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ランド・カルリジアン

この記事は ランド・シニアについてです。 あなたが探しているのは 彼の息子かもしれません。
Lando WoSW.jpg
ランド・カルリジアン
人物の情報
出身

ソッコーロ

誕生

31 BBY、ソッコーロ

身体の情報
種族

人間[1]

性別

男性[1]

身長

1.77 メートル

髪の色

目の色

茶色

肌の色

褐色

年代と政治的な情報
時代
所属

ランド・カルリジアン[2]Lando Calrissian)はプロのギャンブラーにして、企業家、密輸業者、そして軍の将軍など、その人生で多くの経験を積んでいた人物。帝国軍の最強兵器第2デス・スターを破壊した人物。

目次

経歴編集

 若い頃のランド・カルリジアンは、いかさま師ギャンブラー、放浪のカードゲーマーでごろつき。安定を得るために定職に就くほどの志は無かったが殺人を犯したり盗人に身を落とす所までは落ちぶれてはおらず、そのくせに違法すれすれの小金儲けを企み暗黒街をうろつく。自分では何度か全うに暮らそうと努力したとは言っているが、いつも失敗し、文無しになるとサバックで稼ぐ生活に舞い戻った。浅黒い肌で1.8メートル弱、タトゥイーンコレリアでよく見かける人間種。歴史上華々しく登場して消える人もいれば、何故か息の長い活躍をする人もいる。ランドは典型的な後者で、腐れ縁のハン・ソロとつるみ始めてからは、何故か歴史上の重要なターニング・ポイントでキーマンとなる。

ギャンブラー時代編集

 根っからのならず者ながら不思議な魅力を持つランド・カルリジアンは若い頃、誰にも頼らず他人の意見に左右されず単独で行動することを好んだ。時と場合により仲間と行動を共にする事も有ったが、あくまで自分の流儀に従い誰からの指示も受けないと自分を規定していた。いつも軍服を着て、ベルベットやケープを身に纏う仰々しい出で立ちから過小評価されやすいが、ドロイドやコンピューターが使う原語を含む18もの原語をマスターしており、頭はいい。カードゲームにおいてもカードの行方を覚えているのではないかと思わせることもしばしばだった。

 ギャンブラーだった。危険なカードゲーム、サバックをはじめ多くのゲームに熟知している。ギャンブルにおいていくつかのジンクスを守っている。たとえばゲーム中は嫌いな銘柄の酒しか飲まない。飲み終わるのに時間がかかり、ゲーム中に感覚が鈍るのを防ぐ事が出来るからだ。負けるときは目立つ所で大負けする。他の参加者に警戒されないようにするためだ。大金を稼ぐのは時々にしてしかもなるべく目立たないようにする。それが得策だと心得ていたからだ。

 帝国時代にはオセオン星系やベスピン、ナー・シャッダを拠点としていた。オセオン星系は特定の惑星起動を集会しない数千のアステロイド・ベルトから成り立っている。ガス状巨星ベスピンでは大金を掛けたサバックが盛ん。ナー・シャッダナル・ハッタの衛星で密輸業者の天国と言われる星だ。

生涯の友と敵編集

 基本的にランドは武器を嫌っており、ヘビー・ブラスターやニードラーはほとんど、決してと言って良いくらい使わなかった。ただ、暗黒街を根城にしているから簡単な5連発スティング・ビームなどを所持していたが、使用は最小限にしていて、派手に撃ち合っている所を見る事は滅多にない。そんなランドにも武勇伝はある。

 ナー・シャッダサバックを大勝ちし、ミレニアム・ファルコンという宇宙船を手に入れたランドだったが、彼自身宇宙船の操縦が余り得意ではなかった。その当時操縦が出来なかったとの噂もある。とりあえずコレリア人パイロットのハン・ソロという男に目を付けた。今は身を落としているが実は帝国アカデミー主席という人物だ、操縦をならうには願ったりである。ちょうどその時ソロは、イリーシアの司祭とハットから過去にしでかしたスパイス加工工場破壊の犯人であることを突き止められ、バウンティー・ハンターボバ・フェットを差し向けられていた。ボバに薬を盛られ、捕まる寸前だったが、ランドはボバにスタン(麻痺)ビームを浴びせて倒し、解毒剤をソロに打ち、倒れているボバ・フェットに薬を注射した。薬が効いてランドの言いなりになったボバに武器を捨てさせ、自動操縦にしたスレーブⅠに乗り込むように命令し、宇宙のどこか遠くへ飛ばせた。これをきっかけにハン・ソロはランドに操縦を教える事を約束した。

