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ヴェネター級スター・デストロイヤー[1](Venator-class Star Destroyer)は、ヴェネター級デストロイヤー、あるいはリパブリック・アタック・クルーザー(Republic attack cruiser)、のちにはインペリアル・アタック・クルーザー(Imperial attack cruiser)として知られた主力艦クローン戦争の後半に銀河共和国が大規模な使用を行い、その後は銀河帝国も使用した。設計及び建造はクワット・ドライブ・ヤード社アランティーン・シックス・シップヤード社が行った。

特徴

規模

ヴェネター級スター・デストロイヤーの全長は1,137メートルであり、大気圏内での活動、すなわち軍隊や車両を載せたりおろしたりするための着陸を行うことができる主力艦の中でも、最大級の規模を誇っていた。

ヴェネター級はアクラメイターI級アサルト・シップの成功から生まれ、中型で用途が多岐にわたる多機能軍艦として、ライラ・ウェセックスによって設計された。

役割

Venator Class Star Destroyer CS

ヴェネター級の図:左からハンガー区画、メイン・ハイパーマターリアクター・コアハイパードライブ、予備リアクター

主に宇宙船どうしでの戦闘のために設計されている一方で、ヴェネター級にはスターファイターのキャリアーや軍需品輸送、戦艦のエスコートとしての役割も持っていた。キャリアーとしての拡張的な役割は、ジェダイスターファイターのエースのあいだでヴェネター級の人気を高めることとなった。

共和国宇宙軍の一般的な多機能軍艦として、ヴェネター級はブロッケード・ランナー(密航者)を追跡するのに十分な速度を持っていただけではなく、惑星ウータパウのような外縁の世界への攻撃勢力を導くために、十分な武装、装甲を備えていると考えられていた。ただし、艦隊において、他の船と比べて自給自足能力が乏しかったために、ヴェネター級は長期の軍事行動に参加したときはしばしば供給ラインを頼ることになった。

これらの艦はまた、すべての共和国の船が持っていた外交特権を意味する赤いカラーリングをしていた。しかし銀河帝国の時代が始まると、船体からこの共和国のシンボルは取り消され、帝国のグレーのカラーリングが施されることになった。

攻撃及び防衛システム

ヴェネター級スター・デストロイヤー1隻の武装は、8つのDBY-827重デュアル・ターボレーザー砲塔、2つの中型デュアル・ターボレーザー・キャノン、52のポイント=ディフェンス・デュアル・レーザー砲あるはターボレーザー、そして4つのヘビー・プロトン魚雷発射装置である。

VenatorTurbolasers-SoM

マレヴォランス>に一斉攻撃する3隻のヴェネター級

ヴェネター級の8基のヘビー・ターボレーザー・タレットはこの艦の主力兵器であり、ふたつの追跡モードが備わっていた。正確な長距離の追跡モードを持つDBY-827は10光分以内の標的を撃ち落とすことができた。近接戦の場合、この砲塔は追跡モードを使い3秒で回転することができた。火力に関して、これらの武器はのちのインペリアル級スター・デストロイヤーの主力砲台に匹敵するほどだった。

DVY-827砲塔には7段階の異なる攻撃力の設定が存在した。これにより、ヴェネター級のパイロットは小規模な攻撃から、相手を蒸発させるほどの攻撃までの、破壊力の範囲を選択することが可能だった。純粋な軍艦として、ヴェネター級スター・デストロイヤーは必要とされれば、艦のすべてのリアクター出力をヘビー・ターボレーザーに回すこともできた。これによって、ヴェネター級の小艦隊はトレード・フェデレーションの戦艦のシールドを容易に突破することができたのである。

アナキン・スカイウォーカーの提案により、オープン・サークル艦隊のいくつかのヴェネター級デストロイヤーの中部の格納ベイには、大型のSPHAターボレーザー砲が設置されていた。これらは軍隊を船内のベイへと収容するためドアを開いたときに、スター・デストロイヤーを保護した。こうした武器はコルサントの戦いで大きな成果を挙げた。

