- 「危ない!」
- ―ミゼルの最期の言葉[出典]
“砕き屋”ミゼル[1]("Mauler" Mithel)は人間の男性で、DS-61-2の識別番号を与えられていた帝国宇宙軍のTIEファイター・パイロット。0 BBY当時、ブラック中隊に所属していたミゼルは、初代デス・スターに配属されていた。彼はヤヴィンの戦いでブラック2として飛行し、ダース・ヴェイダーの左翼を担当したが、<ミレニアム・ファルコン>による攻撃で戦死した。
経歴
人間の男性、ミゼルは、若い頃に父親のT-16スカイホッパーに乗り込み、ボサン・スカイ・ドラゴンの密漁をすることで操縦の腕を磨いていた。やがてミゼルは銀河帝国の宇宙軍に加わり、特殊訓練を受けてTIE/LNスターファイターのパイロットになった。“砕き屋”のニックネームで知られるようになったミゼルは、0 BBYのヤヴィンの戦いまでに、27機もの反乱同盟の戦闘機を撃墜する戦果を挙げていた。彼は撃墜スコアの数だけ、戦闘機の船体に炎のペイントを施していた。
ミゼルには、レジライという名前の息子がいた。ミゼルは息子のホロをTIEファイターの操縦桿に乗せていた。彼の息子は、やがてトラクター・ビーム担当将校になり、スローン大提督が指揮する<キメラ>に乗艦した。
ヤヴィンの戦い当時、ブラック中隊に所属していたミゼルは、初代デス・スターに配属されていた。反乱同盟のスターファイターがデス・スターに対して攻撃を開始すると、ダース・ヴェイダーとの任務のために待機していたミゼルは、ブラック2としてデス・スター防衛のために出撃した。彼はヴェイダーのTIEアドバンストx1の左翼を担当して飛行し、デス・スターの排熱孔へと進むルーク・スカイウォーカーのT-65 Xウイング・スターファイターを追撃した。しかし、突然<ミレニアム・ファルコン>からの攻撃を受け、ミゼルの操縦するTIEファイターはトレンチ・ランの壁に激突して大破してしまった。
登場エピソード

ヤヴィンの戦いにて、ミゼルが操縦するTIEファイター
- ダース・ヴェイダー 光と影 (回想シーン)
- デス・スター
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (初登場)
- 完全☆超悪 (非正史扱い)
スター・ウォーズ ギャラクシーズ (非正史扱い)
参考資料
脚注
- ↑ 訳語及びカタカナ表記は『スター・ウォーズ・エンサイクロペディア』に基づく。