 ハン・ソロボバ・フェット。一夜にして友と敵を作ってしまったのだ。

シャルーの財宝編集

 ミレニアム・ファルコンの操縦と離発着が出来る様になり足が伸びたランドは、オセオン星系に向かった。サバックで儲けるためだ。そしてそこでエイリアンが製造した風変わりなドロイド、ヴァッフィ・ラーを手に入れた。大きく分けて人には、ドロイドを単なる機械と見るのと、友と見るのの二つのタイプがあるが、ランドはヴァッフィ・ラーを友と見た。

 さて、サバックで儲けるかと考えていた矢先、帝国のラファ星系統治者がシャルーの失われた財宝の在処を吐けと言ってきたため、サバックどころでは無くなった。シャルーとはかつてラファ星系を支配していた古代種族で、難攻不落の巨大都市を残して姿を消していた。むろんランドがその秘宝の在処など知るよしもない。ただ、ランドはすぐにラファ星系統治者が謎に満ちた長寿種族タンドの魔術師、ロクール・ゲプタの手先に過ぎないことを見抜いた。

 ランドとヴァッフィ・ラーは、トーカというヒューマノイドの案内でミレニアム・ファルコンを駆ってラファⅤへ向かった。トーカとは、シャルーがラファ星系から姿を消してから姿を現した種族だが、おとなしく、知的には劣っていた。しかしトーカは単なる劣等種族ではない事が後に解る。

 幸運と判断力と巡り合わせにより、ランドは封印されたシャルーの都市に到着し、秘宝にたどり着くことが出来た。それはマインドハーブという物質だ。実はシャルーの財宝が財宝たるかどうかは、判断つきかねない。少なくともランドにはそれほど有りがたい物と言えなかったのではないだろうか。シャルーは消えたのではなかったのだ。進化した種のみを襲う謎の捕食勢力による侵攻から逃れるため、シャルーはマインドハーブにより自分たちの知性を抽出し、トーカへと姿を変えたのだ。謎の捕食勢力による脅威が去った今、トーカ(シャルー)は自分たちの運命を変えてくれる救世主を待っていたのだ。その救世主はランド・カルリジアンだった。

 ランドは貴重なライフ・クリスタルを得てラファ星を去り、それを元手に商売を始めた。

罠にかかったランド~ナー・シャッダの戦い編集

 商売を始めたランドだったが、なかなか思惑通りにいかず、費用はかさむが利益は思うように上がらない。手持ちの資金も底を突こうとしていた。結局オセオン星系に戻りサバックで稼ぐ事にした。その方が儲かり、しばらくは快適に暮らしていたが、オセオン6845では何度も命を狙われる。暗殺はことごとく失敗したが、その直後武器不法所持の容疑で逮捕されてしまう。真空中でゆっくりと死んでいくかオセオン警察と取引をするかを迫られた。隣接するオセオン5792にいる麻薬中毒の富豪商人を逮捕するか殺す提案を受け入れ、警官二人をオセオン5792に運び、そして麻薬商人になりすます計画だ。この取引は罠のにおいがしたが、ミレニアム・ファルコンをオセオンを抜けるためのフレイムウインドに向かわせた。そこは太陽の噴火にさらされ、小惑星間には放射能が荒れ狂い、ドロイドは内部構造に重大な被害を受け、人間は精神構造に疾患をもらう可能性がある。しかしランドとヴァッフィ・ラーは小惑星間の通過をなんとかやり遂げた。パイロットとしてはまだまだ未熟なランドだったが、ファルコンも無事だった。

 この任務全てが最初から罠だった。太陽の嵐を無事抜けられたと思った矢先、ロクール・ゲプタに捕まってしまったのだ。最初、ロクール・ゲプタをタンドの魔術師かと考えていたが、その正体は年老いた敵対種族エイリアンで、本物のタンドの魔術師は抹殺されていた。しかしランドは幸運にも隙を見てロクール・ゲプタの手を逃れ、ついでに1000万クレジットほど失敬して逃亡することに成功した。    ナー・シャッダに戻ったランドは、ほんの些細な判断ミスから、密輸業者を一掃せんと攻め込んできた帝国軍と争う羽目になってしまう。ミレニアム・ファルコンと旧友ハン・ソロの率いる僅か数隻の密輸船は帝国軍艦隊に向かって行った。ソロの巧みな操縦技術と指揮に率いられた船団と、いつの間にか結構操縦が上手くなっていたランドのファルコンは、帝国軍の多少の指示の混乱とも相まって、攻撃してくる帝国軍を撃退する事が出来た。

