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「われわれの暦で基点と定めた初代デス・スターの破壊から三六年目のいま、われわれは豊かな栄光に満ちた過去の伝統を学び、多くの暗い過ちを記憶にとどめるべきだろう。われわれはその両方から学ぶ必要がある」
―銀河同盟の歴史書の序文より、ヴォレン・ナル[出典]

ヴォレン・ナル[1](Voren Na'al)は人間男性で、共和国再建のための同盟や、その後継政府に仕えた著名な歴史家である。彼はもともとギャラクティック・ニュース・サービス社レポーターだった。銀河帝国惑星コーシンの政府を転覆させた際、現場に居合わせ、帝国によって一時的に監禁されたナルは、それ以降反乱同盟軍を支持するようになった。反乱軍のスパイとして活動するようになった後、ナルは主任戦史研究官アーハル・ヘキストロフォンのもとで歴史家になり、ヤヴィンの英雄たちの伝記をまとめる役割を与えられた。ナルは惑星タトゥイーンガルヴォーニIIIで情報を集め、ヤヴィンの戦いの前後関係を整理し、戦闘員にインタビューを行った。その後、彼は報告書をヘキストロフォンに提出した。それ以降も、ナルは数々の報告書を編集した。例えば、惑星アドゥバ3におけるハン・ソロチューバッカの冒険の記録や、モン・モスマに提出された168,000に及ぶ反乱同盟軍のDSUレポート、ホスの戦いの関連事件やヤヴィンの英雄のその後の苦難に関する報告、トゥラクIVの戦いに関する情報の断片、エンドアの戦いに関する報告書などがあった。

新共和国の誕生後も、ヴォレン・ナルは歴史家としての仕事を続けた。彼は新共和国調査評議会局長になり、新共和国の戦史研究補助官を務めた。彼はスローン大提督や復活した皇帝パルパティーンが行った軍事作戦や、かつてハン・ソロがコーポレート・セクターで経験した事件に関する報告書をまとめた。彼はまた、『新共和国口述歴史』を編纂し、のちには『10年後: 新共和国の発達した組織と監理構造に関する記録』の編集・注釈を行い、ケルマー・インスティテュートの主任歴史家となった。

新共和国調査評議会のトップを引退したナルは、歴史学の教授になり、かつて秘密スパイだったリヴォーシェ・ターキンと結婚して何人かの子どもをもうけた。ユージャン・ヴォング戦争の後、彼は銀河連合自由同盟歴史評議会記録保管担当名誉教授になり、重要な年代記の第2版の出版に携わった。

経歴[]

生い立ち[]

VorenNaal

反乱軍時代のナル

人間男性、ヴォレン・ナルの家族は、クローン戦争の戦火に巻き込まれた。ナルの両親は生き残ったようだが、彼は祖父母と叔母、そして会う機会すらなかったおじを失ってしまう。そのため成人期のナルは、クローン技術に対する考えが若干偏見的になっていた。少年の頃から、ヴォレン・ナルは銀河系で起こる出来事の原因に興味を持っていた。歴史とジャーナリズムは彼の趣味になり、彼はアーハル・ヘキストロフォンというジャーナリズムに関する教師から教えを受けた。

ヴォレン・ナルはやがてギャラクティック・ニュース・サービス社の特派員になり、趣味だったジャーナリズムは、駆け出しのキャリアへと発展することになった。グレーター・プルーリオド星団惑星コーシンで、ナルは初めて銀河帝国による略奪を目の当たりにした。ナルは折悪しく、評判の高い当地のスウープレースの取材に訪れていた。ナルがオープニング・マッチを報道していたとき、帝国ストームトルーパーの小隊がプレス・エリアへとなだれ込み、全員を逮捕してしまった。ナルは3間独房に監禁されることになり、彼との対面が許されたのは、質問をしに来る尋問ドロイドだけだった。ナルは監禁された理由を教えられなかったが、銀河帝国がコーシン政府をニュー・オーダーに忠実な組織と交代させ、市民権を認めない警察国家に全市民を支配させたことを知った。この事実を報道させないために、ジャーナリストたちは監禁されたのである。

