FANDOM


「真のストームトルーパーは情けをかけたりはしない。真のストームトルーパーは、ファースト・オーダーと最高指導者スノークの意志の延長であり、それ以外のなにものでもない」
―キャプテン・ファズマ[出典]

ファズマ(Phasma)はファースト・オーダーに仕えた女性キャプテンである。ファースト・オーダーの軍隊スターキラー基地の作戦の指令系統において、ファズマはアーミテイジ・ハックス将軍ダークサイドの戦士カイロ・レンと並ぶ非公式のトップ3だった。彼女はファースト・オーダー・ストームトルーパー兵士の指揮を任されていた。エンドアの戦いの30後に繰り広げられたファースト・オーダー=レジスタンス紛争のさなか、ファズマはレンやハックスらと共にレジスタンスとの戦いに従事した。

ファースト・オーダーの最高指導者スノークの指揮の下、ファズマたちはジェダイ最後の生き残り、ルーク・スカイウォーカーの居場所を記した銀河マップを捜索した。惑星ジャクートゥアナル村を襲撃した後、ファズマとストームトルーパーはレンの指示に従い村人を皆殺しにした。ファズマの部隊に属すストームトルーパーFN-2187は、彼女の教育もむなしく、この事件をきっかけにファースト・オーダーからの離反を決意した。その後ファースト・オーダーはスターキラー基地超兵器を使って新共和国首都があるホズニアン星系を滅ぼした。ファズマは超兵器の初使用を基地で直接見守った。

ファースト・オーダーがレジスタンス基地への攻撃準備を進めている時、FN-2187と密輸業者ハン・ソロチューバッカがスターキラー基地に潜入した。レジスタンスによるスターキラー基地への直接攻撃を可能にするため、彼らはファズマを捕まえて脅し、基地の惑星シールドを解除させた。目的を果たした後、3人はファズマをゴミ圧縮機に放り込んだ。ファズマはストームトルーパー部隊がレジスタンスを撃退するものと信じていたが、彼らは超兵器の弱点を攻撃し、スターキラー基地を滅ぼした。

経歴

ファースト・オーダーのキャプテン

「団結は大事なことですが、将軍もごぞんじのとおり、忠誠心はなによりも優先されなければなりません。ファースト・オーダーへの忠誠のほうが、仲間への誠実さよりも大事であるべきなのです」
アーミテイジ・ハックス将軍に対し、キャプテン・ファズマ[出典]

ファズマはファースト・オーダーストームトルーパー部隊でキャプテンを務めていたが、彼女の本当の階級はキャプテン(大尉)よりも高かった。キャプテン・ファズマ、ダークサイドの執行者カイロ・レンアーミテイジ・ハックス将軍の3人は、ファースト・オーダーの軍隊を率いる非公式のトップ3だった。ファズマはスターキラー基地に配属され、ファースト・オーダーの軍隊、特にストームトルーパー部隊の訓練を受け持った。ファズマは最高の兵士だけにファースト・オーダーのストームトルーパー・アーマーを着せるよう心掛け、兵士たちの効率性を損ないかねない政治的干渉を排除していた。ファズマはファースト・オーダーへの忠誠心こそトルーパーの最優先事項だと考え、仲間への誠実さはその後に来るものだと考えていた。

ファズマはストームトルーパー候補生FN-2187FN-2000FN-2003FN-2199らから成るFNコーの訓練を自ら監督した。ファズマはこのチームを高く評価しており、模範的なストームトルーパーに成長するだろうとハックス将軍に請け合っていた。しかし、彼女はチームの中で最も優秀なFN-2187が仲間に対して誠実すぎるのではないかと考えていた。チームにシミュレーション任務を遂行させた時、FN-2187はFN-2003を救うためミッションを危険にさらした。シミュレーションが終わった後、ファズマは自らの懸念を直接FN-2187に伝えた。彼女は、チームの弱い部分を補おうとすることでチーム自体が弱くなり、ひいてはファースト・オーダー全体への被害が大きくなりかねないと忠告した。

Phasma FN Corps training.png

FNグループのストームトルーパーの訓練を監督するキャプテン・ファズマ

シミュレーション任務の後、ファズマはストームトルーパー候補生たちの訓練のペースを上げた。数百名の候補生や教官が参加した集会で、ファズマはFN-2187を一同の前に立たせ、彼の優秀さを褒め称えた。しかし、その翌日に行われた近接戦闘の集中訓練で、ファズマはまたしてもFN-2187のストームトルーパーにあるまじき傾向に気付くことになった。FLグループFOグループも交えた訓練の途中、FN-2187は負傷していたFN-2003を相手に手加減をした。ファズマは彼を呼びつけ、ストームトルーパーは敵に情けをかけたりするものではないと忠告した。その直後、ファズマはFN-2187とチームのメンバーを最初の任務に派遣した。彼女は候補生チームに任務の目標は“秩序を回復する”ことだと説明し、プレッシーラ星系にある小惑星帯プレッシーの混乱”に送りこんだ。この小惑星にはファースト・オーダーの採鉱施設があったが、新共和国エージェントが採鉱地に潜入し、労働者を扇動してストライキを起こしていた。

