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「帝国艦隊は海だ。果てしなく広く、何者にも征服されず…十分な時間さえあれば岩をも砂に変える」
カシオ・タッグ大将軍[出典]

帝国宇宙軍(Imperial Navy)は帝国軍艦隊(Imperial Starfleet/Imperial fleet)とも呼ばれた銀河帝国軍隊宇宙戦闘部門である。クローン戦争が終結し、シーヴ・パルパティーン最高議長銀河共和国を解体して帝国を創設した際に形成された帝国宇宙軍は、ニュー・オーダー体制のもとで銀河系の秩序を維持する役割を担っていた。帝国宇宙軍はさまざまな軍艦によって構成されていたが、その中でもインペリアル級スター・デストロイヤーは帝国の威信と軍事力を象徴する存在だった。銀河各地の宙域へ配備されたインペリアル級艦は、一般市民の畏怖の対象になっていた。“スーパー・スター・デストロイヤー”の異名を持つエグゼクター級スター・ドレッドノートは宇宙軍最大かつ最強の艦船で、インペリアル級艦の10倍を超える圧倒的内容を誇った。また、優れた多機能性と精密操作性を備えたTIE/ln宇宙特化型スターファイターも宇宙軍を特徴づける戦闘機だった。TIEファイターは宇宙軍の主力戦闘機として活躍し、多様なバリエーションを生んだ。

皇帝によるニュー・オーダー宣言後、帝国宇宙軍はクローン戦争で活躍した共和国宇宙軍を前身に形成された。宇宙軍の長期戦略および配置換えは皇帝や統合本部宇宙軍本部によって決定され、大提督提督が各艦隊の指揮を執った。帝国時代、宇宙軍は初期反乱運動の撲滅に失敗し、反乱同盟軍の誕生を許してしまった。ヤヴィンの戦いで最初のデス・スターが破壊された後、皇帝は帝国地上軍カシオ・タッグ大将軍に任命し、宇宙軍を含めた帝国軍全体の指揮権を与えた。しかし帝国はエンドアの戦い第2デス・スターと皇帝を失い、急速な崩壊を遂げる。ジャクーの戦いで最後のスーパー・スター・デストロイヤーが沈んだ後、帝国は反乱同盟の後継政府である新共和国との間に銀河協定を結んだが、一部の残存勢力は降伏を拒否して未知領域に逃げ去った。帝国の残党はのちにファースト・オーダーと呼ばれる軍事政権を樹立し、旧帝国の宇宙艦隊をファースト・オーダー宇宙軍として復活させた。

歴史

創設

Imperial attack cruisers

誕生後間もない帝国宇宙軍

銀河皇帝シーヴ・パルパティーンによって銀河帝国建国されたのとほぼ同時に、旧銀河共和国の軍隊は帝国軍へと再編された。共和国グランド・アーミー帝国地上軍となり、共和国宇宙軍は帝国宇宙軍に生まれ変わった。共和国を象徴する赤いカラーリングが施されたヴェネター級スター・デストロイヤーは再編に伴って灰色一色に再塗装され、軍服や装備類も一新された。ニュー・オーダー宣言から間もない頃、帝国宇宙軍は共和国の戦闘機として活躍したアルファ3ニンバス級Vウイング・スターファイターや、大量製造されたARC-170スターファイターを引き続き使い続けていた。シス卿ダース・ヴェイダー帝国時代初頭は黒いペイントのイータ2アクティス級軽インターセプター専用機を使っていたが、ヤヴィンの戦いの4前に起きたロザル包囲戦当時は最新式のTIEアドバンストx1に乗り換えていた。

