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「フォースの強い乱れを感じた。何百万もの人びとが恐怖の悲鳴を上げ、そして突然沈黙したような感じだ。何か恐ろしいことが起こったのだ」
オビ=ワン・ケノービ[出典]

災厄(The Disaster)は、銀河内戦中に銀河帝国惑星オルデランを破壊した事件の名称。この事件が起きる前、反乱同盟軍が帝国の深宇宙機動性バトル・ステーションデス・スター”の設計図を盗み出し、オルデランのプリンセスレイア・オーガナに送信した。間もなくオーガナは帝国軍に捕えられ、デス・スターへ連行された。グランドモフウィルハフ・ターキンはプリンセスから反乱軍基地の場所を聞き出そうとしたが、尋問は失敗に終わった。すると彼は完成したばかりのデス・スターを脅迫に利用し、質問に応えなければオルデランを破壊すると迫った。オーガナが基地の場所を教えたにも関わらず、ターキンは見せしめとして彼女の故郷を破壊した。

何百万という住民がこの事件の犠牲となり、フォースの中に乱れが生じた。故郷を離れていたため難を逃れたオルデラニアンは、この事件を「災厄」と呼ぶようになった。銀河首都惑星コルサントではオルデランの移民による暴動が発生したが、帝国は多数の暴徒を殺害・逮捕した。オルデランが破壊されてからしばらくしてヤヴィンの戦いが発生し、反乱軍パイロットルーク・スカイウォーカーがデス・スターの破壊に成功した。惑星破壊兵器の脅威に終止符が打たれた後、オーガナは故郷の文化を守るためオルデラニアン難民の救出任務に乗り出した。

前史

AlderaanCracking-GoM

アナキン・スカイウォーカーはオルデラン破壊を予見した

クローン戦争中、ジェダイオビ=ワン・ケノービアナキン・スカイウォーカーアソーカ・タノモーティスを訪れ、フォース使いと戦った。ザ・ワンズと呼ばれるモーティスの住民たちは、スカイウォーカーこそいつの日かシスを倒してフォースにバランスをもたらす存在、“選ばれし者”だと信じていた。フォースのダークサイドを司るサンは、スカイウォーカーに未来のヴィジョンを見せた。スカイウォーカー(ヴィジョンの中ではシスの暗黒卿ダース・ヴェイダーになっていた)は、銀河共和国の加盟惑星であるオルデランの悲劇的な最期を目撃した。スカイウォーカーはヴィジョンの影響で一時的にダークサイドに転向したが、すぐにジェダイの道に戻った。その後、彼の中からヴィジョンの記憶が抹消された。

クローン戦争中、銀河元老院でオルデランを代表していたベイル・オーガナ議員独立星系連合に対して反対の立場をとり続けていた。戦争終結時、シスの暗黒卿ダース・シディアス(表向きにはシーヴ・パルパティーン最高議長という名で知られた)は共和国を解体して新たに銀河帝国創設した。やがて帝国はオルデランを反乱運動の温床とみなすようになった。帝国保安局は、オルデランの活動が帝国に無秩序を招いていると考えていた。

オルデランは帝国に反旗を翻す抵抗組織共和国再建のための同盟の創設メンバーになった。銀河内戦中、反乱軍は帝国によって建造されている深宇宙機動性バトル・ステーションデス・スター”の設計図奪取した。ベイル・オーガナの養女であるプリンセスレイア・オーガナは、反乱軍の工作員から設計図を受け取り、隠遁生活を送っていたジェダイ・マスター・ケノービの協力を得るため砂漠の惑星タトゥイーンへ向かった。彼女はタトゥイーンの上空で帝国軍に逮捕されたが、設計図を託された2体のドロイドR2-D2C-3PO)は惑星の地上へ逃げ延びた。ドロイドから受け取った設計図をオルデランのベイル・オーガナのもとへ届けるため、ケノービはルーク・スカイウォーカー青年と共に旅に出ることになった。ふたりはオルデランまで運んでくれるパイロットとして<ミレニアム・ファルコン>のハン・ソロ船長と彼のウーキーの相棒チューバッカを雇った。

オルデランの破壊

「準備ができ次第、オルデランを破壊しろ」
デス・スター・トルーパーに対して、ウィルハフ・ターキン[出典]

