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「ジェダイ・ナイト、ノーミ・サンライダーはこの時代の最も優れた指導者となる。ジェダイの夫アンデュアがステネス星系の奇襲で命を落としたあと、ノーミは夫のライトセーバーを手に、荒涼たる惑星アンブリアで、マスター・ソンについて正式な訓練をはじめた」
ヴォレン・ナルの歴史書より[出典]

ノーミ・サンライダー[1](Nomi Sunrider)は人間女性で、ジェダイ・オーダーの指導者を務めた銀河共和国時代のジェダイ・マスターである。ノーミ・ダ=ボーダ(Nomi Da-Boda)として生まれた彼女は、ジェダイ・ナイトになるため訓練中だったアンデュア・サンライダーと結婚し、生まれた娘にヴィマという名前を付けた。ステネス星系へ旅した際、アンデュアはボガ・ザ・ハットのギャング団によって襲撃された。ギャングたちは、サンライダー夫妻が運んでいたアデガン・クリスタルを狙っていた。この事件で夫のを目撃したサンライダーは、彼女自身がジェダイ・ナイトの道を歩む決心をした。サンライダーは、マスター・ソンのもとでジェダイの修行を完了する。その後、サンライダーは救援チームの一員として惑星オンダロンへ派遣され、フリードン・ナッドの反乱でジェダイ・ウリック・ケル=ドローマと共に戦った。サンライダーたちの活躍によって、ナッド教徒の反乱に終止符が打たれ、オンダロンにおけるシスの統治が終わった。しかし、この直後に起こったシス大戦で、サンライダーたちジェダイは、新たに登場したシスの暗黒卿エグザ・キューン、そしてフォースのダークサイドに堕落したウリック・ケル=ドローマと戦うことになる。戦争中、サンライダーはウリックが実の弟ケイを殺害する場面に居合わせた。激しい感情に駆られたサンライダーは、ウリックからフォース感応能力を剥奪し、効果的に彼の力を奪った。サンライダーがウリックを破ったことにより、シス大戦はこの後まもなく終焉を迎える。

シス大戦が終わった後、サンライダーはジェダイ・オーダーにおける地位を着実に高めていった。エクシス・ステーション秘密会議が開かれた頃、サンライダーはオーダーの指導者的存在に上り詰めていた。この会議は、シス大戦で被った深刻な被害からいかにしてオーダーを再建するかを議論するため、サンライダー自身が召集したものだった。サンライダーの死後、彼女の遺産はジェダイの歴史に刻まれ、その物語は何世紀にも渡って語り継がれた。

経歴

生い立ち

Young Nomi

若きノーミ・サンライダー

アンデュア・サンライダーと結婚して旧姓を捨てる以前の、ノーミ・ダ=ボーダの経歴についてはほとんど何も知られていない。しかし、アンデュア・サンライダーとともに生活するようになった後、彼女は、夫とフォースの深い繋がりに対し、強い畏敬の念を抱くようになった。アンデュアはそんな妻に対し、彼女にも同じ力が備わっているのだと言い聞かせた。しかしサンライダー本人は、夫のようにフォースをコントロール出来る自信がなかった。

サンライダーは、夫とともに惑星ダラダで生活していた。しかし、アンデュアはフォースの訓練の新しい段階に進むことになり、ジェダイ・マスターチャマから、惑星フラスへ招待された。フラスに移り住んだ後、サンライダーは女の子を出産し、ふたりは赤ん坊にヴィマという名前を付けた。数間フラスで訓練を積んだアンデュアは、学べる限りの全てをマスター・チャマから教わった。マスター・チャマは、ステネス星系の惑星アンブリアへ行き、マスター・ソンのもとでジェダイの訓練を修了するようアンデュアに指示した。アンデュアは、新しいマスターに手渡すため、いくつかのアデガン・クリスタルを託される。チャマの命令に従い、アンデュアは妻と娘、そして一家で所有していたドロイドA-3DOとともに<ライトサイド・エクスプローラー>に乗り込み、ステネス星系へと向かった。

待ち伏せ

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倒れた夫のライトセーバーに手を伸ばすノーミ

フラスを去ったサンライダーとその家族は、ステネス星系のすぐ外側に位置するハイパースペース・ターミナルに到着した。宇宙ステーションにドッキングした後、彼女たちはボガ・ザ・ハットのギャング組織のメンバーによって待ち伏せされた。ギャングたちは、サンライダー夫妻が持ち歩いていたアデガン・クリスタルの話題を耳にし、この高価な宝石を奪おうとしていたのだった。

ギャングの数名はA-3DOを捕まえて人質にし、サンライダーたちを牽制した。サンライダーのすぐそばにいたアンデュアは、犯罪者と対峙し、敵のひとりからゴーム=ワームを投げつけられた。ゴーム=ワームの牙は毒を持っており、この小さな爬虫類に噛まれてしまったアンデュアは、間もなく命を落とした。アンデュアの死の瞬間を目撃したサンライダーは、すぐに倒れた夫のもとに駆け寄った。そんな彼女に対し、ギャングたちはクリスタルを渡すよう脅しをかけた。次の瞬間、死んだアンデュアがフォース・ゴーストとして姿を現し、悲しみに打ちひしがれた妻に、いまは涙を流している場合ではないと語りかけた。アンデュアは、娘と彼女自身の命を守るため、ライトセーバーを握って戦わなければならないと告げる。サンライダーは仕方なくアンデュアのライトセーバーを手に取り、犯罪者たちを攻撃してクワントという名のギャングとその仲間のひとり殺害した。生き残った犯罪者たちは、サンライダーの突然の攻撃から逃げ出した。彼らはアデガン・クリスタルを手に入れることが出来ないままボガのもとへ逃げ帰り、宇宙ステーションでの出来事を報告した。

