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「われわれは銀河系に何千というプローブ・ドロイドを送り込んでいるのだぞ。欲しいのは手掛かりではなく証拠だ!」
ケンダル・オッゼル提督[出典]

ヴァイパー・プローブ・ドロイド(Viper probe droid)はインペリアル・プローブ・ドロイド(Imperial probe droid)やプロボット(Probot)という別名でも知られたアラキッド・インダストリーズ社製の深宇宙探検および偵察用ドロイドである。粘り強いハンター兼捜索者だったプロボットは、銀河帝国プローブ・ドロイドとして情報収集や偵察活動に貢献した。10 BBY当時、惑星ヴァンドアでは11-3Kと呼ばれるモデルのプロボットがコンヴェイエクス輸送車のパトロールに用いられていた。

特徴[]

「大したダメージは与えていない。自爆装置を備えていたんだろう」
ハン・ソロ[出典]

アラキッド・インダストリーズ社製ヴァイパー・プローブ・ドロイドはクモ型動物に似た黒い金属製のボディを持ち、大きなセンサーの“目”とひょろ長いマニピュレーター・アームを備え、リパルサーリフトを使って浮遊移動した。プロボットの全長は1.6メートルで、深宇宙の探検および偵察を目的に設計されており、科学と軍事分野に貢献した。プロボットはさまざまなセンサー機器を搭載しており、銀河帝国が使用したモデルは強力なブラスターで武装し、中には偏向シールドを装備したモデルもあった。プロボットは片道用のハイパースペース・ポッドで調査対象の星へ運ばれ、到着と同時に情報収集を開始した。プロボットはあらゆる地形を乗り越えて移動できるだけでなく、スラスターに探知を逃れるための消音装置を装備していた。任務中に危険と直面した場合、プロボットは自己破壊装置を作動することがあった。プロボットは高周波ホロネット・トランシーバーを使って遠方の本部に情報を送信した。

歴史[]

「帝国軍のプローブ・ドロイドだわ」
「帝国にここを嗅ぎつけられたようだな」
レイア・オーガナハン・ソロ[出典]
Han vs Probe Droid

プロボットを攻撃するハン・ソロ

4 BBY惑星ロザル帝国軍は、ケイナン・ジャラス率いる<ゴースト>の反乱者たちを捕まえるため各地にヴァイパー・プローブ・ドロイドを配備した。帝国通信センターをジャックして付近領域に反帝国運動を呼びかけようとしていた反乱者たちは、センター付近を偵察中に、事故に見せかけてプロボットを攻撃する。プロボットは破壊されたが、録画機能は生きており、反乱者たちがスピーダー・バイクに乗って立ち去る映像がエージェントアレクザンダー・カラスグランドモフウィルハフ・ターキンに届けられた。彼らはこの情報をもとに通信センターで反乱者たちを待ち伏せし、ジャラスを捕まえることに成功した。

3 ABY、帝国は反乱同盟軍の秘密基地を見つけ出すため銀河系に何千というプロボットを放った。そのうちの1体は極寒の惑星ホスへ派遣され、反乱軍エコー基地パワー・ジェネレーターを発見する。その直後、このプロボットは雪原でハン・ソロ将軍チューバッカと遭遇し、自爆装置を作動させて粉々に吹っ飛んだ。ソロから報告を受けたカーリスト・ライカン将軍プリンセスレイア・オーガナは、すぐにエコー基地からの撤退活動を開始する。一方、帝国はスーパー・スター・デストロイヤーエグゼクター>でパワー・ジェネレーターの映像を受信したが、ケンダル・オッゼル提督密輸業者の基地か何かだろうと判断した。しかし、シス卿ダース・ヴェイダーは反乱軍がそこにいると確信し、デス小艦隊の針路をホス星系にとるようオッゼルに命じた。

登場作品[]

Probe Droid SWB

ヴァイパー・プローブ・ドロイド

参考資料[]

脚注[]

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