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ラルフ・イェイジ(Rulf Yage)は人間男性で、フェル帝国の時代の130 ABY当時、強硬派のモフ大提督だった。帝国宇宙軍の一員として、もともとイェイジは首都惑星バスティオンを防衛する任務を割り当てられたエリートのプレデター級ファイター部隊、スカル中隊司令官を務めていた。その後、彼は第2アウター・リム艦隊スター・デストロイヤーエフィン・サレティ>に配属され、スターファイター戦術の編成者に任命された。やがて彼はモフ評議会のメンバーになり、そこで宇宙軍の利権を代表した。人生のある時期において、彼は同僚のモフ、ニーナ・カリクストと結婚している。カリクストはやがてイェイジと離婚して高位モフモーリッシュ・ヴィードと再婚したが、その前に、イェイジと彼女の間にはガンという娘ができた。しかし女の子を望んでいなかったイェイジは、ガンを息子として扱った。

銀河連合自由同盟が弱体化していた時代、モフ評議会はシスの暗黒卿ダース・クレイトワン・シス・オーダーと手を結び、在任中の皇帝ローン・フェルに秘密で計画を進めた。背後にシスがいるモフ評議会はアナクセス協定を発動し、銀河同盟に対し宣戦布告を行った。帝国はコア・ワールドカーマスにおいて決定的勝利を収め、銀河同盟はヴィード大提督に降伏した。イェイジはオッサスジェダイ・アカデミーに対する帝国の攻撃を率いる任務を与えられ、彼の指揮下のストームトルーパーはそこにいたほぼ全員のジェダイを殺害した。勝利に貢献したことから、イェイジは「オッサスの英雄」と呼ばれ、モフに昇格した。彼は新しく帝国の首都になったコルサントへと戻る。そこで彼は、ダース・クレイトがローン・フェルの影武者を殺害し、帝国の支配権を強奪した現場に居合わせた。クレイトはモフ評議会を従属させ、イェイジと他のものたちは命令に従った。137 ABY、ジェダイからバウンティ・ハンターに転身したケイド・スカイウォーカーの捜索中、イェイジとモフたちはスカイウォーカーを利用したクレイト殺害を企んだ。しかし、スカイウォーカーは既にシスによって捕らえられ、コルサントのテンプルへと連れて行かれていた。彼は最終的にシスの手を逃れ、宇宙船マイノック>でコルサントを脱出したため、イェイジはテンプル周辺を巡回していたスカル中隊を呼び戻すことになった。

モフ評議会の会議の後、イェイジは摂政ヴィードからサンダーストローク作戦でシス=帝国軍を率いる役目を与えられた。これはローン・フェルの帝国とニュー・ジェダイ・オーダー会合を襲撃し、亡命帝国の動きを止めるための作戦だった。イェイジはスター・デストロイヤー<ウォー・ハンマー>から第1シス帝国攻撃部隊を率いた。皇帝フェルは取り逃がしたが、シス帝国はその娘、マラーシアを捕らえることに成功する。イェイジはマラーシアを囚人としてコルサントに連行した。その後、モン・カラマリの難民をかくまっている疑惑のある者たちに対処するため、イェイジは攻撃部隊を率いてダ・スーチャ衛星ナプドゥに向かった。後にイェイジは、ジェダイ・オーダーの隠されたテンプルへの攻撃にも参加している。この戦いで、彼とその娘は、多くのシスの帝国軍とともに亡命帝国へと離反した。イェイジは提督としてフェルの帝国軍を率い、コルサントを攻撃した。これは帝国の内戦の最後の戦いとなった。

