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類似した名称の記事はレイ(曖昧さ回避)を参照
「私は待っているの。家族を…」
―レイ[出典]

レイ(Rey)はフォース感応力を持つ人間女性で、エンドアの戦いのおよそ30後にウエスタン・リーチ惑星ジャクーの苛酷な環境を生き抜いていたゴミ漁り(廃品回収業者)である。5歳の時に砂漠の惑星に置き去りにされて以来、レイは家族が戻ってくるのを待ち続けていた。銀河帝国新共和国戦場跡から金になる品を漁りながら、彼女は生きのびるための術を学び、整備士、パイロット、戦士としての優れた技能を身につけた。彼女はAT-ATウォーカーの残骸を住処にし、戦場跡で集めた品々をニーマ・アウトポストで換金して生計を立てていた。レイは広大な銀河系に潜む危険と可能性を知らないまま、荒れ果てた惑星から出ることなく育った。

レジスタンスアストロメク・ドロイドBB-8との遭遇がレイの人生を変えた。このドロイドは消息不明のジェダイ・マスタールーク・スカイウォーカーの居場所を記した地図を運んでいた。彼女は間もなくストームトルーパーの脱走兵フィンとも出会い、共にファースト・オーダーのお尋ね者として逃げ回ることになった。ジャクーから脱出した後、彼女たちは銀河系規模の紛争に巻きこまれる。軽貨物船ミレニアム・ファルコン>で逃走していたレイとフィンは、この船の本来の持ち主であるハン・ソロチューバッカと行動を共にすることになった。BB-8をレジスタンスに届けるため惑星タコダナにあるマズ・カナタを訪れた際、レイはアナキン・スカイウォーカーやルーク・スカイウォーカーの所有物だったライトセーバーを手に取り、フォースのヴィジョンを経験する。

タコダナの戦いのさなか、レイはレン騎士団の指導者カイロ・レンに捕えられ、スターキラー基地へ連れて行かれた。しかしフォースの力を覚醒させたレイはカイロ・レンによる尋問を耐え抜き、独力で脱出に成功した。その後、彼女は破壊工作のため基地に潜入していたフィンたちと再会した。レジスタンス軍による基地攻撃作戦が始まった後、レイは父親同前に慕っていたハン・ソロが実の息子カイロ・レンに殺される場面を目撃する。雪の降る森の中で再びレンと会いまみえたレイは、スカイウォーカーのライトセーバーを手にとって立ち向かい、フォースの力と調和してダークサイドの戦士に打ち勝った。スターキラー基地の戦いの後、ルークの所在が明らかとなり、チューバッカとR2-D2と共に最初のジェダイ・テンプルがある星へと赴いた。

経歴

生い立ち

レイは15 ABYエンドアの戦いの11後に生まれた。幼い頃、彼女は家族によってウエスタン・リーチに属す砂漠惑星ジャクーに置き去りにされた。彼女は自分が置いて行かれたのは何かの間違いだったのだろうと信じ、家族が戻ってくるを待ち続けた。レイは時おり、惑星の主要交易所ニーマ・アウトポストで他の星からの訪問者たちを目にした。レイはジャクーの苛酷な環境を見て茫然とする訪問者たちの身を案じ、自分がジャクーに取り残されたのも、彼らと同じようなシチュエーションだったのではないかと考えた。レイの期待に反し、彼女は家族と再会することなく歳を重ねていった。やがてレイは家族が戻ってこないことに気付き始めたが、それを認めようとしなかった。

Rey with her quarterstaff.png

ジャクーにて、レイ

レイはジャクーで生き延びるためゴミ漁り(廃品回収業者)になり、ジャクーの戦いの残骸が転がる宇宙船の墓場スターシップの残骸やその他のテクノロジーを探し求めた。初めの頃、レイは他の廃品回収業者のために働き、見つけ出した新共和国銀河帝国の艦船の残骸を雇い主に差し出していた。レイはジャクーに多数の宇宙船が墜落した経緯について、さまざまな噂を耳にしていた。彼女たちの間で有力視されていたのは、銀河内戦中に帝国軍がジャクーで最後の抵抗を試み、できるだけ多くの敵艦を道連れにしたという説だった。戦場跡で役に立つ部品を見つければ、ニーマ・アウトポストの交易所で食べ物のポ―ションと交換することができた。交換相手はジャクーの食料品供給を取り仕切るアンカー・プラットという名のジャンク屋で、レイはこのクロルートの商人を影で“ブローブフィッシュ”と呼んでいた。彼はレイや他の廃品回収業者が手に入れてきた物を帝国や新共和国の非常食と交換していた。レイは修理の余地のある部品こそ最も重要であることを学んだ。他の船に流用することができなければ、プラットにとって無価値だったからである。

