダー宣言を行った。こうして共和国は、初代銀河帝国へと再編された。ジェダイとの戦いで外見が大きく変わったパルパティーンは、自ら銀河皇帝の座に収まり、最高議長のオフィスは絶対的な独裁政権へと変わった。ダークサイドの説得力の影響を伴った、パルパティーンの技術と魅力に欺かれた元老院の大多数は、彼の決定を熱烈に歓迎した。間もなく産業は国営化され、共和国はシスが支配する全体主義の帝国となった。

25,000年以上も続いた共和国はこうして終わった。影響力のない、無力な帝国元老院だけが、旧共和国のシンボルとして残った。無意味な官僚機構がなくても十分なほどの支配力を整えるまで、パルパティーンは元老院の存在を大目に見ていた。帝国誕生から20年後、影響力のない諮問機関と化していた元老院は皇帝によって解散された。旧共和国の最後の名残は、彼らによって選び出された男によって滅ぼされたのである。解散される前、元老院はパルパティーン皇帝の名のもとにそれぞれの領域を支配した、モフと地方総督の配置を行った。

その遺産

「これを正式な反乱の宣言としよう。今日、われわれは銀河のために、その民のために、帝国を倒し、人間であろうと、ハマドライア、ウーキー、ウィークウェイなどの非人類であろうと、すべての民が自由を得る日まで戦うことを誓う」
ベイル・オーガナ[出典]
Gavrisompellaeon

帝国の時代から数十年後、帝国の降伏により共和国の回復が公式に認められた

パルパティーン皇帝の統治が始まってからおよそ1年のうちに、帝国以前の銀河政府は“旧共和国”と呼ばれ始めるようになった。この呼称は、共和国の凋落と帝国の台頭にまつわる様々な事象を強調していた。パルパティーンは、帝国市民に過去の共和国の民主主義を思い起こさせるシンボルを、段階的に排除していった。しかし長い歴史の中で共和国が守って来た信条は、多くの帝国市民の中で密かに保たれていた。弾圧的なパルパティーンの政策から、彼らは次第に帝国への不満を募らせるようになった。

2 BBY、皇帝の専制政治に対し、帝国元老院内部の反体制派は共和国再建のための同盟(通称反乱同盟)を立ち上げた。こうして銀河内戦が始まった。6年後エンドアの戦いでパルパティーン皇帝とその右腕であるダース・ヴェイダーが死に、反乱同盟は立場を逆転させ、帝国は衰退の一途を辿るようになった。

復活したジェダイ・オーダーに助けられ、銀河共和国は新共和国として再建された。帝国は新共和国に敗北し、かつての栄光は見る影もない残存勢力へと分散した。旧共和国の記憶は、その理念とともに、新共和国から再編された銀河同盟へと伝えられた。シス=帝国戦争が勃発するまで、銀河同盟と帝国は(しばしば困難を伴いながら)ともに平和の道を歩んだ。

政府と政治体制

「わたしは民主主義を愛し、共和国を愛している」
パルパティーン[出典]
Galactic Senate

元老院ビルディングコア創始者街

銀河共和国は、銀河系コア領域の複数の惑星による、相互安全保障および経済同盟という形で始まった。共和国の最も大きな欠点は、形式的な組織の不足だった。彼らの活動の多くは拘束力のない憲法制定会議に基づいており、その決定はしばしば無視され、権力に飢えた堕落した政治家のために実らないことがあった。連立政権は一般的で、議員や官僚に影響力を及ぼすグループによって、立法上の課題が決定されていた。政治に関わる多くの企業や、同じイデオロギーを持つ星々が、基本的に好き放題の行動を行ったため、共和国後年の銀河元老院は全く効力を持っていなかった。腐敗した政府省庁そのものが、トレード・フェデレーションといった組織が事実上の主権を持ち、軍事力を持つことを許していたのである。

銀河共和国の最後の数十年は、腐敗と大規模な社会的不正の時代だった。元老院には、本当に共和国の理想と価値を守ろうとする人々と、個人の利益を求める人々が入り混じっていた。無力で影響力のない議長たちの存在、惑星ナブーを巻き込んだトレード・フェデレーションによる関税問題といった一連の出来事の後、時代は腐敗に終止符を打つために強力な指導者を求めるようになった。

政府内の官僚機構の多くは銀河共和国総務省によって扱われていた。政府には国務省情報省貿易省防衛省教育省財務省ライセンスおよび認可省公共情報省保安および情報省内部保安省文部科学省という組織が存在した。

