Wookieepedia
Advertisement
正史版の内容はこちらをクリック。  レジェンズ版の内容を紹介しています。 

「コマンダー・アポーのことは、どちらかというと好きだったのだが」
―アポーの死後、ダース・ヴェイダー[出典]

CC-1119は、共和国グランド・アーミー第501軍団に所属したクローン・コマンダーである。クローン戦争中、CC-1119はARCトルーパーアルファ17のもとで訓練を受け、“アポー[5](Appo)というニックネームを与えられた。21 BBY頃、当時クローン・サージェントだったアポーは、銀河共和国戦闘グループの一員として、独立星系連合惑星アンバラへ派遣された。大戦の最後の年、コマンダー・アポーは第501軍団によるジェダイ・テンプル攻略を指揮した。テンプルの襲撃作戦と、新たに誕生した銀河帝国の軍事作戦で、コマンダー・アポーはシスの暗黒卿ダース・ヴェイダーに仕えた。アポーと彼の部下たちは帝国の最初のストームトルーパーとなり、ヴェイダーの指揮のもと、帝国を脅かす存在と戦った。

帝国誕生から1か後、アポーと第501軍団の隊員は、惑星ケッセルジェダイの生存者と戦うダース・ヴェイダーの命を救った。それ以降の数間、アポーはヴェイダーの旗艦であるインペレーター級スター・デストロイヤーイグザクター>に配置された。惑星マーカナでジェダイが逃亡する事件が発生した際、ヴェイダーは裏切り者のクローン部隊を処刑することになり、アポーが任務の補佐を務めた。ジェダイの逃亡者の捜索を進めつつ、ヴェイダーとアポーは惑星マーカナからジェダイ・テンプルへ移動し、その後オルデランに赴いた(ジェダイの逃亡者は、この星でお尋ね者のファング・ザー元老院議員と落ち合おうとしていた)。彼らは最終的に惑星キャッシークに行きつき、銀河帝国はこの惑星の侵略を開始した。アポーはヴェイダーに同伴して地表に降りたが、ジェダイ・マスターローン・シュラインによって殺害された。

経歴[]

クローン戦争[]

CC-1119は、マンダロリアンバウンティ・ハンタージャンゴ・フェットの遺伝子をもとに、惑星カミーノでつくり出されたクローンである。クローン戦争共和国グランド・アーミークローン・トルーパーとして戦うために訓練を受けた。大戦中、CC-1119はアルファ17が主導した訓練プログラムに参加した。アルファ17はクローン兵士の臨機応変さや個性を重要視しており、独立性の高いクローンを集め、彼らに特別な訓練を施していた。訓練プログラムの卒業生たちは個々の名前を与えられ、CC-1119も“アポー”と呼ばれるようになった。戦争勃発から1年後、アポーはグランド・アーミー第501軍団クローン・サージェントを務めた。この頃、銀河共和国から分離主義勢力へ離反した惑星アンバラに、共和国の戦闘グループが派遣された。アポーもアンバラの戦いに参加し、アンバラン義勇軍兵士と戦った。最初の攻撃が終わった後、ベサリスクジェダイ将軍ポング・クレルがアンバラに到着したため、第501軍団の司令将校だったアナキン・スカイウォーカー将軍は戦場を離れることになった。しばらくの間、第501軍団はクレルの指揮下に置かれることになった。