経歴

宇宙軍でのキャリア

人間男性、ラルフ・イェイジは、有名なイェイジ家に生まれた。彼は帝国アカデミーで学び、その後フェル帝国軍隊においてキャリアを開始し、帝国宇宙軍スターファイターパイロットになった。彼は帝国の首都バスティオン防衛の役目を課されたエリート・プレデター級ファイター部隊、スカル中隊の隊員となり、まもなく中隊司令官へと昇進する。彼はやがて帝国情報部部長となるニーナ・カリクストと結婚し、二人の間には娘のガンが誕生する。男の子を望んでいたイェイジは、ガンを息子として扱った。スカル中隊での軍役のあと、イェイジは第2アウター・リム艦隊スター・デストロイヤーエフィン・サレティ>へと配置される。この艦で、彼は艦隊のスターファイター戦術の編成を任されていた。その後イェイジは提督に上り詰めるが、同時期、カリクストは彼と離婚し、宇宙軍高位モフモーリッシュ・ヴィードと再婚した。大きくなる人生のつらさを克服するため、イェイジは自分自身をその職務の中に埋没させるようになる。帝国内の強硬派として、イェイジは娘のプリンセスマラーシア・フェルに皇位を継がせると発表した皇帝ローン・フェルに反対した。

モフ評議会

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モフ評議会におけるイェイジとフェラウライテロロ

25 ABYから29 ABY銀河系侵略において破壊された惑星を、ユージャン・ヴォングシェイパー階級の尽力によって復興させようという銀河同盟オッサス計画は失敗に終わり、惑星の住民に害を与えるようになった。モフ評議会アナクセス協定発動を決定し、127 ABYに銀河同盟に対し宣戦布告した。1年後、フェル皇帝の関知しないところで、モフたちはシスの暗黒卿ダース・クレイトシス・オーダー(このシスの組織は、実はオッサス計画を妨害していた)と手を結んだ。シス=帝国戦争130 ABYに最終段階に達し、コア・ワールドカーマス上空において銀河同盟は降伏、ヴィード大提督は決定的勝利を収めた。同時にコルサントも帝国の手に落ちた。銀河同盟を統治する三頭政治のメンバーは、銀河同盟から銀河帝国への変遷を確実にする単なる人形となった。そこでフェル皇帝は彼らを銀河同盟スペースの残りのヴァイスロイに任命した。

しかしこれで戦争が終わったわけではなかった。大提督となっていたイェイジは、シス卿ダース・ニルとともにオッサスジェダイ・アカデミーへの攻撃を率いた。ストームトルーパーとシスは、最高評議会のメンバーでありオッサス計画を進めたジェダイ・マスターコル・スカイウォーカーを含め、居合わせたジェダイの大半を殺害した。大虐殺において果たした役割から、イェイジは「オッサスの英雄」と称えられ、モフとなってモフ評議会に席が与えられた。そこで彼は帝国宇宙軍の権限を代表した。大虐殺後、イェイジも参加したコルサントの会議で、モフ・ヴィードがオッサスでの出来事をフェル皇帝と評議会に報告を終えたとき、ダース・クレイトと彼の部下、ウィーロックマラディ、ニルが、帝国の支配権を強奪すべく、フェルの玉座の間を訪れた。暗黒卿は4人のインペリアル・ナイトのボディガードたちを殺害し、玉座の間に座る男を殺害した。クレイトが殺害したのは皇帝の影武者だったが、モフたちはすぐに新しい皇帝、クレイトへの忠誠を誓った。

スカイウォーカー捜索

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娘のガンを戒めるイェイジ

皇帝としての統治を開始してから7年後、クレイトはその肉体が自分に合っていないと考えるようになる。バスティオンにおいてモフのコンラッド・ラスから、ジェダイからバウンティ・ハンターに転身したケイド・スカイウォーカーが、ヴェンダクサでシスと戦ったさい、帝国の後継者であるマラーシア・フェルを回復させたという情報を聞き、このスカイウォーカーが持つ治癒能力に関心を持つようになった。シスの暗黒卿はこのもとジェダイを捕まえ、その能力で皇帝の寿命を延ばすために、スカイウォーカーをフォースのダークサイドに転向させることを望んだ。スカイウォーカーは間もなく彼のヘロット級中型宇宙輸送船マイノック>でコルサントへと到着し、モフ・イェイジの娘、ガン・“ガンナー”・イェイジ率いるスカル中隊によって追跡された。スカイウォーカーを殺すなというモフの命令に従ったため、ガンと彼女の部下のパイロットたちは最終的に、スカイウォーカーがコルサント・アンダーシティに隠れた時、<マイノック>を逃した。

