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「この争いは何十年もつづき、ようやくガリドラーンで決着がついた。だが滅びたのはデス・ウォッチではなく、正統派のほうだった」
ヴォレン・ナルによる銀河同盟の歴史書[出典]

マンダロア内戦[1](Mandalorian Civil War)は、クローン大戦の数十前に勃発した、マンダロリアン戦士団の内部抗争である。銀河系におけるマンダロリアンの立ち位置を巡り、派閥間で根本的なイデオロギーの違いがあったことが、内戦の原因となった。マンダロアジャスター・メリールが率いる“真のマンダロリアン”は、戦士団にも道徳観念が必要だと考えたが、トア・ヴィズラが率いるデス・ウォッチと呼ばれる派閥は、戦士団のルーツでもある、略奪者・征服者としての過激な組織に戻るべきだと主張した。

10年以上続いたこの内戦で、両陣営は勝利と敗北を繰り返した。惑星コーダ6の戦場で、ジャスター・メリールは部下モントロスの裏切りに遭って命を落とし、ジャンゴ・フェットがマンダロアの称号と、真のマンダロリアンの指導者の役目を引き継いだ。しかし、真のマンダロリアンはガリドラーンの戦いで罠にはまり、ジェダイ・オーダーによって滅ぼされる。デス・ウォッチは、真のマンダロリアンが一般市民を虐殺しているかのように見せかけ、マスタードゥークー率いるジェダイ・ナイトの派遣団が、事実を知らないままフェットの部隊を掃討したのだった。ガリドラーンでは11名のジェダイが命を落とし、真のマンダロリアンはジャンゴ・フェットを残し全滅した。

背景

Vizsla

デス・ウォッチの指導者、ヴィズラ

60 BBY、カリスマ性を備えたジャスター・メリールという名のマンダロリアン戦士が、マンダロリアン全氏族の指導者の称号、“マンダロア”を継承した。1世紀以上前、マンダロリアンはイズーランの大虐殺を行ったが、やがて彼らの中に、マンダロリアン傭兵軍団も道徳観念を持つべきだという考えが広まっていった。マンダロアとなったメリールは、文化的な改革を開始する。彼は、マンダロリアンに求められる理想的な行動基準を、スーパーコマンド・コデックス(超戦士の写本)に書き留めた。メリールは、戦いを求めるマンダロリアンは単なる金目当ての兵士に過ぎないと語り、自分たちは高潔な傭兵であるべきだと主張した。

しかし、全てのマンダロリアンがスーパーコマンド・コデックスやメリールの改革に同調したわけではなかった。新マンダロリアン(およそ678年前銀河共和国との激しい紛争の結果誕生した、政治改革派の派閥)は、メリールとは異なる政府を首都サンダーリに持ち、平和主義と非暴力を信条にしていた。しかし、より多くのマンダロリアンが、トア・ヴィズラが率いるもうひとつの派閥に加わった。ヴィズラの一派は、新マンダロリアンとは真逆の目的を持つ過激派だった。彼らは、マンダロリアン傭兵軍団が本来の姿である略奪者・征服者に戻るべきだと信じ、銀河系を支配するため、2度目の戦争を起こそうと企んでいた。優れた技術を持ちながらも自制心に欠ける過激派兵士たちは、ヴィズラのもとに集まり、やがてデス・ウォッチを名乗る分派を形成した。ジャスター・メリールに忠実なスーパーコマンドたちは、“真のマンダロリアン”としてヴィズラの一派と対立し、マンダロア内戦が始まった。

