賞金稼ぎ、バウンティ・ハンター(Bounty hunter)は、指定された標的を捕まえるか殺害することで報酬を受け取る職業。標的の首には、賞金稼ぎが仕事に成功した際に支払われる懸賞金が懸けられていた。賞金稼ぎの中には報酬のために傭兵のような活動をする者もいた。
概要
賞金稼ぎへの仕事の依頼は、様々な組織や形態で行われた。ジャバ・ザ・ハットのような犯罪王が仕事を依頼することもあれば、銀河帝国が反乱同盟のメンバーを捕まえるために賞金稼ぎに協力を求めることもあった。しかし、帝国軍の将校の間には、賞金稼ぎに対する嫌悪感が存在した。[1] 賞金稼ぎは大がかりな任務を遂行する際にチームを組んで活動することがあった。[2]
歴史
銀河共和国の末期、有名な賞金稼ぎジャンゴ・フェットは、シスの暗黒卿ダース・ティラナスに雇われ、共和国グランド・アーミーのクローン軍団の遺伝子提供者になった。クローン軍団が完成した頃も、ジャンゴはティラナスや彼の率いる独立星系連合のために働いていた。ジオノーシスの戦いの直前、ジャンゴは同じく賞金稼ぎのザム・ウェセルを使ってパドメ・アミダラ元老院議員を暗殺しようとしたが、失敗に終わった。ジャンゴは口封じのためにジェダイに捕えられたウェセルを毒矢で殺害した。その後、ジャンゴはジオノーシスの戦いでジェダイ・マスターのメイス・ウィンドゥに殺害された。[3] ジャンゴのクローンで、彼の息子として育てられたボバも、後に賞金稼ぎになった。[1][3]
ホスの戦いの直後、ダース・ヴェイダーは反乱軍の宇宙船<ミレニアム・ファルコン>を捕まえるために賞金稼ぎを雇った。彼は6名のハンター(ボスク、デンガー、IG-88、ザッカス、4-LOM、ボバ・フェット)をスーパー・スター・デストロイヤー<エグゼクター>に集め、標的は必ず生け捕りにするよう念を押した。ボバ・フェットはこの任務に成功し、帝国軍はベスピンのクラウド・シティで反乱分子を捕まえることに成功した。ボバは<ファルコン>の船長であるハン・ソロを報酬として受け取り、ソロに賞金を懸けていたジャバ・ザ・ハットに引き渡した。[1]
登場作品
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
- スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (初登場)
- スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還
参考資料
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 出典:スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲
- ↑ 出典: クローン・ウォーズ – 人質
- ↑ 3.0 3.1 出典:スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