- 「ライロスが新しい軍隊に占領されることを、解放とは呼べない。次はあんたらを相手に戦い始めるまで、何日もつかな、マスター・ジェダイ?」
- ―メイス・ウィンドゥに対し、チャム・シンドゥーラ[出典]
ライロス(Ryloth)はアウター・リム・テリトリーのガウラス宙域に属した惑星で、トワイレック種族の母星。首都はレッスー。外部との接触をほとんど持たない村や集落を除くと、ライロスの大部分は無人の大地に覆われており、ライレックやガットカーといった猛獣がジャングルや荒野を徘徊していた。ライロスは軍事・快楽・科学など幅広い用途に用いられるライル鉱石の産地だったが、それ以外にはこれといった重要性のない惑星だった。ライロスは歴史上たび重なる侵略、奴隷労働力搾取、犯罪カルテルによる襲撃に悩まされ、トワイレックの民衆は自由を求めて何度も立ち上がった。
クローン戦争中、ライロスはワット・タンバー率いる独立星系連合によって征服された。チャム・シンドゥーラ率いるトワイレック・レジスタンスはライロスの代表を務めるオーン・フリー・ター元老院議員や銀河共和国を信用せず、独自に抵抗運動を続けた。一方、ター議員もシンドゥーラが惑星の支配権を乗っ取る気なのではないかと疑っていた。しかし2人はジェダイ・マスター・メイス・ウィンドゥの説得で一時的に和解し、トワイレックと共和国軍による共同作戦の末、連合軍は惑星から撤退した。戦争終結後、ライロスは独立した保護領扱いとなったものの、銀河帝国による事実上の占領と搾取が行われた。シンドゥーラはライロス解放運動を組織し、クローン戦争の8年後にはライロス星系で皇帝シーヴ・パルパティーンの暗殺を試みたが、失敗に終わった。
銀河協定成立後、ライロスは新共和国に加盟せず、セントリストやポピュリストの争いからも距離を置いていた。しかしニクトの犯罪王リンリヴィン・ダイのカルテルの襲撃活動が惑星経済に大きな打撃を与え、ライロスは止むを得ず新共和国に助力を求めた。
登場エピソード
- クローン・ウォーズ – 補給線をつなげ
- クローン・ウォーズ – ジェダイの遭難 (初登場) (回想シーン)
- クローン・ウォーズ – ライロスの嵐
- クローン・ウォーズ – ライロスの罪なき人々
- クローン・ウォーズ – ライロスの解放
- クローン・ウォーズ – デス・トラップ (回想シーン)
- クローン・ウォーズ – 危険な追跡 (ポスターに描かれている)
- クローン・ウォーズ – 平和を求めて (ポスターに描かれている)
- 反乱者たち – 名パイロットの翼 (言及のみ)
- 反乱者たち – 父と娘
- 反乱者たち – ドロイドと友情 (言及のみ)
- 反乱者たち – ヘラの英雄
- 反乱者たち – 反乱組織の名の下に (言及のみ)
参考資料
- スター・ウォーズ 100シーン
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス
- スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版
- スター・ウォーズ プロパガンダ:銀河系における扇動絵画の歴史
- スター・ウォーズ:オン・ザ・フロントライン
- スター・ウォーズ:レベル・ファイルズ
- Ryloth - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
- Ryloth - 公式データバンク
脚注
他言語版