フェニックス・リーダー（アイバー）

この記事のタイトルはニックネームやコールサイン、別名、偽名です。

公式設定で正式名称が明らかになっていない事柄を扱っています。

「フェニックス・リーダー、用意はいい？」
「いつでも行けます、シンドゥーラ船長」

―ヘラ・シンドゥーラとフェニックス・リーダー^[出典]

4 BBY当時、名称不明の人間の男性がフェニックス中隊の隊長“フェニックス・リーダー”（Phoenix Leader）を務めていた。フェニックス中隊はコマンダー・ジュン・サトー率いる反乱分子フェニックス戦隊に所属する戦闘機部隊であり、Aウイング・スターファイターに乗り込んで銀河帝国に対する初期反乱運動に参加した。惑星アイバーが帝国によって封鎖される事件が起きた際、フェニックス・リーダーと彼が率いる中隊は、ヘラ・シンドゥーラ船長が操縦するVCX-100軽貨物船＜ゴースト＞とともに、アイバー市民への援助物資運搬任務を行った。しかし反乱者たちは物資を運ぶCR90コルベットを失って撤退を強いられ、フェニックス・リーダーはハイパースペース・ジャンプする前に撃墜されてしまった。彼の死後、フェニックス戦隊は二度目の突撃で封鎖突破に成功し、のちにヘラが新しいフェニックス・リーダーに任命された。

経歴[]

アイバー封鎖戦[]

「フェニックス・リーダー、TIEファイターは頼んだわよ」
「了解、＜ゴースト＞。任せとけ」

―ヘラ・シンドゥーラとフェニックス・リーダー^[出典]

帝国時代、この人間男性はフェニックス戦隊と呼ばれる反乱分子に所属し、スターファイター・パイロットとして銀河帝国に対する初期反乱運動に参加した。彼はフェニックス中隊と呼ばれる^[1]、RZ-1 Aウイング・インターセプターによって構成されるエリート部隊^[2] の隊長を務め、コールサイン“フェニックス・リーダー”を担当していた。コマンダー・ジュン・サトーが指揮官を務めるフェニックス戦隊は^[1]、ベイル・オーガナ元老院議員や元ジェダイ・パダワンのアソーカ・タノが率いる反乱ネットワークの一員であり^[3]、しばしばVCX-100軽貨物船＜ゴースト＞のクルーによって構成される反乱分子スペクターズと行動をともにした。^[1]^[2]

Phoenix Leader craft — フェニックス・リーダーのAウイング

4 BBY^[1]、アウター・リム・テリトリーの惑星^[4] アイバーが帝国によって封鎖される事件が起きた。アイバーの住民は食料危機に苦しめられ、地元の地下ネットワークを率いる鉱夫イーシュ・ファムがフェニックス戦隊に救援を求めた。フェニックス戦隊は支援物資を載せた輸送船団をアイバーへ派遣し、フェニックス中隊のAウイング・スターファイターと、トワイレックのヘラ・シンドゥーラ船長が操縦する軽貨物船＜ゴースト＞がCR90コルベットの輸送船1の護衛を務めた。アイバー付近でハイパースペースから飛び出した反乱軍は、帝国保安局のエージェント・アレクザンダー・カラスが率いる帝国軍艦隊と相対した。^[1]

カラスは反乱軍船団に警告を送ったが、ヘラはフェニックス・リーダーに戦闘態勢をとるよう指示し、Aウイング部隊は帝国軍との交戦を開始した。ヘラはフェニックス・リーダーとその隊員にTIE/ln制宙スターファイターの対処を任せ、封鎖艦隊の正面突破を試みた。反乱軍はTIEファイターを数機撃墜したが、封鎖艦隊は敵の作戦を挫くため食料物資の輸送船に火力を集中させた。その結果、フェニックス中隊は輸送船1を失って退却を余儀なくされ、フェニックス・リーダーは隊員に撤退を命じた。しかし、彼はハイパードライブを起動する前に撃墜されてしまった。フェニックス・リーダー戦死の報告が通信チャンネルに流れた後、反乱軍船団の残党はハイパースペースへ飛びこんだ。^[1]

その後[]

フェニックス・リーダーの死後、反乱軍は2度目の封鎖突破作戦を開始した。ヘラは惑星シャンティポールで高火力の試作型スターファイターを獲得し、アイバーの作戦を成功に導いた。その後、コマンダー・サトーは反乱者ケイナン・ジャラスからの提案を受け入れ、ヘラを新しいフェニックス・リーダーに任命した。^[1]

人物[]

「全機、退却！」

―フェニックス・リーダー^[出典]

フェニックス・リーダーは白色人種の人間男性で、青い目をしていた。アイバー封鎖戦のさなか、ヘラ・シンドゥーラ船長から戦闘準備の有無を尋ねられたフェニックス・リーダーは、いつでも戦うことができると答えた。フェニックス・リーダーは有能なパイロットであり、アイバー封鎖戦の序盤は帝国の戦闘機を寄せつけることなく戦っていた。しかし、彼は作戦失敗時に帝国の攻撃をかわしきることができなかった。^[1]