Appo501stUmbara-TG

クレルの命令を味方に伝えるアポー

クレル将軍の指揮に従い、クローン・キャプテンCT-7567(通称“レックス”)率いるクローン分隊アンバランと戦う間、アポーはジェダイ将軍とともに崖の上に陣取った。クレル将軍からクローン小隊を編成するよう指示されたアポーは、クローン・トルーパーやAT-RT騎兵から成る小隊をいくつか組織した。レックスの部隊がアンバラン移動重砲に苦しめられていた頃、アポーは小隊の編成が完了したことを将軍に伝えた。アポーはレックスを援護すべきだと考えていたが、クレルは彼の提案を却下し、兵士を展開するよう命じた。レックスから連絡が届いた際、アポーはレックスとジェダイ将軍が会話する間、ホログラム通信装置を手に持った。レックスは、付近にあるアンバランの空軍基地を攻撃する作戦を立てていた。彼はハードケースファイブスを基地に潜入させ、敵のアンバラン・スターファイターを奪い、スターファイターを使って移動重砲を破壊するつもりだったのである。クレル将軍は否定的だったが、レックスは作戦を実行に移した。

アポーとクレル将軍は、ハードケースとファイブスが敵の戦闘機を使って移動砲台を破壊する様子を、崖の上から見守った。アンバラン基地の防衛システムがダウンしたことに気付いたクレル将軍は、部隊を率いて基地を攻撃するようアポーに命じた。アポーと部下たちは基地を制圧し、残っていたアンバランの兵士たちに降伏を迫った。クレル将軍と第501軍団の兵士たちは、奪った基地の防備を強化した。アンバラの軌道に分離主義勢力の供給船が到着したことが明らかになると、ファイブスはアンバランのスターファイターを使ってそれを破壊しに行こうと考えた。クレル将軍はクローン兵にスターファイターの使用を禁止していたが、ファイブスとジェシー、ハードケースは命令に逆らって出撃した。ハードケースが自らを犠牲にして供給船を破壊した後、ファイブスとジェシーはアンバラの基地へ帰還した。クローンの違反行為を知ったクレル将軍は、ファイブスとジェシーを基地の中央指令タワーに連れてくるようアポーに指示した。クレル将軍は、命令に逆らったクローン兵に対し、グランド・アーミーの軍法会議で裁かれることになるだろうと告げた。

Appowithprisoners-COK

ジェシーとファイブスを連れるアポー

ファイブスとジェシーは収監され、軍法会議の時を待った。しかしこの間に、クレル将軍は考えを改めた。彼は今すぐにふたりを処刑することに決めたのである。レックスとアポーは、命令違反者を銃殺部隊に処刑させるため、ふたりを外に連れ出すよう命じられた。手錠をかけられたファイブスは、銃殺部隊のクローンたちに、この処刑は間違っていると訴えた。トルーパー・ドグマはファイブスの言葉に耳を貸さず、執行部隊に命令違反者の射殺を命じた。ところが、部隊のメンバーはファイブスの言葉に心を動かされ、処刑は失敗に終わった。レックスは、ファイブスとジェシーの拘束を解くよう、アポーたちに命令した。しかし、クレル将軍の指示により、ふたりは空軍基地の監獄へ戻されることになった。その後、レックスには新しい司令が下された。彼らの任務は、クローン兵士に変装したアンバランを倒すことだった。ところが、アンバランが変装しているというのは嘘で、彼らが攻撃するよう命じられた「敵」は、オビ=ワン・ケノービ将軍率いる第212突撃大隊であることが明らかになった。

第212部隊の兵士もまた、クローンに扮装したアンバランと戦うよう、クレル将軍から命令を受けていた。クレル将軍は、クローン兵士の同士討ちを仕組んだのである。クレル将軍の裏切りが明らかとなり、レックスはファイブスとジェシーを解放するため空軍基地へ戻った。クレルを反逆罪で逮捕するため、アポーも部下を率いて基地の中央タワーへ向かった。しかし、このベサリスクのジェダイは大人しく捕まろうとせず、クローン兵に対し反撃に出た。彼らはアンバラのジャングルで戦いを繰り広げ、クローン・トルーパー・タップがクレルを倒した。刑務所に収監されたクレルは、実は分離主義勢力の支持者であることを白状した。彼はドゥークー伯爵弟子に加わりたいと考えていたのである。ドグマは躊躇うことなくブラスターでクレルを射殺した。クレルの死後、アポーと第501軍団は刑務所の外で軍隊を再編成し、共和国はアンバラの戦いに勝利を収めた。