 この戦いの後、ランド・カルリジアンはいつの間にか、バウンティー・ハンターボバ・フェットに続き、帝国軍まで敵にまわしてしまっていた。

ランドの変遷編集

 ナー・シャッダにおける戦闘を経験した頃には、ランドの操縦技術はかなりの物になっていた。ミレニアム・ファルコンは星系から星系を渡り歩き、ランド・カルリジアンと相棒のドロイド、ヴァッフィ・ラーはどこにも定着せず、気ままに旅を続けた。ヴァッフィ・ラーが帝国を誘導していると思い込んでいる暗殺者集団や、ロクール・ゲプタの報復などから逃れる為もあった。

 あるとき、慣性航行で宇宙を漂いながらエンジンの調整をしている時、リーサという名の宇宙生物の無線を傍受した。過酷な真空の宇宙空間に生息し、死滅したと思われていたオスワフト種の一人だった。語学力堪能なランド達はすぐにお互いの言葉を理解し、しばらく交信していたが、その時はそれで別れた。しかし、数ヶ月後、ランドは再びリーサの連絡を受けた。オスワフトが古くから住む星雲に囲まれたソンポカのスターケイブ(星洞)が帝国軍に包囲されていると言うのだ。ランドはオスワフトを助けるために商人に化けて乗り込んでいくことにした。数年前のランドなら考えられないことだ。見ている方が肝を冷やすはったりでスターケイブを囲む帝国の包囲を突破し、オスワフトと合流すると、帝国軍との戦いのため訓練を始めた。そしてランドの作戦で帝国軍を罠にはめ、同士討ちにさせた。しかし帝国軍のダメージが少ない打ちにロクール・ゲプタが到着した。ランドとロクール・ゲプタは数百の帝国艦隊と数百万のオスワフトの前で対決する。ランドがロクール・ゲプタを倒し、ひとまず宇宙は平和になった。

別れ編集

 オスワフトに宝石を作ってもらい、商売でも始めようとしていたとき、ヴァッフィ・ラーの仲間がランド・カルリジアンの元にやってきた。迎えに来たのだ。今や大切な相棒だったが、仲間と共に過ごすべきだと考えたランドは、コンビを解消する事にした。悲しい別れであったが、ヴァッフィ・ラーと過ごしたことでランドは、様々な事を学んでいた。時には他者の利益を考える事が大切だと考えるようになったのもヴァッフィ・ラーと過ごした日々においてだ。

 宝石を元手にベルビアン鉱山を購入したが、鉱脈のない偽物だった。その後海賊の女王ドレア・レンサルと一緒に過ごし、その後ナー・シャッダに戻り、宇宙船停泊所を開いた。これでまともな仕事で生活出来るかと自分でも考え始めていたが、やはり上手く採算がとれず、ベスピンクラウド・シティーで開催される大がかりでレートの高いサバック・トーナメントで一発逆転を試みた。が、勝利どころか有り金全てをうしない、さもあらんことにミレニアム・ファルコンまでも賭けの担保で失ってしまった。事も有ろうに相手はハン・ソロだ。

どん底期編集

 しばらくクルーザーに乗ってあちこち旅しながらカードゲームで旅行客から小金を巻き上げるという、何となくさえないが性にあった生活をしていたランド・カルリジアンだったが、不運はまだまだこれからだった。後で思えば人生で再下降していた時期やもしれない。何の因果か、命を狙われていた反乱軍のスパイでハン・ソロのかつての恋人、ブリア・サレンを救い出してしまった。バウンティー・ハンターボバ・フェットの手から。そのことでいつの間にか反乱軍に協力していた上、完全にボバ・フェットの怒りも買っていた。その直後、ランドはソロとブリア・サレンと共にハットの支配する惑星イリーシアの奴隷を解放した。報酬として多額の財宝が約束されていたのだが、財宝は反乱軍の活動資金として持ち去られてしまう。この時ランドは、財宝を失ったのはソロのせいだと思い込み、再び逢うときがあれば殺してやるとまで考えたのだった。

