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「ソープはまだ生きているかな?」
「ええ。それもおそらく、まだ当分はね」
ハン・ソロダックス・ドゥーガン[出典]

パーレイ・ソープ[1](Parlay Thorp)は人間の女性で医師。老化と若返りと長寿を専門とした。辺境の惑星を何回も訪れ、多くの偉業を残しており、惑星アゴラでは“裸足のドクター”と呼ばれていた。

ソープは大学で医学を学び、その後辺境医療メディカルを設立した。クイップ・ファーギルから<ミレニアム・ファルコン>を寄付された彼女は、この宇宙船で銀河中を旅する。訪問先のひとつ、ヒジャドでは長寿で予知能力を持った村人たちと数年間過ごす。<ファルコン>を手放した後、彼女はオブロア=スカイオーロラ医療センターに勤め、リサーチ部門を率いるようになる。

経歴

辺境宙域メディカル

パーレイ・ソープが学んだ大学では、医学の単位をとって医療センターで実習を終えた後、必ず辺境の惑星で3年間、身につけた技術を実際に役立てなければならないという規則があった。だが、ソープはこの道を選ばず、自ら医療組織を創設した。辺境宙域メディカルである。この組織は大学の補助金や援助金、個人的な寄付金に支えられており、若い医者たちが集まっていく。ソープたちは古い宇宙船に乗り、ミッド・リムアウター・リム・テリトリーの惑星へと救急任務に出向き、薬の配布や予防接種、手術などを行っていた。彼女たちは疫病が蔓延した惑星や、自然災害の被害にあった惑星で働いていくうちに、あらゆる救援活動に携わることになる。[2]

こうした活動の中、ソープは操縦の技術も学んだ。彼女は自分が最新設備を備えた豊かな惑星の医療センターで働くことに満足できないと気付いていたのだ。彼女は銀河帝国に無視されているような、もっと銀河系の奥地のほうまで踏み込んで生きたいと思っていた。当時、貿易が廃れて帝国以前の栄えた経済は崩壊し、人々は苦しんでいた。だが、皇帝パルパティーンは口ばかりで何もせず、その軍隊はコアの支配権を強めるのに一生懸命だったのだ。[2]

ソープが行きたいと願っていた惑星のほとんどは、辺境宙域メディカルが訪れることのない惑星だった。遠すぎたか、財政的に無理だったのである。だが、あるときヴァセドクイップ・ファーギルという人物が彼女たちにYT-1300軽貨物船ミレニアム・ファルコン>を寄付した。<ファルコン>は船体を白く塗られ、医療船のマークを入れたが、レーザー砲のせいでとても医療船らしいとはいえなかった。それでも、この宇宙船のハイパードライブのおかげでソープはティングル・アームの惑星など、銀河中を飛びまわれるようになったのだった。さまざまな寄付金を使い、ソープは<ファルコン>にひとそろい診断装置を取り付け、古い医療アシスタント・ドロイドを購入した。ソープがいつでも自分の思い通りにいろいろな場所へ行っていたこの頃を、彼女の大学時代の仲間は“飛びまわった時期”と呼んでいた。[2]

予知と長寿の民

ソープはパイロットがたむろする、宇宙港やカンティーナタップカフェで耳にした噂に従って行き先を決めることが多かった。彼女は<ファルコン>のターボレーザーを見た人々が、自分を海賊密輸業者バウンティ・ハンターと勘違いするたびにわくわくしていたものだった。しかし、実際レーザー砲は故障していた上に、彼女の腕前では<ファルコン>で場所から場所へと移動するのがせいいっぱいだった。ルーストにあるカンティーナで、ソープは老パイロットから惑星ヒジャドのことを聞いた。パイロットは救援活動を必要とする惑星があるとすれば、それはハイディアン・ウェイからかなりはずれた、ボナダンに向かって半分ほど飛んだところにあるヒジャドだと彼女に教えたのである。[2]