クローン戦争終結から5年以上にわたり、帝国宇宙軍は分離主義者の抵抗勢力と戦い続けた。帝国誕生直後にモフに任命されたウィルハフ・ターキンは、分離主義者の残党を追ってウエスタン・リーチコーポレート・セクタータイオン・ヘゲモニーにまで出向いた。帝国の台頭から4年後、アウター・リム・テリトリーの惑星ライロスで発生したライロス解放運動を鎮圧するため、皇帝パルパティーンとダース・ヴェイダーがインペリアル級スター・デストロイヤー<ペリラス>に乗って直々にライロス星系を訪れた。しかし解放運動は反逆者のベルコール・ドレイ大佐を通じて皇帝の来訪に関する詳細な情報を掴み、<ペリラス>を待ち伏せして撃沈に成功した。ライロス星系に配属されていたモフ・デリアン・モーズの知る限り、インペリアル級スター・デストロイヤーが撃破されたのはこれが初めてのことだった。

Construction of the Death Star

デス・スターの建造を見守る皇帝パルパティーンとダース・ヴェイダー

銀河帝国の究極兵器デス・スターの起源はクローン戦争以前に遡り、分離主義勢力に属すジオノージアンによって設計図が作成された。ジオノージアンの母星である惑星ジオノーシスが巨大バトル・ステーションの建造現場に選ばれ、クローン戦争が終結して帝国が誕生した時点で、既に球状シェルとレーザーフォーカス盤が完成間近の状態になっていた。デス・スターの秘密は宇宙軍情報部帝国保安局によって厳重に守られ、ランパート・ステーションセンチネル基地といった軍事施設を経由して建造現場への補給が行われた。帝国時代初頭、ドッド・ランシットがセンチネル基地の司令官を任されていたが、アンターIVにおける虐殺作戦を拒否した後に配置換えを命じられ、モフ・ウィルハフ・ターキンが後任者に指名された。

帝国誕生から5年が過ぎた当時、帝国宇宙軍では古いARC-170スターファイターと新型TIEシリーズ・スターファイターの入れ替えが始まっていたが、いまだに共和国時代の艦船と機材が新型モデルと並んで現役で活躍していた。この年、元共和国情報部大尉バーチ・テラー反乱分子を率いて帝国の活動を妨害し、宇宙軍を含む帝国上層部に混乱を巻き起こした。テラーたちはモフ・ターキンの個人用クルーザーキャリオン・スパイク>を強奪し、銀河各地で帝国施設を襲撃する。ターキンとヴェイダーによる調査の結果、宇宙軍情報部のランシット中将が帝国の内部情報を流していたことが判明し、反乱分子はデス・スター建造現場へ向かう補給船団を撃破しようとしていたところを一網打尽にされた。この事件を受けて帝国の情報組織の再編成が行われ、宇宙軍情報部は帝国情報部(軍情報部)の一部に組み込まれることになった。初代グランドモフに任命されたターキンは外縁部全体を包括するオーバーセクターの監督者となり、デス・スター計画に関連する補給計画や物資輸送船のルート見直し、周辺星系のパトロール艦隊強化に取り組んだ。

帝国の誕生から8年後、ターボレーザー砲塔の建造に欠かせないソリライドの採集効率を上げるため、レイ・スローンが艦長を務める帝国宇宙軍のインペリアル級スター・デストロイヤー<アルティメイタム>がゴース星系へ派遣された。帝国の事業家デネトリアス・ヴィディアン伯爵による無茶な採掘計画によって衛星シンダがソリライド鉱山もろとも爆破されかけたが、皮肉にも地元の反帝国勢力の活躍で危機は回避された。その後、シンダの鉱業はレロ・ダンテ男爵の管轄下に移った。この頃、帝国宇宙軍は鉱物やその他の資源の輸送にゴザンティ級クルーザーを利用していた。

反乱の拡大

帝国誕生から13年後、辺境領域における反乱が惑星ロザルの帝国産業を停滞させた。この星にはサイナー・フリート・システムズ社の工場が置かれており、帝国のために大量のTIE/ln宇宙特化型スターファイターが製造されていたのである。また、当時最新鋭の戦闘機であるTIEアドバンストx1v1型の前身機)の開発もロザルで進められた。帝国の資源を防衛するため多くのインペリアル級スター・デストロイヤーがロザルに配備され、最終的にはグランドモフ・ターキンが反乱者たちに対処するため自らロザルを訪れた。反乱分子を率いるジェダイのケイナン・ジャラスを捕まえた後、ターキンの旗艦ソヴリン>はムスタファーへ移動したが、そこで反乱ネットワークによる襲撃を受けた。反乱軍はムスタファー星系における戦いで<ソヴリン>を沈め、ジャラスを救出して逃げ去った。反乱軍による<ソヴリン>撃破は、事件から数年が過ぎた後も、新共和国の兵士の間で語り草になっていた。

