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ヴォド=シオスク・バス
ヴォド=シオスク・バス[1][2](Vodo-Siosk Baas)はクレヴァキの男性で、旧共和国に仕えたジェダイ・マスター。のちの時代のジェダイ、ボド・バスの先祖。当時のジェダイ・オーダーの中でも特に尊敬を集めていた存在であり、何人かの有名なジェダイ・ナイトの訓練を行ったことでも知られた。オーダーで最も強力なジェダイのひとりだった彼は、オーダーの指導者でもあった。だが、彼は自分のかつての弟子であるシスの暗黒卿、エグザ・キューンと戦って命を落としてしまう。
目次 |
経歴
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ジェダイの訓練
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by Tomeito男性のクレヴァキ、ヴォド=シオスク・バスは、ヤヴィンの戦いのおよそ4,000年ほど前のジェダイ・マスターである。彼は何世紀かオーダーに在籍し、歴史家、教師、戦士としての役目を果たして仲間たちからの尊敬を得た。歴史家として、彼はテドリン・ホロクロンの守護者のひとりになった。彼はこのホロクロンにシスの広範囲にわたる経歴を記録した。また、惑星ダントゥインのジェダイ・ウォッチマンになったヴォド=シオスク・バスは、この惑星とオッサスで活動をすることになる。ダントゥインでは自分自身の正式なパダワンのグループを訓練し、オッサスではライトセーバーの作り方を生徒たちに伝授した。彼からライトセーバーの作り方を教わった生徒の中には、ノーミ・サンライダーやデイス・ディアス、そしてショーネブ・クルーらがいた。
あるとき、バスには息子ができて彼は父親となった。彼の家系は後世へと続き、やがてボド・バスに通じている。ヴォド=シオスクの子孫ボドは、自分の祖先がそうであったようにテドリン・ホロクロンの守護者のひとりになった。オンダロンにおけるフリードン・ナッドの反乱の前、バスはキャサーの連れ合いであるクレイドとシルヴァー、そして人間のエグザ・キューンの訓練を行った。この3人の中で最もよい生徒はキューンであり、彼は優れたライトセーバー戦士だった。だが、その能力ゆえキューンは傲慢になり、フォースのダークサイドの誘惑に晒されてしまう。こうしたキューンがほかの生徒に悪影響であることがやがて判明する。クレイドは優れたキューンに服従的になり、一方のシルヴァーはその人間主義に反抗しキューンと対立的な関係になったのだ。
エグザ・キューンの堕落
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キューンはバスの教えに苛立ちを見せるようになる。彼はひそかにバスのホロクロンを開き、ナガ・サドウの経歴や惑星オンダロンのフリードン・ナッドの王室についての知識を得た。だが、キューンがそれ以上情報を得る前に、バスは彼の行為を発見してそれを止めた。潜在的な好奇心から来たその行動の謝罪を認めたバスは、彼の横柄さから彼がフォースのダークサイドを知る準備ができていないと考えた。また、バスは硬く禁じられていたことを深く追求したキューンが、ジェダイの道から逸れてしまうのではないかと心配する。キューンが自分を過小評価しているとバスに抗議したとき、このジェダイ・マスターは学生たちによるライトセーバーの訓練試合を行うことで弟子の注意を別に向けることにした。 この練習試合で、キューンは自分自身の優れた技能とクレイドの敗北主義的態度の両方によって、クレイドをやすやすと打ち負かした。次に、シルヴァーをテストするためバスはキューンと彼女を戦わせた 。だが、キューンから罵りを受けたシルヴァーは怒りに燃えて彼の顔を鉤爪で切った。だが、これはキューンの怒りにも火をつけ、彼はシルヴァーに激しく切りかかった。
バスはすばやく介入し、自分の杖でキューンの武器を奪い、この弟子を説き伏せようとした。だが、キューンはクレイドが落としたライトセーバーを使って、バスに反撃する。