クラウド・シティーの執政官編集

 クラウド・シティー、惑星ベスピンのその都市は、銀河中にギャンブル天国として知られていた。400ABY頃コレリアエクレシス・フィグ卿により、レーザーハイパードライブシステムに欠かせないティバナ・ガスが豊富にあることを発見され、初代執政官フィグ卿の元で発展していったベスピンのクラウド・シティーには、執政官が後継者を選ぶ伝統が有る。惑星最大にして最も影響力のある居住都市、クラウド・シティーの執政官の地位は惑星ベスピンを統治しているに等しい。

 実のところランド・カルリジアンは執政官になろうと思っていたわけではなかった。執政官は取引や脅迫その他諸々の事情で交代していたが、ランドははっきり言って運とタイミングのみで執政官の地位を得た。レートの高いギャンブルに引かれベスピンに来てサバックをはじめとするギャンブルにいそしんでいたランドだったが、その日のサバックは快調で、相手が女性だったから身ぐるみはぐ様なまねはしなかったが、持っている金目の物全てを勝ち取っていた。金が底を突いたギャンブラーはそれでもゲームを続けたいが為に、自分の乗ってきた宇宙船であろうが相棒のドロイドだろうが何でも担保にしてしまう。実は少し前にランド自身サバックで負けてミレニアム・ファルコンハン・ソロにとられてしまっていた。この相手の女性はレイノアという執政官で、「執政官の地位」を担保にしてきたのだ。この申し出を断るのは礼儀に反すると勝負を受けたランドは、見事勝利し、執政官の地位を手に入れたのだ。

 その執政官の地位に伴ってロボトというサイボーグの部下を得た。実はレイノアの非情な政策に納得できないロボトが裏で細工し、ランドにギャンブルで勝つ様に仕組んでいたのだったが、ランドはそんなことは知るよしもなかった。

執政官としての才能編集

 ティバナ・ガスの在処を同業者より先に突き止め、市場の動向に目を光らせ、最高値で売る。労働者を必要以上に団結させず、必要以上に締め付けない様マイニング・ギルド(採掘労働者組合)と交渉したりする。自分でも意外だったが、ランド・カルリジアンには執政官の地位が性に合っていたうえ、意外に有能な執政官だった。よくよく見ればその仕事はギャンブル、しかも大がかりなギャンブルそのものだったからかもしれない。あれほど商売では失敗続きだったが、巨大都市の、しかもその実惑星全てを牛耳る執政官の職を有能にこなした。もちろん退屈な執政の事務仕事を引き受けてくれる有能なロボトの存在も欠かせないが、ロボトはそのためにいる。そのことを差し置いても大いに賞賛すべき事だった。

 適度な刺激もあった。カジノはすぐそばにあるし、反乱軍に極秘で支援を送る事もギャンブルに近い刺激だった。EV-9D9というランドの警備主任を務めるドロイドが、他のドロイドを拷問する趣味があり、マイニング・ギルドの盗まれたカッターに逃げ込み、ランドの命を狙って都市を壊滅させるほどの爆薬を仕掛けた事も有った。有能な科学者ドクター・レムの殺害事件もあった。それら全ては適度な刺激で、ランドは執政官の地位に飽きることなく職務をこなす毎日を送っていた。

旧友達の来訪編集

 若い頃は一カ所に落ち着いたり、平穏な暮らしを望んだりする様な人間ではなかったランド・カルリジアンだったが、ここのところは惑星ベスピンの執政官として、適度に刺激的でギャンブルライクな日々に甘んじていた。クラウド・シティーを帝国から数年にわたって独立させたまま、秘密裏に反乱同盟軍に援助を行いながらも一定距離を置いて、執政官として申し分のない日々を送っていた。

 しかし、その暮らしも古くからの友立ちの歴訪により急転直下。その中でランドは、今まで自分が考えもしなかった人間になっていることに気付く。自分と自分の仲間、配下の者達を守ろうとする心が芽生え、そのために最良の道を選んだのだ。

