FANDOM


「ネヴァ艦長のフリゲート艦が残骸と激突!」
―コルサントへの救出任務のさなか、レイア・オーガナ・ソロ[出典]

フオバ・ネヴァ[1](Huoba Neva)は女性サラスタンで、ソロスーブ社理事会メンバーの娘である。ネヴァは帝国アカデミーに入学し、クラスで4番目の成績で卒業した。しかし、女性でかつ非人間種族という社会的立場が、ネヴァの組織内での昇進を妨げていた。ネヴァは昇格の候補から外されたまま、銀河帝国の非人間種族に対する扱いに不満を募らせながら、数間を過ごした。やがて彼女は、シアン・テヴから接触を受ける。政治運動家で、サラスタン抵抗運動のメンバーだったテヴは、反乱同盟に転向するよう、ネヴァを説得した。

反乱同盟に居場所を見つけたネヴァは、やがてその後継政府、新共和国にも仕えた。イラウド星系で帝国の後押しによる暴動が発生した際、ネヴァはこれを鎮圧した功績を認められ、EF76ネビュロンBエスコート・フリゲートレベル・スター>の指揮権を与えられた。彼女は新共和国宇宙軍で最も若いサラスタンの軍艦指揮官となった。10 ABY、ネヴァ艦長インペリアルI級スター・デストロイヤーリベレーター>の乗組員をコルサントから救出する任務に赴く。<リベレーター>は、銀河系首都惑星を偵察中、帝国軍の攻撃を受けて不時着していたのだった。コルサントの近くでハイパースペースを脱した<レベル・スター>は、軌道に漂う戦闘の残骸と衝突し、ネヴァもろとも大破してしまった。

経歴

帝国での経歴

フオバ・ネヴァは、ソロスーブ社理事会メンバーの娘で、サラスタンだった。チーム・ゲームやスポーツに優れていたネヴァは、優れた学位を獲得したことで(また、ソロスーブ社における両親の地位のおかげで)帝国アカデミーに入学することが出来た。ネヴァはソロスーブ社からの後押しを受けながらも、帝国アカデミーが自分の技術と能力を試す挑戦の場だと考え、自分自身の長所を活かしてやっていきたいと望んでいた。ネヴァは、非人間種族でかつ女性の自分が、人間の男性によって支配される帝国宇宙軍でのし上がっていくことが困難であることを理解していた。しかし、他の全てのサラスタンと同じように、ネヴァは目標を達成できるほど一生懸命に取り組めば、必ずその努力は報いられるだろうと教え込まれていた。ネヴァは必死に専念すれば、キャリアの目標を達成できるだろうと確信していた。

ネヴァはアカデミーで司令スクールと兵器システムを専攻し、強い決心で勉学に取り組んだ。彼女はクラスで4番目の成績で卒業し、宇宙軍の士官に任命された。しかし、他の将校たちはネヴァを“非人間種族の代表者”とみなし、彼女の資質や技術、訓練を無視した。汚れのない実績と政治的な信頼性があったネヴァだが、スターシップの指揮を執るという目標を達成することは出来なかった。当初、彼女は偵察船やその他の戦闘船の司令官になることを目標にしていたが、やがて自分よりも劣る将校たちが彼女よりも早く昇格していくのを目にすることになる。昇進しないまま3が過ぎると、ネヴァはもう十分待ったと判断した。帝国は能力主義ではなかったのである。帝国宇宙軍での経験から、ネヴァは全ての人々や組織が、サラスタンの教訓に従っているわけではないということを学んだ。そしてネヴァは、自分とソロスーブ社が帝国に加わっていることが間違いだったのではないかと考え始めた。

離反

キャリアに対するネヴァの不満は、シアン・テヴの注意を引いた。サラスタンの外交官であるテヴは、サラスタン抵抗運動の重要メンバーでもあり、ネヴァの経歴に大きな関心を払っていた。帝国に対するネヴァの忠誠心がぐらついていることが明らかになると、テヴは部下に彼女と接触するよう命令した。彼らは、ネヴァに帝国から離脱して反乱同盟に加わる機会を提供した。革命家でもなく、政治に関心を持っていなかったネヴァは、はじめは自信がなかった。しかしネヴァは、帝国が彼女の兵士としての訓練や能力を発揮する機会を与えてくれないならば、反乱軍にそうしてもらおうと考えた。銀河内戦のさなか、帝国がいまだ優勢だった時代に、彼女は反乱同盟へと離反した。

反乱同盟に仕えたネヴァは、4 ABYエンドアの戦い皇帝パルパティーンんだ後、新しく形成された後継政府、新共和国の所属になった。彼女は優れた宇宙軍司令官としてだけでなく、有能な特殊部隊工作員、そして地上部隊司令官としての才能も発揮した。イラウド星系で帝国に後押しされた暴動が発生した際、ネヴァはその対応を指揮した。この活躍でいくつかの賞を獲得した彼女は、帝国から新共和国に移った価値はあったと感じるようになった。その後彼女はEF76ネビュロンBエスコート・フリゲートレベル・スター>の指揮官に昇格し、新共和国艦隊で最も若いサラスタンの軍艦艦長になった。