ヒジャド星系に到着したソープは、なぜ惑星が救援活動を必要としているのかを知る。ヒジャドの北半球の都市は、彼女の到着時には帝国軍の攻撃によって黒煙を上げていた。オード・トラシ、あるいはビルブリンギ反乱同盟軍が帝国の造船所を破壊した噂を聞いていたソープは、これも帝国と同盟軍の戦いかと考える。だが、実際は惑星の総督が皇帝の怒りを買っただけだった。大気圏内に入ったソープの<ファルコン>は、攻撃の巻き添えを食った村へと近づいていった。彼女はしばらくこの村で過ごし、ノニーンをはじめとする村人たちと共に死体を掘り出す手伝いや、けが人の手当てをした。その中、彼女は住民の中に老人が見当たらないことに気付き、疑問を口にする。彼らの答えで、村の住民たちは同じ人間でもソープのような人間に比べはるかに長寿で、若く見えることを知る。ソープは彼らの急速な治癒能力に付いても研究を始めた。[2]

ヒジャドへの到着から1ヶ月ほどしたとき、住民たちは<ファルコン>を樹液で塗り始めた。彼らの作業が終わると、この宇宙船にはめくれた口や牙、拳、羽が描かれ、コックピットは怒りに燃える目になっていた。ノニーンの説明は要領を得ず、ソープは<ファルコン>を帝国軍への報復に使うつもりなら、それは駄目だと警告する。だが、彼女は最終的に帝国軍基地の上空を飛ぶだけという条件で<ファルコン>を使用することを認めることになる。住民の要求どおり、ソープはファルコンで基地上空を飛び、帝国軍から攻撃されたがそれを生き延びた。基地には全くダメージを与えられなかったが、ノニーンはこれで満足していた。 その後も1年間、ヒジャドで過ごしたソープは、ノニーンの一族が誰かの死を事前に予知していることに気付く。彼らが“去った”と表現した人は、まもなく死ぬことになるのである。ソープは彼らが帝国軍の攻撃で村がなくなるのも事前に予知していたことも知った。ソープはこれがフォースの予知能力かとも思ったが、ノニーンも確かな答えを持ってはいなかった。[2]

村に住み始めて2年目、ソープは彼女自身が“いく”ことになるとノニーンから教えられた。ソープは自分をスキャンしたが、健康体だという結果しか出ない。ノニーンはそれでも譲らず、ソープの死を先のばす儀式を行った。まもなく、ソープはなぜかスキャンに引っかからなかった先天的な病を発病する。しかし彼女は死ななかった。さらにこの1年のち、村人たちは<ファルコン>が“移った”と表現した。1ヶ月すると、モルポル巡業サーカスがヒジャドを訪れ、サーカスのオーナー、ダックス・ドゥーガンがこのYT貨物船に惚れ込んだ。<ファルコン>が“移って”いることから、ソープはドゥーガンがこの宇宙船を求めるのを拒まなかった。また、彼の払った代金のおかげでソープはヒジャドに医療及びリサーチ・センターを設立することも出来た。[2]

彼女はその後10年間、リサーチ・チームとともにヒジャドに留まった。惑星の帝国基地はこの間に破壊された。村人たちは、基地が“去る”ことを知っていたため、驚きはしなかった。[2]

その後

ソープはヒジャドの住民の予知能力や長寿の秘密を解き明かすことは出来なかった。ハットウーキージェンダイファリーンといった長寿種族との繋がりも模索したが、何も分からなかった。バクタボタなどの原料の植物との関係性も、根拠が発見されなかった。[2]

ソープはエンファームにも医療施設を開設し、その後オーロラ医療センターで働き始めた。リーアル・ソンパなどの医師が勤めるこのオブロア=スカイの医療センターは、正常な寿命を過ぎた人を生き永らえさせることを目的とした施設だった。実際、ソープが働いていた43 BBYトーブ・ジャダックという人間が60年を超える眠りから、若さを保ったまま目を覚ましている。[2]

同じ年、オブロア=スカイのソープのもとを、ハン・ソロレイア・オーガナ・ソロ、彼らの孫アメリア、そしてプロトコル・ドロイドC-3POが訪れた。この時点での<ファルコン>所有者であるハンとその一家は、この宇宙船の経歴を辿る旅をしており、ソープの名を知ったのだった。ソープは自分の経歴と、<ファルコン>をどうやって手に入れたかを彼らに語ったのだった。 [2]

登場作品

脚注

他の言語

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