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「前方に敵ファイター!」
―リック・オーリー[出典]

リック・オーリー[1](Ric Olié)は人間男性であり、ナブー王室保安軍に所属したスターファイター及びスターシップパイロットである。彼はナブー王室宇宙戦闘機部隊指揮官であり、アルファ隊エコー隊ブラボー中隊のリーダーだった。熟練したパイロットであるオーリーは、惑星ナブー艦隊に属する全ての宇宙船を飛ばす資格を与えられていた。

オーリーの才能は、ナブーの女王の個人的なパイロットの役目にも活かされていた。彼はパドメ・アミダラのためにしばしばロイヤル・スターシップを飛ばしていた。ナブーの人々は平和的な気質だったため、オーリーの技術が役立つことはほとんどなかったが、32 BBYナブーの侵略で、彼は軍事的な活動をすることになった。オーリーにはやや迷信深いところがあり、アストロメク・ドロイドR2-A6を幸運のお守りと考えていた。

経歴

生い立ち

惑星ナブーで暮らした人間の男性、リック・オーリーは、青年時代飛ぶことに夢中だったため“無鉄砲のリック”というニックネームをつけられていた。彼は自分のサンドテック社スカイフリッパーを使って、彼の小さな村周辺の土地で住民のために短距離飛行を行っていた。ある日、彼はナブーに多くある草深い丘の一つにスカイフリッパーを墜落させてしまった。この事故によって、多くの人々が危険な飛行を思いとどまるようになる。しかし、オーリー自身は諦めることはなかった。彼は壊れたスカイフリッパーの部品から新しい船を造りだし、飛行を続けたのである。やがて、あまりに多くのパイロットが事故で命を落とすのを見ると、オーリーも無鉄砲なふるまいを和らげるようになった。

パイロット

「外宇宙よりナブーの方がずっとマシなことが多いと僕は思っている」
―リック・オーリー[出典]
RicOlieR2A6

R2-A6とともにN-1スターファイターに乗り込むオーリー

公立の学校を卒業した後、リック・オーリーは防衛軍のパイロットという針路に進むため、コメル宙域のアカデミーへの入学を決めた。惑星ナブーへの忠誠が厚かったオーリーは、共和国防衛アカデミーへの進学は避け、代わりにナブー王室宇宙戦闘機部隊を選んだのである。オーリーは実戦を経験したことがあるという点で、ナブーの戦闘機パイロットの中では特異な存在だった。オーリーはやがて大佐に昇格し、シードの主要スターファイター部隊、ブラボー中隊の指揮官になった。オーリーの同僚たちは、コメル宙域でオーリーが相手にした海賊は、互いに衝突しあうような程度の低さだったと嘲笑ったが、アース・ヴェルーナは彼の能力に大きな信頼を置いていた。そのため、オーリーはN-1スターファイターの実地試験で最初にこの戦闘機に乗り込むパイロットのひとりに選ばれた。

やがて、オーリーは王室宇宙戦闘機部隊のリーダーになり、ブラボー中隊のほかに、エコー隊アルファ隊、ナブーのスターファイター宇宙軍全体を監督することになった。ブラボー中隊は戦闘機部隊の中で最も有名だったため、オーリーのコールサインブラボー・リーダーだった。任務では、彼は制御システムに改良を加えた専用のN-1スターファイターに乗り込んだ。ナブー王室保安軍におけるオーリーの上官は、彼を戦闘機部隊のトップに据えたキャプテンクァーシュ・パナカただひとりだった。

オーリーは事務の仕事を嫌い、監理の雑用をしばしば副司令官のエサラ・ティルに任せた。彼女は余分な仕事を喜んで引き受けてくれたのである。オーリーはポロー・ドルフィなどの熟練した志願兵のことを認め、彼らの能力を評価していた。しかし、オーリーの部下のパイロットたちのほとんどは、単なる貨物船ドライバーや輸送船パイロットであり、戦闘経験が全くなかった。これは保安軍全体でも同様であり、戦うべき脅威に対してナブーは準備不足だった。

ナブーの侵略

「シールド発生機被弾!」
―リック・オーリー[出典]

トレード・フェデレーションが共和国による新しい貿易ルートへの課税に抗議し、惑星ナブーの封鎖を決行したとき、王室宇宙戦闘機部隊はナブーを守るチャンスをつかむことが出来なかった。フェデレーションの軍隊が首都シードを進軍したとき、オーリーと部隊の他のパイロットたちは捕えられてしまう。女王もまた捕らえられ、バトル・ドロイドOOM-9指揮する軍隊によって連行された。しかし、ふたりのジェダイクワイ=ガン・ジンオビ=ワン・ケノービドロイド部隊を攻撃して女王を救出し、一緒にいたオーリーと部下のパイロットも解放された。オーリーは状況を理解する暇もなく、女王のロイヤル・スターシップへ誘導され、一行を惑星コルサントへと運ぶよう指示された。

しかし、フェデレーションによって封鎖された惑星の脱出は簡単にはいかなかった。オーリーは武装していない宇宙船を操縦し、強力な火力を誇る主力艦艦隊の間を飛びぬけなければならなかったのである。オーリーは最善を尽くしたが、脱出の際に宇宙船は大きな損傷を受け、シールド発生装置を失ってしまった。宇宙船が搭載していたアストロメク・ドロイドの1体、R2-D2の活躍によってシールドは復活し、オーリーは宇宙船を操縦し封鎖を突破することに成功した。

