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フェル帝国(Fel Empire)は、フェル帝政(Fel Imperium)、あるいは単に帝国(Empire)とも呼ばれた、44 ABY以降にインペリアル・レムナントの残存勢力から形成された政府である。かつての銀河帝国の権力や名声を部分的に回復し、10年間の空白期間の後、フェル王朝によって帝国君主制回復を果たした。

フェル帝国とパルパティーンの銀河帝国には、多くの共通点があった。たとえばモフ評議会、中央統制、フォース=センシティブの皇帝、そしてある程度の種族排他主義などである。しかしパルパティーンとは異なり、フェルはフォースのライトサイドの使用者増加を促し、ジェダイ・オーダーとも似たインペリアル・ナイトと呼ばれる集団を組織した。

この復活した帝国体制は、127から130 ABYまで続いたシス=帝国戦争の終わりに、再び銀河系の主要な権力を握ることに成功したが、たった数日のうちにシス帝国によってその座を奪われてしまった。そのため、フェルに忠実な者たちは追放されることになった。

歴史

“銀河帝国”という以外に、この政府の公式な名称が何かあったのかどうかははっきりとしていないが、およそ12 ABYから新しい事実上の政治憲法は誕生しており、軍事力は帝国艦隊の最高司令官ギラッド・ペレオン大提督と協力するモフ評議会地方総督の手にあった。およそ19 ABYからは、その政体や比較的小規模になってしまった支配領域を指し、インペリアル・レムナント(帝国の残党)という言葉が頻繁に使用されるようになった。しかし、一方で帝国の支持者たちは、「帝国領」や単なる「帝国」という呼び方を使い続けていた。

ユージャン・ヴォング戦争が終わるころには、「銀河」帝国は実際問題、銀河連合自由同盟のメンバーとなっていた。これによってギラッド・ペレオンは、シーン・ソウヴに代わって銀河同盟防衛軍最高司令官になることができた。少なくともその時期、ペレオンが司令官になったことは、協力のレベルやかつての銀河規模の政府の統合を象徴する出来事だった。しかし、かつての帝国の将軍タール・フェナーコンフェデレーション共同軍隊の最高司令官の役職に就いたことが、この半自治状態の帝国内に、脱退論者の存在がありえることを示していた。

第二次銀河内戦後のある時点で、インペリアル・レムナントは再び勢力を手に入れた。皇帝の称号を再び取り戻したジャグド・フェルのもとで、戦争なき勝利計画を開始した。首都バスティオンは、銀河系でもっとも守備を固められた惑星のひとつとなった。多くても数人のモフが、銀河同盟に反感を持っており、個人的に冷戦風の憎悪を持つにいたっていた。

シス=帝国戦争

Blue Glass Arrow 詳細はシス=帝国戦争を参照

あるときワン・シスオッサス計画を妨害した。これは、ユージャン・ヴォング戦争によって荒廃した惑星を復活させるため、ユージャン・ヴォングのテラフォーミング技術を使用するという大規模な再建計画だった。妨害により、計画の途中で惑星の住民が数百人も犠牲になってしまった。銀河同盟は、自分たちがかつてのクローン戦争分離主義者とも似た、脱退運動に直面することになった。帝国はこの状況を利用し、銀河同盟加盟惑星をそそのかし、脱退させて帝国領に加えようとした。しかし、帝国は首都を含め、同盟に加わる全ての惑星を求めていた。

やがてモフ評議会は、高位モフモーリッシュ・ヴィードニーナ・カリクストの要請により、皇帝ローン・フェルの意思に反し、アナクセス協定を発動し、127 ABYシス=帝国戦争が勃発した。そしてワン・シスは帝国と帝国と同盟になった。この戦争は、銀河同盟の終焉、そして帝国の銀河主要政府としての再建という結果に終わった。銀河同盟の残党は帝国へと吸収されたが、銀河同盟コア艦隊は復活した帝国と戦い続けた。銀河同盟終焉の直後、皇帝はニュー・ジェダイ・オーダー全体に、降伏して帝国の意思に服従するよう要求した。彼らのうち何人かはインペリアル・ナイトになったが、他の者たちはフォースの意思に従い続け、オッサスへと退却した。

