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「親愛なる我が民よ。今日わたしは国王ではなくオンダロンの僕として話そう。我らは大きな混乱の中にいる。独立星系連合は昨今の抵抗運動激化をオンダロンの支配強化に利用せんとした。わたしを連中の言うところのテロリストのリーダーと決めつけ処刑しようとしたが、真っ赤な嘘だ。すべては国民の独立を阻み、反乱グループを殲滅するのが目的だったのだ」
ラムシス・デンダップ[出典]

オンダロン(Onderon)はインナー・リムジャプレイル星系に属した惑星。危険なクリーチャーが跋扈するジャングルの星で、住民は首都イジズをはじめとする要塞都市の中で生活していた。オンダロンは国王によって統治され、分離主義危機の時代までは銀河共和国元老院議員を派遣していた。しかしクローン戦争が始まると、独立星系連合の支持者であるサンジェイ・ラッシュが中立主義者のラムシス・デンダップ王から支配権を奪い、オンダロンに分離主義勢力ドロイド軍を招き入れた。オンダロンの代表者であるミーナ・ボンテリ議員も銀河元老院を去り、分離主義元老院のメンバーになった。戦争中、彼女は平和主義政策を訴えたため連合の指導者であるドゥークー伯爵によって暗殺された。

やがて分離主義者の支配に不満を持つ者たちが反乱軍を結成し、オンダロン内戦が始まった。ジェダイ・オーダーは内政問題への積極的な介入を避けたが、オビ=ワン・ケノービアナキン・スカイウォーカーアソーカ・タノをオンダロンへ派遣し、反乱軍の戦闘訓練を監督した。スティーラソウ・ゲレラ、ミーナの息子ラックス・ボンテリらを中心とする反乱軍は前王デンダップの復位を求めて戦い、イジズの街中でテロ行為を繰り返した。反乱軍がイジズ郊外の山岳地帯で勃発した最後の戦いに勝利すると、ドゥークーはオンダロンを見捨て、用済みとなったラッシュ王を始末させた。オンダロンはドロイド軍から解放されて共和国に再加盟したが、間もなく戦争が終結し、新政府銀河帝国による侵略が始まった。オンダロンでは再び反乱勢力が台頭し、ソウ・ゲレラ率いる“パルチザン”となって帝国に抵抗した。

特徴[]

Iziz

首都イジズ

オンダロンは銀河系インナー・リムジャプレイル宙域ジャプレイル星系に属すジャングルの惑星である。[1] オンダロンには危険なクリーチャーが多数棲息しており、住民は身を守るため居住地を要塞化した。その結果、首都イジズのような広大な城塞都市が複数形成された。[4] オンダロンの君主であるはイジズの中心にそびえるユニファー寺院から惑星を統治した。[8] 寺院の足元に広がるヨーラン広場は王の演説や葬儀、公開処刑等に利用された。[6][10] 銀河共和国時代の末期、イジズには人間トワイレックアイソリアンビヴォールといった種族の住民がいた。[6] 都市の城壁の外にはティー=マスダルゴレプタヴィアンルーピングファンバファランパセットピコビといったクリーチャーが棲息していた。こうした動物は移動や戦闘時の騎乗用に飼い慣らされることがあった。[4][7] オンダロンの狩人は森で動物や昆虫の幼生を集め、イジズのマラガン市場を始めとする商業区画で高値で取引していた。[7]

歴史[]

古代[]

文明化が始まって間もない頃、オンダロンは危険な獣がうろつく未開の惑星だった。オンダロンに住みついた人間種族の住民はジャングルの中に要塞化された入植地を築き、やがて壁に囲まれた巨大な都市へと発展する。[4] 古代、オンダロニアンの一部は文明の中心地である要塞都市から追放され、ジャングルでの生活を余儀なくされた。追放者たちはジャングルに潜む危険から身を守るため、鳥型爬虫類のルーピングを飼育するようになった。[11] また、ファンバやファランパセットといったクリーチャーはオンダロンだけでなくミッド・リムの惑星ナブーにも生息していたが、どちらが母星なのかは判明していない。銀河系の生物学者たちは、遠い昔にナブーの商人がファンバとファタンパセットをオンダロンに連れて来たのではないかと考えていたが、それを裏付ける化石の証拠はほとんど見つからなかった。[12]

クローン戦争[]

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帝国時代[]

政府[]

「オンダロンは王の統治下。その王が、クローン戦争勃発時に分離主義者を選ばれたのです」
オビ=ワン・ケノービ[出典]
Ramsis Dendup-FR

ラムシス・デンダップ王

オンダロンの民はによって統治された。[7] 国王は星間政府でオンダロンを代表する元老院議員の指名権を持っていた。[10] クローン戦争以前、オンダロン代表のミーナ・ボンテリ議員は共和国の銀河元老院に参加していたが、オンダロンが独立星系連合に加盟すると、彼女も分離主義元老院へ離反した。戦争序盤、サンジェイ・ラッシュは中立を支持していた前任者ラムシス・デンダップを無理やり退位させ新しい国王となったが、少なくとも銀河共和国やジェダイ最高評議会はラッシュを正統な君主として認めており、それゆえにオンダロン反乱軍への全面的な協力を避けていた。

オンダロンの玉座は首都イジズにあるユニファー寺院に置かれ、オンダロン近衛兵オンダロン・ガードが君主を護衛していた。クローン戦争期には、オンダロン・ガードに加えて分離主義勢力のBXシリーズ・ドロイド・コマンドーIG-100マグナガードドロイデカもラッシュ王を護衛した。同じ頃、ビヴォール種族のオカリンがサンジェイ・ラッシュ王の顧問を務めていた。[6][8]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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