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ユプシロン級コマンド・シャトル(Upsilon-class command shuttle)はファースト・オーダーが使用したサイナー=ジェイマス・フリート・システムズ社製の多目的輸送船である。旧銀河帝国が使用したラムダ級T-4aシャトルの伝統を受け継ぐ2枚の可変翼を持ち、黒い猛禽類を思わせる外見をしていた。ユプシロン級シャトルは強力な重ターボレーザー砲を装備していたが、最大の持ち味は防御力にあり、ファースト・オーダーの秘密造船所や研究所で開発された高性能の偏向シールド発生装置や、強力な電波妨害装置を搭載していた。翼の中には各種センサーおよび通信機器が内蔵され、飛行時は受信範囲を最大に広げるため翼を外に向かって展開した。

ファースト・オーダーはユプシロン級シャトルを幹部や高官の輸送に用い、TIE/fo宇宙特化型戦闘機をエスコートに割り当てた。最高指導者スノークに仕えるダークサイドの戦士カイロ・レンルーク・スカイウォーカーの捜索任務で専用のコマンド・シャトルを使用し、惑星ジャクータコダナへ赴いた。

特徴

概要

Upsilon-class Shuttle Expansion Pack box art

ユプシロン級シャトル

サイナー=ジェイマス・フリート・システムズ社製のユプシロン級シャトルはコウモリのような巨大な翼を持つ武装シャトルである。2枚の翼は着陸時に真上を向き、飛行時の半分の長さに縮小した。この時、翼に内蔵された長距離センサー・アレイは装甲内に格納された。翼を伸ばした状態での全高は37.2メートルで、飛行時はセンサーの受信範囲を最大に広げるため翼を斜めに向けた。2枚の可変式の翼のデザインは銀河帝国が使用したラムダ級T-4aシャトルの伝統的デザインを継承したものだった。ユプシロン級コマンド・シャトルはファースト・オーダーの幹部や高官の輸送船として用いられ、護衛として複数のTIE/fo宇宙特化型戦闘機が割り当てられた。通常、コックピットにはファースト・オーダー宇宙軍将校パイロットと副操縦士が乗り込んだ。乗員室はコックピットの後方にあり、乗降用タラップは機体の底部に配置されていた。[1]

推進装置

ユプシロン級コマンド・シャトルはサイナー=ジェイマス社製のSJFS-200a亜光速イオン・エンジンを2基搭載し、船体の後方にハイパースペース航行用のハイパードライブを備えていた。また、ハイパースペースを出るときに機体を安定させるため、翼の中央部にワープ・ボルテックス安定装置が組み込まれていた。[1]

センサー

ユプシロン級コマンド・シャトルの翼には大切な乗員を守るための防御システムが詰め込まれており[3]、各種高感度センサーを使って敵の射程内に入るはるかまえに反応し、危険を察知することができた。翼上部から順に長距離スキャン・モード・センサー・アレイ、受動モード・センサー、亜空間通信アンテナおよびハイパーウェーブ通信スキャナーが並び、こうしたセンサー機器のすぐ隣には翼格納用の誘導レールが設置されていた。また、船体にはセンサー・システムを長持ちさせるための放熱装置(ヒートシンク)も内蔵されていた。翼の下半分(格納用の基部)にはセンサー・ジャマーの妨害電波変調ノードやフィールド干渉バッファが組み込まれていた。センサー作動中に放射線量が危険域に達すると、翼の基部の警告ランプが点灯した。強力な伸縮装置と緩衝バネが翼格納時の衝撃を和らげ、高感度の機器類を保護した。[1]

攻撃および防衛装置

ユプシロン級コマンド・シャトルは翼の下部に偏向シールド発生装置を備え、シールドの投射アレイが船体の前後に配置されていた。船がもっとも無防備な状態となる離着陸時も、高性能のシールドとデュラスチール合金製の装甲が乗員室を敵の攻撃から守った。ユプシロン級シャトルは強力な2連重ターボレーザー砲を2門搭載していた。[1]

歴史

銀河帝国の残党から生まれたファースト・オーダーは、新共和国の目を逃れ、銀河系未知領域に秘密の基地や造船所、兵器研究所を築いた。サイナー=ジェイマス社が製造したユプシロン級シャトルには、こうした秘密拠点で開発された最先端テクノロジーが搭載されていた。[1]

Kylo Ren Command Shuttle DB

ジャクーのトゥアナル村に降り立ったカイロ・レンのコマンド・シャトル

エンドアの戦いの30後、ダークサイドの戦士カイロ・レンルーク・スカイウォーカー捜索任務で専用のコマンド・シャトルを使用した。キャプテンファズマストームトルーパー部隊が惑星ジャクートゥアナル村を襲撃した時、レンはコマンド・シャトルに乗って自ら戦場へ赴き、銀河探索者ロア・サン・テッカを殺害した。彼はテッカからスカイウォーカーの地図を受け取ったレジスタンスパイロットポー・ダメロンを捕まえ、コマンド・シャトルでリサージェント級スター・デストロイヤーファイナライザー>へ戻った。その後、レンはタコダナ戦いに参加し、ゴミ漁りレイをコマンド・シャトルに乗せて連れ去った。[4]

登場エピソード

参考資料

脚注

ファースト・オーダー
主な人物 最高指導者スノーク - カイロ・レン - アーミテイジ・ハックス将軍 - キャプテンファズマ
組織 最高司令部 - ファースト・オーダー保安局 - エリート・プレトリアン・ガード - レン騎士団
軍隊 宇宙軍ファースト・オーダーTIEファイター・パイロット - スターキラー空中防衛部隊 - カイロ・レンの中隊
地上軍ストームトルーパースノートルーパー - フレイムトルーパー - 暴動鎮圧ストームトルーパー - メガブラスター重アサルト・トルーパー - ファースト・オーダー・ストームトルーパー・エクセキューショナー
主な乗り物 AAL - AT-AT - AT-ST - AT-M6 - AT-MA - AT-PD - LIUV - TIE/fo - TIE/sf - TIE/vn - マンデイターIV級シージ・ドレッドノート - メガ級スター・ドレッドノート - ユプシロン級コマンド・シャトル - リサージェント級スター・デストロイヤー
関連項目 スターキラー基地 - リザレクション計画 - 冷戦 - ファースト・オーダー=レジスタンス戦争
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