幼いレイに仕事をくれた廃品回収業者のうち、イヴァノ・トロアドマシラは彼女のことを親切に扱った。しかし、その他の人びとは彼女をモノのように扱うことがあった。廃品回収業の技術を身に着けていくうちに、レイは自分が他の者たちよりもこの仕事に長けていることに気付いた。彼女は他の者の助けは必要ないと判断し、独立することに決めた。初めは誰もレイの独立を真剣に認めようとしなかったが、彼女の技術に目を付けたアンカー・プラットは手下を用心棒として派遣した(しかし、彼女はプラットの援助を望んでいなかった)。レイはプラットの息がかかった者の中で最高の廃品回収業者になり、プラットは彼女を利用し続けたいと考えるようになった。レイはニーマ内でクォータースタッフの使い手として知られており、厄介な連中を遠ざけていた。

Rey AT-AT.png

レイの家

幼い頃、レイはジャクーの戦いで転倒した帝国軍全地形対応装甲トランスポートヘルハウンド2>を家にした。ほとんど何も育たない不毛の砂漠ゴアゾン荒地で初めてAT-ATウォーカーを発見した時、彼女はその中で生活ができるなどとは思っていなかった。しかしウォーカーの中で小さな緑色スパインバレルの花を見つけた時、これほど小さな花でも生きていくことができるなら自分にも可能だろうと考え、ジャクーのような環境でも生き残る道は見つかるものだと思うようになった。レイはよく注意して観察すればジャクーにも美しさが存在するのだと気付き、その象徴としてスパインバレルやナイトブルーマーの花をウォーカーの室内に飾っていた。

住み処を定めた後、レイはAT-ATウォーカーのパーツを回収して交易所に持ち込んだ。彼女は主にウォーカーのトルーパー室で基本的な生活を送った。ニーマ・アウトポストの作業台を使うとプラットに使用料をとられるため、レイは回収した廃品を家に持ち帰って修理することもあった。レイはウォーカーの内壁に日数の経過を記録するひっかき傷をつけ、家族が戻ってくるまでの日にちをカウントダウンしていた。ウォーカーの外には彼女が自ら作り上げたスピーダーが泊めてあった。彼女はこのスピーダーのおかげで宇宙船の墓場と家を自由に行き来できた。

5際の時、宇宙船の墓場で廃品回収を行っていたレイは、反乱同盟軍ティアフォン・イエロー・エース中隊に所属したスターファイターパイロットドスミット・ラエ大尉フライト・ヘルメットを手に入れた。レイはラエ大尉の出身地や経歴を自分で考えだし、貨物用コンテナから見つけた反乱軍の宇宙服を使ってラエの人形も作った。AT-ATウォーカーの中や砂漠を探索する際、レイはラエ大尉の助手になり、いっしょに行方不明の反乱軍隊員を見つけて船に連れ戻す遊びを楽しんでいた。やがて彼女はこうした遊びをしなくなったが、自分がどこまで来たかを忘れないようにするためにヘルメットと人形は手元に残していた。