Olieandanakin

オーリーとアナキン・スカイウォーカー

脱出の際に、ロイヤル・スターシップのハイパードライブはコルサントへの移動が不可能なほどの被害を受けていた。ケノービは彼らに、宇宙船の部品を購入するため砂漠の惑星タトゥイーンに立ち寄ることを提案した。クワイ=ガン・ジンと変装したアミダラ女王、ジェダイに同行していたグンガンジャー・ジャー・ビンクス、そしてR2-D2が部品を探すため、着陸した宇宙船を離れモス・エスパの街に向かった。数日後、彼らは部品を手に入れ、大望を抱く9歳のパイロット、アナキン・スカイウォーカーを引き連れて宇宙船へと戻ってきた。タトゥイーンから離陸する直前、女王を追跡していたシス卿ダース・モールがクワイ=ガンを襲撃したが、このジェダイ・マスターは何とかオーリーが操縦する宇宙船へと飛び移ることに成功した。オーリーはスカイウォーカー少年のことを気に入り、スターシップ操縦に関するレッスンを幾つか彼に教えた。コルサントに到着した後、女王は封鎖された惑星への援助を銀河元老院に求めたが、状況が改善されないことを悟ると、自ら故郷に戻って侵略軍に立ち向かう決心をした。オーリーは再び一行を乗せた宇宙船を操縦し、トレード・フェデレーションと戦うためナブーに戻っていった。オーリーの技術と、トレード・フェデレーションの宇宙船が減少していたことにより、彼らはこっそりと着陸することが出来た。これは、アミダラがグンガンの住民と接触し助けを求めるのに十分なほどの時間稼ぎになった。

ナブーの戦い

「俺たちじゃないぞ!」
―リック・オーリー[出典]
RicOliePilot-SWE

ナブー上空で戦うオーリー

グンガンの助力を得ることに成功した女王は、グンガン・グランド・アーミーがOOM-9のドロイド軍団を相手にする間、パナカと共にシード宮殿に潜入してトレード・フェデレーション・ヴァイスロイヌート・ガンレイを捕まえるという作戦を立てた。これと並行して、オーリー率いる宇宙戦闘機部隊はナブー軌道ルクレハルク級ドロイド司令船、<ヴートゥン・パーラ>を攻撃することになった。司令船を破壊すればドロイドをシャットダウンすることが出来、ドロイド軍に数で劣るグンガンを救う重要な鍵だった。

女王とジェダイがシード・ハンガー解放すると、オーリーとブラボー中隊パイロットたちはドロイド司令船と戦うべくN-1スターファイターに乗り込んだ。中隊隊員たちが宇宙空間に出るとすぐ、オーリーは部下たちに集合座標を送信し司令船への攻撃を展開した。トレード・フェデレーションはナブー戦闘機部隊を迎え撃つためヴァルチャー級ドロイド・スターファイターを発進させ、多くのN-1スターファイターを破壊することに成功する。敵船にたどり着いたオーリーは、敵船のシールドが強力すぎて戦いの勝ち目が薄いことに気づいた。ナブーのパイロットたちの任務が失敗に終わりそうだったちょうどそのとき、偶然戦いに加わったアナキン・スカイウォーカーが、ドロイド司令船内部に入り込んでそれを破壊することに成功した。ブラボー中隊隊員たちは勝利を喜び、ナブーへと帰還していった。ナブーの戦いは、惑星の解放と地元民の勝利に終わった。

その後

ナブーの戦いでの勝利の後、オーリーはシードで開催された祝賀会に参加した。そしてこのナブーにおける最も過酷な戦いの数年後、彼はブラボー中隊でさらなる名声を獲得していた。クローン大戦におけるオーリーの行動は知られていないが、彼が宇宙船の技術を教えたアナキン・スカイウォーカーは、熟練したパイロットに成長していた。

個性と特徴

「コルサントだ…星全体がひとつの大都市になっている」
―リック・オーリー[出典]

オーリーは飛行中に用心深く観察して声を出して報告し、同僚たちのあいだでは明白な事実を指摘するパイロットとして評判だった。青年時代のオーリーはかなり生意気であり、過ちから学ぶことをせず、過ちを単純に励ましにしていた。彼は故郷をとても誇りに思い、外部の者の前でブラボー中隊の技術をためらわずに“宣伝”した。

オーリーは生まれつき才能のあるパイロットであり、ナブーの軍事システムに容易く適応していた。彼は女王に対して敬虔であり、彼女の決定を常に尊重していた。しかし、彼はナブーが不完全な惑星だという事実には気づいており、伝統が惑星の安全よりも重要だとは必ずしも考えなかった。オーリーには迷信深いところがあり、アストロメク・ドロイドのR2-A6を幸運のお守りと考えていた。

外部のパイロット、すなわち共和国のパイロットと共に飛行したとき、オーリーはちょっと目立ちたがり屋になる傾向があった。彼はコメル宙域の海賊と小規模な衝突を何度か経験し、しばしば高官をエスコートしてコルサントに赴いた。そうした任務の中で、彼は優れた技術を示そうとした。

制作の舞台裏

リック・オーリーは、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』とその関連作品で、脇役のひとりとして初登場した。映画で彼を演じた俳優はラルフ・ブラウンである。ビデオゲームの『スター・ウォーズ スターファイター』ではジェス・ハーネルが、『Star Wars: Battle for Naboo』ではクリント・バジャキアンがこのキャラクターの声優を担当している。

リック・オーリーは、一部のファンから「Captain Obvious」と呼ばれている(“obvious”は“明白な”の意)。このニックネームは、オーリーが劇中で「前方に封鎖線!」、「あれがそうだ…タトゥイーンです」、「俺たちじゃないぞ!」などといった、誰が見ても明白な台詞ばかり言っていることから名付けられた。このニックネームはマシュー・ストーヴァーによる小説、『破砕点』の台詞の中に登場し、「キャプテンばか力」と訳された。

登場作品

RicOlieHS-SWE

リック・オーリー

参考資料

脚注

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