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「俺たちはローグ…ローグ・ワンだ」
―ボーディー・ルック[出典]

ボーディー・ルック(Bodhi Rook)は衛星ジェダ出身の人間男性で、銀河帝国から離反した貨物船パイロットである。帝国の超兵器デス・スターに関する重要な情報を反乱同盟軍にもたらし、自ら“ローグ・ワン分隊の一員としてデス・スター設計図の奪取作戦に参加した。

25 BBYに生まれたルックは、優れた操縦と技術的才能を備えたパイロットへ成長し、帝国のもとで貨物船の操縦士を務めた。彼はゼータ級重貨物シャトルでジェダと惑星イードゥー秘密研究基地を行き来し、超兵器の力の源となるカイバー・クリスタルを運んだが、帝国に占領された故郷が無残に荒廃していき、人々が虐げられている現実から目を背けることができなくなった。そんな中、彼はイードゥーで働く帝国の科学者ゲイレン・アーソと知り合う。帝国が目下建造中の超兵器“デス・スター”の恐るべき力について教わったボーディーは、今ならまだ人生をやり直すチャンスはあるというゲイレンの言葉を信じ、帝国からの離反を決意した。1 BBY、彼はゲイレンの指示に従い、デス・スターの弱点に関する重要なメッセージを、ジェダで活動する過激反乱分子ソウ・ゲレラのもとへ運んだ。しかし、長年の反乱活動により疑心暗鬼に陥っていたゲレラはボーディーを一切信用せず、彼はカデラ地下墓地にある牢獄へ入れられ尋問にかけられた。その直後、帝国はデス・スターのスーパーレーザーをテストするためジェダの聖都破壊したが、ボーディーは同盟情報部キャシアン・アンドー大尉、そのドロイドK-2SO、ゲイレンの娘ジンウィルズの守護者チアルート・イムウェベイズ・マルバスらとともに砂漠の月から脱出した。

その後、彼らはイードゥーでゲイレンの救出に失敗したが、彼が遺した情報に従い、デス・スター破壊の要となる設計図を手に入れるため惑星スカリフへの潜入を決断する。ミッションに志願した少数の精鋭でチームを結成し、同盟市民政府の決定に背いてヤヴィン4秘密基地から出撃した際、ボーディーが思い付きで口にした“ローグ・ワン”というコールサインが彼らのチーム名となった。スカリフの戦いのあいだ、ボーディーは脱出に備えて貨物船SW-0608で待機していたが、ラダス提督率いる同盟宇宙軍が増援に駆け付けた後、設計図のデータを送信するには軌道シールド・ゲートを破る必要があると艦隊に伝える役目を与えられた。彼は弾丸が飛び交う戦場を駆け抜けて通信回線を接続し、ラダス提督に必要な情報を伝えたが、その直後にショアトルーパーが投げた手榴弾により、SW-0608諸共爆破され命を落とした。しかしボーディーたちローグ・ワン分隊の犠牲は無駄にはならず、設計図を手に入れた反乱軍はヤヴィンの戦いでデス・スターの脅威に終止符を打った。

制作の舞台裏[]

ボーディー・ルックは2016年公開のアンソロジー・シリーズ映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するキャラクターである。俳優はリズ・アーメッド

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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