フォース
出典: Wookieepedia
- 「惑星を破壊する力といえども、フォースに比べれば取るに足らん」
- ―ダース・ヴェイダー[src]
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[編集] フォース
- 「大きさなど関係ない。わしを見ろ。小さいから弱いか? わしにはフォースがついておる。強い味方じゃ。生命がフォースを生み出し、育てる。そのエネルギーはわしらを取り囲み、結び付ける。わしらは輝ける存在じゃ、肉の塊ではない。わしらを取りまくフォースを感じるのじゃ。ここにも、おまえとわしの間にも、あの木にも、岩にも……どこにでもある。そう、大地とあの戦闘機との間にもある」
- ―ヨーダ[src]
- 生まれつきフォースに敏感な者は目には見えないこの「エネルギーの流れ」を感じ制御して操作する事が可能である。ルーク・スカイウォーカー、ヨーダ、オビ=ワン・ケノービ、クワイ=ガン・ジンなどのジェダイはフォースを使って正義を行う。彼らの用いるフォースは「ライトサイド(光明面)」と呼ばれる。一方でダース・ヴェイダー(アナキン・スカイウォーカー)、ダース・シディアス(パルパティーン)、ダース・モールなどのシスの暗黒卿やアサージ・ヴェントレス、ジョルース・シボース等に代表されるダーク・ジェダイは己の欲求を満たす為にフォースを悪に用いており、そのフォースも怒りや憎しみによって引き出される「ダークサイド(暗黒面)」のフォースである。
- 『エピソード1』では、生物の細胞中に含まれる共生生物ミディ=クロリアンの値がフォースの強さに影響を持つことが示唆されており、各個人の扱うフォースの強さは生得的な要素が大きいと考えられる。
[編集] フォース~謎に満ちた神秘のもの~
[編集] フォースの影響
- フォースは銀河の太陽や惑星、生物そのものと同じく、自然の秩の一部だ。生存するあらゆるものから生み出されるエネルギー場は、すべてを包み込み、浸透し、銀河をひとつに結びつける。この謎の力を使う者にとって、フォースは偉大な事柄である。銀河の歴史が始まって以来、銀河に起こる善悪あらゆる出来事に、フォースは影響を及ぼしてきた。
- それはあたかもリアルスベース(通常空間)で実体が影をつくり、ハイパースペース内で重力井戸が影響を与えるように、あらゆる生命体はフォースに影響されている。フォースが弱い者はほとんど影響を受けすにいるが、一方で、フォースを強く知覚する数少ない者にとって、これはのろしのような存在であるといえる。
- フォースに帰依する者の多くは、一生涯を費やしてフォースを学ぶが、それでもフォースは漠として謎のままだある者には、フォースはあらゆる創造物を代表する知覚力のないエネルギー場だ。別の者にとってはフォースは無限で不滅、あらゆることを知るための未知の存在である。どちらの考え方も、フォースを「想像を絶するもの」ととらえていた。
- フォースこそが、銀河の万物のバランス(均衡)を左右するものだということは確かだ。フォースは生と死、創造と破壊を具現する。フォースにはライトサイド(光明面)とダークサイド(暗黒面)があり、ライトサイドは平和、希望、約束を示し、ダークサイドは恐怖、怒り、堕落を示す。この2つの面は常に存在し、銀河内、そしてひとつの生命体内で、絶えずバランスをとろうと争っている。
- 歴史を通し、どちらかの面が一時的に突出することがあった。古代のシス大戦は銀河に破壊と絶望の時代をもたらし、その問にダークサイドが再び隆盛したが、旧共和国時代の大半は、ライトサイドが優勢だった。しかし、最も新しいところでは、旧共和国の崩壊と帝国の勃興に伴い、新たなフォースの乱れが起こり、ダークサイドが勝利した。そして、ダース・ヴェイダーと化したアナキン・スカイウォーカーが、再びアナキンに戻ったとき、フォースにバランスがもたらされたのである。
