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「リサージェント級が急速に接近中」
カレ・キューン[出典]

リサージェント級バトルクルーザー(Resurgent-class Battlecruiser)はクワット=エントラーラ・エンジニアリング社が製造したバトルクルーザーである。銀河協定締結以降、未知領域の征服を行ったファースト・オーダーによって使用された。リサージェント級艦は旧銀河帝国インペリアル級スター・デストロイヤーを基に設計され、先進的な火器を搭載しており、ファースト・オーダーの軍事力を銀河系に誇示する象徴的な軍艦だった。エンドアの戦いから約30が過ぎた当時、リサージェント級艦は最新鋭のモデルだった。

リサージェント級艦は3キロメートル近い巨大軍艦だったが、レジスタンスの情報部はファースト・オーダーがさらに大きな軍艦を製造しているに違いないと考えていた。

特徴

船体

リサージェント級バトルクルーザーの全長は2,915.81メートルで、銀河帝国が使用したインペリアル級スター・デストロイヤーのほぼ2倍の規模を誇った。インペリアル級艦と同じくさび型の船体を持ち、先進的な対艦戦闘を目的に設計されていた。またリサージェント級艦はファースト・オーダーの軍事力のシンボルでもあり、敵対勢力には畏怖を、味方には誇りを植え付けた。帝国時代宇宙船設計に改良が試みられ、船体構造の中間部に施された補強、船体の装甲プレート、船首上部を支えるトラス構造を特徴としていた。

乗員

リサージェント級バトルクルーザーは19,000名の将校と55,000名の下士官を乗せることができた。乗組員は巨大艦を運用するため互いに協力し合い、、3つに分割された乗員区画の中で、毎標準日6時間のシフトを4回交替で働いていた。この作業は乗員の間に強い一体感とチーム・アイデンティティを促進させた。指令系統との接触や、ファースト・オーダー艦船の他区画・施設へのアクセスには暗号化された将校階級章が必要で、多くの場合、下士官にその権利は与えられていなかった。若い艦隊将校の多くは生まれてすぐにリサージェント級等の新型軍艦で訓練を開始したため、軍艦をわが家同然に考えていた。リサージェント級艦の中央部下層には乗組員用のレクリエーション区画があり、主要司令ブリッジ付近の上層部居住レベルは上級司令スタッフ用となっていた。特殊部隊のメンバーは上級将校用居住区画の近くの兵舎を利用した。船首部、前部重ターボレーザー砲塔の後ろにはストームトルーパー兵舎があり、医務室はその上にあった。

リサージェント級艦は8,000名のストームトルーパー(1個軍団)を収容可能で、彼らは兵舎の下にある訓練施設を利用できた。ストームトルーパーは乗艦時も独自の指揮系統に従い、警備隊キャプテンがトルーパーに対する究極的な権限を保持していたが、警報発令時には所属部隊に関係なく全将校の命令に従わなければならなかった。ファースト・オーダー特殊部隊の兵士もリサージェント級艦に配属されていた。TIEファイター・パイロットの訓練及び作戦会議施設は側部格納庫に隣接しており、エンジニア要員の居住区画は船の最底辺、中央反応炉付近に位置した。また、リサージェント級艦には監房センターがあり、中央部上層の船首寄りに設けられていた。帝国時代のスター・デストロイヤーと同様、リサージェント級艦ではリバクサン・コルムニ社MSE-6シリーズ修理ドロイドが連絡役や修理及び整備用アシスタントとして活用されていた。

攻撃及び防衛システム

「近づけば、トラクター・ビームにやられるかも―」
「リサージェントのビームの射出口は船首にある。正面から向かわないようにしろ」
イオロ・アラーナポー・ダメロン[出典]
Resurgent-class Star Destroyer.png

リサージェント級艦

3,000を超すターボレーザー砲とイオン砲を搭載したリサージェント級バトルクルーザーは、軌道爆撃と激しい対艦戦闘を目的として設計されていた。強力なターボレーザーは敵艦のシールドを過負荷にして厚い装甲を突き破り、軌道爆撃を受けた惑星の地表は融解した鉱滓に変り果てた。帝国時代の砲台をグレードアップしたターボレーザーは、以前よりも高い火力と再充電効率を誇った。未知領域の奥深くにある秘密の鉱床から採取されたカイバー焦点クリスタルが火力向上に一役買っていた。リサージェント級以外の艦長たちは自分の軍艦も改良してほしいと主張していたが、軍事等級のクリスタルが不足していたため、その願いは叶わなかった。ファースト・オーダーの中で最も名誉のある重要な宇宙船だけが先進的な兵器の搭載を許されていたのである。

小型の局所防衛砲台やミサイル発射装置が重火器を補い、小型で機敏な目標を破壊した。船体後部の右舷と左舷には標準仕様のターボレーザー砲塔が並び、船首には重ターボレーザー砲塔と軸部レーザー砲が配置されていた。砲撃コントロール・センターは船尾にあり、船体後部の厚い船体に保護されていた。イオン砲の照準装置は前部の左舷側に位置した。主要ブリッジの近くには目標捕捉を補佐する多スペクトル・センサー・タワーがあった。

リサージェント級艦のトラクター・ビーム発生装置は船首の先端にあり、フライトデッキの偏向シールド発生装置はその後ろにあった。船体の主要偏向シールド発生装置は左右両側の船尾区画に置かれていた。また、司令ブリッジはドーム型シールド発生装置1基に保護され、前方の竜骨上にはブリッジ用偏向増大装置があった。ブリッジの局所防衛砲台はスターファイターによる攻撃から司令部を守った。