この出来事に心を動かされたナルは、自分にはふたつの選択肢があると悟った。すなわち、ジャーナリストを辞めて激化する帝国の横暴を無視するか、あるいは銀河系に向けて全面的に帝国がどんなものであるかを報せるかのふたつである。幸いにも、ナルは無謀な行動を起こしてしまう前に、年配の教師、アーハル・ヘキストロフォンと偶然遭遇した。ヘキストロフォンは共和国再建のための同盟(通称、反乱同盟軍)の創設時よりのメンバーであり、反乱活動に加わることで銀河内戦に変化をもたらすことが出来ると、若きレポーターのナルを説得する。

反乱軍の歴史家[]

Na'al award

メダル授与式におけるナル(右端)

ナルは最初スパイになったが、同盟軍の特別部隊、歴史班に移籍して、同盟軍主任戦史研究官であるヘキストロフォン大佐のもとで働くことになった。新人兵として活動した時代、ナルはビッグズ・ダークライターという名の、反乱軍に同調する帝国軍士官候補生と知り合いになった。ダークライターはグランドモフウィルハフ・ターキンの姪、リヴォーシェ・ターキンが反乱軍をスパイしようとしていることを知り、彼女をナルと接触させた。反乱軍の中で、秘密スパイとしてのリヴォーシェの不安定な立場を知る者は数少なく、それは帝国に発覚する前にナルが彼女を味方に引き込む余地があることを意味していたのである。

反乱軍に加わってから数年の間に、ナルは中尉に昇格した。ヤヴィンの戦いの後、ナルとヘキストロフォンは衛星ヤヴィン4マサッシ宮殿に建てられていた反乱軍秘密基地で、戦いの勝利を祝う式典に参加した。反乱軍はヤヴィン星系で銀河帝国の超兵器である巨大バトルステーション初代デス・スターと戦い、その破壊に成功したのである。この勝利に貢献したルーク・スカイウォーカーハン・ソロチューバッカは、式典の中で勇気記章を授与されることになった。式典において、ナルはメダルを手渡しする役目を与えられる。このメダルはナルからジャン・ドドンナ将軍オルデランプリンセスレイア・オーガナへと順に手渡しされ、最終的にスカイウォーカーの首にかけられた。

Voren Cantina

ナルはチャルマンのカンティーナで数々の怪しい人物と渡り合った

ヘキストロフォンはナルに、『反乱軍正史 第1巻』に収録するために、ヤヴィンの戦いとそれに関連する出来事の報告書を書くように指示した。惑星スィラの反乱軍基地を手始めに、ナルはユーガ2や<クアリ・プリンセス>に立ち寄った末、惑星タトゥイーンを訪れた。この砂漠の惑星で、ナルは帝国ニュース局のレポーターに扮して調査を開始する。タトゥイーンで、彼はスクイブの貿易商人メイスミリアン=ウィンデュアーテとそのビジネス・パートナー、ジャワアクイレイと出会う。彼らは2体のドロイドを売り込み、説得に屈したナルはドロイドを購入することになった。幸運にも、ナルが手に入れたR5-D4EG-6パワー・ドロイドは、ジャワがR2-D2C-3POを捕まえてルーク・スカイウォーカーの一家に売り込んだとき、偶然現場に居合わせていた。2体のドロイドをきれいにした後、ナルは彼らをインタビューして必要な全ての情報を聞き出した。その後ナルはパワー・ドロイドを貧乏な水分農夫に譲り、R5-D4をトゥア・アーヨンの補佐官に売り払った。このR5ユニットはアーヨンのもとで反乱軍のためにスパイ活動を続けた。モス・アイズリーの街に滞在中、ナルはチャルマン宇宙港カンティーナを探し出し、その客の数名と面談した。

それからナルは帝国の官僚が支配する惑星ガルヴォーニIIIへと旅し、初代デス・スターの概要やクルーについての情報を手に入れるため、帝国通信局の規制がかけられていたコンピューター・ファイルをスライスした。かれはかろうじて帝国の手を逃れ、脱出する。スィラに戻ったナルは、ヤヴィンの英雄たち本人のインタビューを行った。ナルはパトロールを行っていたルーク・スカイウォーカーのエアスピーダーの銃座に座り、質問を行った。この旅でナルが手に入れたすべての情報は、報告書にまとめられヘキストロフォンに提出された。

2 ABY、ナルはヘキストロフォンからアドゥバ3でのハン・ソロとチューバッカの冒険の真実を確かめる任務を与えられた。

ヘキストロフォンはヴォレン・ナルの仕事ぶりに感動し、同盟軍の成長や組織・機材・活動、そして目的についての168,000ものDSUを要約し、同盟軍の指導者モン・モスマその人に提出するという重要な役目をナルに与えた。ナルは3 ABYに要約を完了させる。