[編集] フォースの両面
- フォースはありとあらゆる方法で生命体に影響を及ぼす。フォースを理解できる者は、その流れを感じ取り、多少なりともフォースを使うことができる。
- しかし、こうした者のほとんどはその能力を正しく把握できず、直接フォースをコントロールできない。一方、フォースを敏感に感知して研究し、本来の能力を強化するエネルギーを引き出せるようになる者もいる。数千年を経るうちに、彼らが発見したことは規範となり、その教え子たちがフォースを使い、超自然の力を得られるようになった。それが、ジェダイとシスの暗黒卿、ダソミアのナイトシスターやタンドの魔術師などだ。彼らの中には、フォースという名称を使わす、使い方が異なる文化圏の「フォースの使い手」も少なくない。
- フォースを使う者は、一様に厳しい修行が義務づけられている。しかしそれぞれの修行には大きな違いがある。ジェダイの修行の大部分は、弟子を厳しいライトサイドの道を歩ませることに専心し、対するシス信奉者は絶えずダークサイドに引き込むようにする。
- ダークサイドには誘惑の力があり、あらゆるフォースの使い手を惹きつける。ダークサイドを学べば、ライトサイドより早くフォースを使えるようになる。常にダークサイドの誘惑にさらされるジェダイは、その破滅的な影響を受けないように抵抗する。ダークサイドの扉を開くカギは、「恐怖」である。恐怖はいつしか怒りへと変わる。怒りは知覚生物ならだれしもが持つ感情だ。
- 怒りに身を任すと堕落に加速度がつき、憎悪・苦悩へと至る。ダークサイドは強力な力でフォースの使い手を邪悪な暴君へと変え、彼らは完璧にダークサイドに身を捧げる。しかし、その代償は高く、長い目で見ると、ダークサイドの使い手は肉体が衰えるにつれて、当然、体力も弱まっていく。
- ライトサイドのすぐれた使い手、ジェダイはフォースを知識の源、防衛手段として活用する。ジェダイはあらゆる手を尽くしてダークサイドを避けるように修行を積み、フォースを攻撃には使わない。対照的に、シスはあらゆる機会をとらえてダークサイドを追求し、敵対者にその力を使い、憎悪と邪悪な心を育てる。
- 古代のジェダイ規範は若きジェダイがダークサイドに陥ることを防ぐために定められ、ジェダイの師により、数万の新参者に伝授された。規範、非暴力哲学、感情の抑制を理解することは、ジェダイがフォースを修得する重要なカギのひとつたった。
- オビ=ワン・ケノービとヨーダは、ジェダイ規範をルーク・スカイウォーカーに説き、現在、この知識こそ、ジェダイ・アカデミーの訓練の基礎になっている。
[編集] フォースの訓練
- フォースに敏感なもののうち、ジェダイになる意志を持つものは、訓練を受けることによりジェダイになることが出来る。その訓練は3つの段階を中心とされる。
- 最初の段階では、フォースに近づき、使い、さらに自分の持つ自然の力を向上させる。これには力の調整や戦闘技術を磨くこと、他のフォースの使い手から自分を守る方法、隠す技術、それに自己治療が含まれる。瞑想や精神統一の過程において、優秀な者は自分の中にフォースを持つ者となる。
- 2番目の段階では、銀河を結び合わせている全体的なフォースと自分とを結びつける。また、フォースの干満を理解することにより、離れた場所や時を意識することができるようになる。練習を積めば、フォースを使う者は離れた場所、あるいはもっと遠いところにいる者を認識することもできる。こうした感覚は、視覚や聴覚と同じように自分のもうひとつの感覚として身についてゆくのだ。
- 3番目の段階では、自分の周りにあるフォースを操ることを覚える。フォースで生き物や物質をつかむことができ、それを持ちあげたり動かしたりすることもできる。フォースをぶつけて敵を倒すことも可能だ。そしてエネルギーを自分の体の周りに集め、物理的には不可能な速さで充電することもできるのだ。また、フォースを使って他のフォースに敏感な者たちとコミュニケーションをとることもできる。