オーダー66[]

「反乱です、サー。ご心配なく。もう鎮圧しました。すみませんが、お引き取り願います」
ジェダイ・テンプルを訪れたベイル・オーガナ議員に対し、アポー[出典]
Appo Jukassa

ジュカッサに攻撃されるアポー

クローン戦争最後のである19 BBYの時点で、アポーはクローン・コマンダー及び第501軍団の指揮官に昇格していた。そしてこの年、共和国最高議長パルパティーンは、ジェダイ・オーダーを国家の敵と断定し、オーダー66を発令した。これはあらゆるジェダイの抹殺を命じる共和国軍の緊急指令だった。

コマンダー・アポーは、パルパティーンの新しい弟子ダース・ヴェイダー(元ジェダイ・ナイトのアナキン・スカイウォーカー)と共に第501軍団を指揮し、惑星コルサントジェダイ・テンプル襲撃した。この夜、アポーと彼の部下たちは膨大な数のジェダイを殺害した。テンプル襲撃中、ベイル・オーガナ元老院議員が現場にやって来た際、アポーを始めとする数名のトルーパーが、プラットフォームで議員を引き留めた。アポーはオーガナに反乱が発生したのだと告げ、なおもテンプルに入ろうとする議員にブラスターを向けた。オーガナが指示に従い立ち去ろうとした時、パダワンゼット・ジュカッサがプラットフォームに現れ、ライトセーバーでトルーパーたちに切りかかった。アポーは口封じのためオーガナを撃ち殺すよう隊員に命じたが、ジュカッサに切り倒されてしまった。彼の戦友フォックス軍曹がジュカッサを殺したが、オーガナには逃げられてしまった。ジュカッサの攻撃で重傷を負ったアポーだったが、後に回復し、ジュカッサやテンプルで死んだ他のジェダイに関するレポートを提出した。

銀河帝国[]

ケッセルの救出劇[]

App

ケッセルでヴェイダーと会話するアポー

ジェダイ・テンプルの襲撃が成功した後、パルパティーン最高議長は共和国を銀河帝国へと再編した。それに伴い、第501軍団の兵士たちもストームトルーパーという新しい名で呼ばれるようになった。ニュー・オーダー宣言からおよそ1か後、ダース・ヴェイダーは、かつての師匠であるオビ=ワン・ケノービが惑星ケッセルにいるという情報をスパイから受け取った。皇帝パルパティーンの命令に逆らい、ヴェイダーはケッセルへ向かった。パルパティーンは、アポーが率いる第501軍団に、ヴェイダーの後を追うよう指示した。結果的に、皇帝の判断がヴェイダーの命を救うことになった。ケノービの情報は、ヴェイダーをケッセルにおびき寄せるためのだったのである。ケッセルでは、ジェダイ・マスター・シャデイ・ポトキンを始めとするジェダイの生存者たちが、シスの暗黒卿を待ち受けていた。ヴェイダーはポトキンたち数名を殺害したが、ツイ・チョイジャスタス・ファーロブリオ・ダーテの3人が、力を合わせてシス卿に抵抗した。ヴェイダーは苦境に立たされたが、アポーやボウたちがタイミングよく現場に駆けつけ、ブラスターでジェダイを攻撃した。ストームトルーパーがジェダイを始末した後、アポーはヴェイダーに、パルパティーンが彼を探していると伝えた。

ジェダイ追跡[]

「一緒に来てくれ、コマンダー。皇帝からマーカナに行けという命令が下った」
―ダース・ヴェイダー[出典]