 最初にやってきたのはバウンティー・ハンターボバ・フェットだった。ボバとランドは今まで二回対峙し、そのたびにボバに屈辱を味合わせていた。ボバは帝国のストームトルーパーと帝国でもかなりの地位に有ると目される、身長2メートルはあろう巨体に黒い甲冑を纏い、不気味な呼吸音と共に威圧的な言葉をしゃべる人物、ダース・ベイダー達に同行していたのだ。ボバは何度も煮え湯を飲まされたランドを殺してやりたいと思っていたが、今度の仕事は惑星ホスから逃げたハン・ソロを捕らえること、ランドはおとりとして生かしておかねばならなかった。ボバはソロをジャバ・ザ・ハットに引き渡すため、ベイダーは仲間を救出に来るであろうルーク・スカイウォーカーを捕らえるため、とりあえずランドを利用する心づもりだった。

取引編集

 ダース・ベイダーがどうしてもルーク・スカイウォーカーという青年を捕らえたい理由はわからなかったが、帝国軍としてクラウド・シティーの独立を条件にするほどだから、よほどの人物と見受けられた。ランド・カルリジアンもロボトも、この約束が守られるとは思っていなかったが、圧倒的不利な立場、断ることも出来ない。間もなく、予想通り帝国の追っ手から逃れてきたハン・ソロクラウド・シティーに現れた。旧友と現在自分が置かれている執政官としての責任、守るべき物はあまりにも大きく、結局ランドはソロを裏切ってしまう。しかし、危惧した通りベイダーが約束を違えた事を境に、ソロの仲間であるチューバッカやプリンセス・レイア・オーガナ達を帝国から守ったが、ソロはカーボン凍結され、ジャバ・ザ・ハットに引き渡すためボバ・フェットが連れ去ってしまった。この日はランドの人生最悪の日だった。

同盟軍への接近編集

 ハン・ソロを裏切った償いをしようとランド・カルリジアンはレイア・オーガナルーク・スカイウォーカーチューバッカ達と共にミレニアム・ファルコンに乗り込んだ。クラウド・シティーにはロボトと警備隊長サール・ランダムを残して、後を任せた。バウンティー・ハンターであるIG-88ボスクその他物騒な連中達はカーボン凍結されたソロを奪ってジャバ・ザ・ハットに差し出し、金にしようと企んでおり、後をつければソロを見つけ出せるとふんだのだ。しかし、何度も命の危機に見舞われながらもソロを見つけることは出来ない。

 反乱同盟軍の活動が少し下火になったとき、ランドは少しの間クラウド・シティーに戻ってみた。その時まさにアグノートの労働者が反乱を起こし、帝国軍がフローティング・プラットフォームを手に入れようとしている矢先だった。プラットフォームを取り戻そうとしたランドはロボトの攻撃を受けた。クラウド・シティーのコンピュータ・コアの影響でランドの事をも解らなくなっていたのだ。だが、ランドはアグノートの労働者を押さえ、帝国軍の侵入者を撃退し、クラウド・シティーを取り戻す。

 ルークはコスリスで帝国軍に捕らえられ、レイアはコルサントでプリンス・シゾールに捕らえられていた。プリンス・シゾールダース・ベイダーは敵対関係にあったが、いずれにせよ反乱同盟軍にとっては脅威である。未だにソロが捕らえられた事に責任を感じているランドは、ルークとレイアを救出するためにランカーの住処に2回も入る事をためらわなかった。

ハットの推薦状編集

 ランド・カルリジアン達はついに有力な情報を手にした。カーボン凍結されたハン・ソロは、タトゥイーンジャバ・ザ・ハットの宮殿に置かれていると知って、大胆な救出作戦を立てた。宮殿の警備兵になり、ソロを見つけると同時に宮殿の日課を調べる事が必要だが、それにはハットの小会場が必要だ。昔仲間だったハットのクァファグから、ハットに手下を紹介する団体「ハット・ガードマンズ・ギルド」宛の小会場をもらうつもりだったが、ランドに昔カードで負けたことを根に持っているクァファグは、いかさまをしたと言いがかりを付け、バウンティー・ハンターを差し向けた。相当きつい試練だったがなんとか形勢を逆転させ、クァファグは妥協し、推薦状を手にすることが出来た。

