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「フォースのダークサイドは誰もが到底不可能と考えるような数多の力を得るための道なのだ」
ダース・シディアス[出典]
Darksiders btm

有名なダークサイドの従事者たち、ダース・シディアスダース・ヴェイダージェレク

フォースのダークサイドフォースの暗黒面(Dark side of the Force)は、古代のフォース=センシティブからはボガン[1](Bogan)あるいはボガ(Boga)と呼ばれていた、フォースの側面のひとつである。シスに所属していないダークサイドの使用者は、ダークサイダーまたはダーク・ジェダイと呼ばれた。フォースのライトサイドを使うことで有名なジェダイとは違い、ダークサイダーは怒りや憤怒、憎しみ、恐れ、攻撃性、激情といった生々しい感情から力を引き出した。

前史

フォースの側面のひとつであるダークサイドは、銀河系を繋げていた抽象的な力だった。知られている最初のダークサイドの使用者は、30,000 BBY頃に銀河系の大部分を征服したエイリアン種族、古代ラカタンであった。このエイリアン種族はダークサイドを利用し、ハイパードライブスター・フォージと云った、当時では前代未聞の工学的功績を遺した。しかし、ラカタンがフォースとの繋がりを失ってしまった時、ラカタンの無限帝国は崩壊した。

Schism4

百年の闇の時代、ダークサイドに転向して師を殺害するジェダイ

無限帝国の崩壊からかなりの年月が経った25,053 BBY、銀河系には銀河共和国と云う新しい政府が誕生した。新時代の夜明け前、銀河のありとあらゆる場所に存在する異常なエネルギーについて調査・議論する為に、科学者や聖職者、戦士が惑星タイソンへと集結した。この一団は、後にフォースのライトサイドとして知られる様になるアシュラを発見する。だがやがて、これらグループのメンバーらはボガン(後にダークサイドとして知られる様になる)の使用を支持し始めた。これらふたつの派閥は10年もの間続いたタイソンのフォース戦争を惑星上で繰り広げる事になった。戦争の結果、アシュラの支持者はジェダイ・オーダーを立ち上げたが、ボガンの支持者は表面的に歴史から姿を消した。

24,500 BBYのジェダイ・オーダーの第一次グレート・シズム(大分裂)まで、ダークサイドは大きな脅威ではなかった。大分裂のさいも、レットウ将軍ゼンダーを始めとするダークサイドの支持者たち(彼らが初代のダーク・ジェダイである)は、ジェダイ・オーダーのメンバーによって倒された。ゼンダーに続いた者たちはレットウ軍団として知られ、彼らは瞑想の代わりに戦う道を選び、落ち着きよりも戦いに於ける感情を重要視した。7,000 BBY、ジェダイ・オーダーのメンバーの一部がジェダイの教えを捨て再びダークサイドを受け入れた為、百年の闇が始まった。ダークジェダイはこの時も敗北し追放されたが、この紛争が原因となり、その後も永続するダークサイド組織が誕生する事となった。ジェダイから追放された者たちが、シスの前身となったのである。

ダークサイドの性質

ダークサイドは利己的な目的の為に使われると考えられていたが、自分本位と非難された多くのダークサイダーたちは、ダークサイドが単なる目的を達成する手段に過ぎないと主張した。最も顕著な例は、を救うためにジェダイ・オーダーを捨て、ダークサイドを受け入れたアナキン・スカイウォーカーである。ダークサイドには習慣性がある事を多くの例が示しており、使用者は誘惑に抵抗する事が出来ずそれを受け入れる事になった。ダークサイドの使用者は強い力を得たが、彼らの肉体はゆっくりと腐敗した。しかし、マラ・ジェイドなどは、テレキネシスの様な破壊的フォース・パワーを使う時よりも効率的にダークサイドを使っていた。ライトサイド同様、ダークサイドはしばしば意図を持つ半知覚的存在として扱われた。

しかし中には、本来ダークサイドそのものに邪悪性は無く、使用者の心中にこそ悪の意図が存在するのではないかと推測する者たち(ヴァーゲアが有名)もいた。ダークサイドの使用者は元々負の意図を持っていたり、或は既に絶対的権力は支配権への誘惑に屈していたのだと、彼らは考えた。ジェダイ・マスターヨーダはこの考え方に激しく反対していた。

ダークサイドへの転向

GiveInToAnger-JATM

怒りに駆られ部下を攻撃するジェダイ将軍

シスはダークサイドへの転向を教化、悟りと呼んだが、正確にそれを解説した記録はない。ダークサイドには強い習慣性があり、再びライトサイドへ転向する事は殆ど不可能であった。フォースと触れる人物がダークサイドを使う度に、彼らはもたらされる力により没頭していく様になった。ダークサイドによる腐敗性の影響は、すぐに管理する事が可能であった。ジェダイはダークサイドが力を得る為の危険な近道に過ぎないと描写していたが、ダークサイドを受け入れた人々には、ダークサイドを選んだ異なる多くの理由が存在した。

ダークサイドは力や強さ、決断力をもたらしてくれる為、ライトサイドよりも深い力であると信じる者たちも居た。ジェダイ・オーダーのグレート・シズム(大分裂)の時、初代ダーク・ジェダイの多くはこの考えを持っており、より劣ったフォースの解釈に自らを制限するジェダイが愚かであると考えていた。よって中には知識を求めてダークサイドへ転向する者も居た。アナキン・スカイウォーカーの場合、妻と子の命を救う方法を発見する為、ダークサイドを選んだ。