搭載

リサージェント級艦はTIE/fo及びTIE/sf宇宙特化型戦闘機から成る戦闘機2個大隊を搭載することができた。

リサージェント級の右舷と左舷には側部ハンガー(格納庫)の出入り口があり、航空管制ブリッジが各ハンガーの活動を監督した。インペリアル級艦とは異なり、リサージェント級艦ではTIEファイターが船の奥に収容され、出撃用ラックでハンガーに運ばれた後、宇宙空間へ飛び立った。主要ハンガーは船の下腹部にあり、船の離着陸を補佐するドッキング・クローが設けられていた。主要ハンガーの近くには兵站用ハンガー搬入ベイや地上用ビークル収容庫があった。船首部分にも側部フライト・デッキがあり、全面的な侵略作戦の準備エリアとして利用された。全体的に見て、リサージェント級艦は帝国宇宙軍の艦船よりも圧倒的に早く全スターファイターと攻撃艇を展開することができた。

推進システム

リサージェント級バトルクルーザーは下腹部のドーム型格納容器に収容された巨大なIII-a1a超物質消滅式主要反応炉1基から動力を得ていた。補強された反応炉周辺構造や船体フレームが巨大反応炉を支え、反応炉工学制御デッキが関連作業を監督した。反応炉格納容器の後ろには大規模な大気処理施設や反応炉ダクトがあった。

リサージェント級艦の推進力は11基のエンジン(3基のクワット・ドライブ・ヤード社製大型デストロイヤー・イオン・エンジンと8基のゲモン8イオン・エンジン)によって供給されていた。エンジン運用のため、船尾には補助反応炉や反応物貯蔵室、同位体密封装置が配置されていた。これらの装置は追加の動力を供給し、冷却剤サイロやポンプが巨大エンジンの温度を下げる役割を果たした。丸い大型エンジンの周囲にはエンジン推進力ノズルが設置されていた。小型エンジンは補助推進力ノズルを利用し、より細やかな移動・方向転換に貢献した。また、主要エンジンには磁気タービンや加速補整機も取り付けられていた。リサージェント級艦は直線飛行で全速力を出せばTIE/fo宇宙特化型戦闘機よりも速く移動できたが、それには操作性を犠牲にすることになり、ほんのわずかな操縦にも膨大な量の反推進力が必要になった。そのため、宇宙船の操作性と引き換えに速度を選ぶのは極めて向こう見ずな指揮官だけだった。ハイパードライブ発生装置は船尾区画の末端に位置した。

ブリッジ・タワー

エンドアの戦いで破壊されたスーパー・スター・デストロイヤーエグゼクター>の教訓に学び、リサージェント級バトルクルーザーは司令ブリッジの防衛を強化し、司令部や宇宙船制御システムの余剰人員を削減していた。旧帝国期の艦船の特徴であるむき出しの司令タワーは無くなり、ブリッジは当時より低い場所に設置されていた。また、船の中央部には緊急事態用のブリッジも設けられ、こちらは船体から突き出てないばかりか、船体構造の内部に組み込まれていた。万が一主要ブリッジが機能を失った場合、控えの人員が緊急用ブリッジから船を制御することになった。指揮系統におけるデータ処理の重要性が評価され、クローン戦争期のジェダイ・クルーザーに起源を持つブリッジ低層階のデータ処理用ピットは健在だった。地味で簡素化されたブリッジ設計のおかげで、乗員は複雑かつ大量なデータを以前よりも早く伝達することができた。

歴史

TFA FirstOrder Star Destroyer.jpg

リサージェント級艦<ファイナライザー

銀河帝国がジャクーの戦いに敗北し、新共和国との間に銀河協定が結ばれた後、未知領域へ撤退した帝国軍残存勢力は後継政府ファースト・オーダーを樹立した。ファースト・オーダーは銀河系の広大な未開地帯に新設された造船所や秘密基地に命じ、新型リサージェント級バトルクルーザーを建造させた。スターキラー基地の戦いの直前、リサージェント級艦は当時最新鋭の軍艦と見なされていた。

リサージェント級艦は旧帝国軍のインペリアル級スター・デストロイヤーに着想を得ていたが、資源の不足から旧帝国と同じだけの主力艦を建造することはできなかった。ファースト・オーダーは旧帝国の軍艦のデザインを意識的に模倣することで、人びとへの精神的な働きかけを狙っていた。リサージェント級艦の背部フライト・デッキや側部ハンガー、突き出た竜骨構造はヴェネター級スター・デストロイヤーとも類似点を持ち、キャリアー(空母)としての役割も果たせるようにというファースト・オーダー技術者の新しい価値観が反映されていた。

ブリッジ・タワーの防衛を強化し、戦闘機の戦闘反応速度を向上させたリサージェント級バトルクルーザーはファースト・オーダーの主戦力となり、時代遅れのインペリアル級スター・デストロイヤーに取って代わった。エンドアの戦いの30年後、アーミテイジ・ハックス将軍カイロ・レンはリサージェント級バトルクルーザー<ファイナライザー>を旗艦として使い、ジェダイ・ナイトの生き残りルーク・スカイウォーカーを捜索した。ジャクートゥアナル村を襲撃した部隊は<ファイナライザー>から出撃し、レジスタンスポー・ダメロン中佐の尋問もこの艦内で行われた。

登場作品

参考資料

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