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ルゴサ[1](Rugosa)は、サンゴの月(Coral moon)としても知られた、サンブラ宙域の温暖な衛星。この衛星は、およそ30,000 BBYごろにラカタンによって導かれた銀河系規模の政権、無限帝国を形作っていた天体のひとつだった。この月はのちに、バルモーラ・ラン付近で活動していたトイダリアンスカウトによって発見され、その魅力的な気候と暖かい海洋から、トイダリアンはハットの主人にこの月のことを隠し、休暇スポットとして活用するようになった。トイダリアンの不誠実さを突き止めたハットは、この月に疫病を流し、海を乾燥させて広大なサンゴの大地にしてしまうことで、彼らを罰した。

クローン戦争中、ルゴサは銀河共和国の代表者とトイダリアカトゥーンコ大王とのあいだの交渉の場として選ばれた。しかし、独立星系連合は会合を手配する両者の通信をさえぎり、共和国の使節を待ち伏せした。ジェダイ・マスターヨーダによって率いられた小規模なクローン・トルーパーの部隊は、ルゴサにたどり着いて連合側と戦い、最終的には敵の勢力を破って、カトゥーンコ大王の忠誠を勝ち取った。

外観

ファイル:Rugosa land coral.jpg

ルゴサは青色の惑星を周回し、アウター・リム・テリトリーサンブラ宙域に位置した星系ルゴサ星系内にあった衛星である。付近にはバルモーラ・ランもあった。この月はかつては暖かい沼地と浅い海洋に覆われていたが、ハットによる疫病がそのを乾燥させ、サンゴ礁の層と岩礁、そして原住種の化石の残骸が顕わになっていた。多くの植物とサンゴは疫病を生き残り、巨大なサンゴ礁の層は緑、青、そして紫までの色合いをしていた。また、その形は巨大な扇形から枝状、穴だらけの形などさまざまだった。いくつかのサンゴは、<シーフズ・アイ>のようなスターシップが不自由なく着陸することができるほどに巨大だった。クローン戦争のあいだ、いくつかのサンゴ礁はこの月で起こった戦いの間に損傷を負った。

ハットによる疫病のあと、雨はゆっくりと海底にたまりはじめた。外来の動物種もこの衛星にやってきて、赤ん坊のニーブレイ・マンタは宇宙空間移動の停泊地として、サンゴ礁の中で生活していた。

歴史

30,000 BBYごろ、ラカタとして知られていたエイリアン種族が大きな銀河系規模の政権となった。フォースを基幹としたハイパードライブを使用した彼らは、フォースの中で大きなしるしを持つ銀河中の多くの天体を巡り、ラカタン無限帝国へとそれらを統合していった。こうした天体のひとつに、衛星ルゴサがあった。銀河系を支配しておよそ5,000年ほど経ったあと、ある疫病が無限帝国を崩壊させ、最終的にルゴサの上からもラカタンたちはいなくなった。

ラカタンが絶滅した後、クローン戦争の数世紀前にバルモーラ・ラン付近で活動していたトイダリアンのスカウトによって発見されるまで、ルゴサは数千年間無人のままだった。トイダリアンは、危険な捕食動物でいっぱいのゴミの湖に覆われたハット・スペースの惑星、トイダリアの出身だった。トイダリアンにとって、ルゴサの暖かい沼とサンゴの海は楽園のように見えた。彼らの部族のチーフはこの月を休暇スポットにし、自分たちのハット大君主にはその存在を秘密にしようとした。やがてハットはこの秘密を知り、トイダリアンを罰するためにルゴサに古代の疫病を放った。数ヶ月のあいだに、疫病はルゴサの海を乾燥させ、青々とした月は乾いた世界へと変わってしまった。この結果、ルゴサはトイダリアンの中で「サンゴの月」というニックネームを得ることになる。

クローン戦争

Blue Glass Arrow こちらの記事も参照: ルゴサの任務

22 BBY、銀河系は銀河共和国独立星系連合とのあいだに起こった戦争、クローン戦争に巻き込まれた。連合軍は多くのハイパーレーンを封鎖することに成功し、共和国は銀河のいたるところで、その代わりとなるルートを探さなければならなくなった。21 BBYにハットの犯罪王ジャバ・デシリジク・ティウレと協定を結ぶことに成功し、ハット・スペースを安全に航行できるようになった共和国は、この領域に供給基地を確保しようとした。戦争において中立を表明していたトイダリア星系が基地設立場所として適当だと判断すると、共和国の最高議長パルパティーンは個人的にトイダリアの大王カトゥーンコと連絡を取り、彼の惑星が共和国に加わらないかと提案する。自分の民が無理に共和国の保護下に入るわけではないことを確実にするため、カトゥーンコは共和国に、ジェダイを使節として派遣するよう求めた。敵が支配する領域付近にジェダイを派遣することにパルパティーンが懸念を示すと、カトゥーンコ大王は衛星ルゴサを交渉場所として提案した。ここはカトゥーンコにとって故郷を思い出させる場所だった。パルパティーンはこれに同意し、グランド・マスターヨーダが交渉を行うジェダイとして選ばれた。独立星系連合のスパイは、会合を提案する通信を傍受した。共和国の計画を阻止するため、連合軍のリーダー、ドゥークー伯爵は、フォースのダークサイドライトセーバーの戦いに長けたラタタッキの弟子アサージ・ヴェントレスを、トイダリアンの国王を納得、あるいは強制的に従わせるために、ルゴサへと派遣した。