ガンと中隊の隊員ジェイ・アクラブロディ・コバーンテヴ・リモンたちがスカル中隊ハンガーへと戻ってきたとき、ラルフはそこで娘を待っていた。娘を叱るのに余計な時間は費やさず、イェイジは<マイノック>を見逃したことは認められないことだと告げた。ガンはその宇宙船の詳細は確認されておらず、彼女たちの失敗は避けられなかったと答え、スカイウォーカーを生かしたまま宇宙船を捕まえることは危険だったため、ラルフの命令に従わなかったのだと言った。イェイジは自分が命令を出したとき、言い訳など聞くつもりはなかったと娘を叱り始めるが、ガンはもし彼が娘の中隊の指揮に不満があるなら、好きなように彼女を解雇すればよいと主張した。イェイジはこれに答えず、次の夜のディナーには遅刻せずに彼と同席するよう娘に言った。このやり取りを見たアクラは、ガンが幼年期を生き抜いたことに驚いたが、彼女は父親を擁護した。

スカイウォーカーは結局、シスのテンプルに潜入してボサンのジェダイ・ホスク・トレイリスを助けようとしていたところを、ハンドダース・タロンとニルによって捕えられ、クレイトの手に落ちた。その日にモフ評議会の会議が行われ、ダース・マラディはモフたちにスカイウォーカーの捜索が中止となったことを知らせたが、それ以上の情報は漏らさなかったため、モフ・カリクストはスカイウォーカーが既に捕まったのではないかと推測した。マラディの通信が終わった後も話し合いは続き、イェイジはチスのモフ、フェラウライテロロに話しかけ、チス・アセンダンシーが退位した皇帝フェルとその軍隊をかくまっていることを非難した。フェラウライテロロとイェイジは、帝国地上軍のモフ・ゲイストが介入するまで、コルサントのアンダーシティで目撃された<マイノック>の報告に関して言い争いを続けた。ゲイストはスカイウォーカー捜索が終わった以上、その居場所はもはや重要でないと彼らに言った。ゲイストは、フェルの時代よりもモフ評議会の支配力が弱まっていることを理解しており、イェイジは彼らの苦境は、カリクストがシスと策謀して、シス=帝国戦争中に彼らを帝国側に引き寄せたことが原因だと発言した。カリクストは、もしそうしていなかったら戦争は帝国に不利になっていただろうと答えることで、自身の行動を弁護した。フェラウライテロロとゲイストは続けて発言したが、モーリッシュ・ヴィードが会話を中断し、クレイトのオーダーに対抗するというモフ評議会の目的のためスカイウォーカーを捕まえるには、団結が必要だと説いた。ゲイストとフェラウライテロロが去り、イェイジは残って話し合っていたヴィードとカリクストを残し、娘とのディナーに向かうべくその場を去った。

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スカル中隊に命令を出すイェイジ.

イェイジは娘とナブー・クイーン・レストランで待ち合わせた。ここはかつて、旧共和国晩年にナブークイーンでかつ元老院議員パドメ・アミダラの議員宿舎として使用されていた建物だった。そこでふたりは、ラルフのかつての妻でありガンの母親であるモフ・カリクストがやってくるまで、ガンのスカル中隊の忠誠心について議論した。カリクストはガンにスカル中隊の<マイノック>追跡について質問したが、話合いは間もなく口論と罵倒の言い合いとなってしまった。ラルフは静かにスープを口にし、必要な時だけ、カリクストとガンの口論に口をはさんだ。イェイジは娘に、カリクストはまだ彼女より上級将校であるため、敬意を払うよう注意した。カリクストが、この礼儀正しい(シビルな)話し合いがどれほど素敵だったかと言いながら去っていったとき、ラルフは彼らには内戦(シビル・ウォーズ)のほうが似合っているとやり返し、娘を楽しませた。