ハン・ソロ救出作戦編集

 ハン・ソロ救出作戦は始まっていた。ヘルメットで顔を隠し、宮殿に潜入したランドは、情報を集め続けた。2体のドロイドC-3POR2-D2がやってきて、ルーク・スカイウォーカーのソロを買い戻したいというメッセージを伝えたが、ジャバ・ザ・ハットに一笑された。次にバウンティー・ハンターのブーシに変装したプリンセス・レイア・オーガナが、囚人になりすましたチューバッカを連行して来た。サーマル・デトネーターを手にしたブーシの命知らずな交渉に、ジャバは、最初提示していた金額に1万クレジット上乗せした35000クレジットを支払い、ウーキーがコレクションに加わる事を喜んだ。ランドはまだレイアと接触を図る危険を冒さず、ルークの到着を待った。その夜レイアはソロをカーボン凍結から救い出したが、ジャバによって現場を押さえられてしまう。ランドはまだ正体を隠していたが、レイアにそれとなく自分がいる事を知らせた。

 ルーク・スカイウォーカーがやってきたが、結局ジャバに捕まってしまう。ジャバは、ルークとソロとチューバッカに、カークーンの大穴にいるサルラックの口に投げ込んで、1000年かかって消化される刑を言い渡した。囚人を護送するスキッフに乗り込んだランドは、カークーンの大穴でルークを援護すべく時を待った。捕まったルークが最後の警告をしたが、ジャバは処刑寸前の囚人の言うことなど効くことはしなかった。R2-D2が体内の隠していたルーク・スカイウオーカーのライドセーバーを渡した事によって形勢は逆転した。スキッフにいたランドはこの期に他の見張りを攻撃し、ルークを援護したが、ジャバのセール・バージから放たれたビームの衝撃でサルラックの口に向かって転がり落ちてしまう。サルラックの触手がランドの足に絡みついてきたとき、カーボン凍結の後遺症で体が充分ではないはずのソロのブラスターに助けられる。この戦いでジャバとその一味をあらかた倒し、ボバ・フェットまでもサルラックの口の中に落としたランド達は、ソロの救出に成功し、タトゥイーンを後にした。

 これでランドは反乱同盟軍のメンバーに迎え入れられた。それは、ベスピンでソロを裏切ってしまった事が許された事を示していた。

ランド将軍~第2デス・スター破壊編集

 ランド・カルリジアンがハン・ソロを裏切ったと言っても、それは彼が統治する惑星ベスピンクラウド・シティーを守るための苦渋の決断だったことは誰もが知るところである。反乱同盟軍は、その後のハン・ソロ救出作戦での緻密かつ計画的な作戦や、腕利きのパイロットとしてのランドを見て、帝国軍への最終攻撃に欠かせないと判断した。将軍職を用意され、モン・モスマアクバー提督から第2デス・スター攻撃における戦闘機部隊の指揮を任せた。ソロにミレニアム・ファルコンを任され、傷一つ付けず返却する約束をし、副操縦士のナイン・ナンを伴って、部隊を率いて出動した。

 第2デス・スターが目視可能な距離でハイパー・スペースを出たとき、まだデス・スターのシールドは解除されていない上、帝国軍艦隊に待ち受けられていることに気付いた。帝国軍艦隊を背負い逃げることもままならぬ状況で、第2デス・スターの連射可能な改良型スーパー・レーザーが、反乱軍艦隊を狙い撃ち、次々と艦が破壊されていく中、ランドは必ずソロ達がシールド発生装置を破壊してくれると信じていた。ようやく森林衛星エンドアで、ソロの奇襲チームがプラネタリー・シールド発生装置を破壊し、デス・スターへの攻撃が可能になった。ランドのファルコンはウェッジ・アンティリーズX-ウイングと共にデス・スターへ突入し、リアクターにまで達した。そして震盪ミサイルを放つと、最大出力で脱出した。震盪ミサイルはリアクターを破壊し、デス・スターは大爆発を起こした。爆発から必死で逃れ、エンドアにたどり着くことが出来たランドは、旧友ハン・ソロルーク・スカイウォーカー、プリンセス・レイア・オーガナ達とイウォークの村で再開を果たした。帝国に対する真の勝利を祝う瞬間だった。