ギャングたちが撤退した後、サンライダーはふたりの犯罪者を殺したことに、大きな罪の意識を感じた。再びフォース・ゴーストとしてサンライダーの前に姿を現したアンデュアは、夫婦で一緒にいられる時間が終わり、恐れていた道をたったひとりで歩く時が来たのだと告げた。アンデュアは彼女に、アンブリアへの旅を続け、マスター・ソンを見つけてフォースの教義の訓練を受けなければならないと語る。サンライダーは夫の最後の望みを尊重し、ヴィマとA-3DOを<ライトサイド・エクスプローラー>に乗せ、アンブリアへと出発した。サンライダーは、まだジェダイのトレーニングを受けていなかったにも関わらず、まるで暗い部屋で輝く松明のようなマスター・ソンの存在感を、フォースの中で察知した。彼女はこの感覚を頼りに目的地へと旅した。

アンブリアへの到着

環に囲まれた惑星アンブリアに到着したサンライダーは、マスター・ソンが近くにいることを確信した。自分自身の感覚を信じ、サンライダーはA-3DOを<ライトサイド・エクスプローラー>に残し、娘のヴィマとともに荒涼とした惑星の地表へと踏み出した。旅の途中でナス湖にたどり着いたサンライダーは、この場所に漠然とした不安を覚える。湖の周囲を歩いていた時、サンライダーは、風に運ばれてきた声を耳にした。その声は、“死と混沌に包まれながら全てを後悔する未来がやってくるだろう”と彼女に告げた。彼女は謎の声に惑わされたが、その後、もっと穏やかで落ち着いた別の声が彼女に語りかけ、ダークサイドの力に誘惑されないよう助言した。

Nomi and Thon

アンブリアにて、マスター・ソンとサンライダー

第2の声の主は自分を助けようとしているのだと判断したサンライダーは、湖を通過し、アンブリアの深い荒野へと踏み入ることに決めた。彼女は旅を続け、声に従って宇宙船からどんどん離れていった。サンライダーはやがて小さな丘に到達し、谷の上から、そばに建てられた小さな家を見下ろした。家の近くには、巨大な生き物に乗った若きヴァルタンがいた。サンライダーは、このヴァルタンこそ探し求めていたマスター・ソンに違いないと確信した。

ヴァルタンのジェダイは、サンライダーとヴィマを家の中へと案内し、母娘と巨大な生き物に食べ物を出した。サンライダーは、ここ数のうちに起こった事件を説明し、アンデュアが死んでしまったことを伝えた。彼女は、ジェダイだった夫が、なぜ容易く殺されてしまったのか理解できないと口にした。ヴァルタンのジェダイは、相手の事をしっかりと見据えない限り、ジェダイもまた弱い存在に過ぎないのだと説明する。続けて彼は、ジェダイでない人々も、長い時間をかけてジェダイの弱点を研究しているのだと語った。

一方、二度とアデガン・クリスタルを取り逃がすまいと固く決心したボガ・ザ・ハットは、部下たちに<ライトサイド・エクスプローラー>の追跡を命じていた。専用のセール・バージを準備したボガは、ギャング団のメンバー数名を集め、サンライダーの後を追った。不毛の星アンブリアに到着したハットは、<ライトサイド・エクスプローラー>からそう遠くないところにセール・バージを着陸させた。ボガは貴重なクリスタルを熱狂的に追い求め、傭兵をサンライダーの宇宙船へと送り出した。このとき、A-3DOは犯罪者たちによって破壊されてしまう。<エクスプローラー>の船内でクリスタルが見つからなかったため、犯罪者たちは、サンライダー母娘がいるジェダイの家へと追跡を続けた。小さな家にたどり着いたボガのギャング団は、すぐに攻撃を開始し、サンライダーたちを包囲した。ヴァルタンのジェダイは家から飛び出し、ギャングに立ち向かった。しかし、この若きジェダイはすぐに敵に圧倒され、犯罪者のひとりにノックアウトされてしまう。サンライダーは、ヴァルタンも夫アンデュアと同じ運命を辿るのではないかと危惧した。しかし、ボガがヴァルタンを殺すよう手先に命令した瞬間、ヴァルタンの仲間の巨大な生き物が戦いに介入した。この生き物は、驚くべきスピードで犯罪者を攻撃し、たったひとりで敵の戦力を削った。ボガとギャングたちはこの生き物の獰猛さと猛攻撃に耐えきれず、セール・バージへと退却した。

ボガと手下たちが去っていった後、ヴァルタンはサンライダーに自己紹介した。彼はオス・ウィラムという名で、マスター・ソンの弟子であることが明らかになる。そしてウィラムを助けた巨大な生き物こそ、マスター・ソンその人だった。ウィラムはサンライダーに、彼女のジェダイとしての旅はたった今始まったのだと告げた。