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ヴォレン・ナル

やがてナルはスィラから惑星ホスエコー基地へと再配置された。カーリスト・ライカン将軍はナルの歴史家としての仕事が非常に受動的なものだと知り、彼に反乱軍上級将校間の連絡要員としての任務を与えた。ホスは非常に気温の低い惑星だったので、通信装置がまだ寒さに適応していなかったのである。その後、将軍はナルに非戦闘任務を与えた。

反乱軍の整備士、バーヴィンが、エコー基地周辺の主要ポストからメッセージ(短い通信の中で、バーヴィンは何かにうろたえていた)をコムリンクで送信してきたとき、ヴォレン・ナルは基地内司令センターにいた。彼はブレン・ダーリン大佐とともにバーヴィンのポストに向かったが、凹んだ壁からホスの闇夜へと続く血の跡を目にし、兵士が命を落としたことを確認するだけに終わった。その後も反乱軍の歩哨にさらなる襲撃が行われた。襲撃者の正体は、エコー基地のアストロメク・ドロイドが発する高い音響シグナルによって気が狂い、怒りに駆られたワンパの群れだった。彼らは、エコー基地の雪の壁を突破していたのである。反乱軍は武器を使ってエコー基地外部のワンパを追い払い、基地内部に入り込んだ獣たちをドロイドの録音を使って一か所に集め、スタンで麻痺させて使用されていない区域に閉じ込めた。

ハン・ソロ将軍が自爆した帝国のヴァイパー・プローブ・ドロイドの残骸をエコー基地に運んできたときも、ナルは司令センターにいた。非戦闘員として、ナルは反乱軍輸送船クォンタム・ストーム>(これは一番最初に氷の惑星を離れた輸送船だった)のホス脱出の手助けをした。ナル自身は基地に残り、他の輸送船の脱出を援助しながら、ホスの戦いのホロ=レコードをトレンチから集めた。しかし、間もなく彼はブラスター・ライフルを持つためにホロレコーダーデータパッドは捨てた。戦いの中、彼は落盤で足首を骨折したが、最後に脱出した輸送船のひとつ、<ソンズ・オーチャンド>に乗り込むことが出来た。その後、ナルは反乱軍ランデブー・ポイントで根気よくヤヴィンの英雄がやって来るのを待ち、彼らの苦難の詳細についての調査と要約を行うことが出来た。ホスの戦いでの貢献を認められたナルはマントゥイン・メダリオンを与えられ、彼の記録は反乱軍戦術士が戦いを分析するのに役立った。

トゥラクIVの戦いの数年後、ナルはこの戦いの出来事について調査する役目を与えられた。ナルはこの戦いに参加した反乱軍ユニット、ハイタック・ハリヤーズの生き残り、トーヴ・ケイスト中佐のインタビューを行った。ナルはまた、フェイカー宙域モフのエージェントを装ってハロワン汎星系データ保管ライブラリーへと潜入し、トゥラクIVへの攻撃に参加したヘルズ・ハンマーズのふたつの大隊を始めとするマルタズ将軍の軍隊の情報を集めた。

3 ABYと4 ABYの激しい戦いの後、ナルはホスの戦いとエンドアの戦いの詳細な説明を記し、ヤヴィンの戦いの記録に加えた。デュー・リジェフがモス・アイズリーに帰還した後に行われた祝賀の中、ナルは銀河皇帝パルパティーンの死の報せをタトゥイーンにもたらした。

エンドアの戦い以降[]

Voren Na'al

暫定評議会にバクラの戦いについて説明するヴォレン・ナル

エンドアにおける同盟軍の勝利の後、ナルはバクラの戦いについて自由惑星同盟暫定評議会に報告の説明をする役目を与えられた。ナルは、シ=ルウクに関する情報を銀河系一般市民から隠蔽し、特別部隊を使ってシ=ルウヴィ帝政よりも有利な立場から交渉すべきだと主張し、報告を締めくくった。この挑発的な意見は、ボースク・フェイリャ議員の反発を招くことになる。