立法府

Blue Glass Arrow 詳細は銀河元老院を参照
Galacticsenate

元老院ロタンダ

共和国の加盟政府(各星系の政府)は、それぞれ代表者(元老院議員)を中央立法府(元老院)に派遣した。元老院議員は彼らの派遣元の大使であり、加盟惑星は、それぞれ独自の信条、習慣、伝統に則って政府や社会を維持することが出来た。共和国の中には、君主制政府から、共和国、ハイブ式コミューンまで、多種多様な地方自治体が存在していた。元老院議員が選挙によって選ばれる星系もあれば、惑星政府が元老院議員を任命するところもあった。ナブーの王室は元老院議員を任命制にしていたが、オルデランの議会は彼らの中から元老院議員を選出した(通常は、議会のリーダーを兼任するオーガナ家の後継者が選び出された)。

共和国の権力と影響力が拡大すると、銀河系の新しい領域の多くも共和国に取り込まれるようになった。1,000 BBYに行われたルーサンの改革の中で、元老院代表者の再編成が実行された。新しい領域制度でグループ化された区域の中でもっとも一般的なものは、よそ50の居住可能惑星によって構成される宙域だった。それぞれの宙域は、銀河元老院へ代表者を派遣した。元老院議員の数が余りにも増え始めると、宙域はおよそ1,000の領域へと組織化され、それぞれひとりの代表者を元老院に送るようになった。

元老院は、巨大な大議事堂に本拠地を置いていた。元老院議員は、複数名の人を乗せることが出来る浮揚プラットフォームに乗り会議に参加した。元老院のプラットフォームはそれぞれ銀河系の“宙域”を表しており、宙域内の惑星から来た1名の議員を乗せていた。ただし、中には領域ではなく個別の惑星を代表するプラットフォームや、トレード・フェデレーションといった強力な企業、ギルドを代表するものもあった。元老院議員とともに、それぞれの加盟惑星の指導者にも元老院の立法の投票権が与えられていた。32 BBYフィニス・ヴァローラム最高議長に対してナブーのクイーンパドメ・アミダラ不信任投票を提出した例が示す通り、元老院は議会制の法律に従っていた。

TF Senate

元老院でトレード・フェデレーションを代表したロット・ドッド議員

元老院議員は、形式上にも実際上にも、あらゆる問題に1票の投票権を持っていた。最高議長は元老院の中から選び出された。立法議会は委員会(コミッティー)へと分けられ、それぞれの委員会は政府行政の特定分野に特化していた。彼らのつくった法律は立法議会で見直された。

元老院を通過した法律は全ての加盟惑星を拘束したが、共和国市民が日常的に従った法律は、個別の惑星、宙域、地域でつくられたものだった。そのため、元老院の主要な役割は、加盟惑星同士の紛争を仲裁し、集団防衛を提供し、星系間取引を監理することだった。

行政府

Blue Glass Arrow 詳細は最高議長を参照
Blue Glass Arrow 詳細は最高議長のオフィスを参照

銀河元老院はその構成メンバーの中から最高議長を選出した。最高議長は銀河共和国政府の首長(また、国家元首)、主席外交官としての役割も負っていた。

共和国の後年、特にルーサンの改革以降、議長のオフィスは影響力を大きく失い、最高議長は主に議会運営手続きの司会者、あるいは元老院のメンバーの中で、最初に名前を挙げられる人物程度の存在になっていた。しかし元老院の臨時議会を招集する権限は最高議長にあり、“最高議長の特権”に訴えることで、元老院の議院運営手続きの小さな物事を回避することが出来た。また、議長は元老院評議会の長でもあった。

しかし権力を失った後も最高議長は評判の高い地位であり、議長はギャラクティック・シティにある元老院ロタンダと、ドーム状の元老院ビルディングの両方に大きな事務所を構えていた。また、議長には“閣下”(Your Excellency)という呼びかけが使われていた。最高議長のオフィスのシンボルは、銀河元老院と同様、扇のような飾りがついた槍だった。この紋章は、元老院ロタンダのメイン・チャンバーの中央、議長が使う台座にも飾られていた。メイン・チャンバーにおいて、最高議長は通常ヴェーダ織りのローブを羽織っていた。最高議長は、標準的な4標準年の任期を務めた銀河元老院の議員の中から選挙で選ばれた。最高議長の通常の任期は8年だった。