ジェダイの訓練

その後の数か、マスター・ソンはサンライダーをひとりにすることで、夫アンデュアの不慮の死に対する悲しみを克服させ、ジェダイの人生が何をもたらすことになるのかを熟考させた。そんなある日、サンライダーはニークの群れを追ってナス湖の近くへ向かうヴィマの姿を目撃した。この湖の闇の深奥には、かつてソンが破ったダークサイダーの精神が残っていた。サンライダーの娘は、湖から現れた2匹のヒシッスに狙われる。ヒシッスは、ナス湖に囚われた悪が、ダークサイドの権化となって出現した生き物だった。サンライダーは、この獣から発散される闇の感情に本能的に反応した。

Nomi holocron

サンライダーにジェダイの歴史を教えるマスター・ウード・ブナー

本能に従い、サンライダーは、互いに殺しあう2匹のヒシッスの姿を頭に思い描き、このイメージに集中した。すると突然、2匹の爬虫類は、実際に互いを攻撃し始めた。サンライダーはその隙にヴィマを抱き寄せ、ソンの家へ戻った。サンライダー本人は理解していなかったが、彼女には生まれつき戦闘瞑想の能力が備わっていた。これは、経験を積んだジェダイ・マスターでさえも習得が難しい、優れたフォースの技術だった。

サンライダーが夫の死に折り合いを付けた後、ソンはフォースの訓練を開始した。このとき、サンライダーはジェダイ・ナイトになる運命を受け入れてはいたが、自分でライトセーバーを造ったり、使用することをまだ拒んでいた。彼女にとってライトセーバーは、ギャングを殺した記憶を思い出させる装置に過ぎなかったのである。しかし、マスター・ソンは彼女の考えに疑問を呈した。ソンは、ライトセーバーは単に攻撃や防御のためだけに使う兵器ではなく、ジェダイが精神を集中させ、フォースとの繋がりを深めるための道具にもなるのだと教えた。ソンはサンライダー母娘をアンブリアの荒野へと連れ出し、マスター・アーカ・ジェスから借りた古代のホロクロンを見せた。このホロクロンのゲートキーパーは、マスター・ウード・ブナーだった。マスター・ブナーは、ジェダイとダークサイドの長い戦いの歴史を語り、来たるべき重要な出来事で、サンライダーが大きな役割を果たすことになるだろうと告げた。しかしそれでもまだ、サンライダーはライトセーバーが単なる殺しの道具以上のものであると認められないでいた。ライトセーバーの存在は本質的に間違っていると考えるサンライダーは、この武器と距離を置いていた。

サンライダーからアデガン・クリスタルの贈り物を受け取っていたソンは、お礼に何かお返しをするのが適切だと考え、自身のライトセーバーをサンライダーに与えた。ソンは、これは自分が師匠のもとで学んでいた時代に造ったライトセーバーだと説明し、優れた弟子に引き継がせるのが適当だと語った。まだライトセーバーを使うことを拒否していたサンライダーだが、しぶしぶ贈り物を受け入れ、それを数少ない持ち物のひとつに加えた。

Nomi fight

ボガのギャングと戦うサンライダー

この時、ボガ・ザ・ハットのギャング団に所属する大勢の海賊やならず者が突如として姿を現した。ハットが犯罪者たちに与えていた唯一の命令は、アデガン・クリスタルの回収だった。マスター・ソンとサンライダーは、ギャングの標的となっている家へ急いで戻った。ソンは、先ほど与えたライトセーバーを使って共に戦うようサンライダーに命じたが、彼女はこれを拒否した。頑なにライトセーバーを使おうとしない弟子に失望したソンは、おとなしく海賊たちに降伏した。ソンはフォースを通じてサンライダーに接触し、もしライトセーバーを使う気がないのであれば、フォース・パワーで海賊を倒さなければならない、と告げた。サンライダーは、心に残っていた悲しみや不安の霧を払拭し、海賊たちが互いに攻撃しあうイメージに集中した。すると突然、海賊は互いに反目し始め、クリスタルを巡って争い始めた。引き続いて発生した混乱のさなか、サンライダーは、マスター・ソンが自分に教えようとしていたことを理解する。ジェダイとして、ジェダイの武器であるライトセーバーを使う決意に至ったサンライダーは、すぐにマスターのライトセーバーを拾い上げ、混乱していた海賊たちに突進していった。サンライダーはマンダロリアン手錠をライトセーバーで切り、マスター・ソンを解放することに成功する。生き残った海賊たちは、サンライダーの激しい攻撃から逃れ、宇宙船へと去っていった。

その後、サンライダーはマスター・ソンのもとで訓練を完了させ、ジェダイの図書館惑星オッサスへと連れて行かれることになった。サンライダーはオッサスでジェダイ・マスター・ヴォド=シオスク・バスの個人指導を受けることになる。バスは彼女に、ライトセーバーの造り方を指導した。