その後、アポーはヴェイダーに同伴しインペレーター級スター・デストロイヤーイグザクター>に乗り込んだ。このスター・デストロイヤーは、帝国軍と分離主義勢力の抵抗軍が争う惑星、ニュー・プリンプトへ向かっていた。アポーはクローン・コマンダーヴィルと協力し、ニュー・プリンプトからの撤退活動を監督した。その後まもなく、皇帝パルパティーンはヴェイダーに惑星マーカナの任務を与えた。この惑星では、クローン・コマンドー部隊がオーダー66の実行を拒否し、ジェダイの逃走を手助けするという事件が起きていた。アポーはヴェイダーに同伴し、マーカナに降り立った。

Appo and Vill

<イグザクター>にて、アポーとヴィル

分離主義勢力の捕虜たちの前に着陸したヴェイダーは、マーカナの帝国軍を指揮していたコマンダー・サルヴォに迎え入れられた。既に殺害済みのジェダイの死体確認が終わった後、ヴェイダーはサルヴォに逃亡したジェダイの居所を尋ねた。サルヴォは事の顛末を説明し、オーダー66に逆らったコマンドー部隊、イオン・チームをヴェイダーに引き渡した。ヴェイダーは彼らを殺すためにライトセーバーを起動したが、イオン・チームは処刑を受け入れようとせず、ブラスターで反撃を始めた。2名のトルーパーがその場で殺され、他の2名は森の中へ逃げて行った。ヴェイダーは、彼らを追跡し生け捕りにするよう、アポーに命令した。それから間もなく、裏切り者のクローン兵は逮捕された。アポーの部下たちが戻ってくると、ヴェイダーは分離主義勢力の捕虜を輸送船に乗せ、監獄へ護送するようアポーに指示した。するとアポーは、囚人が2人減っていることに気付く。分離主義者に変装していたジェダイが逃亡したのである。ヴェイダーはこの問題に自ら対処することに決めた。

アポーは逃亡中の2名のジェダイ(ローン・シュラインオリー・スターストーン)の手がかりを掴むことが出来なかったが、過去にシュラインと関係があったトワイレック犯罪王キャッシュ・ギャルランの居場所が判明した。ヴェイダーとアポーたちはギャルランのオフィスを急襲し、逃げる準備をしていた犯罪王を捕まえた。当初、ギャルランは口を割ろうとしなかったが、最終的にシュラインから接触があったことを認めた。しかしギャルランは、シュラインの頼みを断った上で、ジェダイの逃亡者がいることを駐屯部隊に通報もしたと主張した(アポーは通報が事実であることを確認した)。トワイレックの犯罪王はヴェイダーに、シュラインはきっとビオトという名のクーリヴァーが所有する快速船<デッド・リンガー>を使って惑星から逃げるつもりだろうと告げ口した。ギャルランの予想を裏付けるかのように、その時<デッド・リンガー>はマーカナを離れようとしていた。ヴェイダーは快速船の逃亡を阻止するよう<イグザクター>に指示し、スター・デストロイヤーに帰艦した。

ヴェイダーはビオトを捕まえて尋問し、<デッド・リンガー>の船内でふたりの人間を発見した。しかし、ヴェイダーとアポーが彼らを訊問したところ、ギャルランが彼らに嘘をついていたことが明らかになった。ギャルランとシュラインはグルで、<リンガー>は囮に過ぎなかったのである。<リンガー>に隠れ、ジェダイの逃亡者を乗せたクロークシェイプ・ファイターがマーカナを立ち去ろうとしていた。ヴェイダーは自ら専用戦闘機に乗り込んでクロークシェイプを追撃したが、結局ジェダイを取り逃がしてしまった。その後、嘘をついたギャルランは殺された。

その後、アポーはヴェイダーと共にコルサントに戻った。皇帝はヴェイダーにジェダイ・テンプルでシス・ホロクロンを捜索するよう命じ、アポーもこの任務に同伴することになった。アーマンド・アイサードや技術チームと共に調査を進めていると、マーカナで逃亡に成功したローン・シュラインが、離れた場所からテンプルの記録にアクセスしようとしていることが発覚した。逆探知によってシュラインがジャグアダにいることが明らかになると、ヴェイダーは現地の駐屯部隊にジェダイを追跡させるよう、アポーに命じた。しかし、ジェダイはまたしても脱出に成功し、アポーは彼らのハイパースペース針路を割り出させようとしたが、失敗に終わる。