パルパティーン議長の時代、最高議長のオフィスは再び権力を手に入れた。彼は分離主義危機クローン戦争を利用し、“非常時”大権に訴えることで元老院を納得させたのである。パルパティーンは憲法に定められた議長任期を24 BBYに迎えたが、元老院の許可のもと無制限に任期を延長し、クローン戦争では新設された軍隊の最高司令官になった。パルパティーンは行政上の支配力をさらに強化し、地方惑星、宙域政府を権力で抑圧した。彼は宙域統治法令によって軍事的な総督を共和国の各惑星に配置することが可能になり、セキュリティ法の修正案によってジェダイ・オーダーと共和国軍に対する完全な支配力を手に入れた。ジェダイと元老院は、かつての監督力を奪われてしまったのである。

その後パルパティーンは独裁者になり、自らを皇帝と宣言、銀河共和国は銀河帝国へと再編された。このとき議長のオフィスも廃止された。最高議長という肩書は新共和国が誕生した際にも復活することはなく、代わりに元首の称号が使われた。皮肉なことにも、パルパティーンによる13年に渡る議長としての統治の後、かつては名高い肩書で、共和国の善の象徴だった最高議長の称号が再び使われることはなかった。

司法府

Blue Glass Arrow 詳細は最高裁判所を参照
Blue Glass Arrow 詳細は地方裁判所を参照

最高裁判所は共和国で最も高位の法廷であり、共和国政府の司法部門を構成していた。最高裁判所は、コルサントの銀河裁判所に拠点を置いていた。

法廷は12名の裁判官(それぞれに“Your Honor”という呼びかけが使われた)によって構成された。そのうちのひとりは首席裁判官であり、法廷と司法部門のリーダーだった。少なくともパルパティーンの時代、最高議長は法廷へのメンバー任命に何らかの影響力(おそらく指名権)を持っていた。

法律の合法性を判断する“司法の最後の砦”という役目に加え、最高裁判所は高い階級にある政治家や共和国の重要な国民を巻き込んだ事件を扱うこともあった。しかし、元老院議員の反逆罪といった事件は元老院自身が扱うこともあった。

ジェダイ・オーダーとの関係

Blue Glass Arrow 詳細はジェダイ・オーダーを参照
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コルサントに置かれたオーダーの本拠地、ジェダイ・テンプル

「ジェダイ・ナイトは、銀河共和国ができるはるか昔からフォースに仕えてきた。この共和国が塵と化しても、フォースに仕えるだけよ、わしらはの」
ヨーダ[出典]

25,783 BBY、銀河共和国が形成される数百年前に、ジェダイ・オーダー惑星タイソンでその歴史を開始していた。共和国誕生から1世紀のうちに、オーダーはこの新政府に忠誠を誓い、銀河元老院に対して公式に責任を追うようになったのである。しかしジェダイは元老院に忠誠を誓いながらも、自分たちの行動、特にジェダイ内部の情勢について自由に判断することが適当だと判断し、共和国から独立して自治を行っていた。数千年間にわたり、ジェダイ・オーダーのメンバーは特使や平和維持隊員、あるいは戦士といった様々な立場で元老院に仕え続けた。

しかし共和国が次第にその勢力範囲を既知銀河領域において拡大していく中、先例がないほどの平和と繁栄が、共和国の内部にもとに戻せないほどの腐敗と頽廃、停滞をもたらしてしまう。そういった時代においてもジェダイ・オーダーはその伝統と信念を貫き続け、ますます非道徳的で不正がはびこるようになっていく社会の中で、しばしば名誉の象徴として活動した。共和国政府の頽廃と貪欲さは、ジェダイに対しても影響をもたらした。オーダーの中には、あまりにも肥大しすぎ、国家とその市民を悩ます問題に対処する能力を失ってしまった政府に仕えることを好まない者も数多くいたのである。

その長い歴史の中で、ジェダイはしばしば元老院の利益のために問題に介入し、内外の脅威に対処することで共和国の安定を保った。新シス戦争中、ジェダイ・オーダーは政府に対する“実際的な”アプローチをとることを強いられた。銀河系各地でシスが共和国に対し優勢な状況に対し、元老院が対応を打ち出せなかったため、ジェダイ・オーダーは最高議長行政オフィスを徴用したのである。政府がジェダイの助けを借りずに再び機能するようになるまで、それから1,000年を要した。