囚われたスカイウォーカーは、シスに加わることに同意して彼らを納得させた。しかし最終的に、コルサントのシスのテンプルのダース・クレイトの玉座の間において、ケイドは彼の父親を殺したナガイシス卿ダース・ニルと戦い、彼を破った。クレイトはスカイウォーカーに、ニルを殺すよう迫ったが彼は拒否し、代わりにクレイトを攻撃した。スカイウォーカーの仲間、デリア・ブルージャリア・シンウーキーチャックが乗り込んだ<マイノック>と、密輸グリニング・ライアー>に乗ったデヴァロニアンキーがテンプル周辺の空に現れ、スカイウォーカーを助け出すためにスカル中隊と戦った。ガンは<マイノック>を狙いに定めたが、モフ・イェイジは帝国の提督からホログラムを通して中隊を呼び戻すよう指示を受け、命令に従い帝国の戦闘機はテンプル周辺で攻撃を行わなかった。イェイジはしぶしぶながら、副官のスコリッツにスカル中隊を呼び戻すよう命じた。スカイウォーカーと彼の仲間たちは、ケイドの母モーリガン・コード(これは帝国情報部におけるモフ・カリクストの名だった)の指示のもとコルサントを脱出した。

サンダーストローク作戦

スカイウォーカーがコルサントを脱出してから後、摂政になったばかりのヴィードは、追放された皇帝フェルが率いる亡命帝国の代表者とニュー・ジェダイ・オーダーのメンバーが、アウター・リムの惑星アガマー会合を計画しているという情報を手に入れた。ヴィードはモフ評議会の会議で同僚たちにこの情報を明かす。会合を阻止し帝国の内戦に終止符を打つため、彼はサンダーストロク作戦を開始した。作戦の主要な目的は、ローン・フェルを裁判にかけて即刻処刑するため、彼を捕まえることだった。ヴィードはイェイジを、作戦に参加するシス/帝国軍の司令官に任命した。

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攻撃部隊のシスのパイロットに話すイェイジ

少佐として仕えるモフ・フェラウライテロロとともに、イェイジは第1シス帝国攻撃部隊旗艦として使用したスター・デストロイヤー、<ウォー・ハンマー>で指揮を執った。目的地に向かう途中、<ウォー・ハンマー>がハイパースペース深くにいる時、イェイジはシスのパイロットの部隊に攻撃の準備のため指示を与えた。イェイジは彼らにフェルが既に目的地にいることを教え、生かして捕えるよう命じた。彼は何人かのファリー級スターファイターのシス・パイロットに、戦闘の第一波で戦い、フェルの宇宙船を引きよせてプレデター級ファイターを導き、アガマーで亡命帝国を罠に掛けるよう指示する。シスたちに説明しながら、フェルとその娘の両方とも生かしたままとらえられないのではないかと予想した。絶対に成功するようにと告げた後、イェイジはシスたちを退出させた。彼らが去った後、イェイジはフェラウライテロロに、怪物たちを指揮するために帝国に仕えたくないものだと漏らした。