オルデランとキャッシーク[]

「ヴェイダー卿、戦いがはじまりました。コマンダーたちが命令を待っております」
「彼らを集めてくれ。戦況司令室で会おう」
―キャッシーク攻撃直前、アポーとヴェイダー[出典]

ヴェイダーとアポーの捜索は、年内に新しい局面を迎えた。パルパティーンの台頭に反対していた元サーン・プライム選出元老院議員、ファング・ザーが帝国の命令に背いてコルサントを離れ、惑星オルデランのベイル・オーガナのもとに避難した。ザーがオルデランに向かうため、マーカナの犯罪王と接触を執っていたことを知ったパルパティーンは、ザーの脱出計画がジェダイの逃亡者に関係していると判断し、事態を収拾するためヴェイダーを派遣した。アポーはヴェイダーとともにシャトルに乗り、ヴェイダーがオーガナにザーを差し出すよう要求した時も彼の傍らに立っていた。オーガナは要求に応じようとしたが、ザーがすでに宿舎から姿を消していることが発覚した。オーガナとヴェイダーはザーを発見するため別々に部下を派遣するが、最終的にヴェイダー自身がザーを見つけた。もと元老院議員が逃亡を図ったため、ヴェイダーは彼を処刑した。

Battle of Kashyyyk (Imperial Era)

キャッシークにおけるアポーの部隊

ヴェイダーはオルデランでシュラインと遭遇したが、このときもジェダイはシス卿の手を逃れた。その後まもなくパルパティーンは、シュラインとジェダイの生存者の一団がウーキー故郷、惑星キャッシークに集結しているという情報を得た。数間後、ヴェイダーとアポーは<イグザクター>に乗ってこの惑星に向かった。ヴェイダーは<エグゼキュートリクス>でモフウィルハフ・ターキンと対面した。そこで、ターキンはヴェイダーにジェダイの宇宙船がすでにキャッシークにいることを伝え、彼とパルパティーンが考案した策略を語った。ターキンはジェダイがキャッシークにいることを利用してこの惑星を侵略し、ウーキーを帝国の敵に仕立てて奴隷化するつもりだったのである。アポーとヴェイダーは侵略の第一波を<イグザクター>から監視した。戦いが始まると、ヴェイダーはコマンダーたちを戦況司令室に集め、アポーもそれに加わった。将校たちがそれぞれ役目を与えられた後、ヴェイダーとアポーはジェダイと戦うためにキャッシークの地表に降りることにした。そこでヴェイダーはウーキーが樹上都市を捨てキャッシークの山中に逃げだしており、すぐに見つけ出すのが不可能であるという報告を、コムを通して将校から受け取った。アポーはウーキーを一掃するため、軌道爆撃を行うよう進言し、ヴェイダーはこの意見を採用した。

シャトルが地上に降りると、アポーと彼の部下のストームトルーパーがまず飛び出し、ヴェイダーもライトセーバーを手に後に続いた。ウーキーとの激しい銃撃戦で、アポーの部下の数人が間もなく殺された。ヴェイダーはビームを偏向し、ライトセーバーでウーキーを切り倒してアポーたちについて来るよう合図を送った。そのときジェダイが姿を現してヴェイダーに挑んだが、次々と倒されていき、最後にオリー・スターストーンだけが残った。ヴェイダーは彼女を自ら殺すため、アポーたちには手出しをせずにウーキーに専念するよう命じる。しかし彼らの上空に宇宙船が突然現れ、そこからローン・シュラインが現れた。シュラインは倒れたジェダイのライトセーバーをフォースで引き寄せ、それを使ってアポーの首を切断した。アポーの首は、ヘルメットを付けたままヴェイダーの足元に転がった。アポーの死後、ヴェイダーはアポーに好感を持っていたことを、シュラインに明かした。