Lothal under siege

ロザルを封鎖するインペリアル級艦

ムスタファー事件の後、ダース・ヴェイダーがロザルへ派遣され、ロザル包囲戦が始まった。首都キャピタル・シティ上空には数隻のインペリアル級スター・デストロイヤーが常駐し、厳重な警戒態勢が敷かれた。反乱分子はセンチネル級着陸船を奪ってTIEファイターの追撃を振り切り、ロザルからの脱出を果たしたが、あらかじめ船に発信機を仕掛けていたヴェイダーは、反乱分子とフェニックス艦隊の合流地点を突き止めた。ヴェイダーはTIEアドバンスト単独で襲撃を行い、反乱分子の旗艦<フェニックス・ホーム>を破壊したが、この戦いの後も反乱の勢いは衰えなかった。反乱軍は帝国宇宙軍と何度も衝突を重ねつつ、拠点を転々としながら戦力を拡大していった。

帝国の創設から14年後、インターディクター・クルーザーの開発を進めていた帝国宇宙軍は、ブロム・タイタス提督指揮の下、デル・ゼニス星系で“インペリアル・インターディクター”のテストを行った。この試作艦に乗り込んでいた技術士官は通常とは異なる制服を着用し、タイタス提督も灰緑ではなく黒い軍服を身に着けていた。タイタスは重力井戸発生装置のテストを成功させたが、インペリアル・インターディクターは反乱軍の潜入チームによって破壊されてしまった。

帝国の創設から19年が過ぎた後、帝国はデス・スター・バトル・ステーションを完成させたが、反乱同盟軍ローグ・ワン分隊の活躍により、超兵器の設計図プリンセスレイア・オーガナの手に渡ってしまった。ヴェイダーの旗艦であるインペリアル級艦<デヴァステイター>がタトゥイーン上空でオーガナの乗るコルベットタンティヴIV>を捕まえた後、グランドモフ・ターキンはデス・スターの力を敵対勢力に見せつけるためプリンセスの故郷オルデランスーパーレーザー破壊した。しかし、設計図はオビ=ワン・ケノービルーク・スカイウォーカーハン・ソロチューバッカたちの働きでヤヴィン4反乱軍秘密基地へ届けられ、デス・スターの弱点解析が行われた。デス・スターはヤヴィン星系へ急行したが、反乱軍は設計図解析をもとにした作戦を展開し、スカイウォーカーの乗るXウイングが帝国の超兵器破壊に成功した。

銀河内戦

Blue Glass Arrow こちらの記事も参照: 銀河内戦

編集中

エンドア以降

Imperial flotilla-Uprising

鉄の封鎖に参加した帝国軍艦隊

皇帝パルパティーンを失った帝国はかつてない無秩序状態に陥り、我こそは玉座の正当な後継者だと名乗りを上げる者たちが多く現れ、銀河市民に不安が走った。反乱同盟軍が新共和国を形成し、戦争終結に向けて戦いを進める中で、帝国の公式記録は第2デス・スターに乗り込んでいた人員の生死を確定することすらできず、数か月にもわたって情報が錯綜した。皇帝がエンドアで敗北したという噂を耳にしたアノート宙域アデルハード総督は支配領域の出入りを完全に制限した。アデルハードの排外作戦は“鉄の封鎖”と呼ばれるようになる。エンドアの戦いからしばらくすると独立した司令官たちが自分の艦隊を率いて帝国宇宙軍から離脱し、内紛と裏切りが頻発した。インペリアル・ホロネット・ニュースはこうした事件を単なる小競り合いや暴動の一環として報道したが、ホスの戦いから続く全面的な銀河紛争はいっそう残忍性を増しながら展開していった。