ダース・カイダスダース・レヴァンの場合、ダークサイドがその時代に於ける必要悪だと考え、転向した。ダース・トラヤは、フォース全体を破壊する方法を見つける為にダークサイドに転向していた。オーラ・シングなどの場合、個人の欲求でダークサイドを受け入れたわけでなく、戦闘手段として使っていた。ダース・タロンイレク・イズマレンダース・ベインヴェストラ・カイ、マラ・ジェイドなどのように、ライトサイドよりも先にまずフォースのダークサイドに触れた人々も多くいた。実際問題、彼らの場合は、ダークサイドへ「転向」、「堕落」した訳ではなかった。更に、シェーラ・ヌールオビ=ワン・ケノービのように、愛する人を失うという個人的な悲劇がきっかけでダークサイドの誘惑を感じた場合もあった。エグザ・キューンダース・クレイトコマリ・ヴォサなどは、苦悩や窮地の時期に転向した。また、マラコアVコリバン暗黒卿の谷のような、ダークサイド・エネルギーの交差点の付近ではダークサイドに引き込まれ易い様であった。

動機とは関係なく、ダークサイドに転向した殆どの人物は、ライトサイドでは解決不可能な試練や困難に直面した為にダークサイドを選んでいた。

ダークサイドによる腐敗

NASTY BAST

数十年ダークサイドに没頭したことによって肉体が変容したダース・シディアス

強力で、麻薬の様な常用性があったダークサイドは、使用者の精神だけでなく外見にも少なからず影響を及ぼした。使用者がフォースのダークサイドにより深く入れ込むと、この憎しみの力がその肉体を腐敗させた。

多くのダークサイダーたちは、目のが変化(本来の目の色が硫黄のような黄色になった)した。しばしば肌も色素を失う事があり、肌は青白く斑となり、静脈が浮き出る様になった。髪の毛も色を失い、ダークサイダーが普通よりも早く老化しているかの様な容姿となった。更に声すらも変わってしまい、低く耳障りな印象となったのである。

一般的に、ダークサイドの影響は時間と没入の度合いによって進むもので、すぐに影響が出る訳ではなかった。ダース・ティラナスギャレン・マレックの場合、ダークサイドによる身体的な損傷は全く負っておらず、目の色も怒りを感じている時にだけ黄色に変化していた。ルーク・スカイウォーカーはダース・ヴェイダーを倒した時、一時的に激しい怒りに駆られていたがこうした影響は出ておらず、カイル・カターンジェレクデサンと戦ったとき部分的にダークサイドに踏み込んだが、やはり影響は出ていなかった。対照的に、テネニエル・ディヨダソミアの戦いナイトシスターを殺す為ダークサイドに誘惑された後、ナイトシスターと同様に顔の血管が破裂した。ダークサイダーの中には、これらと異なる影響を経験したものもいた。例えばダース・マラックは、目の色が変化し肌も僅かに青ざめたが、他に自然に説明出来る影響はほぼ無かった(ただし、顎が切断された為にボキャブレーターを使用していた)。ダークサイドに殆ど全身全霊を捧げていた人物、例えばダース・シディアスは、外見が急激に変化した。シディアスはジェダイ・マスター・メイス・ウィンドゥとライトセーバーで対決した時、身体的変化が起きた。ウィンドゥがライトセーバーでシディアスのフォース・ライトニングを偏向し、跳ね返した事が身体変化の原因となっていた。

腐敗はやがて、うわべだけでなく、直接身体能力に影響を与え、弱める事があった。オンダロンオムミンは優れたシス魔術師であったが、ダークサイドによる腐敗の影響でまともに動く事すら出来なくなり、生き延びる為サイボーグの外骨格を身に付ける必要に迫られた。こうした変化の最悪のケースは、身体だけでなく精神も完全にダークサイドに侵されたダース・ナイアリスだった。彼は命を全く省みる事の無い、完全なダークサイドの生命体へと変化していた。

使用者が人々への信頼を失い怒りに駆られた時、ダークサイドが精神により大きな影響を及ぼす事があった。アナキン・スカイウォーカーがダース・ヴェイダーとなった後、彼は妻がオビ=ワン・ケノービと共謀していると思い込み、怒りと偏った思考に駆られて、自らの妻の首をフォース・グリップにより絞め上げた。また、ダーク・ジェダイのボック・アセカジョルース・シボースの様に、継続してダークサイドへと没入する事で発狂してしまう場合もあった。

ダークサイドの腐敗の影響力は、ダークサイド・エネルギーの交差点の傍にいる者に及ぶほど強かった様である。フォースへの感応能力を持たなかったオンダロンのトービン大佐は、ダース・ナイアリスや<ラヴェイジャー>に影響を受けて狂気に陥った。

Sion Korriban

崩壊した肉体をダークサイドで保つダース・サイオン

ダークサイドは肉体を著しく破壊したが、逆にその崩壊を食い止め、長く支え続ける事も出来た。ダークサイドの憎しみに満ち、決然としたエネルギーは、通常ならば死んでいる筈の肉体を、死から免れさせられる程強力なものであった。コリバンアダス王は、ほぼ3世紀の間生き続けていた。ダース・サイオンシス大戦ジェダイ内戦に苦しみ、その外見は恰も歩く死体の様な姿へと大きく変貌を遂げていた。彼の肉は“ひび割れて傷だらけ”であり、共和国の軍医によれば、彼は“骨格に数千の骨折”があった。サイオンはダース・トラヤに対する憎しみの力により生き永らえており、不死に近い存在となるべく、更なるダークサイドの力を求めていた。ダース・ヴェイダーは手足を切り落とされた直後に惑星ムスタファーの溶岩で全身に深刻な熱傷を負ったが、ヴェイダーはマスターのダース・シディアスの手で救出され、ダークサイドの治癒能力により救われた。サイボーグへと生まれ変わったヴェイダーは、自立して生きていく為に再びダークサイドの力を利用する事となった。