戦闘

初期の紛争

Concorddawn

若きジャンゴをデス・ウォッチから救う真のマンダロリアン

マンダロア内戦の序盤の戦いのひとつは、アウター・リム・テリトリーの農業惑星コンコード・ドーンで起きた。58 BBY、デス・ウォッチと真のマンダロリアンは、地元のフェット家が所有する農場からそう遠くない場所で戦闘を繰り広げた。この銃撃戦で不利な立場に立たされたジャスター・メリールとその部下たちは、フェット農場の土地へと逃れた。農場の所有者フェットは真のマンダロリアンをかくまったが、復讐心に燃えるトア・ヴィズラは、メリールを追跡している途中に、フェット農場の子ジャンゴを発見する。ヴィズラはジャンゴを人質にとり、真のマンダロリアンの居場所を農場主フェットから聞き出そうとしたが、彼がメリールを裏切って口を割ることはなかった。ヴィズラはジャンゴを殺すと脅迫したが、フェットのブラスター・ライフルを手に持って家の中から現れ、デス・ウォッチのひとりを撃ち殺した。デス・ウォッチの反撃により、ジャンゴ・フェットの両親はふたりとも殺されてしまった。メリールとその仲間が戦いに介入したため、ジャンゴはデス・ウォッチの手を逃れることが出来た。ヴィズラは逃げ去るメリールを殺そうと、農場に火を放つよう命じた。真のマンダロリアンたちは炎に取り囲まれたが、ジャンゴは彼らに注用チューブを通るよう助言し、安全な場所へと導いた。両親を失い、姉のアーラをデス・ウォッチの捕虜にとられたジャンゴは、マンダロリアンに加わる決断をした。

真のマンダロリアンを破ったと思い込んだデス・ウォッチのメンバーは、近くのを訪れ、惑星ムーナス・マンデルへの移動を目前に、勝利の祝賀ムードに酔いしれていた。しかし、真のマンダロリアンはこの街で再集結し、反撃の準備を進めていた。ヴィズラとその部下が武装スピーダーで姿を現すと、メリールの副司令官モントロスは建物の2階の窓から銃撃を行い、その他の真のマンダロリアン兵士は路地からデス・ウォッチを攻撃した。複数のデス・ウォッチ兵士がブラスター砲火に倒れ、ジャンゴが彼らのスピーダーの下に設置した爆弾によって命を落とす者もいた。真のマンダロリアンがデス・ウォッチのメンバーを掃討する中、ジャンゴ・フェットは両親を殺した男、トア・ヴィズラと対峙し、彼を撃って死んだ母と父の仇を討った。デス・ウォッチのほぼ全員が銃撃戦で命を落としたが、トア・ヴィズラは何とか生き残り、戦いを逃げ延びていた。メリールはジャンゴ・フェットを引き取り、実の息子同様に育て始め、真のマンダロリアンはコンコード・ドーンを離れた。

デス・ウォッチの帰還

Blue Glass Arrow 詳細はコーダ6の戦いを参照
「待ち伏せだ!全てが最初から仕組まれてたんだ!」
―ジャンゴ・フェット[出典]
Battle of Korda 6

コーダ6でデス・ウォッチの待ち伏せに遭う真のマンダロリアン

ヴィズラが生きていたにも関わらず、真のマンダロリアンは、コンコード・ドーンの戦いでデス・ウォッチの脅威が終わったと考えた。しかしその後、真のマンダロリアンは52 BBYに行われた惑星コーダ6戦いでデス・ウォッチの罠にはまり、彼らがまだ活動を続けていることを知った。真のマンダロリアンはコーダ防衛軍に雇われ、彼らの新兵セキュリティ・チームをコーダ6の原住民コーダンから救出する任務を実行したが、これはデス・ウォッチによって仕組まれた策略だったのである。ミーティア級ドロップシップで惑星に到着した真のマンダロリアンは、事前の報告に反し、コーダンの軍隊が彼らを圧倒する規模であることを知った。メリールが退却命令を出したとき、デス・ウォッチの兵士が姿を現し、ジャンゴ・フェット(マンダロリアンの文化では成人とみなされる、14歳になっていた)率いる部隊を攻撃した。一方、ヴィズラは装甲戦車に乗ってジャスター・メリールとモントロスを襲撃する。メリールはグレネードの爆風で負傷したが、モントロスはジェットパックを使って逃れることが出来た。傷ついたマンダロアに助けを求められたモントロスは、メリールの指揮の下につくことが不満だったと明かし、彼を見殺しにして去っていった。部下に裏切られたメリールは、ヴィズラの4輪式戦車のレーザー砲にさらされ、命を落とす。

ジャスター・メリールを見捨てて真のマンダロリアンの仲間が待つ着陸ゾーンに戻ったモントロスは、メリールが死んだことを伝え、亡きリーダーが最後に下した撤退命令を実行に移すよう、仲間に指示した。モントロスはメリールに代わって真のマンダロリアンの指導者になろうと企んでいたが、ジャンゴ・フェットとサイラスは、彼がメリールを見殺しにする場面を目撃していた。フェットはメリールの死体を抱えてモントロスの前に現れ、裏切り者を糾弾した。モントロスは、メリールは自分が跡を継ぐことを望んでいたと主張したが、サイラスたちマンダロリアンはモントロスにブラスターを向けて非難し、メリールが選んだ後継者、ジャンゴ・フェットに従うと断言した。モントロスは追放され、ジャンゴ・フェットはマンダロアの称号を引き継ぎ、真のマンダロリアンの新しい指導者になった。