新共和国誕生からしばらくすると、帝国の軍事力は生産能力の低下によって大幅に減退し、TIE/ln宇宙特化型スターファイターの供給不足が発生した。また、特に優秀な将校は第2デス・スターと運命を共にしてしまったため、帝国艦隊は深刻な人員不足にも悩まされた。この頃、帝国軍が保有するスーパー・スター・デストロイヤーは<ラヴェイジャー>1隻のみとなっていた。分裂した帝国を再びひとつにまとめるため、アウター・リム・テリトリーの惑星アキヴァ帝国未来議会と呼ばれるサミットが行われた。しかしサミットの情報を掴んだ新共和国がアキヴァへ攻め入り、帝国は多くの重要人物が死亡・逮捕される敗北を喫した。サミットの主催者であるレイ・スローン提督は戦いを生き延び、<ラヴェイジャー>とガリアス・ラックス元帥の待つヴァルピナス・ネビュラへ逃げ帰った。

RavagerBattlefront

<ラヴェイジャー>の最期

戦力の増強を必要としていた新共和国軍は、帝国の艦船を奪取して新共和国防衛艦隊に加える作戦に乗り出した。エンドアの戦いの1年と4日後、銀河帝国はウエスタン・リーチの惑星ジャクー上空および地上で新共和国との一大会戦に臨む。戦闘中、セイン・キレル率いる新共和国の特殊部隊がインペリアル級スター・デストロイヤー<インフリクター>への潜入に成功したが、<インフリクター>のシエナ・リー艦長は敵に奪われるくらいならばと自艦をジャクーの砂漠へ墜落させ、新共和国の艦船奪取計画を挫いた。ジャクーの戦いでは無数の艦船とスターファイターが砂漠の地表へ落下し、のちに“宇宙船の墓場”と呼ばれるようになる戦場跡地を形作った。帝国艦隊最後のスーパー・スター・デストロイヤーである<ラヴェイジャー>もこの戦いで撃沈する。

帝国宇宙軍はジャクーの戦いで壊滅的な損害を被り、現存するスター・デストロイヤーもごく少数になっていた。帝国は止むを得ず新共和国との和平交渉に臨み、帝国の宇宙船活動を指定された領域内のみに制限するという条項を盛り込んだ“銀河協定”が成立する。

復活

銀河協定締結後、帝国宇宙軍の残党は未知領域へ退却した。歴史の表舞台から姿を消していた約30年の間に、帝国軍残存勢力は旧帝国の思想を受け継いだ暫定軍事政権“ファースト・オーダー”を創始し、銀河系に再び秩序を取り戻すため戦いの準備を進めた。スターキラー基地ホズニアン星系破壊する13年前、ファースト・オーダーは旧帝国軍艦隊の拡張に乗り出し、ファースト・オーダー宇宙軍として復活させた。

新共和国の集権主義者派閥に属す元老院議員の中には、レディキャリス・シンディアンのようにファースト・オーダーの活動を密かに支援している者たちがいた。レディ・キャリスはファースト・オーダーから提供された資金をアマクシン戦士団に回し、旧帝国支持者アーリズ・ハドラシアン率いる非正規軍の武装化と訓練を進めた。資金の流れを新共和国から隠すため、ファースト・オーダーとその支援者たちはニクト犯罪王リンリヴィン・ダーイが支配するカルテルの活動を支援した。ダーイのカルテルが得た利益はアウター・リム・テリトリーで事業を展開する集権主義者の裏企業に回され、最終的にファースト・オーダーへ流れた。やがてレイア・オーガナ議員とランサム・カスタルフォ議員がダーイのカルテルとアマクシンの陰謀を暴いたが、ファースト・オーダー宇宙軍は戦力の確保に成功し、レジスタンスとの紛争の時代を迎えた。