ダークサイドの恐怖

ダークサイドは暗い感情と繋がりを持つ事が多々あり、ダークサイダーは銀河の人々から野蛮で凶悪であるかの様に思われていた。フォースのダークサイドへと繋がる可能性のある全ての危険要素から距離を置いていたジェダイ・オーダーは、ダークサイドの目的に強く反対していた。ルーサンの改革のあと、オーダーのメンバーをダークサイドの誘惑から隔絶する為、ジェダイ個人に対し、ダークサイドへ多くの制限が掛けられた。ジェダイ・オーダーは、恋愛感情を抱いたり家族との繋がりを持つ事、そして怒りに基づく如何なる感情を抱く事も禁じていた。個人的に深い執着を抱いていたり、愛する人の居るジェダイは、フォースの力を自分本位な自衛や私的利益、更なる力の追及に使ってしまうだろうとの考えから、こうした制限が為されていた。アナキン・スカイウォーカーは、パドメ・アミダラと結婚している秘密をパルパティーン最高議長に知られており、弱い感情的な繋がりを利用されてダークサイドに転向してしまった。

ダークサイドを受け入れた者の多くは、彼らが恐怖の結果ダークサイドに転向したと信じていた。しかしジェダイやライトサイダーを見下していた人々は、彼らが臆病で愚かだと非難した。

フリードン・ナッドやダース・レヴァン、皇帝パルパティーンなど、ダークサイドは歴史的に悪名高い人物と関連していた事が多々あったので、銀河中の多くの人々が彼らに憎しみを抱いていたとしても不思議ではない。「バイ・ザ・ダークサイド!」、「カオス・テイク・ミー!」、「ホーリー・シス!」、「ミニオンズ・オブ・ゼンダー!」など、多くの罵り言葉がダークサイドにまつわるものであった。

ダークサイド使用者の死

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ダース・ナイアリスの死体が消えうせるとき発生した闇のエネルギー

死の間際に青色のエネルギーを爆発させ、噴出させるダークサイダーが居た。4 ABY、再び転向したアナキン・スカイウォーカーによって第2デス・スターリアクター・コアに投げ込まれた皇帝パルパティーンは、以上の如く爆発した。9 ABYジョルース・シボースもマラ・ジェイドのライトセーバーで貫かれた時、青いエネルギーを爆発させた。ダース・ナイアリスジェレクといったその他のダークサイダーは、爆発はしなかったものの、死んだ時にダークサイド・エネルギーへと解体され、一切の死体を残さなかった。これらの人物がこの様に死に、ドゥークー伯爵などが普通に死んだ理由は謎である。

不思議なことに、ギャレン・マレックシャアク・ティを巨大なサルラックの口に放り込んで殺したとき、彼女はダークサイダーのそれに類似した死に方をした。ただし、ティはダークサイダーではなく、この事象がどうして起こったのかははっきりしていない。「サイド」に関係なく、より強力なフォース=ユーザーが死んだときにこうした現象が起こったのかもしれなかった。

ダークサイドの4つのステージ

ダークサイドの4つのステージは、ダークサイドに完全に転向するまでの段階についての考えを概説した、ジェダイ・マスター・トラリス・シムによる研究である。ウリック・ケル=ドローマの転向にまつわる出来事に基づき、マスター・シムは何らかの理由で、個人的動機からダークサイドに堕ちたジェダイの歴史を深く研究した。シス大戦の終結直後、マスター・シムは彼女の調査結果をジェダイの集会へと提出した。この調査結果は、ダークサイドへと堕落していく潜在的要素のサインを、マスターたちが見分ける判断基準となった。

ステージ1:誘惑

「ジェダイには用心しろ。どんなジェダイよりも強い力を身に着けたければわたしに従え。フォースのダークサイドを学ぶのだ。そうすれば死の運命にある妻を救うこともできる」
―アナキン・スカイウォーカーに対し、ダース・シディアス[出典]
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フリードン・ナッドに誘惑されるエグザ・キューン

ジェダイはフォースと調和し、自身の正しいと考えるあらゆる目的の為にそれを使える為、フォースを利己的な目的の為に使わせようとジェダイを誘惑する状況も発生しうると、トラリス・シムは考えていた。友人を救う為に急いだり、明らかな危険に直面したり、早く論争を終わらせようとする事は、マスター・シムによれば全て、始めに行動し後で考える、というダークサイドへ続く道への一歩であった。

エグザ・キューンの様なカリスマ的なナイトは、余り名誉を重要視しなかった。マスター・ヴォド=シオスク・バスの語ったダークサイドの物語に興味をそそられたキューンは、いとも容易く際限の無い力を手に入れたいとの欲望に魅了されてしまった。この力こそダークサイドのそれであり、キューンは躊躇なく他の若いジェダイたちを自らに従えた。

ステージ2:危機

マスター・シムによれば、性急で優柔不断なジェダイは彼ら自身に大きな災いをもたらしかねなかった。また、ダークサイドへと通じる“近道”がジェダイをライトサイドへと向け直す道にも繋がっていると考えるジェダイは、自分自身に嘘をついているだけであった。正しいと考える事を、必要な如何なる方法を使ってでも達成しようと云う考えにジェダイが縛られてはいけないと、シムは考えていた。また彼女は、力を得る手段として自らを取り囲む闇を受け入れた場合、次のステージはその人物の懸念に影響しなくなると考えた。ジェダイ・ナイトのアナキン・スカイウォーカーもこの様に矛盾とぶつかった。間近に迫った死から妻を救う為、スカイウォーカーは堕落せずにダークサイドの強力な力を手に入れる事が出来ると信じ込んだのである。スカイウォーカーは、ダークサイドを善をもたらし得る力として受け入れた為、完全に転向してしまった。彼また、エグザ・キューンやウリック・ケル=ドローマの様に完全にダークサイドの策に屈し、ダース・ヴェイダーとなった後、アナキンはフォースにバランスをもたらすため再転向しなければならないとは考えなかった。

