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「サルーカマイは陥落。マスター・ヴォスの部隊はボーズ・ピティに移動した」
19 BBYクローン大戦の戦況を説明するオビ=ワン・ケノービ[出典]

ボーズ・ピティ[1](Boz Pity)はミッド・リムボーズ・ピティ星系に属した惑星である。巨体が特徴的な知覚種族ガーガンティール出身地だった。ボーズ・ピティは、ドゥクタヴィス時代の終結より以前に発見され、ハットはこの惑星の原住民たちを奴隷にしようとした。しかしガーガンティールは、7回にわたる彼らの侵略と、4回の外交交渉をはねのけた。その後、ハットはボーズ・ピティのとなりの惑星、モアーンエレクトリック・カリフにガーガンティールを絶滅させるよう頼み込んだ。その後の10で、ガーガンティールはゆっくりと絶滅へと追い込まれ、死んだ者たちのために相当な数の墓石が惑星に建てられた。ガーガンティール種族が死に絶えた後、残された彼らのモニュメントが由来となり、ボーズ・ピティは墓場の惑星(The graveyard planet)というニックネームで呼ばれるようになった。近隣の星系の住民たちは、者を弔うときにボーズ・ピティを訪れるようになる。

クローン大戦において、分離主義勢力はボーズ・ピティの地上に巨大な基地を建造し、銀河共和国との境界領域を攻撃するための、足掛かり地点として利用した。19. 43 BBY、クローン大戦が終わりに近づいていた頃、共和国軍はボーズ・ピティの制圧に成功した。ヤヴィンの戦いの直後、銀河帝国と戦っていた共和国再建のための同盟は、この惑星に基地を造った。間もなく、同盟軍基地を発見した帝国はボーズ・ピティに攻撃を仕掛けたが、同盟軍は脱出に成功した。

ユージャン・ヴォング銀河系に対して侵略戦争を行った時代、ボーズ・ピティ星系は25 ABYから26 ABYの間に彼らに攻撃された。新共和国の軍隊は、ユージャン・ヴォングを27 ABYから29 ABYの間に撃退した。

特徴

BozPityconcept

惑星に残るガーガンティールの痕跡

ボーズ・ピティはハーラ宙域ボーズ・ピティ星系に属した惑星であり、ミッド・リムアウター・リム・テリトリーの境界近くに位置していた。近隣にあった唯一のハイパーレーンイロシアン・スパーであり、この航路はハット・スペース領域においてレッサー・ランティリアン・ルートパボル・スレヘイロンと繋げていた。煙によって覆われた惑星モアーンは、ボーズ・ピティと同じ軌道で、恒星カマ・コルのまわりを周回していた。

原住種族ガーガンティールが絶滅した後、ボーズ・ピティからは完全に知的種族が消えうせた。ガーガンティールによって造られたモニュメントは、この惑星の顕著な地形的特色となり、ボーズ・ピティは“墓場の惑星”というニックネームで知られるようになる。近隣の星系の住民は、ボーズ・ピティで者を葬るようになった。多くの墓地のほかに、惑星には岩場や砂で満ちた谷、草原地帯といった地形が存在し、も点在していた。

政治面において、ボーズ・ピティで実際的支配を確立していた主な組織は、独立星系連合だけだった。クローン大戦において連合軍をボーズ・ピティから追い出した銀河共和国は、軍隊の一部を惑星に残していた。

歴史

初期

ボーズ・ピティは知覚種族ガーガンティールの出身惑星だった。15,000 BBYから9000 BBYのあいだに、ボーズ・ピティは惑星ナル・ハッタハットによって発見された。ハットは、巨体のガーガンティール種族が、奴隷としての利用価値があると判断する。ガーガンティールを奴隷化するため、彼らはニクトを使った7度の侵略、続けてトランダ・ティルを使った4度の外交交渉といった試みを行ったが、どれも失敗に終わった。ハットの部下たちは、ガーガンティールによって食い殺されてしまったのである。ハットの支配者はこれに激怒し、新しい計画を練ることになった。ハットはガーガンティールを隷属させるのでなく、絶滅させることに決めた。エリクトリック・カリフ(古代のスルタンナストゥオノドンが1万年前に使用していた旧式ドロイド)の助けを借りるため、ハットはニンバネルの弁護団をボーズ・ピティの隣の惑星、モアーンへと派遣した。ニンバネルは、ボーズ・ピティから知的生命体を一掃するよう、カリフを説得することに成功した。

その後の10年間で、ガーガンティールはゆっくりと絶滅に追いやられた。彼らは死者のために巨大なモニュメントを建造し、これはのちにボーズ・ピティが“墓場の惑星”というニックネームで知られるようになる原因となった。最後のガーガンティールが死んだ後、カリフはモアーンへと戻り、この惑星の外殻を燃やして自分たちを破壊した。これ以降、クローン大戦に巻き込まれるまでの間、ボーズ・ピティは銀河規模の紛争にほとんど関わらなかった。ただし、ボーズ・ピティが属していた宇宙領域は、1004 BBYから1000 BBYの間、新シス帝国の一部になっていたと考えられる。また、その後の1000 BBYから19 BBYの間、この惑星はハット・スペースに属していたと考えられる。

