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リヴォーシェ・ターキン(Rivoche Tarkin)はギデオン・ターキン准将の娘で、グランドモフウィルハフ・ターキンの姪である。父親がんだ後、彼女は伯父のもとで暮らすようになったが、銀河帝国を信奉するターキン一族の姿勢に疑問を抱くようになった。彼女は、のちに反乱同盟のメンバーとなる若き帝国軍士官候補生、ビッグズ・ダークライターに、帝国の軍事活動の情報を流した。この情報は、大勢のデュロス反抗勢力兵士の命を救い、ターキンが同盟情報部の隠密エージェントとして働くきっかけとなった。有力な人脈や富、社会的地位を持つ彼女は、社交行事に引っ張りだこで、高い階級の帝国軍人が数えきれないほど言い寄ってきたため、諜報員としての役割を充分にこなしていた。

帝国がリヴォーシェ・ターキンの背信行為の証拠を突き止めると、反乱軍のエイレン・クラッケン将軍は、工作員のクライル・キャヴクワイリン・アーケルを派遣し、帝国モフ息子と結婚することになっていた彼女を、偽りの結婚式の直前に救出しようとした。ターキンを生きたまま捕えようと目論む帝国保安局ソレイン長官の妨害もあったが、反乱軍は無事彼女を救出した。その後、ターキンは新共和国情報部リポーターになった。スター・デストロイヤーリベレーター>がコルサントに不時着した際、この艦に乗り合わせていた彼女は、銀河系政府の中心地で発生していた帝国内戦の模様を報告した。やがて彼女は歴史家のヴォレン・ナルと結婚し、数人の子どもを産んだ。

経歴

生い立ち

人間女性、リヴォーシェ・ターキンは、ニュー・オーダー思想の信奉者にして優れた経歴を持つ軍事将校ギデオン・ターキン准将の娘である。彼女は幼少期のほとんどを惑星コルサントで過ごし、5 BBYエラインラッド暴動で父ギデオンが命を落とすまでの間、特権的な生活を送った。父親の後、彼女は伯父であるグランドモフウィルハフ・ターキンから、惑星エリアドゥの住居を提供された。父親を失ったという事実に憤っていたリヴォーシェ・ターキンは、何度もひどい癇癪を起した。すると伯父ウィルハフは、姪と仲の良い使用人の少女とその家族を小惑星刑務所へと“異動”させることで、姪の振る舞いに対して明白なメッセージを突きつけた。リヴォーシェ・ターキンは、この経験から自分を取り巻く世界が残酷でかつ危険であることを学び、自分の信条に対して初めて疑いを抱いた。

間もなく彼女は、惑星クレイアーにある上流階級の予備アカデミーへ送られた。そこで彼女は、高い地位の若い女性に期待される、数々の社交イベントに参加することになる。彼女は人びとに対して模範的な態度を取り繕い続けたが、伯父の政策や、彼が支持するニュー・オーダー思想に対する信頼感はますます揺らいだ。こうした行事の中で、彼女は銀河帝国を密かに軽蔑している人びとと出会い、国家への疑念はさらに増していく。彼女が親交を深めた人びとの中には、若き帝国アカデミー士官候補生ビッグズ・ダークライターもいた。

あるとき、リヴォーシェ・ターキンは大宰相から改良型の毒物検知器を与えられた。これは、帝国の宮廷の貴族たちの間では一般的な道具だった。彼女が受け取った改良型ズィップ・パーソナリティ・シリーズ・チャウムスキャナー5は、見かけ上は装飾的なサファイアのブローチに過ぎなかった。この装置は、集積センサーが科学的および生物学的毒物を検出した際に、着用者にかすかな警告を発するように設計されていた。サファイアの内奥にはターキン家ホロが仕込まれており、これはリヴォーシェ・ターキンのお気に入りの宝石になった。