最後の任務

10 ABYフォースのダークサイドクローン技術によって復活した皇帝パルパティーンは、再編された銀河帝国を率いて新共和国の首都惑星であるコルサント制圧した。新共和国は撤退を余儀なくされる。そんな中、新共和国のインペリアルI級スター・デストロイヤーの1隻、<リベレーター>(ランド・カルリジアン将軍ジェダイ・ナイトルーク・スカイウォーカーが指揮していた)が、コルサント星系で帝国の動きをスパイする任務に割り当てられた。コルサント征服後、帝国では内戦が繰り広げられており、<リベレーター>は帝国軍のふたつの派閥の戦いに巻き込まれてしまった。このスター・デストロイヤーは大きな損傷を追い、コルサントの地表へと墜落した。

Rebelstar

<レベル・スター>の最期

<リベレーター>の乗組員を回収するために、救出部隊が編成された。ハン・ソロ船長の<ミレニアム・ファルコン>、シアブ・スナン艦長の<アンタレス6>とともに、ネヴァの<レベル・スター>も救出任務に参加した。小規模な部隊でハイパースペースを航行中、<ファルコン>のナビコンピューターは、到着地点の近くに障害物があることを警告した。帝国によるコルサント征服の際、大量のスターシップの残骸が惑星の上空に残されたのである。ネヴァとスナンは、<ファルコン>から注意するよう警告を受けた。ハイパースペースから飛びだしたソロは、2隻のフリゲート艦では通り抜けることが困難なほど、残骸が密集していることに気付いた。彼の妻、レイア・オーガナ・ソロは、ネヴァたちに方位を変えて大きな隙間を切り抜けるように指示する。<レベル・スター>で残骸の間をうまく通り抜けられるだろうと考えたネヴァは、コースを変えなかった。しかし、ネヴァは間違っていた。<レベル・スター>はスター・デストロイヤーの残骸と衝突し、爆発に包まれた。このとき、ネヴァも命を落とす。<レベル・スター>を失ったものの、<ファルコン>と<アンタレス6>は任務を完了し、<リベレーター>の乗組員の生き残りを回収することに成功した。

個性と特徴

完全主義者のフオバ・ネヴァは、自分ですると決めたことには完全に熟練しようと決心していた。ネヴァは、何かを必死に求め、十分に努力した者には、その対価が与えられるというサラスタンの考え方を信じていた。ネヴァは政治的に有力なコネを持っていたが、自分自身の技能で成功(あるいは失敗という結果であったとしても)を得ることを求め、他人の好意に頼ろうとしなかった。彼女は家族と強い絆を持っており、常に家族のホロクリスタルを持っていた。

帝国アカデミーに入学したネヴァは、軍隊を挑戦の場とみなし、自分自身の部下を持つ優秀な将校になることを強く望んだ。しかし女性でかつ非人間種族のネヴァが昇格の候補に入れられることはなく、彼女よりも劣った将校が先に昇格していった。彼女はこの状況に苛立ち、サラスタンの考え方に対する信頼も揺らいだ。ネヴァは、反乱活動や政治に興味を持っていなかったにも関わらず、反乱同盟、そして新共和国に転向する。帝国が彼女の兵士としての才能を活用しようとしないなら、反乱同盟にそれを求めようと考えたのである。離反した先で、ネヴァの技術と能力は認められ、彼女は帝国の組織では与えられなかった指揮権も与えられたのだった。

優れた兵士だったネヴァは、宇宙軍部隊と地上部隊、どちらを指揮することにも満足していた。また、彼女は特殊部隊としての工作員としての経験に加え、スターシップ指令系統に関する訓練も受けていた。彼女はブラスターとブラスター接近戦闘の訓練も受けていた。ネヴァは艦隊戦術を専門とし、宇宙輸送船主力艦のどちらも操縦することが出来、そうした船の火器およびシールド・システムを扱うことが出来るよう訓練されていた。彼女が受けた技術的な訓練には、コンピューターの修理とプログラミング、ドロイドのプログラミング、保安システムの活用なども含まれた。ネヴァはギャンブルをすることでも知られ、また、エイリアン種族や他の文化、惑星系の知識、そして官僚機構の働きに関する知識も持っていた。

制作の舞台裏

フオバ・ネヴァは、トム・ヴィーチ作、キャム・ケネディ画によるコミック・ブック、『ダーク・エンパイアI』に登場したキャラクターである。この作品の原書は1991年に発売され、1996年に邦訳版が発売された。このキャラクターが女性のサラスタンであることなど、詳細な設定は、ウエスト・エンド・ゲームズから出版された『Dark Empire Sourcebook』(1993年発売、未邦訳)で紹介された。フオバ・ネヴァは『ダーク・エンパイアI』のオーディオドラマ版にも登場するが、人間の男性のような吹き替えになっている。

登場作品

参考資料

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ・エンサイクロペディア』に基づく。

広告ブロッカーが検出されました。


広告収入で運営されている無料サイトWikiaでは、このたび広告ブロッカーをご利用の方向けの変更が加わりました。

広告ブロッカーが改変されている場合、Wikiaにアクセスしていただくことができなくなっています。カスタム広告ブロッカーを解除してご利用ください。