Ventress Katuunko

ルゴサで交渉するヨーダ、カトゥーンコ、ヴェントレス

個人用のスター・ヨット、<シーフズ・アイ>でルゴサに到着したカトゥーンコ大王と彼の代表団は、ヴェントレスとB1バトル・ドロイドの小隊によって出迎えられた。ヴェントレスは、ドゥークー伯爵からのホロ=メッセージを大王に見せ、ドゥークーはトイダリアが共和国に加わらなければ成らないほどジェダイの能力が優れているかどうかと、彼に疑問を投げかけた。そのとき、ジェダイ・マスター・ヨーダを運ぶ共和国のカンサラー級クルーザーがルゴサの軌道上でハーパースペースを脱した。このクルーザーは2隻のミュニファスント級スター・フリゲートと遭遇し、通信を妨害された。ヨーダの命令で、クルーザーは星系から離脱する前にすべての脱出ポッドを発射した。その脱出ポッドの中のひとつに、ヨーダと3名のクローン・トルーパールテナントサイアリースジェックが乗り込み、月へと着陸した。ルテナント・サイアはカトゥーンコとの通信システムを修復し、国王にジェダイの生存を伝えた。ヨーダという存在に直面し、ヴェントレスは自分の最高の軍隊でジェダイを捕まえてみせると提案した。もしヨーダが逃げ切れば国王は共和国に加われば良いが、彼女のドロイドがヨーダを破ったなら、国王は連合側に組するよう要求したのである。ヨーダはこの挑戦を受け入れ、夕方には大王のもとにたどり着くと宣言した。

連合軍のC-9979ランディング・クラフトが月に着陸してドロイドの全部隊を地上に降下させると、OOMコマンド・バトル・ドロイド224の指揮のもと、大量の巨大な装甲攻撃戦車がヨーダのいる場所へと進んでいった。しかし彼らは衛星の密集したサンゴによって行く手を妨げられた。よって、ドロイドはそれ以上進むために徒歩で前進しなければならなかった。ヨーダとクローンたちはヴェントレスの勢力をいくらか回避するため会合地点まで回り道をした。彼らはすぐにB1バトル・ドロイドのパトロールと遭遇したが、破壊に成功した。しかし今度はB2スーパー・バトル・ドロイドと出くわす。この部隊もヨーダたちの前に破れたが、サイアはスーパー・バトル・ドロイドの攻撃で傷を負った。ドロイデカを相手にした3度目の衝突で、ヨーダは相手のブラスター砲火をサンゴの茂みへと変更させ、それをドロイドの上へと倒した。戦いはまたも共和国側が制したが、クローンたちは3回の戦いで兵器をかなり使い果たし、ヨーダとともに一時的に洞窟に避難した。

View from the mountaintop

巨大なサンゴの層からルゴサを見渡すヴェントレスとカトゥーンコ

共和国部隊が回復を待つ間、3機の装甲攻撃戦車や多彩な歩兵連隊からなる独立星系連合軍の縦陣は、共和国の部隊がいる峡谷のほうへと進んでいっていた。ヨーダは単身峡谷へと向かい、3つの戦車とたくさんのドロイドを破壊した。ジェダイを倒すための最後の手段として、ヴェントレスは増援のドロイデカを何体か派遣した。ドロイデカはジェダイ・マスターのほうへと向かっていったが、サイアはクローンたちが持つ最後のミサイルを峡谷の岩層へと打ち込んで雪崩を引き起こし、ドロイデカをすべて破壊した。

このとき、夕暮れは近づいていた。ドゥークーはホログラムで再びカトゥーンコと通信を行う。遠くから、マスター・ヨーダがひとりでドロイドの大隊すべてを破壊したのを目撃していたカトゥーンコ大王は、共和国に味方するという自分の意思を明言した。ドゥークーは、ヴェントレスにこのトイダリアンを殺害するよう命令する。このラタタッキの弟子はライトセーバーを起動し、大王を殺そうと振りかざした。しかし、あと少しで殺害するというところで、彼女の攻撃は、ちょうどクローンとともに会合地点に到着したヨーダのフォース・グリップによって止められた。それからヨーダは、ヴェントレスに降伏する機会を与えたが、彼女は断り、近くの爆弾を起動させその隙に逃げていった。ヨーダの行動に感動したカトゥーンコ大王は、トイダリアンの儀式用の剣を手渡すことで、自分の惑星が共和国に組することの意を示した。その後共和国のヴェネター級スター・デストロイヤーがルゴサに現れ、共和国の軍とトイダリアンの代表団は月から去っていった。

住民

ルゴサにはかつて、ラカタが住んでいたことがあった。このヒューマノイド種族は飛び出した目が両端に付いた、円錐状の頭をしていた。彼らの文明は疫病によって崩壊し、やがてルゴサからもラカタはいなくなった。数千年後、この衛星は背が低くずんぐりした胴体の鳥のような種族、トイダリアンの休暇スポットとなった。太った外見だったが、彼らは小さな翼で飛ぶことが出来た。ハットによって荒廃させられたあと、トイダリアンはルゴサを休暇場所として使うのをやめた。しかし、クローン戦争中にカトゥーンコ大王とその取り巻きはこの月を訪れている。

制作の舞台裏

ルゴサはスター・ウォーズクローン・ウォーズシーズン1最初のエピソード、『待ち伏せ』で登場した。このエピソードは、アメリカで2008年10月3日に放送され、日本では2009年3月31日にはじめて放送された。

登場作品

参考資料

脚注

  1. カタカナ表記は『待ち伏せ』に基づく。

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