第七次ルーサンの戦いでシスに勝利したジェダイは、シスが全滅したと考えた。その後のおよそ1,000年間、ジェダイ・オーダーは大規模な戦争について心配することもなく、共和国の治安維持に努めた。共和国軍ルーサンの改革によって解体されたため、オーダーにはより多くの負担がかかったが、ジェダイは大規模な軍事力を捨てた共和国が安定を保つのに十分なほど、彼らの政府によく仕えていた。

Clone Army Charge

必要に応じ、ジェダイは元老院のために共和国を防衛した

共和国が衰退期に達したころ、ジェダイ・オーダーとコルサントの政府の関係は緊張を増した。元老院の大多数は、それぞれの後援者にとってのトラブルを好まない、利己的な代表者たちによって満たされ、数少ない実直な議員たちが政府を元の状態に立て直す望みはほとんどなかった。ジェダイ評議会は政治家を信用しなくなり、ますます元老院を軽蔑するようになる。同様に、元老院もまた古代から彼らを守ってきた平和の守護者に対する信頼を失い始めていた。分離主義危機が銀河系を二分するほどに拡大したとき、多くの元老院議員はジェダイ・オーダーによる政府の防衛能力に疑問を持つようになった。

オーダーと立法府の間には明らかな反感があったにも関わらず、元老院は即座にジェダイを誕生したばかりの共和国グランド・アーミー将校に任命した。分離主義勢力の離反者との戦いの中で、ジェダイ・オーダーは何百万という兵士を率い、再び元老院の武装勢力として活躍した。ジェダイは共和国の理念のため、独立星系連合に対する勝利のため戦ったが、オーダーと元老院の関係に改善の余地はなくなっていた。評議会が元老院の支配を企み、パルパティーン最高議長を権力の座から追放しようとしたとき、緊張は頂点に達した。評議会は、共和国の危機対応能力に対する信頼を完全に失っていた。

パルパティーンの正体がシス卿ダース・シディアスであることが発覚した後、評議会は議長の逮捕を試みたが、失敗に終わった。パルパティーンはオーダー66と、ナイトフォール作戦実行の指示を出し、ジェダイの粛清が始まった。ジェダイを効果的に排除したパルパティーンは、自身が皇帝となって共和国を銀河帝国につくり変えた。パルパティーンのニュー・オーダーの宣言によって、25,000年に渡って継続した銀河共和国の終焉は、議員たちの万雷の拍手で受け入れられた。同時に、ジェダイの生存者は帝国によって狩り出されたが、古代からの共和国の守護者を、元老院が保護することはなかった。何千年という年月、議会が腐敗の頂点に達していた時代でさえも銀河元老院に忠誠を誓い続けたジェダイ・オーダーは、忠誠の対象によって裏切られ、見捨てられたのである。

Chancellors Suite

共和国の末期、最高議長と対面するジェダイ評議会

帝国の崩壊と新共和国の誕生の後、元老院は再建された。旧共和国へのジェダイの貢献は否定の余地はなく、新共和国元老院はジェダイ・オーダーの再建を促進した。歴史の大部分において、ジェダイ・オーダーは銀河共和国の気高さの象徴であり、オーダーが存在していたことで、共和国は不正のはびこる非効率的な議会を抱えながらも、銀河文明の頂点にあり続けることが出来ていた。ジェダイを排除したダース・シディアスによって帝国が樹立されたことで、元老院という重荷を背負う共和国が、オーダーなしではやっていけないことが証明されたのである。

未熟な新共和国を保護するため、元老院はオーダーの完全な再組織の必要性を認めた。新共和国が、より銀河共和国に近い銀河連合自由同盟へと再編された後、ジェダイは徐々に平和維持部隊、銀河同盟元老院の特使としての役割を担うようになっていった。44 ABYのジェダイと銀河同盟政府の関係は、旧共和国時代のそれと酷似していた。ジェダイはまたしても政府に対するクーデーターを実行したが、これは元老院の承認のもと行われ、専制的国家元首の打倒を実現させた。

