- 「俺の船に押し入ったことを後悔させてやる。見てるがいい、ジェダイ」
- ―ガー・ナクト[出典]
＜ヴァルチャーズ・クロウ＞（Vulture's Claw）はトランドーシャンの廃品回収業者ガー・ナクトが所有したGS-100廃品回収船である。
歴史
ボサウイにて、＜ヴァルチャーズ・クロウ＞
銀河共和国時代の末期、ガー・ナクトという名のトランドーシャンの廃品回収業者は、＜ヴァルチャーズ・クロウ＞でクローン戦争の戦場跡地でへ赴き、宇宙船やドロイドの部品などを集めてクレジットに換えていた。22 BBYにボサウイの戦いが発生すると、ナクトは惑星ボサウイ上空の小惑星帯で戦場デブリを漁り、ジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカーのアストロメク・ドロイド、R2-D2を発見する。独立星系連合のグリーヴァス将軍と通じていたナクトは、彼らがこのドロイドを高値で求めていると知り、取り引きに応じることに決めた。
船内で起動されたIG-86アサシン・ドロイド
ナクトがまだボサウイ周辺をうろついていたとき、R2-D2を探していたスカイウォーカーとアソーカ・タノ、R3-S6が＜ヴァルチャーズ・クロウ＞を見つけ出し、廃品を求めるバイヤーに扮して船内に乗り込んだ。当初ナクトはRシリーズのドロイドなど見ていないと嘘をついたが、スカイウォーカーがクレジットをちらつかせると、彼らが倉庫を見て回るのを許した。R3-S6（彼はグリーヴァスが放ったスパイだった）は船内にあった2体のIG-86歩哨ドロイドを“うっかり”起動させたが、2人のジェダイはライトセーバーでアサシン・ドロイドを撃退する。
その後、ナクトの＜ヴァルチャーズ・クロウ＞は分離主義勢力の前哨基地スカイトップ・ステーションを訪れた。しかし、ナクトは欲をかいてR2ユニットの運搬代金を値上げしようとしたため、グリーヴァスに殺されてしまった。
登場作品
他言語版