帝国に捕らわれたプリンセス・レイアはデス・スターへ連行された。彼女はダース・ヴェイダーに拷問されたが、反乱軍基地の場所について口を割らなかった。オーガナの尋問が失敗に終わった頃、デス・スターの全システムが操業可能になった。アウター・リム・テリトリー総督で、デス・スターの指揮官を務めるグランドモフウィルハフ・ターキンは、この超兵器の力を銀河系全土に示す時が来たと判断した。彼はデス・スターをオルデラン星系へ移動させるよう命じた。

DestructionOfAlderaan-ANH

オルデランへの砲撃

デス・スターがオルデランへ到着した直後、オーガナはターキンの待つ司令センターへと連れて行かれた。ターキンは反乱軍秘密基地の場所を教えなければオルデランを破壊すると脅迫した。オーガナは基地の場所を教えて仲間を危険にさらすつもりなど毛頭なかったが、かといって故郷に住む何億という住民を見殺しにすることもできなかった。そのため、彼女は秘密基地がダントゥインに置かれているとシラを切ることにした。ターキンは偽の情報を信じたが、オルデランにスーパーレーザー砲を発射するよう部下に命じた。彼はデス・スターの力を効果的に知らしめるため、最初からオルデランを犠牲にするつもりだったのである。スーパーレーザーは一撃でオルデランを破壊し、かつてアナキン・スカイウォーカーが見たヴィジョンが実現された。

破壊の結果、惑星の残骸がデブリ地帯を形成した。ヴァイスロイ・ベイル・オーガナやその妻ブレア女王を含む20億人ものオルデラニアンがこの事件の犠牲になった。また、フォースの中にも乱れが生じ、<ミレニアム・ファルコン>に乗っていたケノービもそれを察知した。詳しいことまでは分からなかったものの、彼は何百万という生命が悲鳴を上げ、その直後に沈黙したのをフォースで感じ取った。

その後

オルデランの破壊の後、帝国軍はオーガナの言葉を確かめるため惑星ダントゥインを調査したが、見つかったのは既に放棄された反乱軍基地の廃墟だけだった。一方、<ミレニアム・ファルコン>は惑星の残骸が漂うオルデラン星系に到着し、デス・スターに捕えられた。ケノービはステーションから脱出するためにトラクター・ビームの制御装置を目指し、スカイウォーカーとソロ、チューバッカはレイア・オーガナの救出に向かった。トラクター・ビームを解除した後、ケノービはヴェイダーとライトセーバー対決に臨み、敗北して命を落とした。デス・スターから脱出した<ファルコン>は、衛星ヤヴィン4秘密基地に戻った。彼らを追ってデス・スターもヤヴィン星系にやって来たが、反乱軍は設計図の分析を終え、ヤヴィンの戦いで惑星破壊兵器を粉々にした。

Anandra and Santigo

コルサントを逃げ回るオルデラン移民、アナンドラサンティゴ・マイロン

オルデラン破壊のニュースは数日のうちに広まった。惑星を離れていたオルデラニアンたちは、故郷の破壊を「災厄」と呼ぶようになった。惑星コルサントレベル3204ではオルデラニアン移民による追悼集会が開かれた。しかし、政府の公式放送や海賊版のニュースによって惑星を破壊した犯人が帝国であることが明かされると、オルデランの追悼集会は正義と革命を求める暴動に変わった。初め、多くの暴徒が殺害されたが、間もなくストームトルーパーコルサント・アンダーワールド・ポリスはオルデラン移民の第一世代を逮捕し始めた。帝国は、抵抗運動の裏に反乱軍のスパイがいるという報告を受けたと主張し、尋問のためオルデラン移民を逮捕する必要があるのだと弁明した。第二世代のオルデラニアンに関しては、証拠不十分で見逃され移住することになったという噂が流れた。

ヤヴィンの戦いの後、オルデラン出身の反乱軍パイロットエヴァーン・ヴァーレーンは、銀河各地にいるオルデラニアンの生存者が帝国の標的になっていることをプリンセス・オーガナに教えた。同胞と故郷の文化を守るため、オーガナはヴァーレーンと共にオルデラン難民の救出任務に出かけた。それから数週後、反乱同盟は銀河最大の兵器工場とされる兵器廠アルファを破壊するためサイムーン1急襲した。戦闘中、オーガナはオルデランやオビ=ワン・ケノービの仇を取るため、ダース・ヴェイダーを殺すようハン・ソロに指示した。しかし、ヴェイダーはこの戦いを生き残った。

登場エピソード

参考資料