オンダロンの反乱

Nomi FNU

オンダロンで戦うサンライダー

サンライダーがマスター・バスのもとで学んでいた頃、惑星オンダロンフリードン・ナッドの反乱が発生し、現地のジェダイだけでは手に負えない事態に発展した。惑星の支配権を握っていたダークサイドのパワーに対処するため、マスター・アーカ・ジェスとウリック及びケイ・ケル=ドローマ兄弟、オス・ウィラム、トット・ドニータらが現地に赴いていた。彼らはシス錬金術師アマノア女王破り、亡きシス卿フリードン・ナッドのダークサイドの霊体を撃退したが、その後、更なるダークサイドの脅威に直面することになった。アマノアの葬儀が行われている途中、ナッド教徒と呼ばれるシス・カルトのメンバーが、衛星ディクサンへと運ばれていたアマノアとナッドの石棺を奪うため襲撃を行ったのである。ナッド教徒は石棺を両方とも奪い、地下の本拠地へと退いていった。マスター・ジェスはオムミンによって捕えられ、長い拷問を受けることになった。自分たちだけではこの状況を解決できないと考えたケル=ドローマは、銀河元老院とオッサスに集まっていたジェダイに助けを求めた。サンライダーはマスター・ソンとともに惑星コルサントへ赴き、銀河共和国防衛省と顔を合わせた後、オッサスに戻った。彼女は、ケル=ドローマを助けるために編成された5人のジェダイの部隊のリーダーに選出された。

サンライダーとデイス・ディアスショアネブ・スールカール・トックキス・カークらは、城壁によって守られたオンダロンの都市イジスへと旅した。ケル=ドローマたちからの報告は、このイジスを最後に途切れていた。しかし、サンライダー率いるチームがイジスに到着したとき、ケル=ドローマは既に都市を後にしていた。サンライダーたちは、ケル=ドローマがイジスの外の要塞の廃墟にいることを、フォースを通して感じ取った。要塞へ向かう途中、サンライダーはフォース・シールドを仲間たちの周りに投影し、ディアスらとともに多数の敵兵士と戦った。ジェダイたちは、オーダーの歴史の中で磨き上げられたフォースの戦闘技術を、実戦で活用した。要塞を目指す戦いの中で、サンライダーは、それまでの訓練で培った優れたライトセーバー技術を発揮する。しかし彼女は、何かが、あるいは何者かが、自分の戦闘瞑想能力をブロックしていることに気づいた。サンライダーは、フォースの中でしか見えない謎の敵と戦おうとしたが、相手に防御を看破され、気絶してしまう。戦いの後、瓦礫の中に倒れていたサンライダーは、ウリック・ケル=ドローマによって発見され、他のジェダイが集まっている場所へと連れて行かれた。その後、サンライダーとケル=ドローマは、仲間を率いてオムミン王の本拠地へ向かい、城の中庭で攻撃を開始した。ジェダイは警備兵を撃退したが、オムミンは憎悪の力からパワーを造りだし、壁の向こうのサンライダーにそれを放った。しかしその次の瞬間、ケル=ドローマがライトセーバーでオムミンを切り付け、この老人を戦闘不能にした。オムミンを倒したサンライダーとケル=ドローマは、マスター・ジェスを解放することに成功した。

ジェダイがオムミン王を破った後、フリードン・ナッドとアマノアの遺体は、密林の月ディクサンへと運ばれ埋葬された。危険な獣が跋扈するディクサンなら、誰も石棺を盗むことができないだろうと考えたのである。サンライダーは、他のジェダイとともに、ディクサンで開かれた埋葬の式典に参加した。

クラースの紛争

Nomi Jedi

クラースとの戦いにおいて、ノーミ・サンライダー

フリードン・ナッドの反乱の終結により、サンライダーを始めとするジェダイは、任務のない、一時的な平和を経験した。この間、サンライダーたちは、オンダロンの空飛ぶ獣を乗りこなす方法を教わった。しかし、ジェダイたちの休息は、マスター・アーカ・ジェスの到着によって早くも破られることになる。マスター・ジェスは、クラースと呼ばれる組織の台頭により、エンプレス・テタ星系でトラブルが拡大していることを彼女たちに報せた。クラースは、ダークサイドの従事者たちによって結成された秘密結社だった。事態を説明した後、ジェスは集まっていた者たちに任務を与えた。オス・ウィラム、デイス・ディアス、カール・トック、ショアネブ・スールは、オッサスに戻り、オンダロンの一件をジェダイと共和国の指導者に説明した後、エンプレス・テタ星系で発生した事件との関連性を報告することになった。サンライダーは、しばらく惑星に留まるよう命じられた。彼女はしばらくの間、ジェスのもとで戦闘瞑想の技術を磨くことになった。彼女は、訓練が終わった後、ケル=ドローマとともにエンプレス・テタ星系へ急行し、ジェダイと共和国の援軍を指揮することになっていた。

クラースのクーデーターを知ったジェダイと共和国の指導者たちは、連合艦隊を惑星コロス・メジャーへと派遣した。コロス・メジャーは、血なまぐさいクーデターに抵抗を続けていた、エンプレス・テタ星系の最後の惑星だった。ノーミ・サンライダーとウリック・ケル=ドローマが指揮する連合艦隊がハイパースペースを抜けたとき、コロス・メジャーは激しい攻撃を受けている真っ最中で、戦いも終わりに近づいていた。