ステージ3:屈服

「教えに従うことを固く誓います」
「よろしい。それでよい。そなたは強いフォースの使い手。必ずや無敵のシスとなるであろう。今日からはこう名乗るがよい。ダース・・・ヴェイダーと」
―スカイウォーカーにシスの名を与えるダース・シディアス[出典]
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ダース・ヴェイダーの誕生

マスター・シムは、一度闇の道を受け入れたジェダイは、彼らの手段には疑問の余地が無いと目的を正当化すると考えていた。シス内部に潜入してシスを倒そうとしたり、愛する人をシスから救おうといった動機から、有名な数人のジェダイが望ましい結果に基づく彼らの行動を正当化していた。この時点で、ダークサイドへの転向はほとんど完了している。

また、ライトサイドから離れて彷徨っていたジェダイが、突然その愚かな決断に気づく場合があった。マスター・シムによれば、こうしたジェダイは再転向に近い所にいた。所有するシス・ホロクロンの影響でダークサイドに屈したジェダイ・マスター・アトリスは、ジェダイ・エグザイルと激しく対立した後、ライトサイドに帰還した。エグザ・キューンなどの一部のジェダイは、ダークサイドの力が人を魅惑すると分かった上で、それに完全に屈服していた。マスター・シムは彼らが正当なジェダイでなく、既に逸脱したジェダイだとしていた。こうした離反者たちを再び受け入れるか、或は排除するかがジェダイの責任となったのである。

ステージ4:贖い

トラリス・シムは、ダークサイドによって僅かに堕落しただけのジェダイは瞑想、熟考、赦免 を通した後の行動で贖罪する事が出来ると信じていた。また彼女は、例えダーク・ジェダイであっても、適切に償いさえすればライトサイドへ帰還する資格があるとも考えた。更にマスター・シムによれば、ダークサイドの力を使わずに英雄的で献身的行動を再転向したジェダイこそ、真にライトサイドへと再転向したジェダイと云う事であった。誰かの命を救う為の行為(例えば皇帝パルパティーンを殺して息子を救ったダース・ヴェイダー)、間違いを正すための手助けをする行為(例えばエグザ・キューンを倒す手助けをしたウリック・ケル=ドローマ)も、完全に献身的な行為と言えた。こうした事はよく起きたが、多くの場合ダーク・ジェダイは完全にライトサイドに帰還する事を拒否した。マスター・シムは、完全に力を放棄したがらないダーク・ジェダイたちがなかなか再転向出来ない点に注目していた。

マスター・シムの研究後、ティオン・ソルサーはシムが新世代の特定のジェダイ、即ち堕落し、再転向して仲間から帰還したと認められたジェダイをどのように見るかに興味を持った。ティオンはアナキン・スカイウォーカーやルーク・スカイウォーカー、キップ・デュロンたちのダークサイドへの経路の報告を作り上げたが、マスター・シムの対話式ホロ記録と同じ意見だったのは3つのステージまでであった。シムの記録は、ダークサイドの影響を受け罪の無い人々を殺したジェダイは、再転向出来ないとしていたのである。

ダークサイドの出現

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モーティスダークサイドの井戸

ダークサイドは多くの異なった方法で自ら姿を現す事で知られていた。ときには、フォースの根源とされた生命を持たない形で出現する事もあった。ダークサイドの影響が強い場所はしばしばダークサイド・ネクサスと呼ばれ、そこで多くの異なる出来事が発生した結果である可能性があった。こうした場所は、付近の物体にダークサイドのオーラを深く浸透させる事が可能なほど強力であった。

惑星コリバン暗黒卿の谷も、永らくシスや彼らの霊たちが滞留していた為にダークサイド・パワーのネクサスとなっていた。特に谷の中の霊廟はダークサイドのエネルギーが飽和状態であり、内部の遺物を永久的にダークサイドのオーラで覆っていた。これらの霊廟やディクサンフリードン・ナッドの霊廟の中では、ダークサイドは目に見えるエネルギーの澱みになる事が知られていた。この澱みは近くを通りかかったものを闇のエネルギーへと沈めて誘惑し、ダークサイドの更なる深みへと押し込んだ。

その他のダークサイド・ネクサスには、惑星ヴジュンがあった。29 BBYに惑星を襲った広範囲にわたる精神病に起因する惨事の結果、この惑星はダークサイドが強かった。ミディ=クロリアンを操作する研究の結果、惑星の人々は狂気に至り、互いに殺し合って惑星を荒廃させたのである。惑星ビィスは、ダース・シディアスのクローンの存在や、その錬金術の実験の場とされた為に、ダークサイド・ネクサスと化した。ジェダイ・マスター・ヨーダは、闇のエネルギーが暗い未来のヴィジョンを発生させる惑星ダゴバダークサイドの洞窟を、ルーク・スカイウォーカーの試練の場とした。

ダークサイドは人物や物体を中心に存在する事もあった。シスの暗黒卿ダース・シディアスはダークサイドのネクサスが彼の後を追うほど、ダークサイドの中で強力な存在であった。多くのシスにも同様の事が言え、バスティラ・シャンは<リヴァイアサン>に接近して来たダース・マラックの闇のエネルギーを感じ取る事が出来た。シス・ホロクロンラグノスの笏などと云ったシスの遺物も同様に強力な闇のパワーを秘めていた。