潜入エージェント

Rivoche

リヴォーシェ・ターキン

初めて参加した舞踏会で、コンプフォースニュー・オーダー保護委員会の軍事部門)の士官候補生のひとりがくだけた調子でリヴォーシェ・ターキンに語りかけ、デュロス同盟軍団に属すデュロスの反乱分子に対し、近いうちに攻撃が行われることを教えた。ダークライターが反乱同盟のメンバーとおぼしき人々と関わりを持っていることを知っていたターキンは、彼にこの情報を伝えた。その後、反抗勢力は撤退に成功し、ターキンは自分の情報によってコンプフォースの攻撃が失敗に終わったことに驚いた。この成功で有頂天になった彼女は、反乱軍のためにスパイ行為を行うようになり、ダークライターは彼女を他の反乱軍メンバーと接触させた。その中には、レポーターから歴史家に転身し、歴史班アーハル・ヘキストロフォンのもとで活動していた若者、ヴォレン・ナルもいた。スパイ活動に役立てるため、ターキンは毒物検知器のブローチを検出不可能なホロレコーダーに改造した。この装置は、相手といちゃつきながら簡単な動作で起動することができた。

それから間もなく、惑星ニュー・サイリンバ同盟軍基地の撤退活動に繋がる情報を提供し、帝国による大虐殺から反乱軍兵士を救ったリヴォーシェ・ターキンは、同盟情報部の最も優れた潜入スパイのひとりとなった。富とコネクション、ファッション・センスを備えていた彼女は、重要な社会イベントに引っ張りだこだった。彼女は、一度に10人以上の帝国の高官から言い寄られていた。同盟軍の中で、ターキンの活動について知っていたのは、ナルとエイレン・クラッケン将軍、そして一握りの同盟情報部エージェントだけだった。彼らは、彼女の素性が、同盟軍に憎まれ、恐れられていたウィルハフ・ターキンの姪であることが広く知れ渡ってしまうと、同盟軍内に面倒な影響が出るのではないかと恐れていたのである。

銀河帝国の中には、リヴォーシェ・ターキンは誰かと結婚し、ニュー・オーダー思想に仕えるターキン家の次世代を育てなければならないと考える人びとがいた。0 BBY初代デス・スターに乗り込んでいた伯父が命を落とすと、彼女に対するプレッシャーも高まった。彼女は、ボーメア宙域モフジャムソン・カグリオの長男、ヴァスティン・カグリオと結婚することに同意した。若きカグリオは、自分の政治キャリアを高めるうえで、ターキンは理想的で素晴らしい花嫁だと判断した。しかし一方のターキンは、彼は甘やかされ過ぎだと考えていた。彼女はカグリオのことを、結婚のプレッシャーをかけてくる人々の視線をかわすための機会としか見ていなかった。

脱出

0 ABY、惑星コルラグでリヴォーシェ・ターキンとカグリオの結婚パーティが開かれる直前、帝国は内部に潜入スパイがいることを示す、高度な暗号化が施されたデータファイルを発見した。皇帝パルパティーンは、この工作員の特定は最優先事項だと判断したが、彼の弟子で右腕のダース・ヴェイダーは、スーパー・スター・デストロイヤーエグゼクター>で新しい反乱軍基地を捜索する任務に着手しており、手が空いていなかった。ヴェイダーは、敵の工作員を生きたまま捕まえるという厄介な役割を、帝国保安局の新局長、ソレインに任せてはどうかと提案した。一方、同盟情報部も敵に証拠を掴まれたことに気づき、クラッケン将軍は、元特殊作戦部隊員のクライル・キャヴヴェラブリー・ランサークワイリン・アーケルにターキンの救出任務を与えた。

コルラグにやって来たキャヴとアーケルは、結婚式に参加するためこの惑星を訪れていた10万隻を超える帝国の宇宙船を目にする。データ偽装によって帝国の貴族の所有物ということになっていた宇宙船、<Gキャット>に乗り込んでいたキャヴとアーケルは、オートメーション化されたパーティーへの招待状を受け取った。この招待状のおかげで彼らは比較的問題なくターキンに近づくことが出来たが、彼らが逃げ出すよりも早く、ソレインとそのストーム・コマンド分隊が姿を現した。キャヴは即座にテルミット爆弾を帝国軍兵士に押し付けてコマンドを殺害し、ソレインには重傷を負わせ、脱出のチャンスを作った。自分たちの宇宙船まで戻るのは不可能だと判断した一行は、キャヴのドロイド操縦する宇宙船に拾ってもらうため、都市クラメルで最も高い建築物、ロイヤル・ギャラクシー・ホテルへ向かった。