その後イェイジは<ウォー・ハンマー>のハンガーにおいて、アガマーの作戦でスカル中隊の指揮官を務めるシス・パイロット、ダース・ローダーと会話した。その時ガンが、かつて任務で聞いたモーリガン・コードの正体が母親のモフ・カリクストであることを話に、父親のもとへとやってきた。ハンガーに入ってきたとき、ガンはスカル中隊のプレデター級ファイターが新デザインに取って代わっているのに気付く。モフ・イェイジはすぐにローダーを紹介し、プレデターはローダーの指揮下になったと説明した。ガンとこのシスは決定について短い口論を交わしたが、ローダーが決定に疑問を持つ者はだれであろうと処刑すると脅すと、ガンは黙った。シスが去ると、イェイジは娘になぜ彼の人生をより困難にしようとするのか訪ねた。彼女はそれに答えず、聞くつもりだった当初の深刻な問題について、名前や詳細を出さないように気をつけ、父親に質問する。イェイジは娘がモーリガン・コードのことを言っているのだと推測し、問題を解決するために戦闘機パイロットとしての訓練の成果を使えと提案した。彼はまた、計画された致死的な攻撃は効果的だが、決して後戻りできないという、オッサスで学んだことを述べた。イェイジは話題を変え、アガマーに間もなく到着することを伝え、新しい戦闘機の操縦に部隊を慣れさせるよう指示する。亡命帝国の代表者とニュー・ジェダイ・オーダーの代表者がアガマーで会合する中、第1シス帝国攻撃部隊はハイパースペースを脱し、星系に入り込み、戦闘機中隊を放った。トーリ・シャロン提督が指揮するフェル帝国側のスター・デストロイヤー<ドーントレス>も同様に、シス帝国のスター・デストロイヤーに一斉射撃を行い、戦闘機中隊を出撃させた。<ウォー・ハンマー>は<ドーントレス>を破壊したが、フェルがシャトルでハイパースペースに逃げ去るのを止めることができなかった。しかし、プリンセス・マラーシア・フェルはシス帝国攻撃部隊によって捕えられた。ヴィードの命令に従い、モフ・イェイジはプリンセスをコルサントへと連れて行くことになり、戦いが終了してから1週間後に首都に到着した。

シスの指揮下において

彼らの乗るシャトルが着陸すると、イェイジはシャトルを降りるプリンセスをエスコートした。彼女はイェイジに、自分を解放するよう説得しようとし、彼がかつて皇帝フェルに仕えたことや、シスとその行動に不満であることを引き合いに出した。しかし自分がシスを裏切れば娘が苦境に立たされることを分かっていたイェイジはこれを拒否した。プリンセスは彼のことを見誤っていたと言い、彼には勇気も名誉も無いと言い放った。ふたりのもとにやってきたインクィジターダース・ハヴォックは、ダース・ウィーロックの命令に基づき、プリンセスをコリバンに連れていくため、彼女を自分に引き渡すよう、イェイジに要求した。イェイジは自分自身に与えられた指示を根拠に断ったが、その場に現れた摂政ヴィードやモフ・カリクストもハヴォックに引き下がるよう説得できなかった。このインクィジターはプリンセスを連れ、言い争う3人のモフのもとを離れ去っていった。

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ダ・スーチャでの勝利を思い起こすイェイジ

ヴィードはどうしてイェイジが任務をやり損なったか知りたがったが、イェイジは彼らが裏切りに遭ったこと、少なくともプリンセス・フェルの捕獲には成功したことを述べて自己弁護した。イェイジはシスとその政策、特に、シスがいかにして帝国のしもべたちをシスの手先として操作するかが気に入らないという考えを爆発させた。ヴィードはそれは反逆だと警告したが、イェイジはシスが必要と感じたならすぐにでも自分は始末されるだろうと言い返した。彼ははカリクストに対し、ガンはイェイジとカリクストが教えた「親切な嘘(シビル・ライ)」しか知らないが、本当のことを教えるべきだと言った。話し合いが終わると、イェイジは間もなくダ・スーチャナプドゥへと向かう攻撃部隊の準備のために去っていった。ところが、そこでのイェイジの上官は、シス卿ダース・アザードと、ダックファイナル・プロトコルを実行した科学者ヴァル・アイセンだった。