転機

Rey with BB-8.png

BB-8との出会い

34 ABY、レイはアストロメク・ドロイドBB-8と出会った。レイはティードーの廃品回収業者に捕えられていたBB-8を解放し、ジャクーにある街の場所を教えたが、このボール型ドロイドは彼女の近くを離れようとしなかった。レジスタンスパイロットポー・ダメロンの所有物だったBB-8は、ジェダイ・マスタールーク・スカイウォーカーの居場所を記した地図を本部に届ける任務を与えられていた。ニーマ・アウトポストでジャンク屋を営むアンカー・プラットBBユニットを差しだせば大金を払うと申し出たが、レイは少し躊躇した後で拒絶した。その後、プラットは部下に命じて無理やりBB-8を奪おうとしたが、レイはクォータースタッフを使って悪党たちを返り討ちにした。その時、BB-8はダメロンのジャケットを着た人物が乱闘を見物していることに気付いた。彼はフィンという名のストームトルーパーの脱走兵で、ファースト・オーダーの捕虜ダメロンと共にジャクーへ逃げ延びてきたばかりだった(惑星に不時着した際、彼はBB-8の主人と離ればなれになってしまった)。[1]

ストームトルーパーだったことを知られたくなかったフィンは、自分もレジスタンスのメンバーだとレイに嘘をついた。その直後、BB-8を捜索中のストームトルーパーやTIE/fo宇宙特化型戦闘機がニーマに出現した。レイとフィン、BB-8は寄り合い所の近くに泊めてあったプラットの持ち船、YT-1300軽貨物船ミレニアム・ファルコン>を盗んで逃亡した。砲手をフィンに任せ、レイは初めて操縦する大型の船でジャクーの戦場跡地を飛び回った。<ファルコン>はスーパー・スター・デストロイヤーラヴェイジャー>の残骸の内外でTIEファイターを翻弄し、最終的にすべての追っ手を破壊した。ジャクーから飛び去った後、フィンとレイは戦いを生きのびたことを喜び、互いに自己紹介をした。[1][6]

タコダナへの旅

「お前は何者だ?」
「何者でもないわ」
マズ・カナタとレイ[出典]
Maz Kanatas Castle Takodana.png

マズ・カナタの城を訪れるソロ、レイ、フィン、BB-8

その後、<ミレニアム・ファルコン>はバリーン級重貨物船エラヴァナ>のトラクター・ビームに捉えられた。レイとフィンの予想に反し、<ファルコン>に乗り込んできたのはファースト・オーダーの兵士ではなく、この船のかつての所有者である密輸業者ハン・ソロチューバッカだった。旧反乱同盟軍の英雄との思いがけない出会いの後、レイとフィンは犯罪者たちのトラブルに巻き込まれることになった。ソロに貸しがあるカンジクラブグアヴィアン・デス・ギャングのメンバーが<エラヴァナ>に乗り込み、一触即発の状態に陥ったのである。レイはブラスト・ドアを閉鎖してギャングを締め出そうと思い立ったが、ボタンの操作を誤り、ソロが運んでいた猛獣ラスターを解き放ってしまった。レイ、フィン、BB-8、ソロ、チューバッカは大勢のギャングの命を奪った惨劇を辛くも生き延び、<ミレニアム・ファルコン>で逃走した。[1]

BB-8をレジスタンスに届けたいというレイの願いを聞き入れ、ハン・ソロは彼女たちを惑星タコダナにある女海賊マズ・カナタへ連れて行った。しかし、城内の酒場で訪問者たちと対面したカナタは、ソロが自分でレジスタンス本部に向かうべきだと言って譲らなかった。その後、ファースト・オーダーとの戦いに乗り気でないフィンは、自分がかつてストームトルーパーだったことを明かし、レイたちと別れてアウター・リム・テリトリーに姿を隠すつもりだと語った。フィンとの別離にショックを受け、ひとりで場内を歩いていたレイは、フォースの導きに従って地下室を訪れ、カナタが保管していたアナキン・スカイウォーカーライトセーバー(かつてアナキンが作成したこの武器は、息子ルークの手に渡った後、クラウド・シティの対決で失われたはずだったが、何らかの手段で回収されていた)を発見した。ライトセーバーに手を触れた瞬間、レイはフォースのヴィジョンを経験し、過去の自分、ルークとR2-D2、ジェダイを虐殺したレン騎士団の姿を垣間見た。[1]