クローン大戦

「ボーズ・ピティから来た第22部隊に所属するイオン・チームです、コマンダー」
イオン・チームの隊長、クライマー[出典]
Battleofbozpity

ボーズ・ピティの戦い

クローン大戦中、ボーズ・ピティは独立星系連合によって占拠され、銀河共和国との境界領域へ襲撃を行うための足掛かり場所として利用された。巨大な軍事基地が惑星に建てられ、100を超える軍艦が星系内に留まった。ジェダイ・マスターオビ=ワン・ケノービが、分離主義勢力の司令官アサージ・ヴェントレスを見つけるためにボーズ・ピティ星系の捜査に着手した際、ボーズ・ピティにおける連合軍の存在は、共和国の知るところとなった。

19.43 BBY、共和国軍はボーズ・ピティへの攻撃を行った。アウター・リム包囲作戦に駆り立てられていた数名のジェダイが、この攻撃に参加した。共和国のヴェネター級スター・デストロイヤー、<インターヴェンション>は、分離主義勢力の艦隊を飛び越えてハイパースペースから脱け出し、ボーズ・ピティと敵艦隊の間に出現した。分離主義勢力による<インターヴェンション>拿捕の試みは失敗に終わり、ここから勃発したボーズ・ピティの戦いは凄惨なものになる。<インターヴェンション>はボーズ・ピティの地表に不時着し、ジェダイは連合軍の指導者ドゥークー伯爵グリーヴァス将軍が指揮する敵の軍隊と、惑星地上で交戦することになった。共和国宇宙軍の将校、デン・ウェセックスは惑星上空の戦いでヴェネター級スター・デストロイヤーリダウト>を指揮した。大きな犠牲を出したものの、共和国はこの戦いに勝利した。しかし、分離主義勢力の指導者たちは惑星からの脱出に成功した。

戦いの後も、共和国軍はボーズ・ピティに残り続けた。サルーカマイの包囲が行われた後、ジェダイのクインラン・ヴォスクローン・トルーパーの部隊を率いてボーズ・ピティに移動した。クローン大戦が終結した後も、周辺領域の星々は死者をボーズ・ピティで弔った。

銀河大戦

BozPitytres

同盟軍と帝国の間に起こった戦い

0 ABYヤヴィンの戦いの後、共和国再建のための同盟衛星ヤヴィン4の基地から撤退しなければならない状況になった。オルデラニアン総督と、同盟軍のメンバーであるベイル・オーガナによってまとめられたリストの中で、ボーズ・ピティは新しい基地の建造候補地のひとつに挙げられていた。ボーズ・ピティに調査チームを派遣した後、反乱同盟はかつてガーガンティールがつくった建造物の残骸の間に基地を建てた。しかし、この基地での活動は長続きしなかった。基地が建造されてから間もなく、同盟軍の精鋭部隊、レネゲード中隊銀河帝国によってホーミング・ビーコンを仕込まれ、惑星に敵を誘導してしまったのである。帝国は同盟軍基地への攻撃をすぐに開始し、大規模なストームトルーパー部隊と全地形対応偵察トランスポート数機、全地形対応装甲トランスポート1機を配備した。しかしレネゲード中隊は帝国軍戦い抜き、反乱同盟軍が惑星から撤退するために十分な時間を稼ぐことに成功する。4 ABYから8 ABYの間、ボーズ・ピティは帝国の軍将トルーテン・テラドクグレーター・マルドルード派閥の支配下に置かれていた。

その後

25 ABYから26 ABYの間に、ボーズ・ピティの属する星系は外銀河からやって来た種族、ユージャン・ヴォングによる攻撃を受けた。27 ABYから29 ABYの間に新共和国の軍隊が到着するまで、星系はこの侵略者たちの支配下に置かれていた。137 ABY、ボーズ・ピティはダース・クレイトシス帝国に属していたと思われる。

住民

Blue Glass Arrow 詳細はガーガンティールを参照
Skullofbigsize

ガーガンティールの頭蓋骨

ガーガンティールは、惑星ボーズ・ピティに唯一存在していた知的種族である。ガーガンティールは極めて巨大な種族だった。彼らはそれぞれ20メートルにも達するほどの巨躯を誇り、6本のを持っていた。ハットは、こうした特徴を持つガーガンティールが、奴隷として利用するのに好ましい存在だと考えていた。しかし、獰猛な戦士だったガーガンティールは、自分たちを隷属させようとする合計10回以上にも及ぶ試みを、全てはねのけていた。ガーガンティールの伝統のひとつに、死んだ仲間のためにつくる巨大な墓場があった。ガーガンティールが絶滅した後、彼らの骨はボーズ・ピティの地表の至る所に残されたままとなった。

制作の舞台裏

惑星ボーズ・ピティは、W・ヘイデン・ブラックマンによって書かれた2005年発売のコミック・ブック・シリーズ、『Star Wars: Obsession』(未邦訳)の第4集で初めて登場した。その後、この惑星の名前はいくつかのスター・ウォーズ作品の中で言及されており、もっとも有名なものとしては、映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005年)の中のオビ=ワン・ケノービの台詞が挙げられる。

登場作品

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ウーキーペディアにはボーズ・ピティに関する5枚の画像があります。

参考資料

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ 全史』に基づく。

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