終結

Jango escape

ガリドラーンでデス・ウォッチの待ち伏せから逃れるフェット

Blue Glass Arrow 詳細はガリドラーンの戦いを参照
「マンダロア軍は壮絶に戦って全滅し、ただひとり生き残ったジャンゴ・フェットは奴隷商人たちの囚人となった」
銀河同盟の歴史書[出典]

コーダ6の戦い以降の数年の間、44 BBYに至るまでに、真のマンダロリアンはデス・ウォッチを非常に無力な状態へ追いやる、重要な勝利を収めていた。しかしヴィズラは敗北を認めず、惑星ガリドラーン総督に庇護とデス・ウォッチ再建の手助けを求めた。ヴィズラの計画に従い、総督は地元の反乱活動を鎮圧するため、ジャンゴ・フェット率いる真のマンダロリアンを雇った。真のマンダロリアンはガリドラーンに赴き、総督の要請に応じて反乱勢力を鎮圧する。任務を完了した後、フェットは総督の城に赴き、報酬の支払いを催促した。総督とデス・ウォッチの関係も察知していたフェットは、総督にヴィズラの居場所も教えるよう迫った。その次の瞬間、ヴィズラはフェットの前に姿を現し、デス・ウォッチの兵士たちと共に彼を攻撃した。フェットは城の窓を破って脱出し、仲間のもとへと向かった。しかしガリドラーンの総督は既にジェダイ評議会に連絡を取り、マンダロリアンが“政治活動家”と罪なき女子供を虐殺したと主張して、彼らに援護を求めていた。総督はジェダイの信用を得るための証拠が足りないのではないかと心配したが、ヴィズラは彼の部下が必要な数だけ死体を増やすと請け合った。

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仲間の死体の中に立ち、ジェダイと対峙するジャンゴ・フェット

真のマンダロリアンのベース・キャンプに急ぎながら、ジャンゴ・フェットは副司令官のマイルズと連絡を取ろうとした。フェットはジェダイの宇宙船がガリドラーンに到着したことを仲間たちに警告しようとしたが、ジェダイ・マスタードゥークーが率いるジェダイの平和維持部隊が現れたのと同時に、ベース・キャンプに到着した。ジェダイはガリドラーンの総督の言葉を信じ、殺人罪の疑いがある真のマンダロリアンに降伏を求めた。ドゥークーのパダワンコマリ・ヴォサは、抵抗すれば彼らを殺すことになると告げた。無実の罪を着せられ、ジェダイに憤りを感じながら、フェットは部下たちに銃撃開始を命じ、ヴォサを標的にせよという特別の指示も出した。しかし彼らのブラスターによる攻撃は、ジェダイのライトセーバーの前では全く効果がないことがすぐに判明した。するとフェットはミサイルを使うよう指示し、ジェットパックを使った上空援護を求めた。マイルズは仲間たちを空から援護しようとしたが、ジャンゴは彼が空中でジェダイのライトセーバーによって真っ二つにされるのを目撃する。戦闘中、フェットは全くの丸腰で、素手と装甲服を身に着けた肉体だけで6名のジェダイ(そのうちのひとりは、マイルズを殺した人物)を殺害した。しかし彼の活躍をもってしても、戦況が覆ることはなかった。最終的に、ガリドラーンの戦いで11名のジェダイが命を落としたが、真のマンダロリアン側の生存者はジャンゴ・フェットただひとりだった。フェットはジェダイによって捕えられ、ガリドラーンの総督の保護下に届けられた。その後、装甲服を奪われたフェットは、総督によって奴隷として売り飛ばされた。