フォースの傷

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フォースの傷、ダース・ナイアリス

フォースの傷とは、突如として多くの命が失われた結果として起こる現象である。フォースは生命に由来する為、ショックを受け傷を負った時、周囲の場所や人物に影響を及ぼす事があった。フォースの傷は決して癒える事は無く、かつて存在した筈の空洞を埋めようと、生命に飢えていた。フォースの傷に接触した生命には深刻な有害現象が起こる事があり、腐敗してしまったり、或は貪り喰われてしまったりした。これらの傷に近い領域は急速なダークサイドへの転向を引き起こす事があった。有名なフォースの傷には、マラコアVジェダイ・エグザイルダース・ナイアリスなどが挙げられる。

マラコアVはかつてシス帝国の所有していた農業惑星であった。マンダロリアン戦争の際、ジェダイ将軍レヴァンはマラコアV上空に共和国の艦隊を集結させた。しかしこの惑星はマンダロリアンにとってタブーであった。戦いを止める事が出来ず、マンダロリアン艦隊は攻撃を行い、残忍に闘った。しかし、ベイオ=デュアが設計した超兵器マス・シャドウ・ジェネレーターを担当するあるジェダイの将軍に、それを起動して惑星の重力で全艦隊を撃滅する様命令が下された。何千もの宇宙船が惑星の地表に衝突し、破壊される事となった。惑星の外層は粉々となり、夥しい残骸がそれを取り囲み、無数の死んだ小惑星が宇宙空間を浮遊する事になった。

このジェダイの将軍は、彼女が引き起こした何千もの死という経験にフォースの中で耐える事が出来ず、フォースから自分自身を切り離し、彼女の中に傷を創り出した。後にジェダイ評議会の前で裁判を受けた時、マスターたちは彼女が感じる空虚について述べ、フォースの中の死を覗き込んでいるかの様だと語った。

マラコアVでは、ダース・ナイアリスという別のフォースの傷も誕生した。彼はダークサイドに完全に心身を貪られていた、強力な傷だった。ジェダイとフォース=センシティブを糧にする為、彼は銀河系を放浪した。彼は惑星カターの全ての生命を滅ぼす事すらでき、近くにいる者の生命をゆっくりと吸収した。絶えずフォース=センシティブを追い求めた彼は、やがてロード・オブ・ハンガー(飢えの主)の称号を得た。

ダークサイドの長所と短所

Battle of Pinnacle Base

最も強力なダークサイド技術のひとつ、フォース・ストーム

「ジェダイは理解を通じて力を手にする。ところが、シスは力を通じて理解を手にするのだ。シスのほうが昔からジェダイよりも強いのは、そのためなのだよ」
パルパティーン[出典]

ジェダイと、その闇の敵対者の間で行われる議論の最も一般的な論点は、ダークサイドによって生み出される力の強さだった。ダークサイダーの最大の主張は、闇の力の方がより強力であり、より暗い感情が彼らの力を増大させ、他のフォース使用者より優位に立つ事が出来るというものであった。ライトサイドを支持するジェダイやその他の組織は、ダークサイドが力への近道だが、苦しみと破壊をもたらすだけだと主張した。ダース・カイダスのように、ダークサイドに転向した多くの者が、フォースの抑制力を前進させたのは確かである。多くのものは、破壊をもたらす驚くべき妙技を繰り出せる様になった。例えば恒星超新星に変えたり、カターの破壊フォース・ストームなどの、ひとりの人物の力とは思えない様なものがあった。シスはしばしばダークサイドを使わないジェダイが愚かだと主張し、ダークサイドこそ強力なフォースの側面だと考えていた。ダークサイドはフォース・ストームのような、より明白な力を生み出す事が出来、ジェダイも同じだけの力を生み出す事は可能であったが、彼らはその哲学に従い、頻繁にこうした力を使わなかった。ジェダイは貪欲と飢えがダークサイドに繋がる道と考えていたのである。

実際、こうした強力な力は代償が伴っていた。ダース・ナイアリスはダークサイドの力の為に、その人間性と肉体を失ってしまった。幾度と無く甦ったダース・シディアスは、かつてストームを制御出来ずに命を落とした事があった。ダークサイダーたちは力の頂点に一度達してしまうと、それを制御出来なくなる様だった。

ジェダイ・マスターヨーダは、ダークサイドが戦闘中に素早く使用者を助け、同時に大きな効果を持っていた事に注目していた。ルールの任務中、若いダーク・ジェダイ、アサージ・ヴェントレスは3人のジェダイの攻撃を躱し、ひとりを殺してひとりをダークサイドに転向させる事に成功した。共和国の捕虜になったヴァイスロイヌート・ガンレイを助けようとした時、ヴェントレスは多数のクローン・トルーパーを殺害して<トランクィリティ>を不能にし、ルミナーラ・アンドゥリアソーカ・タノから逃れた。最高議長パルパティーンはダークサイドの力を呼び出して、あっという間にジェダイ評議会のメンバー3名を殺害し、4人目を殺すためアナキン・スカイウォーカーを誘惑する事に成功した。スカイウォーカーもまた、ダース・ヴェイダーとして、ナイトフォール作戦とその後のジェダイの粛清で多くのジェダイをひとりで単独で倒した。こうした人物の示す戦闘の才能は、道徳的な制限が彼らに欠如していた結果かもしれないが、ダークサイドそのものも彼らに残忍さと決断力とをもたらしていた。

ジェダイを有利にしていたダークサイドの明白な弱点は、それに敵対心が必ず付きまとうことだった。結束したシス卿たちは、全員が絶えずより大きな力を求め、周囲を支配しようとした為、遅かれ早かれ互いに反目しあう事となった。そのため、彼らは本来の敵を滅ぼすことが出来なかった。ダース・ベインが導入した2人の掟はシスを人数を大幅に制限する事によって、この弱点を利点に変えようとする試みであった。同時期に存在するシスの数を師弟ふたりまでと定めたこの掟の特徴は、最終的に弟子が師匠を殺して世代が交代する事であった。しかし、この方法もふたつの可能性の為に問題を引き起こした。