[編集] フォースの葛藤
- フォースの力を知るようになったフォースの使い手には、もっと簡単な道を行こうという誘惑が待ち構えている。フォースの内面について学ぶこの時期に、ダークサイドの誘惑が顔を出すことが多い。
- 多くの者は、他人の運命や命を文字どおり自分の手で動かせることに混乱する。この時期、ジェダイ・マスターや指導者、教官は自分の弟子に危険な兆候がないか、非常に注意深く見守る。一方、ダークサイドの使い手はフォースの訓練生に対し、磨かれつつある自分の力を利用するように、そそのかす。
- 旧共和国はジェダイの技術を育んできた。古代のシスの技はとっくに滅んだと思われていた。この問、ほとんどの人々はフォースに対して畏敬の念を持ち続けた。ところが帝国はその全盛期に、フォースそのものに対する人々の信頼を失わせる方策をとった。フォースは、ほんの数年の間に時代遅れの神話のように嘲笑の対象になってしまった。
- しかし、フォースの脅威を充分に知り尽している皇帝パルパティーンはジェダイの粛清を行った。フォースの素質を持つ兆候のある者は捕まり、抹殺された。ヤヴィンの戦いの前まで、すべてのジェダイは皇帝の手先により虐殺された、そう思われていた。
- パルパティーンは歴史上、最も強いフォースの使い手のひとりだった。だが、彼は信頼できる数人を除いてそのことを隠していた。
- 彼の在位中、ヨーダやオビ=ワン・ケノービなど、他のフォースの使い手は身を隠すか、あるいはダース・ヴェイダーのように皇帝に仕えるかのどちらかだった。ヴェイダーのフォースに対する執着は、ときとして、帝国の高官に嘲られた。ダークサイドの怒りに身を任せ力を得たヴェイダーは、そうした者たちに対し、フォースが時代遅れのものではないことをしばしば思い知らせた。
- 帝国が倒された後、ヨーダやオビ=ワン・ケノービからジェダイの精神を引き継いだルーク・スカイウォーカーの指導のもとに、ジェダイ騎士団が復活し、フォースは再び社会で認められるようになった。しかし、新共和国の市民の中には、いまだにフォースの使い手に対して不信を抱く者もいた。これは帝国の時代に力をふるったダークサイドのフォースの使い手の記憶や、一部の自分勝手なジェダイに一因があった。
[編集] フォースの持つ力
- 予知能力
- 敵の攻撃をかわす等の際に多く用いる。また、ある程度先の未来を読むこともできるが、ヨーダのような達人級のジェダイでもダークサイド等の妨害により、「未来が曇っていて見えない」ことがある。ジェダイの騎士がライトセイバーの扱いに優れているのは、技術としての剣術を会得しているのはもちろんのこと、敵の攻撃をある程度先読みして剣を繰り出すことが出来るフォースの予知能力によるところが大きい。
- 直接触れることなく物を動かす力
- 「テレキネシス」とも呼ばれ、戦闘の要となる技術の一つ。これは自分自身に対しても有効で、宙に浮くことも可能である。ジェダイは特に複数の敵と戦う場合に、相手を吹き飛ばす用途でこれをよく用いる。脆いドロイドなどであればこの一撃で破壊する事も可能。他にも、砂や水を巻き上げて目眩ましに使うなど、トリッキーな使い回しが特徴的。コラン・ホーンなど、この能力を持たないジェダイもいる。
- ダース・シディアスのようなシスの暗黒卿は、これを利用して物体を相手に落としたり、投げつけたりするといった攻撃手段として用いており、さらにダース・ベイダーやダークサイドに墜ちたときのジョラス・シボースはこの能力を応用して、位置さえ分かっていれば相手が遠くに離れていようと直接手を触れずに相手の首を絞める事が出来る「フォース・グリップ(フォース・チョークと表記されることもある)」という技を使うことが出来る。
- 視覚に頼らず周囲を感知する力