ファースト・オーダーの囚人

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カイロ・レンに捕えられたレイ

マズ・カナタはライトセーバーを受け取るよう促したが、ヴィジョンの内容にショックを受けたレイは、タコダナの森の中へと姿を消した。その後まもなく、ファースト・オーダーによるカナタの城への攻撃が始まった。レイはハン・ソロから与えられたNN-14ブラスター・ピストルを使ってストームトルーパー数名を射殺したが、ライトセーバーを手にしたカイロ・レンに追い詰められた。レンはブラスター弾を全て防御し、フォースを使ってレイの動きを封じた後、彼女の思考を読み取った。レイがスカイウォーカーの地図の内容を見たことを知ったレンは、もはやBB-8を捕まえる必要はないと判断した。レジスタンスのT-70 Xウイング・ファイター部隊が戦場に到着すると、レンは部下に撤退を指示し、フォースで気絶させたレイをユプシロン級コマンド・シャトルに運んだ。まだタコダナを離れていなかったフィンは、レイが連れ去られる場面を目撃し、彼女の救出を決意する。[1]

カイロ・レンは囚人をスターキラー基地へ連れて行き、フォースを使って情報を引き出そうとした。しかしレイは尋問に耐え抜いたうえ、逆にレンの思考を読んだ。彼女はこのダークサイドの戦士が祖父ダース・ヴェイダーを越えられないのではないかという恐怖を抱いていることに気付いた。尋問が打ち切られた後、自分にフォース感応力が備わっていることを理解したレイは、見張りのストームトルーパーをマインド・トリックで説得し、拘束具を外すことに成功する。一方、レジスタンスは星系を滅ぼす破壊力を備えた超兵器スターキラー基地を破壊すべく行動を起こしていた。フィンはレイを救出するために彼らの作戦に協力した。[1]

ダークサイドとの対決

スターキラー基地内部を逃げ回っていた時、レイは施設に潜入していたフィン、ソロ、チューバッカと再会した。レイはタコダナで別れを告げたフィンが自分を助けるために危険を冒しファースト・オーダーの本部にやって来てくれたことを喜んだ。ソロたちが基地のシールド発生装置を解除したことを受け、間もなくレジスタンス軍による直接攻撃が始まった。しかし味方のスターファイター部隊が苦戦しているのを見て取ったソロは、基地の弱点を露出させるため爆弾を使うことに決めた。爆弾の設置が終わった後、ソロは施設内で実の息子カイロ・レンと再会し、レイ、フィン、チューバッカは離れた場所からその様子を見守った。ソロは息子を最高指導者スノークから取り戻すため説得を試みたが、レンは父親をライトセーバーで突き殺した。[1]

その後、レイとフィンはスターキラー基地の森の中でカイロ・レンと対決した。レンはフォースでレイを突き飛ばし、カナタから託されたライトセーバーを持つフィンに重傷を負わせた。再び立ち上がったレイは、レンが手元に呼び寄せようとしていたフィンのライトセーバーをテレキネシスで横取りした。ライトセーバーの訓練を受けていなかったにも関わらず、レイはダークサイドの戦士との戦いに持ちこたえた。レンは崩れ落ちる崖(レジスタンスの攻撃によって基地の崩壊が始まっていた)の端にレイを追い詰め、彼女の未熟さを嘲笑った。ところが、心を落ち着かせてフォースと調和したレイは突然形成を逆転させた。彼女はレンに傷を負わせて戦いに勝利し、スターキラー基地の爆発が目前に迫る中、フィンを連れてチューバッカの操縦する<ミレニアム・ファルコン>に乗り込んだ。[1]

スカイウォーカーの捜索

<ファルコン>はスターキラー基地を破壊したXウイング部隊と共にレジスタンスの本部ディカーに戻った。レイはレイア・オーガナ将軍と共にソロの死を悼んだ。その後、スカイウォーカーの失踪以来スリープ状態になっていたR2-D2が目を覚まし、ジェダイ・マスターの居場所を示す地図が完成した。傷が癒えず眠り続けているフィンに別れを告げた後、レイとチューバッカは<ファルコン>に乗ってスカイウォーカーのいる惑星アク=トゥーに向かった。最初のジェダイ・テンプルが建てられた星に到着した後、レイはスカイウォーカーと出会い、かつて彼やその父の物だったライトセーバーを差し出した。

制作の舞台裏

映画『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』でデイジー・リドリーがこのキャラクターを演じた。

登場作品

参考資料

脚注

関連項目

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