連合艦隊は、到着してすぐに、巨大なスペース・グレイザー(共和国の宇宙レーンに現れ、宇宙船を食べてしまうことで知られた伝説の生物)によって襲われた。しかしサンライダーは、この巨大生物が、シス魔術に長けた者によって造りだされた幻影であることに気づく。サンライダーは敵艦隊に意識を集中し、数多くの精神を深く探った末、極めて強力なフォース使用者アリーマ・キートの心に接触した。キートの精神を探ったサンライダーは、クラース艦隊の宇宙船の一部も、スペース・グレイザーと同様、単なる幻に過ぎないことを知った。サンライダーはキートの精神に完全に入り込み、その集中力を失わせることに成功した。フォースの幻は弱まったが、本物の宇宙船もまだ多数存在していた。戦況が劣勢に傾きかけていると悟ったクラースは、宇宙船を生きたミサイルとして利用し、共和国とジェダイの連合軍に特攻攻撃を仕掛けるよう命じた。共和国艦隊を指揮するオーレイ・ヴァニカス艦隊指揮官は、相手の意図に気づいたものの、対処する時間は残されていなかった。

Nomi and wounded Ulic

コロス・メジャーの戦いで、傷ついたケル=ドローマを抱きかかえるサンライダー

クラースの戦術は功を奏し、連合艦隊の宇宙船は大混乱に陥った。共和国軍の司令船リライアンスI>も、クラースのCX-133ケイオススターファイターがコマンド・デッキに激突したため致命的なダメージを負い、ケル=ドローマはシス魔術が染み込んだ破片で重傷を負った。サンライダーがケル=ドローマの傷を看ている間に、連合艦隊は、エンプレス・テタ星系からの退却を命じられた。

デネバの戦い

コロス・メジャーの戦いの後、サンライダーを含む何千というジェダイが、惑星デネバメルー山で開かれた秘密会議に集まった。この会議は、コロス・メジャーの戦いや、クラースによる共和国領域侵略の噂について話し合うため、ジェダイ・オーダーの指導者たちが呼びかけて実現したものだった。サンライダーは集会で発言し、ケル=ドローマがクラースに対抗する作戦を考案したことを皆に知らせた。ケル=ドローマは、クラースに潜入して組織を内部から崩壊させる作戦を提案したが、マスター・ジェスやシャヨトを始め、多数のジェダイが反対意見を唱えた。潜入作戦について話し合いが行われている途中、突如として現れたクラース・ウォー・ドロイドが、会場を襲撃した。若きヴィマはウォー・ドロイドに攫われたが、キャサーのジェダイ、シルヴァーによって救い出され、母親のもとへ戻ってきた。戦闘中、仲間をかばったマスター・ジェスが命を落とした。師匠の死にショックを受けたケル=ドローマは、潜入作戦を実行に移すことに決め、どんな代償を払っても敵を倒すと誓った。

サンライダーは、潜入任務に向けて準備を進めるケル=ドローマに同行した。オンダロンで初めて出会った日以来、彼女はケル=ドローマとの間に特別な関係を築き上げていた。初対面から数か月を経て、ふたりの関係は完全に成熟しており、サンライダーは亡き夫アンデュアに対する愛情を胸に抱き続けながら、ケル=ドローマにも新しい愛情を傾けていた。デネバで秘密会議が開かれた当時、サンライダーとケル=ドローマは、お互いに対する感情を表に出すようになっていた。サンライダーは、潜入任務の危険性について話し合った後、ケル=ドローマが出発する直前に、彼と愛のこもった抱擁とキスを交わした。

ケル=ドローマの転向

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潜入任務の前にキスを交わすケル=ドローマとサンライダー

ウリック・ケル=ドローマは潜入任務に出立したが、彼からの連絡は途絶え、数か月が過ぎた。サンライダーとケイ・ケル=ドローマ、ドニータは、クラースの首都シナガーにいるはずのケル=ドローマと接触するため、作戦を練った。彼女たちは、ケル=ドローマがクラース潜入中にダークサイドに転向してしまうのではないかと心配していた。転向を未然に阻止するため、サンライダーはなんとしてもケル=ドローマと接触しなければならないと考えていたのである。仲間の助けを借り、サンライダーはシナガーへの侵入に成功し、フォースの中でケル=ドローマの存在を感じ取った。彼女は、クラース内部にいるケル=ドローマと会うには、自らクラースに捕えられる以外に方法は無いと判断した。サンライダーはクラースの宮殿の前でライトセーバーを起動し、駆け付けてきた兵士たちにすぐに降伏した。目論み通り、サンライダーはケル=ドローマの前へと連行された。捕えられた仲間を目にしたケル=ドローマは、困難な選択を迫られることになる。愛するサンライダーを救って潜入任務を台無しにするか、潜入任務を続けるため、クラースの意向に沿うよう対処するか、ふたつにひとつだった。クラースの指導者、サタールとアリーマ・キートは、訓練を積んだジェダイ・ナイトを生かしたままにするのは非常に危険だとケル=ドローマに告げた。