第一にベインは、弟子の訓練に失敗したシスに、次の弟子を訓練する為の余生が残らない可能性について説明していなかった。ベイン自身、弟子のダース・ザナの訓練に失敗したと考えたとき、新しい弟子を育てる時間を得る為、不死の力を得ようと試みていた。この時はベインの懸念は杞憂であった事が明らかにとなった。なぜなら、ザナは間も無く師のベインを倒す事に成功したからである(ただしこれは2人の掟の最大の問題を浮き彫りにした)。第二に、ダークサイドから転向したシス卿がもう一方を殺してしまう(シス・オーダーがほぼ確実に壊滅してしまう)可能性が全く考慮されていなかった。これらの理由から、ベインの掟はワン・シスでは廃止されていた。

繰り返し例示されたダークサイドの別の致命的弱点は、誇りや怒り、恐れといった、力を高めはするものの判断を曇らせる負の感情に依存していた事による、集中力の欠如だった。ダークサイダーたちは勝利が確実であるかに見えるような時も、彼ら自身の傲慢さが原因で敗北する事があった。オビ=ワン・ケノービダース・モールやダース・ヴェイダ―と戦った時、どちらの戦いでも圧倒されたにも関わらず、最後には勝利を収めた。ダース・マラックも同様に、スター・フォージから巨大な力を得ながら、レヴァン敗北した。アナキン・スカイウォーカーに脅威を感じたドゥークー伯爵は、そのプライドによってスカイウォーカーの力を見誤り、敗北する事となった。このように、ダークサイドはより具体的な種の力を提供する様である。ライトサイドが理解力と云った繊細な力を提供する一方で、ダークサイドは直接的で身体的であり、その影響で、使用者がしばしば理解力を欠いて相手を過小評価し、結果として死に至る事があった。

シスの例から判る様に、ダークサイドの訓練方法はしばしば残酷なものであった。これはジェダイとの対決に至る前の段階で、弱いダークサイダーが死んでいた場合があった事を意味する。これは、シスがジェダイと対決した時、勝利する確率の高かった理由の説明になる。ただし、ジェダイとシスの間で行われた殆どの戦争で、ライトサイドの従事者が勝利を収めている。これは、ダース・シディアスが粛清を行うまで、ジェダイの数がシスよりも多かった事にも起因している。

ダークサイドの力

KraytAzlynElectrocuted

フォース・ライトニングを受けるダース・クレイトアズリン・レイ

Blue Glass Arrow 詳細はフォース・パワーを参照

フォースのダークサイドを使うものは、多くのフォースの能力をより簡単に使う事が出来た。また、ダーク・ジェダイにしか使えないフォース・パワーも存在した。ライトサイドのジェダイも幾つかのダークサイド能力を使う事が出来たが、殆どのジェダイは攻撃的、破壊的、或は強力な操作性を持つ傾向にあるダークサイド能力の使用を好まなかった。例えばルーク・スカイウォーカーは、ジャバの宮殿フォース・チョークを使った。彼は武装していなかったものの、ジェダイがこの能力を使った前例は殆ど無かった。ルークはまた、ダークサイドの最も象徴的な能力であるフォース・ライトニングを使ったことでも知られる。一般的にフォースのダークサイドと関連した力は以下の通りである;

Sith monsters

シス錬金術で生み出されたモンスターたち

全てのダークサイドの力が邪悪な特徴を持っていた訳ではなく、ダース・サイオンダース・ベインダース・ヴェイダーは、憤怒の感情を利用して傷を治療した事があった。

シスの力

Blue Glass Arrow 詳細はシス錬金術シス魔術を参照
「ダース・プレイガスはシスの暗黒卿だった・・・とても強く、とても聡明だった・・・彼はフォースを使ってミディ=クロリアンを操り、命をつくりだすことができた」
パルパティーン[出典]

ダークサイドを専門としたカルトはシスの他にも存在したが、ダークサイドによる力の蓄積や、その他多くのダークサイド・パワーは彼らだけが使うものとして知られていた。古代の悪名高いシス錬金術によって彼らはモンスターなどの脅威を生み出す事が出来、シス魔術はダークサイドの精神操作や身体現象に重点を置いていた。

Sith Ghost JATM

複数の人物を滅ぼすシスのフォース・ゴースト

シス錬金術は、数千年に亘って銀河系に恐怖をもたらした怪物やクリーチャーを創り出した。ジェダイ・オーダーを追放されたダーク・ジェダイ、ゾーザーンカーネス・ムーアアジャンタ・ポールらによって創始されたシス錬金術は、世界の下からやってきたビヒモスリヴァイアサン・モンスター、バトル・ヒドララクオルシス・ウォー・ビヒモスなどを生み出した。シクティス戦争ベリア・ダーズの名を有名にした怪物、テクノビーストもこの古代の知識によって創り出された。エグザ・キューンはこの力に精通し、ヤヴィン4マサッシ戦士の生き残りを突然変異させ、テレンタテクを生み出した。その数千年後、ダース・プレイガスがこの能力をマスターし、新たな生命を生み出す事に成功する。彼の弟子、ダース・シディアスもシス錬金術に熟練しており、クリサライドを生み出して『暗黒面概説』の第3巻『怪物の創造』を著した。