クーデター

Blue Glass Arrow 詳細はフェル皇帝への攻撃を参照
RoanFel EA

皇帝ローン・フェル

銀河同盟の敗北とオッサスの大虐殺のあと、ダース・クレイトが指揮するシスはフェル皇帝を裏切った。クレイトは大胆なクーデターを開始し、仲間を引き連れ、自分自身で皇帝フェルの謁見室へと歩み入った。彼は皇帝の玉座に座っていた男性を殺害し、その椅子に座った。その場にいたモフ評議会のメンバーから発生する暴力行為や混乱に注意し、クレイトは彼らに人生の現実を説明した。

ほとんど選択の余地はなく、モフ評議会はクレイトに対して忠誠を誓った。ダース・カイダス以来初めてとなる、シス卿による銀河規模の権力掌握がなされることになったのである。すぐに彼は、とても必要とされていた命令を銀河系に強いたが、これは不完全な勝利だった。彼が殺害した「皇帝」は影武者だったのである。本物のフェルは完全に訓練されたインペリアル・ナイトであり、その場に居合わせて殺害されるよりもむしろ、確実に身を守っていた。クレイトにとって、本物のフェルの発見は、モフや軍隊、あるいはオッサスにおける大虐殺を生き延びたジェダイを仲間に引き入れる前に達成しなければならない不可避のことだった。

フェルの反乱

Blue Glass Arrow 詳細は第二次帝国内戦を参照

帝国のすべてがダース・クレイトの権威を認めたというわけではなかった。数年にわたり、フェルに忠実な軍隊はバスティオンに集結し、本当の皇帝の復帰を待っていた。クレイトが高度に要塞化されたバスティオンへの正面攻撃に慎重であることを知っていたフェルは、137 ABYにインペリアル・ナイトのリーダー、アンタレス・ドレイコ第501軍団の指揮官であるオロン・ジェイガー将軍を従え、この惑星の支配を行った。

クレイトとフェルの派閥がより大きくなっていったため、かつてそれぞれに仕えていた部隊は、銀河系の領域の支配権を巡って、もう一方と戦わなければならない状況になった。惑星ボラスクにおける第407第908ストームトルーパー師団戦いがその適例である。その後、ガー・スタージは、とりわけダース・クレイトの死後に、協力してクレイトのシス帝国を倒すためフェルと協力することに同意した。隠れることをやめたジェダイたちも、のちに彼らに加わった。

政府と政治

Fel Empire Troops

女性と非人間種族は、フェル帝国の軍隊で初めて人間と並んで働いた

帝国は終身の主権を有する支配者である皇帝によって統治されていたが、モフ評議会もかなりの権力を有しており、肯定に助言を行っていた。どの意見をとっても、ローン・フェルの統治は比較的慈悲深いものであり、自分の権限を守るために権力獲得競争を行わなかったにも関わらず、パルパティーン支配下のかつての帝国よりもはるかに権力乱用は少なく、過剰な専制政治もなかった。

フェルが統治する頃までには、帝国の非人間種族に対する悪名高い差別は適切に弱まってきており、ストームトルーパーはメンバーの中にエイリアンを、帝国宇宙軍にも少なくともひとりの非人類、ケル・ドアシャ・ダンが仕えていた。

モフたちは宙域を統治するだけではなく、帝国軍や帝国情報部、ならびに帝国伝道団帝国外交団といったそのほかの機関も管理しており、さらに条約に訴えたり、戦争を開始するのに十分な権力を握っていた。しかし、モフ・ゲイストのような何人かのモフは、帝国がかつてのように完全に評議会によって治められることを望んでいた。

地理

フェル帝国の領域は当初、銀河系の北象限に位置する、未知領域と接するアウター・リム・テリトリー内にあった、"僻地の"宙域によって構成されていた。第二次銀河内戦後のある時点で、帝国は再び領域を再獲得した。そしてシス=帝国戦争の結果、銀河同盟の領域も帝国へと吸収されていった(幾つかの惑星を除く)。

帝国の首都は当初バスティオンだったが、かつての銀河規模政府の伝統を引き継ぎ、惑星コルサントへと移された。しかし、バスティオンはその後も帝国の出来事の中で重要な役割を演じ続けていた。

登場作品

  • Star Wars: Legacy 8: Allies
  • Star Wars: Legacy 1: Broken, Part 1
  • Star Wars: Legacy: Indomitable (回想シーン)
  • Star Wars: Legacy 41: Rogue's End (回想シーン)
  • Star Wars: Legacy 43: Monster, Part 1 (回想シーン)

参考資料

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