しかし、ソレインはコアガード・セキュリティ・サービス社から50人を超えるバウンティ・ハンターを雇い入れ、敵の目的地を推測し、ホテルの屋根で待ち伏せしていた。キャヴのドロイド、R2-RCが屋根にある監視装置の映像を盗み見たおかげで、ターキンと彼女の救助部隊は敵の待ち伏せを事前に察知した。キャヴの援護部隊であるバウンティ・ハンターと、フィン・ヴァラサという名の変装の名人が到着するまでの間、彼女たちはホテルの部屋にこもることになった。ターキンはヴァラサからブラスター・ピストルを受け取り、総勢4人で、待ち伏せしている敵と戦った。彼女たちは圧倒的不利を覆して勝利し、R2-RCと合流できるように道を確保した。

ターキンと救助部隊はコルラグから脱出した。TIEファイターの1中隊がまるまる彼女たちの追跡のために派遣され、<Gキャット>と交戦した。ソレインも脱走者を捕まえるためインペリアルI級スター・デストロイヤーデヴァステイター>に戻った。ダース・ヴェイダーの乗る<エグゼクター>も思いがけずこの星系に出現したが、ターキンたちの宇宙船はその瞬間にハイパースペースへと脱出した。

新共和国のレポーター

クラッケン将軍は、自分の指揮下にある安全な隠れ家をターキンに提供した。エンドアの戦いの後、彼女は新共和国情報サービスのために働くレポーターになり、新共和国の歴史家ヴォレン・ナルと親しくなった。

リヴォーシェ・ターキンは、帝国による10 ABYコルサント制圧を生き残った。それから間もなく、彼女はウェッジ・アンティリーズ将軍やランド・カルリジアンに同伴してスター・デストロイヤーリベレーター>に乗り込み、一連の奇襲攻撃に参加した。しかし、彼女たちの乗る<リベレーター>は、帝国によって撃墜されコルサントの地表へと落下した。ジェダイ・マスタールーク・スカイウォーカーフォース能力と、偏向シールドや反重力ブレーキング・システムのおかげで破壊を免れたこの軍艦は、インペリアル・パレスの近くに不時着することが出来た。しかし艦の救難ビーコンは衝撃で壊れ、生存者たちは救助部隊が駆け付けるまで数間待ち続けなければならなかった。帝国の手に落ちたコルサントで、ターキンは惑星のあちこちで活動するゴミ漁り(廃品回収業者)の行為を目撃し、彼らに関する報告書を作成した。コルサントでは帝国内戦が発生しており、ターキンはデモリングレイバード(アンティリーズ将軍が彼女に割り当てた護衛)と共に戦いの生存者を捜索した。ターキンは、帝国の反逆者たちの貪欲さと破壊行為が、一般に認知されているよりもひどい有様であることを記録し、手紙でナルにもそれを伝えた。

<リベレーター>の不時着から5日目、この軍艦と乗組員を発見した帝国の一団が攻撃を開始し、生存者を制圧の一歩手前まで追い込んだ。しかし、<ミレニアム・ファルコン>に乗ったハン・ソロレイア・オーガナ・ソロチューバッカが駆け付け、<リベレーター>の乗組員を追い詰めていた帝国の部隊(および、攻撃的なゴミ漁りの一団)を倒した。その後、コルサントの上空で、ハイパースペースからフォースの嵐が出現し、スカイウォーカーは仲間たちに惑星から逃げるよう命じた。<リベレーター>の生存者たちは<ファルコン>へ急ぎ、ジェダイ・マスターを残してコルサントを離れることになった。ソロは生存者たちをサイアクス星系ピナクル基地へ運んだ。