執政官陥落編集

 エンドアの戦いの勝利の立役者の一人となったランド・カルリジアンにとって、多忙ながらも人々から敬意を受ける、やりがいに満ちた日が続いていた。SPIN(Senate's Planetary Intelligence Network=議会惑星情報網)の一員として、モン・モスマレイア・オーガナといった上位の政治家にアドバイスを与える立場に就いていたのだ。新共和国を維持しながら帝国軍残党を封じ込める策を立案することまでやってのけていたのだ。時まさに、「皇帝の息子」を名乗る人物、トライオキュラスが現れ、帝国軍が復権するやもしれないという微妙な状況下、ランドの助言は非常に有益な物であった。

 第三者的立場で公正にみても、この頃がランドの人生のピークといって過言ではなかった。

 しかし、時を同じくしたエンドアの戦いの翌年、ジャバ・ザ・ハットの父ゾルバと賭をして、クラウド・シティーの執政官の地位を失ってしまった。

ハン・ソロの来訪編集

 新共和国の情報活動に携わりながら、ランド・カルリジアンは失った地位と財産をとりもどさんと、またもや商売を始めた。ザビアン星系付近のスペース・ステーションを拠点に「ホログラム・ファン・ワールド」という多目的アミューズメントパークの経営を始め、強引な手で若い頃のごとく、無茶な売り込みをしていた。かたや賭博に励みながらだ。当然の様にあちこち、至る所でトラブルを引き起こした。帝国の残党と手を組んだゾルバ・ザ・ハットが、クラウド・シティーから客を連れ去ったとザビアン星系のスペース・ステーションを攻撃しようとした時、旧友ハン・ソロがランドのいるホログラム・ファン・ワールドにやってきた。ソロ一人ではなかった。なんとレイア・オーガナが一緒で、二人は駆け落ちしてきたというのだ。結局のところ帝国残党との大規模な戦闘は回避され、「皇帝の息子」トライオキュラスの事件も一挙に解決されていった。理由はゾルバ・ザ・ハットとトライオキュラスとの仲間割れだった。

 ホログラム・ファン・ワールドの事業は順調で、思いの外財産を作ることが出来た。元でも出来た上、経営も安定してきたとき、ランドは以前から温めていた事業に乗り出すことにした。クラウド・シティーにいたとき、書庫でエクレシス・フグ卿が書いた、高温環境下で入手困難な金属の採掘を行う事が出来る装置の設計図をみつけていたのだ。太陽に近い軌道にある惑星ニクロンはどのような宇宙船でも数分で溶けてしまう。しかし、シールド・シップならばニクロン軌道に入ることが出来る。巨大な傘状のシールドの陰に冷却シールド内蔵の小型宇宙船を潜ませるのだ。さらに、刻々と移動する惑星の夜の面に留まり続ける事の出来る可動基地の設計と建造である。これは帝国から深くしたAT-AT40基の上にドレッドノート級クルーザーの船体を取り付け、惑星の表面を歩き進ませることで成し遂げた。

 だれも為し得なかった惑星ニクロンでの採掘事業は好調だった。しかしスローン大提督によって帝国軍が勢力を取り戻して来ていた。スローンはハン・ソロレイア・オーガナ・ソロに暗殺者を放ち、それから逃れたソロとレイアがニクロンに来たとき情勢がかわった。ソロが来て数時間で帝国軍が攻撃を開始し、ランドは鉱石採掘船の大半を失ってしまったのだ。まっとうな経営がうまくいっていたというのに、手痛い損害を帝国軍残党に与えられてしまったのだ。

軍への復帰編集

 ハン・ソロと共に密輸業者のタロン・カードに接触し、新共和国への協力を要請するなど、ランド・カルリジアンは並々ならぬ活躍をした。スローンの脅威をなんとか退けた新共和国であったが、その後間もなく帝国の派閥が団結し、首都惑星コルサントを奪還した。この脅威に際し、ランドは共和国軍に復帰し、再び将軍となった。

 一旦はまとまっていた帝国軍であったが、指揮官達が皇帝の座を奪い合うという帝国軍艦隊の混乱に乗じて、新共和国軍が逆襲を仕掛けた。6年前、エンドアえ奪取したスター・デストロイヤー、リベレーターを指揮し、ルーク・スカイウォーカーと共に戦ったが、コルサント上空での激戦でリベレーターは大破、ルークとランドは脱出を余儀なくされてしまう。


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参考 編集

脚注編集

  1. 1.0 1.1 出典:Databank title.png Lando Calrissian - Databank(データバンク)
  2. カタカナ表記は『全史』に基づく。

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