その後

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フェットとヴィズラの対決

Blue Glass Arrow 詳細はコレリアの決着を参照

ジャンゴ・フェットは奴隷として拘束されたまま、スパイス輸送船で数年間を過ごした。しかし彼は何とかそこから抜け出し、マンダロリアンの装甲服をガリドラーン総督のもとから取り戻した。フェットはヴィズラの宇宙船を追跡し、惑星コレリアでこのデス・ウォッチのリーダーと一対一の対決に臨んだ。フェットはヴィズラを殺して真のマンダロリアンの復讐を果たし、長い戦いの歴史に終止符を打つ。デス・ウォッチのメンバーは銀河系各地に散らばっていたが、クローン大戦のさなかに再び出現するまで、姿を隠し続けた。真のマンダロリアンが消滅し、ジャンゴ・フェットも死んだ後、デス・ウォッチは平和主義の新マンダロリアンと対立を始める。

影響

Mandalorian Death Watch (Vizsla) symbol

デス・ウォッチのシンボル

MandoDaggerSkull

真のマンダロリアンのシンボル

マンダロア内戦は、マンダロリアンがどのように振る舞うべきかという考え方を巡る、イデオロギーの対立だった。そのため、マンダロリアンの核心に迫る戦いとして、この戦争を詩的に表現する者もいた。デス・ウォッチは真のマンダロリアンを滅ぼすことに成功したが、ジャンゴ・フェットの時代、そしてその数世代後も、ジャスター・メリールのスーパーコマンド・コデックスは生き残った。マンダロア内戦は、哲学とイデオロギーの面で重要性を孕んでいたが、あくまで比較的小さな派閥間の争いに過ぎず、一部からは普通の権力闘争に過ぎないと思われていた。マンダロリアンの主要勢力は、複数の大氏族とともに内戦に巻き込まれたが、故郷の外やマンダロア宙域各地で生活するマンダロリアンも、この内戦による影響を受けていた。

内戦後、真のマンダロリアンの仲間たちを失い、奴隷として数年間を送ったジャンゴ・フェットは、マンダロアとしての役目や、生き残っていた同胞から距離を置くようになった。彼は賞金稼ぎとして孤独な道を歩むようになる。

ジェダイ・マスターのドゥークーにとって、マンダロア内戦へ参加したことが、ジェダイ・オーダーを離れるきっかけのひとつになった。ガリドラーンの戦い以降、コマリ・ヴォサはドゥークーの前から姿を消し、やがてバンド・ゴラと呼ばれるカルト組織のリーダーになった。オーダーから離反し、シスの暗黒卿ダース・シディアスの弟子になったドゥークーは、クローン軍団の遺伝子提供者を探す役目を与えられた。ドゥークーはその候補者のひとりとして、マンダロア内戦で複数のジェダイを殺害した戦士、ジャンゴ・フェットを思い付く。ドゥークーは、フェットとヴォサを戦わせ、このマンダロリアン戦士の強さを再確認した。フェットは遺伝子提供に同意し、やがてジオノーシスの戦いで命を落とした。[2]

制作の舞台裏

マンダロア内戦が終結したガリドラーンの戦いの年代は、作品や資料によって設定が異なる。コミック『Jango Fett: Open Seasons』では34 BBY、『スター・ウォーズ 全史』では40 BBYとなっている。近年の資料では44 BBYとするものが多く、ここでもそれに従っている。『全史』では60 BBYごろに内戦が勃発し、40 BBYに終結したと説明する一方で、内戦が“何十年”あるいは“四半世紀以上”続いたと説明している。

登場作品

Wiki-shrinkable
ウーキーペディアにはマンダロア内戦に関する12枚の画像があります。
  • Jango Fett: Open Seasons (回想シーン)
  • スター・ウォーズ ジャンゴ・フェット (Jango Fett: Open Seasons 2の再録)
  • Star Wars: Darth Plagueis (言及のみ)
  • Star Wars: The Wrath of Darth Maul (言及のみ)
  • Star Wars: The Clone Wars(未邦訳小説版) (間接的に言及)
  • Order 66: A Republic Commando Novel (言及のみ)
  • Imperial Commando: 501st (言及のみ)
  • Sacrifice (言及のみ)
  • Revelation (間接的に言及)
  • ミレニアム・ファルコン (言及のみ)

参考資料

脚注

  1. ここでは『スター・ウォーズ アルティメット・ビジュアル・ガイド 特別篇』で使われた「マンダロア戦争」の表記に合わせ、マンダロリアン内戦ではなくマンダロア内戦としている。
  2. 出典:スター・ウォーズ 全史

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