組織

司令部

「これまでも数えきれないほど申し上げてきまいたが、陛下、帝国の艦隊は分散しすぎています。軍本部の協議では、宇宙軍は現在、はるか彼方のロザナとボサウイの戦闘機まで再配備しようとしているのです」
「繰り返しになりますが、あえて言わせていただくと、帝国の利益は守らねばなりませんので」
帝国保安局ハルス・アイソン宇宙軍情報部ドッド・ランシット中将[出典]
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コナン・アントニオ・モッティ帝国宇宙軍長官(ヤヴィンの戦い当時)

銀河皇帝パルパティーンと統合本部が帝国宇宙軍全体の指揮を執り、提督や艦長が長期的な計画に従って個々の宇宙船や艦隊の指揮を執った。宇宙軍トップの役職は帝国宇宙軍長官で、ヤヴィンの戦い当時はコナン・アントニオ・モッティ提督が長官を務めていた。宇宙軍本部と宇宙軍司令部が艦隊の活動を統括し、皇帝や統合本部の監督のもと、長期戦略の立案や危機対処のための艦船再配置を担当した。帝国軍スターファイター部隊も全体的な艦隊活動を補佐したが、彼らは主力艦製造事業をクワット・ドライブ・ヤード社に独占させようとする宇宙軍本部の方針を嫌っていた。彼らは軍本部がクワット社による主力艦製造を継続させようという計画のもと、TIE/ln宇宙特化型スターファイターの立場を弱めているのではないかと考えていたのである。

中年に達していない若い将校がスター・デストロイヤーの艦長になるのは極めて珍しかったが、かといって小型艦船の艦長になるのも不名誉なことと見なされていた。帝国軍艦隊が惑星上空に船を集結させて民衆を威圧するというのは日常茶飯事で、将校たちは権力の誇示や上官へのアピールのために指揮下の艦船を集めた。指揮下の艦船が多いほど重要人物として評価され、必然的に皇帝パルパティーンが艦隊活動における最重要人物とされていた。宇宙軍は帝国保安局(ISB)と連携して活動し、帝国情報部(軍情報部)の監督下にある宇宙軍情報部が重要な戦略情報をISBに提供した。ISBは各インペリアル級スター・デストロイヤーとエグゼクター級スター・ドレッドノートに監視役を配置していた。

戦力

帝国宇宙軍は極めて大規模で、提督や各宙域の総督が独自の裁量で船の移動を命じられるほど柔軟な組織系統になっていた。スター・デストロイヤーは基本的に4隻や6隻でグループを組み、それぞれ小艦隊、艦隊と呼ばれた。TIEファイターは警戒飛行や追跡任務で4機から成る小隊で出撃することが多かった。大規模な交戦では12機かそれ以上の戦闘機から成る中隊が編成された。広大な帝国領をすみずみまでパトロールするため、帝国は大規模な宇宙軍を“宙域艦隊”に細分化していた。銀河帝国の最盛期、約2万5千隻のインペリアル級スター・デストロイヤーが現役で活躍した。帝国のスターファイター部隊の20パーセントはTIE/INインターセプターから成り、同盟軍のRZ-1 Aウイング・インターセプターといった高速機にも直接対応できる新型モデルの製造も行われていた。

人員

専門士官

帝国宇宙軍の代表的存在は矢じり型の軍艦だったが、艦隊の活動にはそこで働く人的資源の存在が不可欠だった。宇宙軍のメンバーは将校と下士官に分かれ、軍人として家族との接触は制限されていた。しかしコア・ワールド出身の将校は特別手当や家族との面会権(5年の間に複数回)といった特権が与えられていた。帝国軍将校は資源節約のため通常の食料ではなく栄養剤を飲むことを奨励されたが、上級将校は満足な食事をとって逞しい外見を保った。また、各地の帝国軍基地に配属された兵站将校はかなり値が張るもののエキゾチックな食事を楽しんだ。将校とトルーパーは常に臨戦態勢であることを求められ、防衛、武器、乗り物の操縦法に関するテストを何度も受けることになっていたが、上級将校に要求されるテストの条件はある程度低く設定されていた。ギャンブルは厳格に禁止されており、手を出した者には厳しい罰が待っていた。軍務を放棄して逃げ出した者は臆病者として報告された。