経済

Blue Glass Arrow 詳細は銀河経済を参照

銀河共和国は、その調整能力や共和国通貨の発行、関連組織の認可によって、銀河経済に影響を与えていた。

銀河経済の中心は惑星間取引だった。惑星間の取引は地方の経済をサポートした。ただし多くの場合、高水準の経済相互作用や、先進社会に要求される大規模な貿易への資金供給を可能にしたのは、惑星間輸出だけだった。独自の輸送艦隊を所有した惑星も存在したが、たいていは主要ハイパーレーンを使って商品を運搬するため、シゾール輸送システム社のような大規模貨物輸送企業や、独立した運輸業者に依存していた。

490 BBY、共和国の議員と企業の蓄財家を、両者の相違から解放するため、コーポレート・セクターが初めて形成された。銀河共和国の最後の千年間、より大きな権力を手に入れ、法律に対する影響力を獲得するため、商業の同業者たちによってギルドが形成された。トレード・フェデレーションテクノ・ユニオンコマース・ギルドといったこれらの商業ギルドの多くはクローン戦争の後に崩壊し、生き残ったメンバーはコーポレート・セクター・オーソリティに加わった。

何千という通貨が銀河系の各地で使用されていた。銀河共和国の通貨は、おそらくもっとも広範囲で使われた通貨だった。共和国に加盟していない辺境の惑星では、共和国通貨は受け入れられていなかった。発足以来、クレジット通貨は惑星ムウニリンストインターギャラクティック銀行グループの莫大な富によって支えられていた。クローン戦争中、銀行グループは両陣営の通過を支えていた。

共和国の全ての労働者は所得税の納税を要求され、共和国徴税局がこれを徴収した。銀河共和国の後年、政府の収益を上げるため通行税は15パーセントに設定されていた。

社会と文化

「共和国は文明です。われわれが持っている唯一の文明です」
メイス・ウィンドゥ[出典]
Javyar's Cantina

惑星タリスカンティーナ

銀河共和国は非常に多種多様な文化を持っていた。加盟惑星はそれぞれの習慣と伝統に従い、独自の文化を守ることができた。そのため共和国には、ジェダイのような宗教的なコミュニティから、昆虫種族のハイブ式コミューンまで、様々な異文化が存在したのである。

共和国には、芸術に対する自由主義の政策があった。銀河共和国の時代に優位を占めていた美術様式は、豪勢さと装飾性を持つものだった。

人間至上主義は銀河憲法の知的種族の権利の条項で事実上非合法とされていたが、銀河共和国の中にもこうした排他主義は残っていた。クザーカ・アームズ社など、非人間種族を奴隷化する人間主導組織や、人間を最高区画に住まわせる一方で、非人間種族をスラム街に追いやるタリスのような惑星政府が存在したのである。銀河系の大多数の奴隷は非人間種族だった。クローン戦争勃発当時、共和国政府の人間尊重方針を訴える未完了の訴訟が存在した。

軍事

Blue Glass Arrow 詳細は共和国軍/レジェンズを参照
「諸君がわたしに与えてくれる力は、この危機を無事に切り抜けたら放棄するつもりだ。約束する。そしてこの新しい権威を行使して、わたしはまず共和国軍を創設し、急激に力を増している分離主義者たちの脅威に対抗したいと思う」
―クローン戦争開戦直前、パルパティーン[出典]
Republicfleetkotor

ジェダイ内戦当時の共和国艦隊

銀河共和国が銀河各地へと拡張していった時代は平和とは程遠かった。共和国は数多くの好戦的な種族と遭遇したからである。政府は平和を維持するための、地上軍宇宙軍の必要性を理解した。銀河共和国の軍隊は、ハイパースペース大戦旧シス戦争の様々な紛争、また新シス戦争大銀河戦争など、さまざまな紛争で国家のために活躍した。

ルーサンの戦いの後、銀河共和国は保安のためにわずかな戦力を残し、軍隊の大半を解散させた。残された小規模な軍隊は、司法部門として知られるようになった。これは共和国の平和の理念を示すための改革であり、その後も共和国はジェダイ・ナイトを“平和の守護者”として使った。

トレード・フェデレーションインターギャラクティック銀行グループコマース・ギルドといった共和国の時代の複数の企業は、財産を守るために彼ら自身の治安部隊を保持していた。しかしナブーの侵略の例が示すように、こうした戦力はしばしば乱用されることがあった。ナブーナブー王室保安軍や、コレリアコルセックのように、それぞれの宙域、地域でも保安軍を持つ場合があり、小規模な脅威と戦うためにしばしば使用された。しかしルーサン以降の共和国に中央集中化された司令部は存在せず、共和国後期の人々はこの方針に対する変化を嫌った。