- 周囲の状況を詳しく知ることができるため、待ち伏せにあらかじめ備えることができる。
- 他人の心を読み取る力
- 相手の感情がフォースに与える影響を通してその相手が考えていることをある程度読み取ることができる。ただし、あくまで相手の感情の動きを読み取るだけなので、相手が強固な意志により感情を抑えている場合や「オーダー66」のような事務的な命令に従っている場合などにはその行動を予測できない事も多い。実際ヨーダやメイス・ウィンドゥ達は、目の前にいるパルパティーン議長が実はシスの暗黒卿ダース・シディアスである事に気付くことが出来なかった。これはシディアスが、その強固な意志で感情を抑えていたからである。
- 人の心を操る力
- 「マインドトリック」とも呼ばれる。上記の「他人の心を読み取る力」に関連して他人の心に確信を植え付け、行動をある程度操ることができる。しかし種族的な特性や強固な意志により無効化される事もある。
- 自分の考えを相手に送る
- 上記の「人の心を操る力」に関連して、頭の中に抱いたイメージを他人に送ることができる。それを利用して、ジェダイ同士であれば言葉を使わずに会話をすることもできる。
- 筋力の増加
- 普段のジャンプ力では届かないような高さまでジャンプしたり、目にも止まらない速度で走る、普通の人間には曲げられないような強度の金属を曲げることができる等。また、ヨーダは戦闘時にこの能力を使うことで普段は杖を必要とするほど衰えている体力をカバーし、むしろ他のジェダイよりも素早い動きを可能にしている。またダース・シディアスやダース・ティラナスといったシスの暗黒卿も見た目は老人にも関わらず、驚異的な身体能力を発揮している。
また、戦闘の際にそれぞれのジェダイが意識を共有する「フォース・メルド」という戦法も編み出された。
その他、ジェダイによって大きく能力が違うものとして、
- 血中の毒の浄化
- 癒し
- 人探し
- 自分の知らない言葉を使う
- 動物を召喚する(キ=アディ=ムンディが主に使用)
- 相手の意識を遮断する(眠らせる)
- 心臓を止める技(モリ・クローと呼ばれ、ヤドルが主に使用)
- 相手に強力なめまいと吐き気をもよおさせる技(マラシーアと呼ばれ、オポー・ランシセスが主に使用)
- 動物・昆虫とのコミュニケーション(ジェイセン・ソロが使用)
- 電子回路を修理もしくは誤動作させる(オビ=ワン・ケノービが使用)
などがある。
[編集] フォース・ライトニング(Force Lightning)
フォース・ライトニングとは、熟練したシスの暗黒卿が使用する、フォースを指先から青白い電撃の形で放つ技である。劇中ではパルパティーン(ダース・シディアス)、ドゥークー伯爵(ダース・ティラナス)が使い、パルパティーンは必殺技としてこれを使用している。
ちなみに、劇中において、ダース・モール、ダース・ベイダーはこれを使ったことがない。前者は、諸説あり単に映画で使わなかっただけや、そこまでの力がなかったなど様々であるが、主に力不足が一番有力な説である。後者は、これを使うと自身の生命維持装置を破壊することとなり、自らの死へと直結することになる(ジュニア版小説の設定ではあるが、フォース・ライトニングを使うには生身の肉体が必要なため、手足が機械となってしまったヴェイダーにはフォース・ライトニングは使用できない、とされている)。
ちなみに、ダース・ベイダーはパルパティーンを倒す際に彼が放っていたライトニングが直撃してしまったせいで生命維持装置が壊れ、息子のルーク・スカイウォーカーにヘルメットを外させたことが原因で死亡した。
ライトニングはライトセーバーや素手(作中では今のところ実際に防いで見せたのはヨーダだけである)で防いだり偏向できる。
[編集] 関連項目
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