NavyCrewmen

帝国軍将校とクルー

帝国軍の人的資源の大部分を占める下士官は、帝国宇宙軍トルーパー、フライト・コマンダー、当直士官、技術士官といった役職に就いて宇宙軍の活動や艦船運用に貢献した。帝国軍パイロットの養成プログラムを卒業できるTIEファイター・パイロットは全体のわずか10パーセントに留まった。TIEパイロットは帝国軍が所有する1人乗りまたは2人乗りビークルを全種類整備・修理することができた。帝国の力を見せつける必要がある場所に配属された際、TIEパイロットは威嚇のためしばしば低空を飛行した。宇宙軍のクルーは主力艦ブリッジにある窪んだデータ・ピット(彼らの階級を象徴するかのように低い位置に設けられていた)に配置され、艦隊内で送受信される全データと情報に目を通し、同星系内の宇宙船に航法的支援を行った。帝国のすべての施設にデータ・ピットがあったわけではないが、ウィルハフ・ターキンはピットのデザインを気に入り、センチネル基地の司令センターをスター・デストロイヤーのデータ・ピットに似せて設計させていた。帝国軍兵器技術者は帝国軍の宇宙船に設置されたターボレーザー砲塔を操作し、デス・スターのスーパーレーザー制御室にはエリートの砲手が割り当てられた。

帝国宇宙軍と帝国地上軍の間にはある種の競争関係が存在した。また、宇宙軍内部でも同僚から陰口を叩かれ、尊大で無能だと罵られる上級将校もいた。また、宇宙軍のパイロットはホロネット・ニュースを通して日の目を浴びる機会が多く、地上軍パイロットから妬まれていた。

訓練

Blue Glass Arrow 詳細は帝国アカデミーを参照
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宇宙軍の徴兵ポスター

寛大な報酬や最先端の宇宙船に触れるチャンスに惹かれ、大勢の銀河市民が帝国宇宙軍の育成プログラムに加わった。彼ら帝国軍士官候補生ロザル帝国青少年アカデミーをはじめとする各地の準備教育学校に通った後、更なるトレーニングのため上級アカデミーに進学した。しかしすべての候補生が訓練を継続するわけではなく、必要条件を満たすことができず故郷に帰る者もいた。帝国はインナー・リム出身者受け入れ枠のほとんどを旧分離主義勢力の惑星からやって来た者たちのために割き、かつて共和国と対立していた星々の忠誠心を獲得しようとした。

準備教育学校を卒業した後、訓練生は進学先のアカデミーにアルファベット順に割り当てられた。コルサントにある帝国ロイヤル・アカデミーは名門校として知られ、他にもカリダ・アカデミーカリダ・アカデミーコルラグ・アカデミーといった訓練施設があった。帝国軍将校のプログラムは多岐にわたり、コア・ワールド古典文化、セキュリティ・プロトコル、尋問技術、巨大宇宙船設計、宇宙・地上軍共同戦術などのクラスを受講し、フライト・シミュレーターで飛行訓練を積んだ。TIEパイロットは味方の援護を二の次にするよう教育された。候補生はアカデミーでスポーツ活動に参加することができ、参加者全員に優勝のチャンスがある宇宙軍ボクシングの出場資格を与えられた。候補生は最終的に司令部やエリート飛行隊といった異なる進路に進んだ。王立帝国アカデミーの最優秀候補生は何百名という上級将校や官僚も出席するインペリアル・パレスの歓迎会や舞踏会に参加することができた。

候補生は卒業と同時に大尉になり、卒業記念に故郷を訪れる権利を与えられた。正規の軍人が休暇をとると周りから白い目で見られ、大半の帝国軍将校は定年か戦死するまで軍務を続けた。名誉勲章は帝国の最高位の勲章の1つで、これよりも格上の褒章は優れた自己犠牲の精神を示した者に贈られる帝国軍名誉殊勲章だけだった。