バウンティ・ハンターボバ・フェットが死んだと思われた後、同盟軍はその宇宙船<スレーヴI>を回収した。ヴォレン・ナルは、この宇宙船の行く末を左右できる立場にいた。ランド・カルリジアンはナルを説得して<スレーヴI>をカーニバルに貸し出させようとした。ナルはカルリジアンの意見に説得されかけていたが、ギアル・アクバー提督がこのプランを否認した。

モフ・アブラン・バルフォアララマス・ベース・イレギュラーズ傭兵組織によって追放されたとき、ナルはモフの拠点とそこに保管されている全ての帝国の記録を調査するため、パーミック宙域へと派遣された。そこでファイルを厳重に調べているとき、彼は偶然防衛メカニズムを起動してしまい、落とし戸からバルフォアの動物飼育所に落下した。その際、この臆病な歴史家は、イレギュラーズに向けて滑稽な叫び声を上げてしまう。エイレン・クラッケン将軍によれば、ナルはこのとき“非知的生物と会話するユニークな能力”を手に入れたということだが、ナルはこのジョークを面白がらなかった。

コルサントの解放より以前、ナルは『新共和国口述歴史』の編集のために、バロンスーンティア・フェルの人生についてウェッジ・アンティリーズにインタビューを行った。このとき、彼はランド・カルリジアン将軍にもインタビューを行い、タナブの戦いノルーラック海賊に勝利を収めたときのことを聞いた。

VorenNaal-RPG2ndEdition

新共和国の任務を遂行するヴォレン・ナル

ヴォレン・ナルはやがて新共和国の調査評議会の局長となり、共和国の戦史研究補助官になった。ナルは帝国のスローン大提督との戦闘や、クローンとなって復活したパルパティーン皇帝が新共和国に対して行った軍事行動に関する報告書を編集する。また、ナルは新共和国情報部のエージェントだったリヴォーシェ・ターキンとだんだんと親しくなっていった。彼女は新人のジャーナリストとして、コルサントの荒廃に関する報告書を直接ナルに提供した。モン・カラマリの戦いの直後、ナルはニュー・ラルティアでハン・ソロをインタビューし、新共和国軍がコーポレート・セクターへと勢力を広げるうえで、ソロが果たした功績について尋ねた。ナルはこのインタビューに備え、新共和国情報部がオンパーソン情報保管庫で手に入れたソロの帝国宇宙軍時代の経歴を報告書にまとめていた。後にナルは、ヘキストロフォンにこの報告書を送った。パルパティーン皇帝の究極的な敗北の後、ナルは退役したカイキエリウス総督兼将軍ナードニス・プラージを取材した。このとき、プラージは復活したパルパティーンとたった一度対面した際の経験を語った。

17 ABYアカデミー会員となっていたナルは、新共和国情報部と協力し、銀河史ケルマー・インスティチュートの主任歴史家ドン・グレックによる『10年後: 新共和国の発達した組織と監理構造に関する記録』の編集・注釈を行った。この記事は、当時内部組織が再編されたばかりだった新共和国の機構の詳細を説明しており、ブラック・フリート・クライシスに関する新共和国情報部の関係書類にまとめられていた。

やがてヴォレン・ナルは、新共和国調査評議会のトップを引退し、歴史学の教授になった。彼はリヴォーシェ・ターキンと結婚し、数人の子どもができていた。彼らの息子、ギデオンの名は、リヴォーシェの父親に因んで名づけられていた。ナルの息子はのちにコレリア・アンティリーズ博士とともに『スター・マップとスクリプト ラカタの交流』を共同執筆する。タンティス山が破壊されてからほぼ10年が経った後、ナルはモン・モスマから、ケイソル宙域から発せられる変わった報告(これはスローン大提督に関連するものだった)について調査するよう頼まれ、生徒のひとり、デヴァロニアンポロ・ティプンの助けを借りて調査に赴いた。

ユージャン・ヴォング戦争の後、ナルは銀河連合自由同盟歴史評議会記録保管担当名誉教授になっていた。銀河同盟がキリック対立していた時期に前後して、彼は重要な歴史年代記の第2版出版を監督する。この年代記では、ジェダイシスの対立について広範囲の解説が行われた。40 ABY、ナルはティオン・ソルサーによるフォースの解説書に、30 BBYに惑星ダソミアを訪れたジェダイの情報を提供した。ナルの情報では、そのジェダイがクインラン・ヴォスだと特定しており、ヴォスがザレムという名のナイトシスターが古代の無限の門を使ってコルサントを破壊しようとしていたのを阻止した、という出来事を紹介した。ただし、ナルはこの情報がロス・ライという元ナイトシスターによる28 BBYの疑わしい伝記をもとにした、信頼できない情報だと認めている。