シス魔術は敵を操り、脅迫する方法として代々使用されていた。普通のフォース・パワーとは違い、シス魔術は呪文や儀式を必要とし、個々の力を「スペル(呪文、魔法)」と呼んだ。スペルはしばしば幻の創造や敵を攻撃したり混乱させたりする為に使用された。アリーマ・キートは優れた魔術の能力を持ち、スペース・グレイザーの群衆を創り出し、コロス・メジャーで共和国艦隊を攻撃した。ダース・ザナもシス魔術の達人であり、拷問の為、しばしば敵の最も恐れている事を呼び起こしていた。シス魔術は使用者の力を増大させるため、護符(アミュレット)やお守り(タリスマン)を必要とした。数千年の間カーネス・ムーアの霊を収納していたムーア・タリスマンの創造にも、シス魔術が関わっていたと思われる。また、魔術はフリードン・ナッドの霊の様な、古代ダークサイドの精神を呼び出す助けにもなった。

ダークサイドの組織

ダーク・ジェダイ

SWTales17-FC

様々なダークサイドの従事者たち

Blue Glass Arrow 詳細はダーク・ジェダイを参照

最も古い歴史を持つダークサイドのカルト、ダーク・ジェダイは、フォースのダークサイドを使う事から邪悪だと考えられていた。初期のダークサイドのナイトは、異端のジェダイ、ゼンダーが形作ったレットウ軍団である。この軍団は、共和国誕生の500年後にジェダイ・オーダーによって滅ぼされた。それから何千年も後、ダーク・ジェダイは錬金術の知識で武装し、百年の闇で再びオーダーと戦うべく姿を現した。その名が示す通り、この紛争は丸々1世紀の間続き、結果的にダーク・ジェダイが敗北してオーダーから追放されることになった。次の再起はダーク・ジェダイのギャングたちが宇宙タービンとして知られる古代の超兵器を支配しようとした時に発生した。これはヴァルター星系破壊という結果に終わった。ジェダイ内戦中、ダーク・ジェダイは訓練中のシスとしてレヴァンの帝国へと加わった。ルーサンの改革以前の銀河では、ダーク・ジェダイの問題が絶えず、中には大いなる力を求めているに過ぎない者が、シスを名乗ろうとする事もあった。彼らがシスを主張し続ける中、本物のシスは100年後に姿を現した。クローン戦争中にはダーク・アコライトとして知られるダーク・ジェダイのグループがシス卿のオーダーに仕え、ジェダイ・オーダーに対抗した。ダーク・ジェダイの混血たちはダークサイド・アデプトと呼ばれ、銀河帝国の時代に、ジェダイに取って代わって同じくシス・オーダーに仕えた。後に、ダース・カイダス銀河連合自由同盟を乗っ取った際、ダーク・ジェダイたちがルミヤのシスの下で仕えていた。

シス

Blue Glass Arrow 詳細はシスを参照
EVILBastards

ダークサイド・カルトの中で最も悪名高いシスは、ジェダイを壊滅に追いやり銀河系を支配する事を熱望したフォース=センシティブのセクトである。その起源は惑星コリバン出身の種族であり、百年の闇を生き残ったダーク・ジェダイから形成された。未知の領域へ追放されたダーク・ジェダイたちは、コリバンに着陸した後、力と「魔法」によってシス族から崇拝されるようになる。彼らはシス卿を名乗り拡大し、帝国を樹立した。帝国はやがて壊滅するが、シスの宗教は残り、長年にわたり様々な形態を取った。例えばシス三頭政治シス卿のオーダーワン・シスなどが挙げられる。

また、シスはダークサイドの達人、ダークサイド・パワーの頂点と考えられていた。彼らはシス錬金術シス魔術を駆使してダークサイド・ミュータントをつくり出すことが出来た。カルトのリーダー、シスの暗黒卿はダークサイドそのものの化身と考えられ、ダークサイドの全ての力は彼あるいは彼女から流れ出るものとされていた。

こうした多大な影響力を持つシス宗教は、シスでないが事実上シス・オーダーに属する多くのカルトを動かしていた。これらのカルトはシスの支持者やシスの記憶や教えの延長に打ち込むフォース=センシティブで構成されていた。ナッド教徒ラグノスの門弟クラースなどがこうしたカルトであり、彼らはジェダイの根絶とシスによる銀河の究極的支配を求めていた。

無限帝国

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ConstructionOfTheStarForge

無限帝国レホンラカタによって設立された、知られている中で最も古い銀河政府である。ラカタはフォースの力で動くハイパードライブを発明した後、やがて銀河系の横断に成功する。星々の探査中、彼らは幾つかの原始的種族に出くわし、彼らと協力するのではなく、彼らを支配する機会と考えた。ラカタは多くの惑星を征服し、その住民であるデュロスクマムガーセルカスウーキー人間などを隷属させた。彼らの影響力と領土は無限のように思われ、ホノーグルなどに彼らが建てた寺院はクローン戦争の時代にも見る事が出来た。彼らはシスのアダスホロクロンを創るよう教え、コリバンの支配権をも奪おうとした。彼らは追い払われたが、戦いの結果無敵と考えられたアダスは命を落とした。ラカタはまた、銀河の自然史にも大きな影響を与えており、キャッシークのロシュアの木などの巨大植物、タトゥイーンジャワタスケン・レイダークマムガーの反乱へのラカタの激しい対処によって、タトゥイーンは砂漠の惑星になった)がその例であった。

その全盛期、ラカタはダークサイドの力から供給し、軍艦とウォー・ドロイドの艦隊をつくり出す巨大宇宙ステーション工場、スター・フォージを建造した。しかしスター・フォージはその建造者と帝国を更に堕落させ、大規模な奴隷の反乱とラカタだけに感染する疫病が発生する。疫病によって彼らのフォースとの繋がりが失われ、無限帝国は崩壊した。彼らが故郷へ退いた後、その遺産は後の銀河の征服者が発見するまで、銀河のいたるところに残された。