数日後、<ウォー・ハンマー>はサイアックス星系に到着し、衛星ナプドゥの軌道に乗った。アザードとアイセンは、モン・カラマリの難民をかくまっている疑いのあるハットアジム・アンジリアク・アティウレと連絡をとった。ハットに協調する気がないとわかると、アザードはイェイジに、ナプドゥの軌道爆撃と、帝国の攻撃から逃れようとする宇宙船を阻止するための戦闘機の出撃に引き続き、爆撃機部隊クワッド・ヴィクターにダックを破壊した毒物をダ・スーチャへとばら撒かせるよう命令した。イェイジは過剰殺戮と言えるアザードの命令に唖然としたが、それに従った。爆撃機が任務を完了すると、殺戮を逃れようとする宇宙船をスカル中隊が阻止し、破壊する中、イェイジは<ウォー・ハンマー>のターボレーザー砲に衛星への攻撃を命じた。すべてが完了すると、アイセンは部隊を呼び戻すようイェイジに命じ、このモフの成功を讃えた。イェイジが勝利を振り返っているとき、このシスの科学者はイェイジを「ダ・スーチャの征服者」と呼んだ。

138 ABY、死んだと思われていたダース・クレイトが権力の座に戻ると、イェイジと<ウォー・ハンマー>はシス=帝国軍の惑星ボラスク再確保に参加した。戦いの後、イェイジはシス=帝国におけるフェルのスパイ、モフ・カリクストを処刑したと考えられていたグランドモフ・ヴィードと連絡をとった。通信の中でヴィードはカリクストとの遭遇を詳細に語り、イェイジに、そのかつての妻が忠誠を誓う真の相手に気付いているかと訪ねた。イェイジは現在のカリクストの愛人であるヴィードでさえ、彼女の二枚舌に気付いていないだけだろうと答えた。イェイジの答えに満足しなかったヴィードは、もしイェイジがカリクストの活動のことを関知していたと証明されたら、イェイジにとって深刻な問題となるだろうと脅した。通信が終わると、イェイジは不正確ではあるものの、結婚以来お互いに感情が足りなかったにも関わらず、かつての妻が死んだという知らせに驚いたことを、娘にも明かした。

離反

インペリアル・ナイトアンタレス・ドレイコへの拷問によって手に入った情報に基づき、シス=帝国軍は惑星タイヴァスのジェダイの難民がいる隠されたテンプルへの攻撃を行った。クレイトは全軍の指揮権をヴィード提督に与え、帝国艦隊の指揮権をモフ・イェイジに与えた。戦いの最初の段階で、イェイジの軍隊はタイヴァスに軌道爆撃を行ったが、帝国のターゲティング・コンピューターが遮断させた惑星からの磁気妨害によって、艦隊は友軍の攻撃で損傷を負い、テンプルにはダメージを与えられなかった。モフ・ゲイストが率いる陸上攻撃を使い、シス=帝国軍はテンプルを防衛するジェダイと戦った。しかし攻撃の途中、銀河同盟と亡命帝国の共同軍がハイパースペースから現れ、シス=帝国艦隊を惑星との間で挟み撃ちにした。

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娘が離反したことを知るイェイジ

クレイトはこのような策略を予想しており、敵にシス・トルーパーの軍を放つことで対応した。そこへ到着したシスの援軍は敵とシス=帝国軍を同様に切り開いていき、両陣営に深刻な打撃を与えた。 シス・トルーパーたちは仲間であるシス=帝国軍に注意を払わなかったため、モフ・イェイジとその娘キャプテン・ガン・イェイジは二人ともシスと仲間であることを再考慮し始める。ガンは戦闘機戦の中でダース・ローダーを殺害する機会を手に入れ、<ウォー・ハンマー>にいる父親に、フェルの軍へと裏切る意思を伝えた。シスの監督者は、艦隊にキャプテンを打ち落とすよう命令するが、ラルフ・イェイジはブラスター・ピストルを引き抜き、シスを殺害した。