この体制はクローン戦争によって崩壊する。共和国には独立星系連合と戦うための常設軍隊が存在しなかった。そのため軍隊創設法案が提出されるが、ナブー選出パドメ・アミダラ議員を始めとする、戦争勃発を危惧する平和主義の政治指導者たちが強い反対の声を上げた。ライロスオーン・フリー・ター議員や、マラステアアスク・アーク議員らが軍隊創設法の支持者だった。

Republic Assault

ジオノーシスの戦いで展開した共和国グランド・アーミー

しかし軍隊創設法が提案される10年も前から、辺境の惑星カミーノでクローン軍団の製造がすでに始まっていた。分離主義勢力と共和国との間に交渉の余地がないことが明らかになると、共和国はクローン・トルーパーとともに、AT-TEウォーカーLAAT/iおよびLAAT/cガンシップ、A5およびA6ジャガーノートアクラメイターI級アサルト・シップヴェネター級スター・デストロイヤーBARCスピーダー、その他数多くの宇宙船や乗り物を、共和国グランド・アーミーに採用した。22 BBYジオノーシス戦いで、この軍隊は分離主義勢力ドロイド・アーミーを相手に初めて実戦投入される。共和国に忠実なこの軍隊は、その後もムウニリンストダックジャビームプリシトリンケイト・ニモーディア、そして首都コルサントなど、数多くの戦場で活躍した。共和国の軍隊として世に登場して以来、クローンはクローン戦争中に様々な論争の中心となった。クローンは実際に共和国への忠誠心を持ち、国家のためならば死ぬまで戦う覚悟があったが、一部の人々からは同情の対象となり、また、一部の人々からは軽蔑され、信用を得られなかった。エタイン・ター=マカンといったジェダイはクローンに共鳴し、彼らに親近感を持ったが、一方でラーム・コタといったジェダイはクローンに対して非常に懐疑的で、非クローンの戦闘員の方が良い兵士だと考えていた。公認の“奴隷軍隊”という彼らの立場や、クローンを人道的に扱おうという様々な試みを別問題としても、クローン軍に対する同情や彼らへの依存は、オーダー66銀河帝国の台頭が示す通り、共和国の重大な過ちだった。銀河共和国のもとでは、クローンの感情に気を遣う風潮があったものの、後の銀河帝国のもとで、彼らはドロイド同様に扱うことが出来る生きた兵士として扱われた。

19 BBYパルパティーン最高議長は銀河共和国を銀河帝国へと再編した。共和国グランド・アーミーの忠実なクローン・トルーパーは、人々の恐怖の対象となったストームトルーパー部隊ストームトルーパーとなり、正規軍と宇宙船は帝国地上軍帝国宇宙軍に配属された。しかし普通の人間の2倍のスピードで老化するクローンに代わって、新兵や徴集兵がストームトルーパーの中で多数を占めるようになり、やがてジャンゴ・フェットのクローンは減少していった。ストームトルーパー部隊にはクローン兵と通常の兵士が共存したが、崩壊した銀河帝国の残存勢力は完全な人間(やがては非人間種族にも)に頼るようになったため、クローニング技術は事実上排除され、銀河共和国のクローン軍団の最後の残りも段階的に姿を消していった。

領域

銀河共和国は銀河系の既知領域の大部分によって構成され、その支配はコア・ワールドからアウター・リム・テリトリー(一部分を除く)に及んでいた。ただし、一般的に銀河共和国の支配力は外縁部にいくほど弱いと広く信じられており、その関心はコア・ワールドコロニーといった中央に引かれていると考えられていた。共和国の加盟惑星の正確な数は流動的で、1,000から300万の間を変動していた。21 BBY当時、分離主義勢力が1~4万の星系を支配する中、共和国の加盟惑星は130万をやや下回っていた。パルパティーンのもとで共和国の体制が終わるまでに、独立星系連合にはさらに200の星系が加わっていたが、銀河元老院はいまだに何千もの星系を支配していた。

銀河共和国の首都惑星、コルサントは、ディープ・コアの外に位置していたにもかかわらず、銀河系の文化と経済の中心地と考えられていた。銀河系情勢の中での重要性を示すため、コルサントには銀河標準座標システムの座標、0-0-0が与えられていた。

登場作品

非正史作品

参考資料

脚注

  1. 一般的な表記を使用する。

外部リンク

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