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マキスシャラス(Ma'kis'shaalas)は、マキス(Ma'kis)のニックネームで知られた男性カジェインサニクト銀河共和国の末期、もともと有名なモーグカイ戦士だった彼は、ジェダイ・ナイトに転身した。獰猛で攻撃的な戦士だったマキスは、モーグカイの間で尊敬を集める英雄になったが、戦士団の伝統的な装甲服に身を包んで十数を過ごした後、自分の運命はどこか別の場所にあるのではないかと考え、仲間のもとを離れることに決めた。戦士団を離れるに当たり、ニクトの同胞たちの怒りや戸惑いを鎮めるため、マキスは掟に則ってバーニング・ムーン・レンジの中を歩くことになった。歴史上、ここを生きて抜け出せたものはひとりもいなかった。戦士団の者たちはマキスも死んだと考えたが、彼は生き延びて故郷キンタンを去り、ジェダイ・オーダーに加わったのだった。

好戦的なジェダイだったマキスシャラスは、しばしば他の人から軽率だと思われるような行動を取った。共和国の官僚機構を嫌悪していた彼は、自分が正しいと感じたことならば、上官からの許可が無くてもためらわずに行動に移した。分離主義危機の際、マキスシャラスは平和維持活動のためジェダイとしてキンタンに戻り、ツィアという名の旧友と再会した。ツィアは戦友がジェダイのローブを着ている姿に衝撃を受け、結局ふたりは刃を交えることになった。どちらも戦いを生き残ったが、激しい戦闘はふたりに傷跡を残した。クローン大戦中、マキスシャラスはジェダイ将軍として活動し、19 BBYに大戦が終結した際にはオーダー66を生き残った。銀河帝国建国された後、今後の行動について話し合うため、マキスシャラスを含む8人のジェダイはジェダイ・マスター・シャデイ・ポトキンが招集したケッセル会合に参加した。彼はそこで、シスを攻撃するべきだと主張する。しかしこの会合はシス卿ダース・ヴェイダーによって襲撃され、マキスシャラスは対決の末敗北し、命を落とした。ヴェイダーと第501軍団は、会合に参加していたマキスシャラスの仲間たちも皆殺しにした。

経歴

モーグカイ

旧共和国の時代に惑星キンタンに生まれたマキスシャラスは、ニクトの戦士によって構成されるモーグカイに加わった。モーグカイは名誉の規律を重んじる厳格な戦士団だったが、マキスの時代には衰退しており(壊滅したと思われていたほどだった)、キンタンに住む非モーグカイのニクトから嫌われる存在だった。優れた戦士かつハンターになったマキスは、モーグカイの伝統的なコートシス装甲服を着る権利を手に入れた。12標準にわたって装甲服を保持したマキスは、戦士団の中で最も尊敬を集めるメンバーとなり、自らが洞察力を備える強い闘士であることを証明した。マキスの多くの友人のひとり、ツィアは、しばしば彼とともに戦場に赴いた。

戦闘で挙げた功績によって、マキスはますます兵士としての尊敬を集めるようになったが、しだいに人生において進むべき道を疑うようになった。モーグカイの多くの教えに納得がいっていなかったマキスは、自分のフォース=センシティブ能力に気づいた後、戦士団を離れる決断をした。戦士団からの離脱者は珍しく、彼の決断には軽蔑と怒りの反応が返ってきた。しかしマキスは決心を変えず、装甲服を友人のツィアに託した。戦士団の掟では、組織を離れるためには、火とマグマ流で覆われたバーニング・ムーン・レンジの中を歩いて進むしか方法はなかったが、通常この行為はを意味した。しかしマキスはリスクを顧みずに危険地帯に足を踏み入れた。ツィアを含むキンタンの人々は、マキスが死んだに違いないと考えた。

ジェダイ・ナイト

Kesselconclave2

マキスシャラスと同時代のジェダイたち

火山地帯の移動をなんとか生き延びたマキスシャラスは、ヤヴィンの戦いの少なくとも30年前に、故郷を離れコルサントにたどり着く手段を見つけた。フォースの中で強い存在感を示したマキスは、ジェダイの平均的な加入年齢を大幅に上回っていたが、ジェダイ・オーダーの新しいメンバーとして受け入れられた。ジェダイ最高評議会は、モーグカイとしての訓練、経験、専門知識が、幼少期の訓練の代わりになるだろうと判断したのである。また評議会は、献身的で勤勉な性格のマキスなら、他の生徒たちに後れを取らないだろうと考えた。マキスは、特にライトセーバー戦闘において、優れた才能を発揮した。しかし、ジェダイとして遅れたスタートを切ったことと、モーグカイとしての過去を秘密にしていたこと等が原因で、マキスはジェダイの間でどこかアウトサイダーな存在だった。彼はキンタン時代の過去を、ヨーダメイス・ウィンドゥといった評議会の年長メンバーにだけ話していた。ジェダイにはモーグカイと同様に重要で複雑な規範があり、マキスは(おそらく戦士団に所属していた過去に影響され)それらを厳格に守っていた。