ケル=ドローマはカルトの指導者に同意し、明日、自らサンライダーを処刑すると語った。ケル=ドローマは、明日まで時間を稼ぎ、その間にサンライダーが脱獄することを期待していた。サンライダーは彼の意図を知らなかったが、監房を見張っていた兵士たちに戦闘瞑想を使うことで、彼らを互いに戦わせ、殺すことに成功した。続いて発生した混乱に乗じ、彼女は宮殿から逃亡する機会を掴み、シナガーの軌道で待機していたケイとドニータに助けを求めた。合流したジェダイたちは、潜入任務中のケル=ドローマも連れ帰るべきだと判断した。しかしそこへサタール・キートが姿を現し、ジェダイの計画は頓挫する。予期せぬことに、ウリック・ケル=ドローマ本人もそこに現れた。ケル=ドローマは、サタールこそデネバの襲撃を計画した張本人だと語り、復讐のため決闘に臨み、勝利を収めた。サンライダーは彼らの戦いを見守ったが、ケル=ドローマが怒りを利用して戦っていることに恐怖を覚えた。彼女たちはケル=ドローマを連れ帰ろうとしたが、彼はダークサイドのエネルギーを放出して仲間を押し飛ばした。サンライダーは彼の行動に衝撃を受け、当初の目的を果たせないまま、シナガーを後にすることになった。惑星を離れながら、サンライダーはまたしても愛する男性を失ってしまったことを悲しんだ。

サンライダー、ケイ・ケル=ドローマ、ドニータは、オッサスに戻った後、ジェダイの指導者たちに新しい作戦を提案した。サンライダーは、再びケル=ドローマの救出(場合によっては力ずくで)を試みるため、クラースに攻撃を仕掛ける必要があると考えていた。マスターたちはサンライダーの計画に賛成したものの、ケル=ドローマを無理やり連れ戻すことに関し、警告を口にした。彼らは、ひとたびダークサイドに足を踏み入れたジェダイが、もとの道に戻ることは不可能だと考えていたのである。しかしサンライダーは、自らの過ちから学ぶことで、ライトサイドに戻ることが出来るはずだと言い返した。マスターたちの警告を承知した上で、サンライダー一行は再びシナガーを目指した。

シナガーに到着後、デイス・ディアス、オス・ウィラム、ショアネブ・スールたちはスター・セーバー・スターファイタースティンガー級ファイターに乗り込んで戦闘を開始した。その一方で、サンライダーとケイ・ケル=ドローマ、カール・トックは、ウリック・ケル=ドローマがいる宮殿を攻撃した。ケイとカール・トックがクラースの兵士と戦う間、サンライダーはケル=ドローマと再会し、一緒にオッサスへ戻ろうと懇願した。しかし、ケル=ドローマは彼女の願いを聞き入れず、危険なシスのアミュレットを使って彼女を押し退けた。ケル=ドローマが完全にダークサイドに囚われていることに気づいたサンライダーは、マスターたちの警告を思い出し、仲間たちに退却を告げた。

サンライダーは知らなかったが、ジェダイがシナガーから退却した後、ケル=ドローマはエグザ・キューン決闘を繰り広げた。キューンは当時、銀河系で最強のダーク・ジェダイだった。この戦いの最中、はるか昔に命を落としたシスの暗黒卿マルカ・ラグノスの亡霊が姿を現し、キューンとケル=ドローマを新しいシス卿に任命した。新しい暗黒卿になったキューンと、そのシス・アプレンティスとなったケル=ドローマは、協力して共和国を打倒することを誓った。これにより、シス大戦の火ぶたが切って落とされた。

シス大戦

シス帝国が共和国との戦争を始めたとは知らず、サンライダーは惑星オッサスへ戻り、古代のジェダイ・マスター、オダン=ウーアのもとでフォース技術の腕を磨き続けた。サンライダーが戦闘瞑想の技術を向上させた後、オダン=ウーアは、ダークサイダーと戦うための特殊な方法を彼女に教えることに決めた。その方法とは、相手とフォースの繋がりを永遠に切り離す技術だった。オダン=ウーアは、この技は古代の戦争でシスに対して使われたが、今では使われなくなった古い技術だと説明した。

Sunrider1

シス大戦で戦うサンライダー

サンライダーの訓練が終わった頃、共和国の造船所が、はぐれ者のジェダイ・ナイトによって攻撃されたという情報が寄せられた。コルサントに集まったサンライダーを含む多数のジェダイは、噂になっているジェダイ・ナイトの問題を、自分たちだけで解決すべきだと判断した。マスター・バスを始めとするジェダイの数名は、共和国を説得するため元老院へ赴く。しかし間もなく、造船所を攻撃したジェダイの正体が、ウリック・ケル=ドローマであることが判明する。サンライダーとケイはこの事実に驚愕した。その直後、コルサントはマンダロリアンクルセイダー軍によって襲撃される(コルサントの戦いが始まる前、ケル=ドローマはクルセイダーの首領であるマンダロア・ジ・インドミタブル決闘で破り、彼らを傘下に引き入れていた)。コルサントの戦いは、ジェダイとマンダロリアンの双方にとって厳しい戦闘となったが、サンライダーとジェダイは防衛線を維持し、何とか侵略軍を退けることに成功した。ケル=ドローマと戦士団の部隊は共和国指令センターを占拠したが、ジェダイのチームがコルサント支配を企む侵略者に挑戦した。この時、クラースを率いるアリーマ・キートは、愛人であるケル=ドローマを見捨て、彼を置き去りにしてコルサントから撤退していた。ケル=ドローマは、サンライダーやマスター・バスを含む大勢のジェダイを一度に相手にし、ライトサイド・エネルギーのによって動きを封じられ、捕えられた。サンライダーが見守る中、マスター・バスによって共和国当局に引き渡されたケル=ドローマは、裁きの場で死刑を宣告されることになるだろうと断言された。

