色(Color)は物体が光を反射することで目に生じる感覚である。惑星フェルーシアには太陽光を透過する半透明色の多種多様な生態系が存在した。銀河系では青や緑、赤、黄色と呼ばれる色が一般的に知られていた。
文化と色[]
銀河系において、色はしばしば文化の重要要素となった。例えば赤色は、銀河共和国の中で外交特権を表す色だった。[1] しかし、赤はしばしば熱情的で攻撃的な色だと考えられることもあった。シスはこうした理由から破壊的なフォース観を象徴する赤いブレードのライトセーバーを使った。[2] また一方で、衛星ジェダに住むフォース信仰セクトの多くのメンバーは、真紅の祭服を身に着けていた。[3]
銀河系の全ての言語を合わせると、「青」を示す言葉だけでも400億1174万2983語が存在した。銀河ベーシック標準語では、青(ブルー)の色合いを示す単語としてアオ、アクア、アズアなどが知られる。[4]
銀河共和国や共和国再建のための同盟、レジスタンスといった多くの勢力の軍隊で、ブルー中隊やレッド中隊、ゴールド中隊といったように、スターファイター中隊の名称に色が使われていた。中隊内では一般的に、レッド中隊の隊長ならレッド・リーダー、以下レッド2、レッド3といったコールサインが用いられた。[5][6][7] またレジスタンス・パイロットが身につけたフライト・スーツの色には「インターステラー・オレンジ」という名称があった。[8]
銀河帝国では地味な灰色、白、黒が好んで使用され、建築物も可能な限りこれらの色で再設計された。帝国の文化を好んでいなかったサビーヌ・レンは、帝国の建物に明るい色を使った落書きをしていた。
ライトセーバーと色[]
ジェダイのライトセーバーのブレードの色は、惑星イラムのクリスタル洞窟で採取されるカイバー・クリスタルの色によって決定された。ライトセーバー・クリスタルはジェダイ・ヤングリングによって発見されるまで無色だった。ヤングリングがクリスタルと調和することで初めて色が現れた。明らかに、この一連の過程がジェダイのライトセーバーの色を決定していたようである。ジェダイのライトセーバーのブレードは通常緑か青だったが、メイス・ウィンドゥの紫のブレードのライトセーバーのように、稀に他の色も存在した。シスはライトセーバー製造時にシス・クリスタルを使用し、ブレードの色は赤だった。これは彼らの攻撃的で熱情的なフォース観を表していた。
主な登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
- スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
- スター・ウォーズ 反乱者たち
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (初登場)
- スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還
- スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒
- スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ
- スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け
参考資料[]
- スター・ウォーズ 反乱者たち:ヘッド・トゥ・ヘッド
- サビーヌ マイ・レベル・スケッチブック
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- スター・ウォーズ:銀河系のエイリアン
- スター・ウォーズ ライトセーバー:フォースの武器の手引き
- Kyber Crystal (Lightsaber Crystal) - 公式データバンク
- Lightsaber - 公式データバンク