ジェダイ・ナイトに昇格してから数年後、マキスシャラスは平和維持任務のために故郷に戻り、モーグカイの指導者になっていたツィアと会おうとしたが、彼は歓迎されなかった。モーグカイのメンバーたち、特にツィアは、マキスがジェダイのローブを着てライトセーバーを手にしている姿に衝撃を受けた。モーグカイを去ったマキスに激怒していたツィアは、ジェダイになったかつての戦友と決闘に臨んだ。マキスはライトセーバー、ツィアはコートシス製スタッフを手に、互いに切り結んだ。しかし、戦闘中に足場の悪いダガーズランド・リッジに移動した際、ツィアは峡谷の底へと落下してしまった。ふたりともこの戦いを生き延びたが、どちらも体に傷跡が残ることになった(マキスの腕には、旧友のスタッフでつけられた火傷の跡が、ツィアは顔に斬られた跡が残った)。しかしこの肉体的な傷は、戦いの後、ふたりのニクトの心に残った精神的な傷に比べれば大したものではなかった。彼らはその後二度と会話を交わすことはなく、マキスはより一層、過去を他人に話さないようになった。この再会はツィアの心を歪め、ツィアとその子ボック傭兵になった。30 BBY、ツィアは若きトワイレックの高官を誘拐する事件を起こし、ジェダイ・ナイトのクインラン・ヴォスに殺される。

カルト信者との戦い

マキスシャラスは、クローン大戦で銀河共和国のために戦った。戦争中、彼はヒッティアンのジェダイをパダワンにし、しばしば任地へと弟子を連れて行った。クローン大戦の初期、第一次カミーノの戦いの前に、マキスとその弟子はキンタンの“騒動”について調査するため、現地へと赴いた。そこでは、復活したムドウェッシューのカルトに所属するニクトのグループが、サイザー・ランを航行する宇宙船を襲撃していた。キンタンに到着すると同時に、マキスとパダワンは傭兵の一団と遭遇する。彼らは、古代のカルト教団を排除するため、ハットによって雇われた兵士たちだった。互いに協力することになった傭兵とジェダイは、カルト教団がニクトの“ウォー・パック”に属すと思われる貨物船に乗り、キンタンを飛び去るところを目にした。

マキスとパダワン、そして傭兵たちは近隣のスリルーアへと移動した。ムドウェッシューのカルトに属すエージェントは、この惑星で共和国の認可を受けたヴァトクリーの貿易商グループを殺害していた。スリルーアでの襲撃を受けて、ジェダイ評議会はマスター・コセックス率いる新しい機動部隊を派遣し、彼らにマキスの調査任務を手助けさせた。マキスとパダワン、傭兵たち、そしてコセックスの部隊からなるグループは、最終的にスリルーアの砂漠でカルト組織を追跡した。彼らは滑りやすい火山地帯の渓谷でカルト教団と戦い、彼らを破った。マキスたちは任務を成功させたが、この事件は多くのメディアの注意を引き、様々な通信社や“調査報道ホロジャーナリスト”たちが任務に参加したメンバーに情報を求めた。

ケッセルの会合

Ma'kis'shaalasDeath-Purge

マキスシャラスの最期

クローン大戦の最後の数、コルサントのジェダイ・テンプルに滞在していたマキスシャラスは、オビ=ワン・ケノービがテンプルで惑星ボズ・ピティサルーカマイの戦況について説明した際、同じ部屋にいた(サルーカマイでは、ツィアの息子ボックが分離主義勢力と手を結び、モーグカイ・クローン兵団を率いてジェダイのチームと戦っていた)。この話し合いの直後、マキスは別の任務へと配属された。オーダー66が発令され、共和国グランド・アーミーの兵士たちが銀河系各地でジェダイ将軍を抹殺し始めた時、マキスはコルサント以外の惑星で活動していた。彼は何とか攻撃を生き延び、惑星ケッセルスパイス鉱山で他のジェダイの生存者たちと合流した。彼らは、ジェダイ・マスター・シャデイ・ポトキンの呼びかけに応じ、今後について話し合うため集まったのだった。オーダー66発令直後、シスが共和国を銀河帝国へと再編し、シス卿ダース・シディアス銀河皇帝として国家の長になっていた。マキスを含め、スパイス鉱山に集まったジェダイの数名は、シスに反撃したいと考えていた。しかし、マスター・ツイ・チョイは、彼らのやろうとしていることは復讐に他ならず、ジェダイの教義に反していると語った。それにも関わらず、マキスはシスを破る試みを講じなければならないと感じていた。