娘の離反に促され、イェイジはシス=帝国軍と同盟軍艦隊の両方にホロ通信を送り、自分と<ウォー・ハンマー>の乗組員はその忠誠を正当な皇帝であるフェルに移すと宣言した。彼はシス帝国の将校たちにこのまま破壊されるか、離反するかを選ぶよう呼びかけた。この呼びかけに、多くの宇宙船が応じる。イェイジの通信を聞いたインペリアル・ナイトのトレイス・シンドは、モフ・イェイジに対する亡命帝国への歓迎を公式に表明する役目を課された。しかし、シス・トルーパーの猛攻撃により、隠されたテンプルを守るすべての手段は失われ、同盟軍やジェダイ、亡命帝国の軍はバスティオンへと退却しなければならなかった。

バスティオンにおいて、フェルの同盟者たちはコルサントへの決定的な攻撃のために集結した。彼らはこの動きがクレイトの帝国に気付かれていないことを望み、戦争の流れを変えるつもりでいた。イェイジも提督として首都攻撃の艦隊司令官となり、全指揮権はジェダイに託された。戦いの準備が続く中、イェイジと娘のガンはモーリガン・コードと顔を合わせた。二―ナ・カリクストとしてのエゴを捨て、コードはイェイジに、スカイウォーカー家との繋がりなど、自分の過去の詳細を語り、許しを求めるつもりはないと言った。イェイジは詳しいことはまたいつか話し合おうと言ったが、彼は死んだと思っていた元妻に会えたことの安堵を表に出さなかった。それから間もなく、コードと<マイノック>のクルーは、戦いの前段階として首都の軌道防衛を不能にするため、攻撃部隊を率いコルサントへと飛び立っていった。

艦隊が最終準備をする中、イェイジ提督はシス・トルーパーとそのアニヒレーター級スターファイターに対抗するための協調について、スタージ提督とフェル 皇帝との会議の中で力説した。司令官たちは、イェイジの言うアニヒレーターとコルサントの作戦地上防衛軍に対抗するための合同スターファイター中隊の利用に賛成した。戦闘プランが決定し、コードの攻撃部隊が作戦に成功すると艦隊はコルサント星系へとジャンプした。ジェダイによる戦闘瞑想に助けられ、艦隊はシス=帝国艦隊と戦い、イェイジはスカル中隊とローグ中隊に惑星表面の砲台への対処を割り当てた。軌道での戦闘が激化する中、コードは帝国の本拠地へと入り込んでヴィードを殺害し、一方でスカイウォーカーはクレイト殺害に向かった。

合同艦隊は大きな被害を出し、司令官たちも限界に来ていた。戦闘のただなか、イェイジは帝国の旗艦で皇帝フェルを奮い立たせようとしたが、生物兵器オメガ・レッドをコルサントに放つという考えに没頭していたフェルはこれに答えなかった。クレイトとシスを殺そうという考えにより、フェルはフォースのダークサイドに転向してしまっていた。インペリアル・ナイトのアンタレス・ドレイコは仕方なく皇帝を殺害し、生物兵器によって死んでいたかもしれない合同艦隊のメンバーの命を救った。一方、スカイウォーカーはクレイトを殺し、残ったシスは姿を隠すため逃げ去り、効果的に戦争に終止符を打った。その後、解放されたコルサントではフェルのために葬儀が開かれ、イェイジも参加した。銀河系が新しい銀河同盟三頭政治の政府のもとに公式に再組織化されたのは、この葬儀においてのことだった。

個性と特徴

忠実な帝国軍人、モフ・イェイジは有名な家系に生まれた。イェイジはモフ評議会のほかのメンバーのように狡猾でもよこしまでもなく、それはかつての妻ニーナ・カリクストが彼に惹かれた点でもあった。しかし彼女は、モーリッシュ・ヴィードが高位モフになり、イェイジがなれないのは、この特性のせいだとも語っていた。カリクストとの離婚によりイェイジの人生は厳しいものになり、彼はそれを宇宙軍の義務への献身によって隠そうと試みた。彼は熟練したスターファイター・パイロットかつ戦術士であり、その才能はエリートのスカル中隊の指揮や第2アウター・リム艦隊での戦闘機戦術の調整で発揮されていた。オッサスのジェダイ・テンプルへの攻撃の成功の後、その技術により、彼は大提督の階級に上り詰め、モフ評議会の席を手にした。彼はモフの中の強硬派の一人として知られ、皇帝フェルが娘のマラーシア・フェルを帝国の次期指導者にしようと決定したとき反対した。それに加え、このモフは自分の考えはすべて後に回すものであり、彼の指揮下のものが命令に従わなかった場合、言い訳は聞かないという考えだった。失敗を正当化しようとするのは、命令に従うことのできない弱い者だけだと言うのが、彼の考えだった。