第501軍団のコマンダー・ボウは、アポーの死に関する報告書をまとめた。

人物[]

「よくやった、コマンダー」
―ダース・ヴェイダー[出典]
Appo

ナイトフォール作戦中のアポー

アルファ17のもとで訓練を受けたとき、CC-1119は個性という感覚を発達させ、それを戦いに適用する方法を学んだ。アポーは常に上官の命令を伝達したり、従う備えが出来ており、ときには上官が尋ねる前に、自発的に情報を手に入れようとしていた。クローン戦争中、アポーはアンバラでこうした性質を発揮し、司令官であるクレルの命令に従った。共和国が銀河帝国に再編された後、アポーは彼の役割が法の施行に格下げされることを危惧していたが、実地任務を割り当てられたことに感謝していた。

帝国に仕えていたとき、アポーは上官であるダース・ヴェイダーと近い関係にあった。ダース・ヴェイダーの黒いアーマーはしばしば他のものの恐怖を引き起こしたが、アポーにとってこれはヴェイダーが危険から身を守るための自然な装備に過ぎなかった。一方、ヴェイダーはアポーとその部下に気安さを感じており、このコマンダーが死んだときには、彼に好感を抱いていたと口にしていた。当時ヴェイダーはアポーをそばに置いており、頻繁にこのコマンダーに戦況分析を尋ねていた。2人は言葉を口にすることなく意思疎通し、アポーはヴェイダーの無言の頷きや、ハンドジェスチャーを読み取って命令を実行していた。

装備[]

クローン戦争において、アポーはフェーズIIクローン・トルーパー・アーマーを着こんだ。ほかの第501軍団の隊員と同様、アーマーには青いマーキングがなされていた。戦争開始から2年目のはじめごろ、アポーのヘルメットには矢のシンボルがあったが、19 BBYにはそれがなくなっていた。帝国のもとで戦う前、アポーの装備には肩当やブラスター弾を緩和するカーマ・スカート、白い弾薬帯などは含まれなかったが、のちにこれらを取り入れた。彼の肩当は青く、カーマは黄褐色だった。また、アポーの弾薬帯は濃い藍色だった。戦闘において、アポーはDC-15カービン・ブラスターDC-15Aブラスター・ライフルを使うことで知られた。

制作の舞台裏[]

Appo Pauldron

アポー

アポーはジョージ・ルーカス2005年の映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』のためにつくられたキャラクターである。他の全てのクローン・トルーパーと同様、アポーは完全にコンピューター・グラフィックでつくられ、テムエラ・モリソンが声優を担当した。その後アポーは『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』のシーズン4にも登場した。このとき、彼の声を担当したのはディー・ブラッドリー・ベイカーである。

その登場作品の多くで、アポーというキャラクターに関し混乱が見られる。『シスの復讐』のジェダイ・テンプル・プラットフォームの場面で、ベイル・オーガナと対面したクローン・トルーパーは多数いる。台本ではオーガナと会話し銃を上げた人物を“Clone Sergeant”(クローンの軍曹)としており、オーガナの殺害を命じた人物は別人となっている。映画の小説版もこれを支持しており、クローンの軍曹がオーガナと会話し、アポーの台詞を言った人物の名は明かされなかった。しかし、2006年のコミコン・インターナショナルで配られた公式ポスターが、オーガナと会話した“クローンの軍曹”がアポーであると明言した。映画ではアポーの台詞を言ったクローンの名が明かされていなかったため、コミコンのポスターが正式なものとされた。

登場作品[]

参考資料[]

Wiki-shrinkable
ウーキーペディアにはCC-1119/レジェンズに関する10枚の画像があります。

脚注[]

Advertisement