サンライダーはケル=ドローマの裁判に出席した。審問会で聴衆の前に立ったケル=ドローマは、自分の行動の正当性を訴え、シスに対する忠誠心を捨てることはないと宣言してサンライダーを驚かせた。ケル=ドローマは熱のこもったスピーチを始め、シスは、ジェダイと共和国を束縛している抑圧の鎖を断ち切るための知識を持っているのだと語った。裁判中、サンライダーは、かつて愛した男はもはや別人に成り果ててしまったとケイやシルヴァーに告げた。この裁判は、エグザ・キューンとマンダロア、マサッシの戦士の襲撃によって中断された。キューンはシスの魔術を使って裁判の参加者たちの身動きを封じた。サンライダーはケル=ドローマとキューンに、シスに対する忠誠を捨てるよう再度懇願した。しかし、サンライダーのかつての愛人は、邪魔をするなら彼女も攻撃の対象になると言い放った。サンライダーたちが見守る中、キューンは激しい決闘の末マスター・バスを殺害した。その後、ケル=ドローマと彼の盟友は、征服戦争を続けるためにコルサントを去っていった。

ケル=ドローマの裁判で起きた事件の後、サンライダーとその娘ヴィマ、そしてシルヴァーは、マスター・ソンが待つ惑星アンブリアに赴き、休息と訓練の時間を過ごした。しかし、アンブリアの静寂は、エグザ・キューンのエージェントによって破られる。シス魔術にかけられたオス・ウィラムとクレイドが姿を現し、ナス湖から呼び出した危険なヒシッスを使って、3人のジェダイを襲撃したのである。サンライダーとシルヴァー、ソンは、ダークサイドの危険な獣からそれぞれの身を守った。激しい戦いの末、彼女たちは全てのヒシッスを撃退し、ソンはウィラムを捕まえた。サンライダーとシルヴァーはウィラムをソンの家へと連れ戻した。マスター・ソンは、ウィラムの精神からダークサイドの魔術を取り除くことに成功した。

Nomi Force

ケル=ドローマからフォースの力を奪うノーミ・サンライダー

シス大戦は激しさを増していき、銀河系の各地に荒廃をもたらした。アリーマ・キートがケンプレクスIX恒星爆発させた後、結果として生じた超新星の衝撃波が、ジェダイの惑星オッサスへ向けて進んでいった。これを受け、サンライダーを含む何百というジェダイが、古代の遺物を回収するため、この図書館惑星へと押しかけた。ジェダイたちが必死になって宇宙船に遺物を積み込んでいたとき、サンライダーとケイは、個人用宇宙船で惑星に近づいてくるウリック・ケル=ドローマの存在を感じ取った。兄がようやくジェダイに戻って来てくれたのだと思ったケイは、自身の宇宙船に乗って彼のもとへと向かった。しかし、ケル=ドローマはケイの乗る戦闘機を砲撃し、地上に降りて弟と激しいライトセーバーの戦いを繰り広げた。オッサスの地表に墜落するケイの戦闘機を目撃し、サンライダーとトット・ドニータは現地へと急いだ。ところが、ふたりが駆け付けた頃には既に時遅く、ウリック・ケル=ドローマは怒りに駆られて弟を殺してしまっていた。ケイの死を目撃し、悲しみと苦悩に駆り立てられたサンライダーは、茫然自失しているケル=ドローマに向けてフォースのパワーを放った。サンライダーの力は、ケル=ドローマから効果的にフォースの感応能力を奪い取り、二度とフォースに触れることが出来ないようにした。弟を殺してしまって初めて、ケル=ドローマは自分の行為に自責の念を感じた。戦意を喪失したケル=ドローマは、戦争に終止符を打つため、ジェダイに協力することに同意した。

ケル=ドローマに導かれ、サンライダーたちはエグザ・キューンの秘密の寺院が建つ衛星ヤヴィン4に到着した。キューンがシス魔術で造りだす闇の影響力に対抗するため、ヤヴィン4の大気圏を降下する何百というジェダイが、ライトサイドのエネルギーで光の壁をつくった。サンライダーは優れたパワーを用い、ジェダイが造りだしたエネルギーを敵に向けた。しかし、彼女たちの行動は思いがけない影響をもたらした。サンライダーたちの目の前で、ライトサイドの波動がヤヴィン4の地表に大火災をもたらしてしまったのである。ヤヴィン4を襲った死の波動を感じ取ったジェダイたちは、世界規模の大火を生き延びた者は誰もいないだろうと判断した。ジェダイは密林の月を後にし、共和国とジェダイ・オーダーの再建を開始した。

ジェダイ・オーダーの指導者

「ノーミ・サンライダーもまた、自分が愛したふたりめの男、ウリックを失った痛手に苦しみ、これを忘れようと、政治とジェダイ・オーダーの再建に没頭した。仕事に夢中になるあまり、ノーミは感受性の強い娘にじゅうぶんな愛情をそそぐことができなかった」
ヴォレン・ナル[出典]
Nomi Exis

エクシス・ステーションにおいて、サンライダー

シス大戦が終結すると、ノーミ・サンライダーたちジェダイは、オーダーと銀河共和国の再建活動を開始した。その後の10年の間に、サンライダーが担う責任はますます大きくなっていき、ジェダイの指導者たちは、サンライダーをジェダイ・オーダーの首長に任命することに決めた。サンライダーは、シス大戦終結以降はじめてとなる、ジェダイの秘密会議を招集することに決めた。共和国の再建にあたり、ジェダイが果たすべき進歩的な役割について話し合うことが、この会議の目的だった。また、サンライダーはこの会議によって、ジェダイが自分のもとで復興しているという確証を得たいと考えていた。

