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「銀河を長いこと旅してきた中で、多くの悲惨な現状を目にしてきた。ジェダイなくしてフォースのバランスは保たれないのだ」
―ロア・サン・テッカ[出典]

ロア・サン・テッカ(Lor San Tekka)は銀河共和国の衰退期に生まれた人間男性で、フォースの教会に所属した銀河系探索者である。彼はフォース感応者ではなかったがクローン戦争中にジェダイ・オーダーの思想の信者になり、銀河帝国が銀河系を支配した暗黒時代の間も教会のもとで地下信仰を続けていた。テッカは帝国が隠し通そうとしたジェダイの伝説を発見し、エンドアの戦いで帝国が敗れた後の銀河系再建の時代、彼の持つ銀河の星々と歴史の知識は新共和国のもとで役立てられた。また、テッカは帝国の破壊を免れたジェダイの遺産を探していた最後のジェダイ・ナイトルーク・スカイウォーカーの手伝いをした。

スカイウォーカーが育てていた新世代のジェダイは、彼の甥で弟子のカイロ・レンによって破滅へ追い込まれた。その後スカイウォーカーは消息を絶ち、オク=トーにある最初のジェダイ・テンプルの捜索に出向いた。惑星ジャクーにある信徒たちので隠遁生活を送っていたテッカは、オク=トーの位置を示す地図の一部分を発見した。スカイウォーカーの妹レイア・オーガナ将軍が率いるレジスタンスや、帝国の残存勢力によって組織されたファースト・オーダーは地図を持つテッカを捜索した。テッカはレジスタンスのポー・ダメロン中佐に地図を渡した直後、カイロ・レンによって捕えられた。レンは地図の場所を教えようとしないテッカをライトセーバーで切り殺した。しかしテッカの犠牲は無駄にはならず、地図は紆余曲折を経てレジスタンスのもとへ届けられた。その後、レイという名の若きフォース感応者がオク=トーへ赴き、ジェダイ・マスターの隠者を発見した。

経歴

銀河の探索者

人間男性、ロア・サン・テッカは銀河共和国の末期に生まれた。テッカは青年時代にジェダイ・オーダーを深く尊敬し、クローン戦争期のジェダイ・ナイトたちの活躍を知っていた。共和国に代わって台頭した銀河帝国がジェダイを滅ぼした後も、テッカはジェダイが反逆を犯したという皇帝の主張を信じなかった。帝国が銀河系を支配した暗黒時代フォースの教会のメンバーだったテッカは、自身にフォース感応能力が備わっていなかったにも関わらず、密かにジェダイの思想を信奉していた。テッカは帝国が葬ろうとしたジェダイ・ナイトの歴史を数多く発見し、ジェダイ伝説の知識を求める大勢の人びとが彼を頼りにするようになった。

テッカは経験豊富な旅人で、銀河辺境領域を巡る探索者だった。エンドアの戦いで銀河帝国が敗北した後、テッカは銀河の星々に関する情報を新共和国の官僚に提供し、この未熟な新政府を援助した。帝国が銀河再建に役立つ多くの文書を破棄してしまったため、テッカの情報は新共和国にとって大きな助けとなった。最後のジェダイ・ナイト・ルーク・スカイウォーカーとその妹、プリンセスレイア・オーガナの仲間として、テッカは帝国が葬ろうとしたジェダイ伝説を再発見する手助けをした。テッカはレイア・オーガナと密輸業者ハン・ソロの間に生まれた息子、ベンの存在も知っていた。のちにテッカは、ベンがフォースのダークサイドに転向してカイロ・レンとなり、スカイウォーカーが育てていた新世代のジェダイ虐殺したことを知る。ジェダイ再建が失敗した後、スカイウォーカーは姿を消し、惑星オク=トーにある最初のジェダイ・テンプルを探す旅に出た。長い年月が過ぎた後、テッカは最初のジェダイ・テンプルの位置を示す地図の一部分を発見した。

カイロ・レンの襲撃

「ファースト・オーダーはダークサイドから生まれたが、お前は違う」
「見せてやろうか、ダークサイドを」
「やるがいい。だがお前の本来の家族、真実は変えられん」
―ロア・サン・テッカとカイロ・レン[出典]
Lor San Tekka brought before Kylo Ren

カイロ・レンのもとへ連行されるテッカ

エンドアの戦いから30年が過ぎた当時、テッカは砂漠の惑星ジャクーに隠遁し、ケルヴィン峡谷の辺境に位置する信徒たちの村、トゥアナルで生活を送っていた。テッカがスカイウォーカーの居場所を記した地図を所有していることは、レイア・オーガナ将軍が率いる私設軍隊レジスタンスや、帝国の新勢力ファースト・オーダーの知るところとなった。ファースト・オーダーを倒すためには兄スカイウォーカーの力が必要だと信じるオーガナは、レジスタンス軍のパイロットであるポー・ダメロン中佐をジャクーへ派遣した。フォースにバランスを取り戻すためにはジェダイが必要不可欠だと考えるテッカは、トゥアナルを訪れたダメロンに地図を与えた。その直後、カイロ・レン率いるファースト・オーダー軍が到着し、村の襲撃を開始した。ダメロンが逃げた後、テッカはストームトルーパーに捕えられてレンの前へ引き立てられた。テッカはベンがダークサイドの戦士に成り果ててしまったことを嘆き、“カイロ・レン”も本来はジェダイの血筋に生まれたはずだと語った。しかしレンは老人の言葉を聞き入れず、地図の場所を教えようとしないテッカをライトセーバーで切り殺した。

テッカが命を懸けて守った地図は、やがてレジスタンスのもとへ届けられた。地図を運ぶのに一役買ったジャクー出身の若きフォース感応者レイは、地図によって示された惑星オク=トーへと旅した。レイはそこでジェダイ・マスターの隠者を発見し、彼やその父親の物だったライトセーバーを差し出した。

個性と特徴

「これが正しい道に導く」
―ロア・サン・テッカ[出典]
Lor San Tekka and Poe Dameron

ジェダイの思想を信奉するテッカは、フォースにバランスを取り戻すためルーク・スカイウォーカーの居場所を示す地図をポー・ダメロンに託した

ロア・サン・テッカは人間の男性で、肌のは白、目は青、髪は白髪、身長は1.85メートルだった。経験を積んだ探索者だったテッカは銀河系各地の知恵と知識を備え、クローン戦争以降に銀河帝国が隠し通そうとしたジェダイ・オーダーの伝説も知っていた。テッカはフォースの教会のメンバーで、ジェダイ・ナイトの思想の信奉者だった。フォースにバランスをもたらすにはジェダイの存在が欠かせないと信じるテッカは、銀河にはびこる絶望と暗黒に対して行動を起こすべく、消息不明のジェダイ・マスター・ルーク・スカイウォーカーを探すレジスタンスに力を貸した。

老年期のテッカは複数の古代遺物を携えてさまざまな地へ赴き、人びとにその知恵を授けていた。彼はしばしば手織りのファンタブー=ウールのコートやトゥアナルベリー染めの麻のチュニックガンダークのサバイバル・ベルトを身に着けていた。彼は首に知恵の鎖をかけていたが、最も大事にしていた遺物は革製の袋に入れられた時代遅れのデータ保管装置で、ルーク・スカイウォーカーの居場所を示すマップが記録されていた。

制作の舞台裏

ロア・サン・テッカは2015年に公開されたJ・J・エイブラムス監督の映画『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』に登場したキャラクターである。マックス・フォン・シドーがテッカを演じた。

登場作品

参考資料

脚注

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