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「これはライトセーバー。私の師匠、マスター・ヨーダのものだ」
ルーク・スカイウォーカー[出典]

ヨーダのライトセーバー(Yoda's lightsaber)はジェダイ最高評議会の最後のグランド・マスターヨーダが作成・使用したライトセーバー。柄とブレードが持ち主に合わせて小型に設計されたショートーと呼ばれる種類のセーバーだった。

特徴[]

ジェダイ・マスターヨーダライトセーバーは小柄な持ち主に合わせて標準よりも短い柄とブレードを有した。この武器はシンプルなデザインで、クローム製の握りにエミッター・シュラウド(刃放出口の覆い)が付いていた。ヨーダのライトセーバーは明るい緑色の刃を放出するカイバー・クリスタルを内蔵していた。

歴史[]

ヨーダのライトセーバーは、ジェダイ・オーダーの最初期から数百年に渡ってジェダイを指導したアーキテクト・ドロイドヒュイヤン教授の監督のもとで作成された。ライトセーバーを作るための最初の一歩として、ヨーダは惑星イラムクリスタル洞窟でカイバー・クリスタルを手に入れた。

ジオノーシスの戦いのさなか、ヨーダはかつてのパダワンだったダース・タイラナスとライトセーバーで戦った。

クローン戦争終結時、ヨーダは元老院ビルシスの暗黒卿ダース・シディアスと対決した。シディアスがフォース・ライトニングを放った際、ヨーダのライトセーバーは衝撃で吹っ飛ばされ、議事堂の底へと落下していった。

のちにヨーダのライトセーバーは銀河帝国によって回収された。帝国の設立直後、コルサントの旧ジェダイ・テンプルジェダイ・オーダーの根絶を祝う式典が開催され、大量のライトセーバーが公の場で焼却処分された。その際、式典の進行役を務めたマス・アミダ大宰相がヨーダのライトセーバーを人々の前で高らかに掲げ、自由の時代が到来したと宣言し、焼却炉の中に放り込んだ。ヨーダの物を含むライトセーバーは一斉に焼却され、破壊されたカイバー・クリスタルが青白い爆炎を上げた。[3]

制作の舞台裏[]

ヨーダのライトセーバーが初めて登場した正史作品は2002年の映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』であるが[2]、それより早くスター・ウォーズ レジェンズの設定資料『スター・ウォーズ エピソード1 キャラクター&クリーチャー』(1999年)で既に写真付きで紹介されていた。[7]

破壊の描写を巡る見解[]

映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005年)本編で、ヨーダは銀河元老院でダース・シディアスと対決した際にライトセーバーを失っている。[8] しかし設定資料集『スター・ウォーズ コンプリート・ロケーションズ』(2016年)では、ヨーダが映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』の時代もライトセーバーを箱に入れてダゴバの小屋に保管していたと解説されている。[9] そしてまた『スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 帝国の爪牙』(2017年)では、帝国設立直後にジェダイ根絶を祝う式典でヨーダのライトセーバーが破壊される場面がある。[3]

『帝国の爪牙』の作者であるチャールズ・ソウルは、本作と『コンプリート・ロケーションズ』が矛盾しているのではないかとファンから問われた際、「彼は新しいのを造ったんだ。もしくはもともと複数持っていた。あるいはパルパティーンがそれらしく見せようと偽物を造ったか」と回答している。[10] ルーカスフィルム ストーリー・グループマット・マーティンもまた、同様の質問に対して「その件は把握していた。でも矛盾ではないよ、『シスの復讐』で彼がセーバーを持たずにコルサントを離れたのは明らかだったわけだから。900歳のジェダイなら、おそらく人生で何本もセーバーを持っていただろう」とコメントしている。[11] 2022年には、ヨーダの死後の時系列を描く『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』の『チャプター6:砂漠から来た流れ者』にヨーダのセーバーが登場した。[4]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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