by Tomeitoこの戦いでキューンは攻めに徹した。バスは卓越した経験に助けられ、すばやく動いて相手の足場を奪った。しかし、キューンもこれでは終わらずに自分のライトセーバーもフォースで呼び寄せ、バスの杖を払いのけて優勢に立つ。2本のライトセーバーを得たキューンはすばやく攻撃を繰り返し、バスを守りに立たせた。最終的に、彼はバスの杖を破壊し、自らのマスターを破った。
シルヴァーが素早く助けに来たため、バスは真っ二つに破壊された杖から足をかばうことができた。バスはキューンをもっとも手ごわい生徒だと認めたが、彼にダークサイドの危険について警告する。だが、キューンは勝手に自分がジェダイ・ナイトであると宣言し、バスのもとを去っていってしまったのだった。
エグザ・キューンが去った後、クレイドとシルヴァーの訓練ははるかにスムーズに進んだ。クレイドはキューンの関係なしに自ら物事を達成することに自尊心を見出し、一方シルヴァーはキューンがいない状態で自分の怒りをコントロールするようになった。しかし、ふたりの成長にもかかわらず、バスはキューンの失敗、そして彼がしでかすかもしれないことの恐怖で心を悩ますようになった。
デネバの会議
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by Tomeitoエンプレス・テタ星系では、大胆なシス・カルトのクラースがクーデターを起こし、政権を乗っ取った。クラースはジェダイ・オーダーに戦線を布告し、ジェダイの間ではフォースのダークサイドの台頭が予言されるなど、不吉なことが続く。これらに対応し、ジェダイは惑星デネバで秘密会議を開いた。会議はエグザ・キューンなどを除き、ほとんどのジェダイが出席した。
秘密会議では危険なシス魔術についての警告などが話し合われたが、バスはこの会議に遅刻した。会議が行われていたとき、彼はフォースに大きな震えを感じたのだ。この震えがエグザ・キューンのフォースの中の叫びだと気づいたバスは、フォースを通してかつての自分の弟子を助けようとした。だが、彼の試みはフリードン・ナッドの霊によって阻まれる。このシス卿の霊は、遠く離れた場所でキューンをダークサイドへと導いた。
バスはもうキューンに何もしてやることはできなかった。彼は秘密会議に到着したが、デネバは使用人ドロイドに変装していたクラース・ウォー・ドロイドによって突如攻撃を受ける。ジェダイは襲撃から身を守ったが、アーカ・ジェスを含む多くの犠牲者が出ることとなった。バスがこのときの出来事をホロクロンに記録していたころ、ジェスの弟子ウリック・ケル=ドローマは、マスターたちの制止を振り切り、自らクラースへと加わり潜入任務を行った。
ケル=ドローマの仲間の学生たちは、敵に潜入したこの強情な友が気がかりになった。彼らはマスターたちに、ケル=ドローマを連れ戻すためエンプレス・テタ星系に赴く任務の許可を求めた。その場に居合わせたマスターのひとり、バスは、彼らにケル=ドローマを連れ戻す際の警告を行った。たとえケル=ドローマがフォースのライトサイドに背を向けて破滅の道を選んでいたとしても、それは彼自身の選択の結果であり、無理やり連れ戻すことのないようにと、バスは告げたのである。
実際この若者はダークサイドに堕ちていたが、バス自身はこの後の出来事にはほぼ無関係である。彼はダントゥインのウォッチマン、そしてライトセーバーの製作講師というもとの業務に戻っていた。
シス大戦
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by Tomeitoヴォド=シオスク・バスが彼の仕事に取り組んでいるとき、戦争が始まった。かつての弟子、エグザ・キューンはシスの暗黒卿として再び姿を現し、ケル=ドローマはその弟子となっていた。ふたりはクラースとシスの軍勢を結集し、銀河系規模の戦いを巻き起こす。ケル=ドローマはマンダロリアンのリーダーを一騎打ちの戦いで破り、彼らの忠誠を獲得した。キューンはオッサスでオダン=ウーアを殺害し、シス・ホロクロンを持ち出し、ジェダイ・マスターを詐称した。バスにとっては悲しいことに、クレイドを含む20人のジェダイがキューンの弟子になりオーダーを去った。