ハン・ソロにインタビューを行い、コーポレート・セクターにおける活躍について聞き出したヴォレン・ナルは、ターキンに資料の見直しをさせた。彼女は、この資料を、惑星アダローンホロテープ制作プロデューサーへ送ってはどうかと提案した。アダローンのホロ制作スタジオは、“インスピレーションに満ちた”ホロテープの作成を目標に、アーハル・ヘキストロフォンが行ったジム時代のホロ図像学の研究をミュージカルにしようとしていた。しかしターキンは、彼らの目標のためにはむしろ、ソロの物語の方が理想的ではないかと考えたのである。

やがてヴォレン・ナルとリヴォーシェ・ターキンは結婚した。ふたりの間には数人の子どもが生まれ、そのうちひとりはリヴォーシェ・ターキンの父親にちなんでギデオン・ナルと名づけられた。ギデオンは、父と同じ道を歩み作家になる。19 ABY、ヴォレン・ナルはモン・モスマの要請を受けエクソクロンの特殊任務に赴くことになったが、ターキンはそれを快く思わなかった。しかし彼女は、任務に誰かを同伴させるという条件で夫の出発を許す。妻の要求に応じ、ナルは受け持ちの院生であるポロ・ティプンに随行を頼み、任務に向かった。

個性と特徴

特権階級で甘やかされて育った若い頃のリヴォーシェ・ターキンは、物事が思い通りにいかないと癇癪を起す傾向があった。しかし、伯父との生活の中で銀河系に存在する危険や無慈悲さに気づいた彼女は、自分の一族の帝国主義的な考え方に疑問を抱くようになり、やがては帝国とその政策を嫌うようになった。彼女はターキン家が信奉するイデオロギーを嫌悪していたが、家族そのものには忠実で、家族を危険にさらしたり、一族の名前を軽視されることを拒んだ。家族に対する保護的な愛情は、夫のヴォレン・ナルにも及んだ。ナルが危険性のあるケイソル宙域の実情調査任務に赴くことになった際、ターキンは夫に誰かを同伴させるよう求めた。伯父のウィルハフ・ターキンと同様、彼女も言い回しが辛辣でよそよそしい一面があり、打算的な考え方を備えていた。

潜入エージェントとして理想的なファッション・センスと富、人脈を備えてたリヴォーシェ・ターキンは、危険な仕事で大きな成功を収めていた。また、彼女は射撃やブラスターのメンテナンスといったより実技的な技術の知識も備えていた。彼女は、スパイ任務をつづけるためであれば、好きでもない男との結婚といった不愉快なことも受け入れる覚悟があった。

制作の舞台裏

リヴォーシェ・ターキンは、作家のマイケル・アレン・ホーンによって生み出されたキャラクターである。1993年ウエスト・エンド・ゲームズから発売された『Dark Empire Sourcebook』で初めて言及され、1994年発売の『Cracken's Rebel Operatives』でキャラクターの詳細が語られた。彼女は短篇『Small Favors』で大きな役割を果たし、ウエスト・エンド・ゲームズのその他の作品でも、主にヴォレン・ナルの連絡相手として言及されている。ウエスト・エンド・ゲームズがスター・ウォーズ作品の制作を止めて以降、彼女へ言及する作品はほとんどなくなり、数点のリファレンス・ブックで紹介されているだけである。彼女に言及した作品は、いずれも邦訳されていない。

マイク・ヴィラーディが描いた、『Cracken's Rebel Operatives』掲載のリヴォーシェ・ターキンのイラストは、その後も『Small Favors』と『Star Wars: The Roleplaying Game, Second Edition, Revised and Expanded』で再使用された。後者では、白黒だったイラストが着色された上、リヴォーシェ・ターキンではなく、プレイヤー操作の「Arrogant Noble(尊大な貴族)」というキャラクターとして使われている。ターキンの髪のは茶色と描写されているが、着色されたイラストの髪は白い。

登場作品

  • SWAJsmall "Galaxywide NewsNets"―Star Wars Adventure Journal 3 (間接的に言及)
  • SWAJsmall "Small Favors"―Star Wars Adventure Journal 12
  • WEG icon2 "A Rebel's Job is Never Done ..."—Dark Empire Sourcebook (言及のみ)
  • WEG icon2 "Eyewitness to Apocalypse"—Dark Empire Sourcebook (初登場)

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