ファズマはストライキ中の労働者の代表を交渉の場に集め、FN-2187の部隊を呼びだした。ストームトルーパー候補生が全員到着した後、ファズマは部屋のドアを閉め、労働者を皆殺しにするよう命じた。FN-2187は発砲しなかったが、他の全員はファズマの命令通り鉱山労働者を撃ち殺した。その後、ファズマは虐殺を遂行できなかったFN-2187を含め、FNコーの全員を一人前のストームトルーパーに昇進させた。しかし彼女は内心、優秀な候補生だったFN-2187が期待に応えなかったことに失望していた。彼女はFN-2187をウエスタン・リーチの惑星ジャクーで行われるファースト・オーダーの次の任務に参加させ、真のストームトルーパーであることを証明する最後のチャンスを与えることに決めた。

レジスタンスとの紛争

トゥアナル襲撃

ファースト・オーダーの最高指導者スノークからの命を受け、ファズマはカイロ・レンが指揮を執るジャクー攻撃に参加することになった。このダークサイドの戦士は、ジェダイの最後の生き残りであるルーク・スカイウォーカーの居場所を記した銀河マップを探し求めていた。ルーク・スカイウォーカーは約30年前に反乱同盟の英雄として銀河帝国打倒に貢献した人物で、レジスタンス紛争を繰り広げるファースト・オーダーにとって、スカイウォーカーの抹殺(さらには新共和国の打倒)は達成すべき目標のひとつだった。ファズマは少なくとも80名のストームトルーパー(FN-2187とFN-2003を含む)を率いてジャクーの聖なる村トゥアナルに到着した。この村には、レジスタンスの協力者で、スカイウォーカーの地図の所有者とされるロア・サン・テッカが住んでいた。

Phasma Jakku village.png

捕虜の村人を抹殺するファズマ

ファースト・オーダー軍が現地に到着した直後、ファズマのストームトルーパー部隊と村人との間に戦いが始まった。FN-2003(彼はプレッシーラ星系の任務で鉱山労働者を冷酷に射殺し、ファズマから称賛されたばかりだった)はこの戦闘でレジスタンスのポー・ダメロン中佐に撃たれ、FN-2187の腕の中で息絶えた。村人の生き残りはファズマの命令で一箇所に集められ、ダメロンのXウイング・スターファイターはトルーパーによって戦闘不能にされた。ロア・サン・テッカはカイロ・レンのもとへ連行されたが、地図の情報を何も言わなかったためライトセーバーで切り殺された。間もなくダメロンも捕えられ、尋問のため船に連行された。ファズマは村人をどうするかレンに訪ね、ひとり残らず始末するよう命じられた。ストームトルーパーはファズマの指示のもと村人を撃ち殺したが、FN-2187は一発も発砲しなかった。

リサージェント級バトルクルーザーファイナライザー>に戻る前、ファズマとトルーパーはレンの命令に従い村全体を捜索し、マップの手掛かりを求めた。捜索が終わると、彼女の部下はダメロンのXウイングを破壊し、<ファイナライザー>に帰還した。艦に戻った後、ファズマはFN-2187にブラスター・ライフルを点検に出し、評価のため任務の報告を行うよう命じた。また、彼女は勝手にヘルメットを脱いだことについてFN-2187を注意した(彼はジャクーで行われた虐殺行為に気分を害していた)。ファズマはFN-2187には再教育の必要があると判断を下した。

一方、レンはフォースを使ってダメロン中佐を訊問し、ダメロンのアストロメク・ドロイドBB-8がスカイウォーカーの地図を持っていることを突き止めた。トゥアナルの虐殺でファースト・オーダーへの忠誠心を完全に失ったFN-2187は、再教育が行われる前に離反を決意し、レジスタンスの捕虜の逃亡に力を貸した。ダメロンとFN-2187が逃げた後、レンはバトルクルーザーブリッジで裏切り者のトルーパーが誰かを特定した。ファズマはストームトルーパーによるオーダーへの反逆はこれが初めてだと発言した。ファースト・オーダーはジャクーでBBユニットと反逆者の捜索を行ったが、彼らはレイという名の廃品回収業者の助けを借りて追跡を振り切り、YT-1300軽貨物船ミレニアム・ファルコン>で惑星から逃げ去った。

スターキラー基地の戦い

ジャクーでBB-8を取り逃がした後、最高指導者スノークはハックス将軍にスターキラー基地の超兵器を新共和国に対して使用する許可を与えた。超兵器の起動に際し、スターキラー基地では兵士と将校たちによる集会が開かれ、ファズマもスピーチを行うハックス将軍の後ろに立った。ハックスは巨大超兵器を完成させたファースト・オーダーの偉業を情熱的に称えた後、星系破壊ビームの発射を命じた。ファズマとファースト・オーダーのメンバーが見守る中、ダーク・エネルギークインテッセンス光線が初めて基地の砲台から解き放たれ、ハイパースペースを通過して銀河系の遥か遠方に到達し、新共和国の銀河元老院防衛艦隊が配置されている首都惑星ホズニアン・プライム、およびホズニアン星系の星々を破壊した。