会合の主催者であるシャデイ・ポトキンも、マキスと同じ考えだった。ポトキンは、生き残ったジェダイで協力してシスを倒すため、皇帝の新しい弟子ダース・ヴェイダーをケッセルへと呼び寄せていた。ヴェイダーが鉱山に現れると、マキスはライトセーバーを起動して戦いに臨んだ。シア=ラン・ウェズが殺された直後、マキスはヴェイダーを攻撃したが、シス卿の戦闘技術はニクトのジェダイよりもはるかに高かった。ヴェイダーは、防御がおろそかになっているマキスを、ライトセーバーで切り付けて殺害した。その後、ヴェイダーは第501軍団ストームトルーパーの助けを借り、残りのジェダイも皆殺しにした。帝国が編集した公式報告には、ダース・ヴェイダーがたったひとりでマキスを含む50名のジェダイの反逆者を抹殺したと記録された。

個性と特徴

Jedi Hunted

銀河帝国によるジェダイの指名手配ポスター。マキスシャラスの顔も掲載されている

行動派の人物だったマキスシャラスは、何百万という人々が銀河系の辺境で死んでいく中、領域や貿易といった些細な問題を話し合う銀河元老院のメンバーのことを軽蔑していた。マキスは非暴力というジェダイの教義に忠実だったが、より大きな善のためであれば、人を殺すことをいとわなかった。マキスは運命を感じたことのためであれば、伝統や規則も二の次にした。そして彼は、モーグカイを離れた数少ないニクトのひとりとなり、銀河系へと旅立った。一方でマキスはモーグカイから引き継いだ遺産を忘れず、ジェダイ・ナイトになった後は同胞のニクトたちに償いをしたいと考えていた。

マキスシャラスは共和国の中心的な思想と概念を強く信じており、それこそが銀河系に平和と秩序をもたらす最大の可能性だと考えていた。そのため彼は元老院に横行していた腐敗と官僚主義を嫌い、アウター・リム・テリトリー奴隷制度が広まる中、元老院で代表議員がそれを阻止する努力をしない実態を憎んでいた。マキスは、彼が憎む官僚主義とは対極の行動を取り、決定的な判断をすぐに下す人物として知られるようになった。そのため彼は多くの人々から軽率で向こう見ずだと思われていた。しかしマキスのことを理解していた人々は、彼の判断はほとんど常に正しいことを知っており、それが正当で必要性のある判断であることも知っていた。マキスは多くの時間を割いてフォースについて熟考したが、何よりも行動が求められる局面においては、議論や熟考をする手間をかけず、ためらくことなく重要な決断を下した。

力と能力

マキスシャラスは優れたライトセーバー・デュエリストだった。刃を使う戦闘能力は、彼が惑星キンタンにいた頃、モーグカイ戦士団のもっとも優秀なメンバーのひとりだった時代から、既に顕著なものだった。オーダー66発令後、銀河帝国が賞金を懸けた12名のジェダイの中に、マキスシャラスの名前があった。このことからも、彼がジェダイとして優れた能力を持っていたことが明らかである。しかし、その技術もダース・ヴェイダーには敵わなかった。マキスはケッセルでこのシス卿と戦い、敗北する。

制作の舞台裏

マキスシャラスは、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社から刊行されたソースブック、『Geonosis and the Outer Rim Worlds』(未邦訳)のためにつくり出されたキャラクターである。その後、リーランド・チーによる後付設定によって、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』に登場した無名のニクトのジェダイがマキスシャラスということになった。このキャラクターはコミック・ブックPurge』に登場し、同作で彼の死が描かれた。

2010年スター・ウォーズ クローン・ウォーズ テレビ・シリーズのエピソード、『囚われたジェダイ』では、ニクトのジェダイのキャラクター・モデルが使用された。デザイン・ドキュメントでは、このキャラクターに「Makis Shaalas」という名前が付けられていた。しかし、この登場人物がマキスシャラスであるという公式設定は確立されていない。また、リーランド・チーによる公式ブログでは、マキスシャラスの死亡時期が18 BBYであると誤って紹介された(コミック『Purge』のタイムラインは『シスの復讐』の1か月後、19 BBYに設定されている)。

クローン・ウォーズのエピソード、『ダソミアの魔女』の初期構想では、サラストの戦いに参加したマキスが、分離主義勢力の旗艦上でダーク・アコライトアサージ・ヴェントレスとの対決し、殺されることになっていた。しかしこの設定は制作における3Dストーリーの段階を通過せず、最終版には残らなかった。そのため、コミック『Purge』と矛盾するマキスのストーリーが放映されることはなかった。

登場作品

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ウーキーペディアにはマキスシャラスに関する2枚の画像があります。