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「ターキンの後継者のグランドモフ・アーダス・ケインは、ペンタスター連合という同盟を設立して、アウター・リムの大部分を支配した」
新共和国の歴史文書より[出典]

ペンタスター連合[1](Pentastar Alignment)は、アウター・リム・テリトリーに存在した惑星間の連邦政府。別名として“Pentastar Alignment of Powers”がある。エンドアの戦い皇帝パルパティーンが死んだ後、銀河帝国を離脱したグランドモフアーダス・ケインによって創立された。ヴェルカー自由商業地帯と数百の惑星を包括したペンタスター連合は、誕生以来、新共和国から敵対行動をとられたことがほとんどなかった。シャドウ・ハンド作戦の後、連合はギラッド・ペレオン率いるインペリアル・レムナントに併合された。

歴史[]

誕生と繁栄[]

ArdusKaine

アーダス・ケイン

4 ABY銀河帝国エンドアの戦いで敗北し、皇帝パルパティーンぬと、多くの司令官が軍将となって帝国を離脱した。グランドモフウィルハフ・ターキンの後継者としてオーバーセクター・アウターをまとめていたアーダス・ケインも、そうした司令官のひとりだった。彼はアウター・リム・テリトリー全土の支配は諦め、ニュー・テリトリーと呼ばれる領域の14の宙域に自らの勢力を集中させた。

グランドモフ・ケインは、自らのエグゼクター級スター・ドレッドノートリーパー>で複数の星系や帝国の5つの大企業の代表者たちと話し合いを行った。彼が軍艦を会合場所に選んだ理由には、わかりやすい脅迫の意味も含まれていた。ペンタスター会談と称するこの会議は成功に終わり、4 ABYにペンタスター連合が創立された。ペンタスター連合は基本的に孤立主義を押し通し、あらゆる派閥と平和的な関係を保とうと努めた。そのため、新共和国もペンタスター連合に対して反対的な行動をとったことがほとんどなかった。しかし、レッド・ムーンをはじめとする海賊傭兵組織がペンタスター連合を悩ませていた。

エンドアの戦いから2が過ぎた6 ABY、他の帝国の派閥から孤立していたオクタヴィアン・グラント大提督は、ペンタスター連合へと逃げ込んで争いから距離を置いた。他の大提督のほとんどが派閥争いや新共和国との戦いで命を落としたため、グラントは「最後の大提督」と呼ばれるようになった(実際には、彼のほかにスローン大提督が存在した)。しかしグラントは、やがてペンタスター連合からも離れ、新共和国へと亡命した。[2]

戦争と消滅[]

ReaperStarDestroyer

ペンタスター連合の艦隊を率いた<リーパー>と、グラント大提督のインペリアル級艦<オリフレイム

8 ABY未知領域から帰還したスローン大提督が、ばらばらだった帝国軍を再びまとめあげる試みを開始した。9 ABYにはスローン戦役が始まったが、ペンタスター連合はスローンの戦いにある程度の貢献はしたものの、新共和国との戦いに備えた軍事化を独自に続けることを好み、正式に傘下に加わることはなかった。

10 ABYクローンの肉体で復活した皇帝パルパティーンは、様々な帝国の分裂派閥を再統一し、新共和国に対してシャドウ・ハンド作戦と呼ばれる軍事作戦を開始した。アーダス・ケインは復活した皇帝の帝国に組し、ペンタスター連合は新共和国を攻撃した。スローンの軍隊の残存勢力に加わったペンタスター連合軍は、コア・ワールドへと進行するまでに、新共和国を相手に十数回もの勝利を勝ち取った。しかしケインは、シャドウ・ハンド作戦のさなかに巧妙な罠にはめられた。彼はかつて仲間だったグラント大提督に騙されてパランヒ星系へと連れ出され、そこで新共和国の待ち伏せに遭って殺されてしまう。結局、シャドウ・ハンド作戦自体も帝国の敗北に終わった。

12 ABY、ペンタスター連合はギラッド・ペレオン提督の指揮下に入り、インペリアル・レムナントに吸収された。ケインのものだったスター・ドレッドノート<リーパー>はペレオンの旗艦になったが、13 ABYセラノンの戦いで破壊された。

政府と政治[]

アウター・リムの小帝国、ペンタスター連合は、組織系統の点で銀河帝国と異なっていた。ペンタスター連合は、その組織を行政的に「秩序(Order)」部門と「法施行(Enforcement)」部門のふたつに分けていた。秩序部門は政治(Politorate)、暴動(Insurrection )、裁判(Judgment)、国家防衛(Protectorate)支部から成り、法施行部門はペンタスター・パトロール警察部隊が担っていた。ペンタスター・パトロールは、クワット・ドライブ・ヤード社サイナー・フリート・システムズ社とともにエンフォーサー級ピケット・クルーザーを設計した。

ペンタスター連合では、かつてインクィジターだった者たちを裁判支部に迎え入れていた。彼らは最高裁決審問官として知られ、ダーク・ジェダイジェレクもそのうちのひとりだった。

地理[]

PentastarAlignment

ペンタスター連合領

ペンタスター連合は14の宙域から成り、数百の惑星を統治していた。ペンタスター連合の惑星の多くは、かつて独立星系連合に所属していた。ヴェルカー自由商業地帯カプツァエントラーラベクスターを包括する)やジェイマスカントラス・ゴーラギャブレドアIIIクリトンズ・ポイントといった惑星が連合に属した。

宙域[]

  • アルバリオ宙域
  • アトリヴィス宙域
  • ブラクサント宙域
  • キャリオン宙域
  • カッサンダー宙域
  • クラシス宙域
  • ダイナリ宙域
  • オブトレクスタ宙域
  • マイト宙域
  • ペリン宙域
  • プレフスベルト宙域
  • レオバロ宙域
  • レルジム宙域
  • ヴェルカー宙域

登場作品[]

  • SWAJsmall "Blaze of Glory"―Star Wars Adventure Journal 8
  • SWAJsmall "It's a Gambler's Life"―Star Wars Adventure Journal 4
  • SWAJsmall "Counterstrike"―Star Wars Adventure Journal 8 (言及のみ)
  • WEG icon2 "Counterstrike"—Classic Adventures: Volume Four - The Best of the Journal (言及のみ)

参考資料[]

脚注[]

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