Phasma patrols Starkiller.png

スターキラー基地にて、ファズマ

その後、ファースト・オーダーはBB-8が惑星タコダナにある海賊マズ・カナタにいるという報告を受けた。カイロ・レンは城への攻撃を指揮し、ドロイドは取り逃がしたものの、スカイウォーカーの地図の内容を知る廃品回収業者レイを捕まえた。今では“フィン”という新しい名前を名乗るようになっていたFN-2187は、友人のレイを救うため、レジスタンスの作戦に協力してスターキラー基地へ戻る決意を固めた。フィンは有名な密輸業者ハン・ソロウーキーチューバッカと共にスターキラー基地に潜入し、シールドを解除するためファズマを捜した。彼らはレイを救出すると同時に、ファースト・オーダーの超兵器を破壊するためレジスタンス軍の突破口を開くつもりでいたのである。指揮下のエリアを巡回していたファズマは、チューバッカのタックルを受けて捕まってしまった。

フィンは捕虜になったファズマに興奮気味に語りかけ、いまや自分が彼女より上の立場だとまくしたてた。当初ファズマはシールド制御室へ連れて行けという命令に逆らったが、チューバッカやフィンの脅しに屈して侵入者を案内した。シールド制御室へ向かう途中、ファズマはスターキラー基地の設計が敵の侵入をほとんど考慮に入れていないことに気付いた。シールド・コンソールに到着した後、ファズマは侵入者の計画を挫くため最後の抵抗を試み、シールドを解除するにはもうひとりの将校が必要だと嘘をついたが、ソロにハッタリを見抜かれた。命令通りシールドを解除した後、ファズマは部下のストームトルーパーがフィンたちを殺し、彼らの計画を止めるだろうと警告した。

侵入者たちはファズマを殺さなかった。ソロは候補生だった頃スターキラー基地の清掃を担当したことがあるフィンに、この施設にはゴミ圧縮機があるのかと尋ねた。シールドの復活を阻止するためコンソールを破壊した後、3人はファズマをスターキラー基地の下水システムのシュートに落とした。レジスタンスは惑星シールドを失ったスターキラー基地に攻め入り、弱点のサーマル・オシレーターを破壊して、超兵器のプラットフォームであるの惑星を崩壊させた。

個性と特徴

「弱い部分があれば、全体もそれだけ弱くなる、FN-2187。おまえは弱い部分を強くしようとしているつもりだが、実際は違う。問題を解決するどころか、逆に全体を弱くしているのだ。さらに、自分自身も弱めている」
FN-2187に対し、キャプテン・ファズマ[出典]

ファズマは女性で、身長は2.0メートルだった。ファースト・オーダーに極めて忠実だった彼女は、ストームトルーパーの忠誠心はファースト・オーダーに向けられるべきであり、チームや仲間に向けられるものではないと信じていた。彼女はファースト・オーダーの兵士に慈悲は必要ないと考え、自分たちは最高指導者スノークの意志の延長だと見なしていた。また彼女は個人的に、旧銀河帝国ストームトルーパーに非効率性を招いたのは政治的な干渉だと考えていた。ファズマは一人前のストームトルーパーとして認められるのは最高の兵士だけだという思想を訓練に反映させていた。

キャプテン・ファズマは自分自身を完璧主義者と考えており、肉体を常にベストな状態に保っていた。彼女はスターキラー基地における日々のパトロールでいつも何十キロメートルも歩き回った。また、彼女は戦闘の専門家であり、特にファースト・オーダーの小規模な武器に詳しかった。ファズマは部下のストームトルーパーと並んで最前線で戦うと主張して譲らず、他の高階級将校と共に快適な環境に留まることを拒否した。また、ファズマはFN-2187など、直接の指揮下にあるストームトルーパーの識別番号をすべて記憶していた。

装備

CaptainPhasma.png

クロミウムの装甲服を身に着け、改造型F-11Dブラスター・ライフルを装備したファズマ

ファズマの装甲服は、銀河帝国の皇帝シーヴ・パルパティーンの所有物だったナブーヨットから回収されたクロミウムによってコーティングされていた。光沢のある仕上げの装甲服は有害な放射線を防ぐと同時に、過ぎ去った時代の権力を象徴する役目も果たしていた。また、ファズマはストームトルーパー・アーマーによって個人の性別が匿名化されると考えていたので、女トルーパーは真新しい存在だなどという時代遅れの考えにほとんど注意を払わなかった。

ファズマは伝統的なアーマーウィーヴ製の司令ケープを身につけた。このケープの色は、ファースト・オーダーのシンボルと同様赤と黒だった。彼女は装甲服と同じクロミウム仕上げのソン=ブラス社F-11Dブラスター・ライフルを使用した。

登場作品

参考資料

脚注

関連項目

広告ブロッカーが検出されました。


広告収入で運営されている無料サイトWikiaでは、このたび広告ブロッカーをご利用の方向けの変更が加わりました。

広告ブロッカーが改変されている場合、Wikiaにアクセスしていただくことができなくなっています。カスタム広告ブロッカーを解除してご利用ください。

FANDOMでも見てみる

おまかせWiki