パレス・プラザ(Palace Plaza)は惑星ナブーの首都シードにあった、歩行者専用の大通りである。シード宮殿とパレス・コートヤードを繋いでいた。[3] パレス・プラザはふだん大勢のナブー人で賑わい、通りの中央には勝利のアーチと呼ばれる門が建てられていた。[2]
歴史
32 BBYにナブー危機が発生した際、ヴァイスロイ・ヌート・ガンレイ指揮下のトレード・フェデレーション軍がシードへ侵攻し、バトル・ドロイドの侵略部隊がパレス・プラザを通ってシード宮殿へ進軍した。ナブーがグンガンと協力してフェデレーションに勝利した後、パレス・プラザで祝勝の式典が開催された。この式典には大勢のナブー市民やグンガンの他に、最高議長になったばかりのシーヴ・パルパティーンやジェダイ最高評議会のメンバーも列席した。パレス・プラザでグンガン・グランド・アーミーによるパレードが終わった後、ボス・ルーガー・ナスは宮殿へと続く階段を登り、パドメ・アミダラ女王から受け取った輝くオーブを民衆の前で掲げた。[1]
4 ABY、エンドアの戦いで皇帝シーヴ・パルパティーンが死んだ後、パレス・プラザには銀河帝国の敗北を喜ぶ市民が大挙して押し寄せた。[4]
制作の舞台裏
パレス・プラザはシード宮殿の前に広がる大通りとして映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』に登場した。続編『エピソード2/クローンの攻撃』では宮殿の前に大通りではなく巨大な広場(パレス・コートヤード)が存在するように描かれ、『ファントム・メナス』以降にパレス・プラザがコートヤードに作り変えられた可能性が示唆された。
しかし2004年に後発売された『エピソード6/ジェダイの帰還』DVD版の追加シーンでは『ファントム・メナス』と同じ街並みが描かれ、パレス・プラザが再登場した。2005年、映画『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』でシードの街並みに手が加えられ、パレス・プラザとコートヤードは完全に別物になった。正史の設定資料集『アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科』の記述も『シスの復讐』の描写と合致しており、パレス・プラザは宮殿とコートヤードを繋ぐ大通りとして位置づけられている。
登場エピソード
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス (初登場)
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 (DVD版以降)
- スター・ウォーズ:砕かれた帝国