キューンは彼らを堕落させ、ケル=ドローマはマンダロリアンを率いてコルサントを攻撃した。襲撃は成功したが、シスの軍勢はケル=ドローマの恋人アリーマ・キートの命令で退却した。ノーミ・サンライダー、ショーネブ・クルー、トット・ドニータ、デイス・ディアス、クアルル・トック、ケル=ドローマの弟ケイ、そしてバスはこのシスの弟子に立ち向かった。ケル=ドローマは彼らに捉えられ、裁判のために銀河元老院へと送られた。バスはこの後、再びダントゥインに戻った。
ダントゥインへの帰りで、バスは戦争に関することをよく考え直した。戦争が自分自身の失敗による結果だと考えた彼は、コルサントでウリック・ケル=ドローマの裁判に参加することにした。バスはかつて練習試合で壊れた彼の武器である杖のかけらを集め、杖を直してコルサントへと向かった。
裁判中、ケル=ドローマに判決が言い渡される直前、マサッシの側近とマンダロア・ジ・インドミタブルを引き連れたエグザ・キューンが裁判所に現れた。この暗黒卿はシスの催眠術を裁判長にかけ、最高議長を操作した。最高議長は最終的に命を落としてしまう。ケイ・ケル=ドローマは兄ウリックの説得を試みたが、あえなく失敗した。
最後の対決
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by Tomeitoそのとき、バスはキューンを止めると宣言し、ホールに入った。バスは堕落したもと見習いに、フォースのライトサイドに帰還するよう最後の説得を試みた。だがこれは失敗に終わり、キューンは逆にシスの暗黒卿に加わらないかとバスに持ちかけ、バスもこれを断った。キューンはバスに条件付きの決闘を挑む。もし自分が負けたらバスの誘いに乗り、再教育を受ける。ただし、自分が勝利した場合、バスがシスに加わると言う内容だった。
最初の攻撃はキューンが行った。バスはキューンの嘲りの言葉をすべて無視し、それに屈しなかった。キューンも同様に、降伏を求めるバスの言葉には耳を貸さなかった。ふたりは元老院上で戦ったが、キューンはかつてのマスターの言葉にうんざりし始める。キューンはライトセーバーの柄のスイッチを押し、ふたつ目のブレードを起動した。彼のライトセーバーはダブル=ブレードだったのである。
この馴染みの薄い武器を、キューンは最大限に利用した。彼は迅速かつパワフルにライトセーバーでバスに攻撃を加えた。キューンの猛攻を防ぎきることができないバスは、自分の敗北を悟っていた。バスはキューンに、やがて自分たちはもう一度戦うことになり、そのときは自分が必ず勝利すると告げる。キューンはこの言葉に激怒した。バスのかつての弟子はライトセーバーを振りかざし、バスの杖ごと叩ききり、このジェダイ・マスターを殺害した。
死後、ヴォド=シオスク・バスはフォースとひとつになった。彼の体は消えうせ、マサッシの戦士たちは落下したその衣服を調べた。バスを殺害したキューンは、ウリック・ケル=ドローマとマンダロア・ジ・インドミタブルを従えてコルサントを去った。その場に居合わせたジェダイたちは、このマスターの死に涙ぐみ、お互いを慰めあったのだった。
死後
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死ぬ直前に彼がキューンに告げた、彼らが再び戦うと言う予言はそれから何千年も後に現実のものとなる。11 ABY、エグザ・キューンの精神は衛星ヤヴィン4のルーク・スカイウォーカーのジェダイ・プラキシウムで、ジェダイの学生たちの脅威となった。キューンによって何人かの学生が堕落しかけ、命を落とすものもいた。だが、最後にはジェダイの学生たちがキューンを永遠に破滅させる。彼らはキューンを倒すべく現れたヴォド=シオスク・バスの精神の援助を受け、団結して過去の暗黒卿に打ち勝ったのだった。