ガン・イェイジとケイド・スカイウォーカーがタトゥイーンに足止めされた時、ガンは即座に自分の父親がオッサスで何人かのジェダイを殺し損ねていたことに気付いた。スカイウォーカーはガンが「オッサスの殺人鬼」の娘だと知るとショックを受けたが、ガンはすぐに父親と帝国の行動を擁護した。彼女は、父親は決して自分のことを「オッサスの英雄」などと思っておらず、シスの命令に従っただけだったのだと言った。彼女によれば、大虐殺の終結とクレイトによる帝国政府の乗っ取りの後、ラルフはほんの少ししか勝利に酔えなかったという。ガンは父親がオッサス攻撃前の父親とは決して同じではなく、世捨て人のようになっていることに気付いていた。のちにモフ・イェイジは娘に対し、致命的な一撃は効果的だた、それを無かったことには出来ないという、オッサスで学んだ教訓を語っている。

サンダーストローク作戦のころには、イェイジは帝国に幻滅していた。彼は指揮下のシスが単なる怪物でしかないことに気付き、自分がシスの手先になってしまうことへの恐れをモフ・ヴィードやカリクストに話し、彼らからそうした考えは背信行為だと注意された。イェイジはフェルの亡命帝国に離反したがっていたが、もしそうしたら娘に何が起こるだろうという恐れが、それを妨げていた。シスに名誉が欠けていることにうんざりしたイェイジとその娘は、タイヴァスでの攻撃中に、シス側を離れるという最終的な結論を下した。この行動は、同じく幻滅していたシス=帝国軍人たちをフェル皇帝側に転向させるきっかけとなり、彼らはシス=帝国の本拠地コルサントへの攻撃に参加した。

ベーシック言語だけでなく、イェイジはデュロス言語デュロス語にも堪能だった。

制作の舞台裏

ラルフ・イェイジはスター・ウォーズコミック・ブック・シリーズ、『Legacy』の『Broken, Part 1』で初めて登場したキャラクターである。このキャラクターが登場する作品はいずれも邦訳されていない。

登場作品

Wiki-shrinkable
ウーキーペディアにはラルフ・イェイジに関する10枚の画像があります。
  • Star Wars: Legacy 8: Allies
  • Star Wars: Legacy 1: Broken, Part 1 (初登場)
  • Star Wars: Legacy 14: Claws of the Dragon, Part 1
  • Star Wars: Legacy 15: Claws of the Dragon, Part 2
  • Star Wars: Legacy 19: Claws of the Dragon, Part 6
  • Star Wars: Legacy 37: Tatooine, Part 1
  • Star Wars: Legacy 39: Tatooine, Part 3 (言及のみ)
  • Star Wars: Legacy 43: Monster, Part 1
  • Star Wars: Legacy 44: Monster, Part 2
  • Star Wars: Legacy 45: Monster, Part 3
  • Star Wars: Legacy 48: Extremes, Part 1
  • Star Wars: Legacy—War 1
  • Star Wars: Legacy—War 2
  • Star Wars: Legacy—War 3 ホログラムでの登場)
  • Star Wars: Legacy—War 4
  • Star Wars: Legacy—War 5
  • Star Wars: Legacy—War 6


新銀河帝国モフ評議会
モーリッシュ・ヴィード · ニーナ・カリクスト · ゲイスト
ラルフ・イェイジ · コンラッド・ラス · フェラウライテロロ
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