階級

Blue Glass Arrow 詳細は階級プレートを参照

帝国軍の階級は赤、青、黄の正方形が並ぶ階級プレートを身に着けた。提督の階級プレートは12個の正方形が2列に並んでおり、上の6つが赤、下の6つが青だった(しかしブロム・タイタス提督は他の提督とは異なる黒い軍服と先端部分が赤いコード・シリンダーを身に着け、階級プレートも赤4個、黄色2個が一列に並ぶ特殊な仕様になっていた)。キャプテンは6個の正方形が2列に並び、上の3つが赤、下の3つが青だった。グランドモフは上6つが赤、下の左3つが赤、右3つが黄色、計12個の正方形が2列に並んでいた。大半の上級将校がオリーブグリーンの軍服、下士官が黒い軍服を着用していたが、階級が上がっても黒い軍服を着続けるケースもあった。

装備

Blue Glass Arrow 詳細は帝国軍の軍服を参照

帝国軍の軍服は各軍人の専門分野によって異なり、保護アーマー付きのものからジャケットまでさまざまな種類があった。上級将校はオリーブグリーンのダブルボタン式チュニックと黒いブーツ、将校ディスク付き司令キャップを着用した。この軍服はニュー・オーダー台頭後にモフ・ウィルハフ・ターキンが自らデザインしたものである。この軍服は帝国宇宙軍と地上軍の双方で使用され、下士官やストームトルーパー将校は色違いの黒い軍服を着た。

帝国軍兵器技術者は特徴的な大きなヘルメットと部分的なボディ・アーマーを身に着け、TIEファイター・パイロットはストームトルーパーに似たフライト・ヘルメットと全身を覆うボディ・アーマーを着用した。彼らの装備は宇宙空間で活動できるよう改良が施されており、ヘルメットの顎部に空気チューブが付属していた。

帝国軍の艦船ではMSE-6シリーズ修理ドロイドが広範囲にわたって使用され、修理やメッセージ運搬、訪問者の案内といった簡単な雑務を任されていた。

艦船

宇宙ステーションと造船所

Death Star orbitting Jedha

ジェダ上空に浮かぶデス・スター

主力艦

Executor and escorts

護衛艦を引き連れたエグゼクター級スター・ドレッドノート<エグゼクター

クルーザーとコルベット

インターディクター・クルーザー

Imperial Inderdictor DB

インペリアル・インターディクター

フリゲート

サポート・キャリアー

牽引船

シャトル

ガンシップ

ソリライド運搬船

スターファイター

ヨット

主な登場作品

参考資料

帝国軍
司令部 ダース・シディアス - ダース・ヴェイダー - 帝国軍最高司令部 - 統合本部
帝国地上軍 帝国地上軍長官 - ストームトルーパー兵団 - 第501軍団 - ブリザード・フォース - 帝国軍地上クルー - 帝国軍コンバット・ドライバーAT-ATパイロット - AT-STドライバー - タンク・ドライバー
帝国宇宙軍 帝国宇宙軍長官 - 帝国軍スターファイター部隊 - TIEファイター・パイロット - 第7艦隊 - デス・スコードロン - 帝国宇宙軍トルーパーデス・スター・トルーパー) - 帝国軍兵器技術者
その他の組織 帝国情報部 - 帝国軍特殊部隊 - 帝国アカデミー - 帝国軍士官候補生 - インフェルノ分隊
主なビークル AT-AT - AT-ACT - AT-DP - AT-ST - AT-MP - 614-AvA - 74-Z - TIE/D - TIE/ln - TIE/sa - TIE/sk - TIE/IN - TX-225 GAVw - アークワイテンズ級司令クルーザー - インペリアル級スター・デストロイヤー - エグゼクター級スター・ドレッドノート - クエーサー・ファイア級クルーザー=キャリアー - ゴザンティ級クルーザー - センチネル級着陸船 - ラムダ級T-4aシャトル - レイダー級コルベット - デス・スター - 第2デス・スター
ストームトルーパー インペリアル・ショック・トルーパー - サンドトルーパー - シャドウ・トルーパー - ジャンプトルーパー - ショアトルーパー - スカウト・トルーパー - スノートルーパー - デス・トルーパー - マグマ・トルーパー
[テンプレート]
他の言語

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