推進力システム

BlockadeofFelucia

ヴェネター級のエンジン・ユニット

ヴェネター級スター・デストロイヤーは60,000光年の範囲を飛ぶことができる、クラス1の強力なハイパードライブ・エンジンを装備していた。そのメイン・リアクター(反応炉)は、1秒につき最高で40,000トンのハイパーマター燃料を消費するほどであり、最大で3.6 × 1024 ワットのパワーを発生させた。

主要エンジン・ルームにはいくつかの直立パワー・シリンダーがあり、それぞれの階層からウォークウェイがつながり、乗組員が移動することができた。

収容

強力な火器を有し、ヴィクトリー級スター・デストロイヤーよりも平均的に上の水準だったヴェネター級だが、加えてスターファイター・キャリアー(輸送艦)としての役割を果たすよう設計されていた。この艦のハンガー(格納庫)はヴィクトリー級や後世のインペレーター/インペリアル級といった他のデストロイヤーよりも、はるかに大きいものだった。

銀河帝国が建国されるより以前、典型的なヴェネター級は420機のスターファイターを収容していた。その内訳は、192機のVウイングV-19トレント・スターファイター、192機のイータ2アクティス級軽インターセプター、そして最低でも36機の攻撃型偵察機170スターファイターである。この艦はまた、たいてい様々なシャトルをハンガーに収容していた。惑星の大気圏に入り地上に着陸することができたため、帝国以前のヴェネター級は標準的に40台のLAAT/iガンシップと24機の軍用ウォーカー兵器を惑星での作戦用に積載した。さらに、惑星での長期戦争に備え、組み立て式の駐屯基地をひとつ積んで移動することも可能だった。

Venator hangar

ヴェネター級の主要ハンガー

標準的な腹部のハンガー・ベイに加えて、ヴェネター級の船首が開くと2分の1キロメートルの背部フライト・デッキが現れた。このフライト・デッキによってヴェネター級は何百もの戦闘機を迅速に出撃させることが可能だった。しかし、装甲船首ドアの開閉そのものは遅く、艦の弱点となっていた。

この弱点を補うために、ヴェネター級では強力なシールドが使用されていたが、のちのスター・デストロイヤー、例えばインペレーター及びインペリアル級では、この設計は全て省略されている。オープン・サークル艦隊のヴェネター級の1隻では、船体腹部に沿って船を防衛する目的で、SPHA・ターボレーザー砲がハンガーの付近に配置されていた。ヴェネター級はまた、右舷及び左舷にもハンガーへの入り口があった。これらはヴェネター級が軍隊や資材を移動させるため、宇宙ステーションや停泊タワー、より巨大な宇宙船とのドッキングするときに使用された。

司令塔

Venator bridge

帝国のヴェネター級スター・デストロイヤーのブリッジ

キャリアーとしての役割を帯びていたため、ヴェネター級はブリッジをふたつ設けるという奇抜な設計をしていた。左舷の司令塔はスターファイターへの司令ブリッジ、もう一方の右舷司令塔は標準的な舵と司令を行うブリッジだった。ヴェネター級以降の船でも、このふたつのブリッジ設計は採用されることになった。

司令ブリッジはオペレーターが宇宙船の様々な機能を制御するために、乗組員のピットが2段式の設計になっていた。将校はその上のウォークウェイを巡回して、外部の全景を眺めることができた。こうしたブリッジ設計は帝国の軍艦の標準的なものになった。

それぞれの塔のてっ辺はハイパーウェーブ通信装置とスキャナ装置だった。この機構はインペリアル級やその他のKDY社の乗り物と類似していたが、ヴェネター級のものは平らな形だった。ヴェネター級の小艦隊の旗艦は他のものと区別するために、赤いペイントの司令塔になっていた。

歴史

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登場エピソード

Carrierbattle

ケイト・ニモーディア上空で背面ハンガー・ドアを開くヴェネター級のコンセプト・アート

非正史作品での登場

参考資料

脚注

  1. カタカナ表記は『暗黒卿ダース・ヴェイダー』に基づく。