ダークサイドの預言者たち

Prophets

ダークサイドの預言者たちは、シス卿ダース・ミレニアルドロマンド・カスで設立したダーク・フォース宗教の聖職者である。ダーク・フォース・テンプルに本拠地を置いていた預言者たちは、未来の出来事を占うためフォースのダークサイドを深く探っていた。このグループはクローン戦争前にパルパティーンによって発見され、彼の銀河帝国の手助けをする事となった。このシス卿はカダーン最高預言者とし、新しい部下を皇帝の魔術師と呼んだ。銀河帝国が台頭した後、預言者たちは力を付けていき、パルパティーンに近いアドバイザーとして仕えた。

しかし、パルパティーンに近づきすぎたことで預言者たちは分裂する事となり、何人かは帝国に忠実なまま残り、他の者たちはボスザーダのカダーンに加わった。カダーンが見たエンドアの戦いのヴィジョンをパルパティーンが退けた後、分裂が始まり、皇帝は帝国情報部と数人の変節した預言者とともに新しいプロパガンダ宗教、ダークサイドの教会を設立した。エンドアでパルパティーンが死んだ後、皇帝の手だったルミヤダーク・レディ・オブ・ザ・シスとなった。彼女は弟子であるカノア・ジャックスと共に生き残りの預言者の排除を試み、アズラケルをボスザーダへと派遣した。

バンド・ゴラ

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Vosawindow

バンド・ゴラナブーの侵略の時代に脅威となった、ダークサイドを崇拝するカルトである。彼らは惑星バルティザーに激しい攻撃を仕掛け、共和国がジェダイに助けを求めるころには勝利を掴む寸前であった。特別部隊がバルティザーに駆け付けたが、ジェダイの任務は失敗に終わった。

戦いの中でふたりのジェダイが死に、バンド・ゴラは3人のジェダイを捕虜として捕まえた。人質のうちのひとりは、ナイトからジェダイ・マスターに昇格したばかりのドゥークーパダワンコマリ・ヴォサだった。既に闇の道を歩んでいたヴォサは、捕虜として拷問されていた時にダークサイドに転向した。彼女は拘束を逃れる事に成功し、彼女を捕えた者と、仲間のジェダイの捕虜を殺害してバンド・ゴラの支配権を奪った。コルマの墓地の月を本拠地に、ヴォサは銀河を支配する計画を実行に移した。彼女は人々を洗脳してカルトに加える為、銀河で最も一般的な麻薬、デス・スティックを利用した。ヴォサにとっては不幸な事に、バンド・ゴラはダース・シディアスの注意を引き、彼の銀河系支配計画に対する脅威と見做された。彼の弟子、ダース・ティラナス(ヴォサのかつての師、ドゥークー)は、ヴォサの首に賞金を懸けた。バウンティ・ハンタージャンゴ・フェットがヴォサを倒し、バンド・ゴラは壊滅した。この活躍によって、ジャンゴ・フェットは共和国グランド・アーミーへの遺伝子提供者として相応しい事を証明した。

ナイトシスター

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Nightsisters NEGTF Full

ダソミアの魔女は惑星ダソミアの部族ごとに組織化された、フォース=センシティブの女性たちだった。多くの異なる部族が異なる規律と法を採用していたが、どの部族もダークサイドの使用を禁じていた。フォースのダークサイドを使った者たちは部族から追放され、ダソミアの荒野を彷徨う事となった。旧共和国が弱体化していった時代、ふたりの追放者、ゲッゼリオンバリサはダークサイドを専門とする新しい魔女の一派を結成する為に他の追放者たちを集めた。女戦士と魔女で構成されるこの新しい部族はナイトシスターとして知られる様になる。

ダソミアを通過する事が出来る者など殆ど居なかった為、銀河系に於いてナイトシスターは珍しい存在だった。ナイトシスターのミゲラブラック・サンヴィゴアレクシィ・ギャリンボディガードとして仕え、シャラルはエンドアへと旅した。他にも、数人のシスターがクローン戦争中に独立星系連合に加わっていた。銀河帝国の時代、ゲッゼリオンはダソミアから離れる事を望み、パルパティーンと手を結んだ。しかしパルパティーンは彼女の力を恐れ、彼女や他のナイトシスターを惑星の外に出す事を許さなかった。魔女はダソミアに収監され、孤立し始める。多くのシスターが刑務所から脱獄したが、惑星から脱出することは出来なかった。後にゲッゼリオンは帝国の軍将ズンジとの取引を仲介しようとしたが、騙されて部族は破滅する事となった。

タンドの魔術師

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Sorcerer of Tund EGF

タンドの魔術師は、追放されたシスの魔術師を起源に持つ、惑星タンドのフォース=センシティブのセクトである。彼らが接触した事のある他の種族は無限帝国のラカタだけであり、全ての魔術師がフォースの感応能力を持っていた。魔術師たちがタンドを離れる事は滅多に無かったが、装備を隠す事で知られており判別は可能だった。彼らはフォースを“ユニティ”と呼び、ジェダイと接触したとき、彼らに加わる事を拒否した。魔術師はフォースの研究によって狂気に至ってしまう事で知られていたが、複雑な幻を創り出したり、変身する事が出来る彼らのフォース・“マジック”能力を否定する事は出来なかった。

やがてカーナック・テツが魔術師を率いるようになり、シス大戦後に恐怖の統治が始まった。その後、ジェダイは魔術師がダークサイドに堕ちない様監視したが、共和国の晩年には監視を止めていた。魔術師に加わったロクール・ゲプタは彼らの秘密を学び、その後彼らを殺して魔術師を壊滅させた。

登場作品

参考資料

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ 全史』に基づく。

関連項目

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