人物[]

「歴史は記録されて初めて後世に残るものである」
―ヴォレン・ナル[出典]
Na'al Signature

ヴォレン・ナルのサイン

最初に反乱同盟軍へと志願したとき、ヴォレン・ナルは目立たない若者だった。しかし、銀河系の英雄たちの功績を長年記録し、それらをドキュメント化するうえで経験した冒険によって、晩年の彼はより賢く、より熟練した人間になっていた。ナルは個人的に日誌をつけており、彼がインタビューした相手や調査の流れなどのプライベートな記録を残していた。ナルは人生のどの時期においても、調査する対象の個性に対して強い熱意を抱いていた。そのため彼は著作の中でときおりプロらしからぬ熱中状態に陥ってしまっており、彼自身、謝罪が必要だと感じるほど自意識過剰になっているものもあった。ナルの批判者たちも、彼の文書があまりにも登場人物の個性に重点を置きすぎていると考えていた。それでも、作家ミランダ・ヴォーガン博士は自身の影響力のある作品『書き言葉 簡潔なギャラクティック・ベーシックの書記体系概論』の中で、ナルの著作を引用していた。

その人生の後半で、ナルは家庭的な男性という役割に落ち着き、外宇宙の探検と言ったオファーを断るようになった。そんなとき、モン・モスマからケイソル宙域へ行くよう、個人的で説得力あるリクエストが入った。彼の年齢と、ひとりで行くべきではないという妻の助言を考慮し、彼にはアシスタントのポロ・ティプンが付けられることになった。

ヴォレン・ナルは身長1.8メートルで、肌は白く、はブロンドで茶色いをしていた。

制作の舞台裏[]

Rogues Gallery

スター・ウォーズ インサイダー第133号で、『エピソード4/新たなる希望』の最後のシーンに登場していた人物のひとりがヴォレン・ナルだったという後付設定が追加された

ヴォレン・ナルはスター・ウォーズ世界内(イン=ユニバース)における“作家”である。ウエスト・エンド・ゲームズ社(WEG)によるスター・ウォーズのロールプレイング・ゲームのソースブック数冊や、『スター・ウォーズ 全史』といったいくつかのリファレンス・ブックは、ヴォレン・ナルの著作だと設定されている。このキャラクターは、WEG社が作品内で展開するイン=ユニバースの世界観を定めつつ、説明に発展の余地がある不確実な部分を残すという、製作者側に便利な正当性をもたらす存在としてつくりだされた。

『Galaxy Guide 1: A New Hope』(未邦訳)は、ヴォレン・ナルが研究に基づいたストーリーを語り始めるところで終わっている。このストーリー冒頭は、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』のオープニング・クロールになっている。

2012年スター・ウォーズ インサイダー第133号の記事、『Rogues Gallery』で、ヴォレン・ナルがジャン・ドドンナやアーハル・ヘキストロフォンとともに『新たなる希望』に登場していたという後付けの設定が公開された。

登場作品[]

  • スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (初登場)(後付設定)
  • Star Wars: Empire 15: Darklighter, Part 4 (後付設定)
  • WEG icon2 Galaxy Guide 3: The Empire Strikes Back (言及のみ)
  • WEG icon2 "Camie's Story"—Galaxy Guide 1: A New Hope (言及のみ)
  • WEG icon2 "Across the Burning Sands of Tatooine"—Galaxy Guide 1: A New Hope
  • Star Wars: Rebellion (言及のみ)
  • SWAJsmall "Slaying Dragons"―Star Wars Adventure Journal 9 (言及のみ)
  • WEG icon2 "Night Attack"—Galaxy Guide 5: Return of the Jedi (言及のみ)
  • WEG icon2 "Chewbacca and the Life-Debt"—The Last Command Sourcebook
  • WEG icon2 "A Rebel's Job is Never Done ..."—Dark Empire Sourcebook (言及のみ)
  • WEG icon2 Mos Eisley Adventure Set

参考資料[]

Wiki-shrinkable
ウーキーペディアにはヴォレン・ナル/レジェンズに関する9枚の画像があります。

脚注[]

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ 全史』に基づく。

関連項目[]

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