フレイムトルーパー(Flametrooper)はファースト・オーダーに仕えるストームトルーパーの特殊ユニットである。レジスタンスとの冷戦の時代に活躍した。白い装甲服を身に着けたフレイムトルーパーはD-93インシネレーター火炎放射器とD-93wフレイム・プロジェクター・ガンで武装し、建物などに立てこもった敵の掃討及び制圧を担当した。
特徴[]
レジスタンスのメンバーから「ロースター」、「ホットヘッド」、「バーンアウト」などの渾名で呼ばれたフレイムトルーパーはファースト・オーダーに仕えるストームトルーパーの特殊ユニットで、あらゆる戦場を灼熱の炎で焼き払う火炎放射器を携行していた。彼らの主な任務は標準的なストームトルーパー部隊のエスコートであり、作戦に応じて戦略的に配置された。彼らは火炎放射器で敵の安全な隠れ家を奪うと同時に、ストームトルーパー・アーマーで耐えうる炎の壁を作ることで敵を牽制することができた。彼らは塹壕に火炎を発射して敵をあぶり出し、逃げ惑う目標を仲間のストームトルーパーに撃たせる戦術を得意とし、特に乾燥して燃えやすい環境ではフレイムトルーパーの火炎放射器の炎が抵抗勢力をあっという間に包み込み、決定的な勝利をもたらした。燃料タンクを背負ったフレイムトルーパーは戦場でゆっくりと前進し、その間は標準的な歩兵が彼らを護衛した。[1]
フレイムトルーパーは標準的な10名のファースト・オーダー・ストームトルーパー分隊に1人の割合で配属される特殊ユニットの1つで、戦況によってはフレイムトルーパーではなくメガブラスター重アサルト・トルーパーや暴動鎮圧ストームトルーパーが分隊に割り当てられた。[1]
装備[]
フレイムトルーパーはストームトルーパー・アーマーの下に温度調節機能付きのボディスーツを着ていた。アーマーも熱を偏向する仕様になっており、強化シラメク製のヘルメットは開口部が最小限に抑えられていた。ヘルメットのバイザーは標準的なストームトルーパー歩兵と違ってスリット型になっており、炎のまばゆさを低減する役に立っていた。また、顎の左右に呼吸タンクとの連結部が設けられていた。[1]
フレイムトルーパーはD-93インシネレーター火炎放射器セットを装備し、コンフラグリン14燃料を満載した装甲タンクを2本背負っていた。ダブル・チェンバー式強化ホースでタンクと接続されたD-93wフレイム・プロジェクター・ガンから放たれる炎の最大射程は75メートルにも達した。[1]
歴史[]
火炎放射器は数千年にわたって歩兵戦闘の中核を成し、クローン戦争期にマンダロリアンのスーパー・コマンドーやクローン・トルーパーによって近代化された。ファースト・オーダー・フレイムトルーパーもその歴史を受け継ぎ、オーダーの軍隊が提供する最新鋭のテクノロジーを駆使した火炎放射器で敵を圧倒した。[1]
34 ABY、複数のフレイムトルーパーが惑星ジャクーの聖なる村トゥアナルの襲撃に参加した。彼らはロア・サン・テッカをはじめとするフォースの教会の信徒たちが暮らす家に火を放ち、抵抗する村人の制圧に貢献した。[3]
登場作品[]
- Star Wars バトルフロント II
- スター・ウォーズ:ポー・ダメロン ブラックスコードロン
- スター・ウォーズ:ポー・ダメロン 迫りくる嵐 (回想シーン)
- スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒 (初登場)
- スター・ウォーズ フォースの覚醒 小説版
- スター・ウォーズ フォースの覚醒 ジュニアノベル版
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 コミック版
- スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ
- スター・ウォーズ/最後のジェダイ コミック版
参考資料[]
- アート・オブ・スター・ウォーズ/フォースの覚醒
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 クロス・セクション
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビジュアル・ディクショナリー
- スター・ウォーズ キャラクター事典 完全保存版
- スター・ウォーズ フォースの覚醒のなかまたち100
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 コンプリートガイド
- スター・ウォーズ:レベル・ファイルズ
- THE STAR WARS BOOK はるかなる銀河のサーガ 全記録
- First Order Flametroopers - 公式データバンク
- Every Stormtrooper in Star Wars Explained By Lucasfilm - WIRED YouTube チャンネル