しかし、エクシス・ステーションの秘密会議は、サンライダーが当初考えていた通りには進まなかった。シス大戦でサンライダーとともに戦ったジェダイ、シルヴァーが、会議の途中に、ウリック・ケル=ドローマの処罰に関する話題を出したのである。ケル=ドローマは、法の下で戦犯として裁かれたが、自由の身となって銀河系を放浪する自由を許されていたのだった。会議終了後、サンライダーは娘のヴィマがエクシス・ステーションを抜け出し、銀河の未知領域へと姿を消してしまっていることに気づいた。サンライダーは娘の身を案じ、なぜ彼女が軽率な行動をとったのかを考えた。実のところヴィマは、自分をジェダイとして訓練することにためらいを見せる母親に幻滅していた。ヴィマは、ノーミ・サンライダーは母親や師匠と呼ぶよりもむしろ、ジェダイの政治家のような存在だと考えていたのである。そのため彼女は、母親の代わりにフォースの訓練をしてくれる師匠を探す旅に出たのだった。ヴィマは、かつて最も偉大なジェダイ・ナイトとして知られていたウリック・ケル=ドローマこそ、自分のマスターにふさわしいと思い至った。娘の意図を知ったサンライダーは、すぐに彼女の後を追った。

NomiSunrider

自らの経歴を思い返すノーミ・サンライダー

娘を連れ戻す最善の手段を考えながら、サンライダーは、自身のジェダイとして経歴(もはやほとんど伝説になっていた)について思い返し始めた。彼女は、ジェダイの道を歩むことになったきっかけが、自分自身の決断によるものではなかったことを思い出した。サンライダーがジェダイになったのは、それが夫の最期の望みだったからであり、状況に強いられてのことだった。サンライダーは、自分と娘の違いはそこにあると考えた。ヴィマは、彼女自身の自由な意思でジェダイになることを決めたのである。若きヴィマは、ジェダイの訓練を進めたいと頼み続けていたが、サンライダーはオーダーの指導者としての役割に没頭するあまり、娘の訓練を怠っていた。ヴィマをないがしろにしていたことに気づいたサンライダーは、娘に対する怒りを捨てた。そしてまた、ジェダイとして生きることの代償を示す実例として、ケル=ドローマほど最適な存在は他にいないだろうと、自分自身を納得させた。しかし同時に、彼女は、娘にとってケル=ドローマが最高の教師になり得るだろうかと疑い始めた。ケル=ドローマの教えがヴィマを善からぬ方向へ導くことを危惧したサンライダーは、娘がいる極寒の惑星、レン・ヴァーへ向かった。

レン・ヴァーに到着したサンライダーは、ツンドラの平原に建つ極寒の要塞で、訓練中のケル=ドローマとヴィマを発見した。かつての愛人との再会は、明るい出来事とは言えなかった。ヴィマは母親に、家に帰るつもりは無く、ケル=ドローマこそ自分の師匠だと告げた。しかしケル=ドローマは、サンライダーがここにやって来た理由を理解した。彼は、娘を再び弟子にする準備が整っているのなら、サンライダーが再び師匠になるべきだと語った。ケル=ドローマは既にサンライダーに対して悪感情を抱いておらず、彼女とその娘に対し、できる限りのことをしたいと望んでいた。訓練の進捗状況を見せるため、ヴィマは母親を氷に覆われた山へと連れて行った。ヴィマはこの雪山で、ケル=ドローマからフォースの導きを得る方法を学んだのだった。ヴィマは、フォースを亡き父親の巨大な雪像をつくり、修行の成果を披露した。これを見たサンライダーは、ケル=ドローマの訓練が、本当に娘のためになっていることを認めた。

Nomi holds dying Ulic

ケル=ドローマの遺体を抱きかかえるサンライダー

しかしこのとき、ケル=ドローマの過去の罪を裁くつもりで、シルヴァーも惑星レン・ヴァーに到着していた。サンライダーは、怒りに燃えるシルヴァーとケル=ドローマの間に衝突が発生したことを、フォースを通して察知した。サンライダー母娘は、一方的な戦いが繰り広げられている現場に駆け付けた。ケル=ドローマは、シルヴァーの攻撃を防御し続けても彼女の怒りを煽るだけだと気付き、ライトセーバーのスイッチを切って戦いをつづけることを拒否した。この意外な展開により、シルヴァーはもはやこの無防備な男を攻撃することができなくなった。ケル=ドローマは、自己犠牲的な決断によって、ダークサイドの道に足を踏み入れつつあるシルヴァーを制止したのだった。シルヴァー自身も、恥じ入りながら自分の過ちを認めた。しかしその次の瞬間、ケル=ドローマは強力なブラスターの銃撃に胸を貫かれた。長らく忘れていた愛の絆を通し、サンライダーはケル=ドローマの体を貫いたブラスター弾の痛みを感じ取った。ケル=ドローマを撃ったのは、シルヴァーをこの惑星へと運んだハッゴンという名のパイロットだった。ハッゴンはかつてシス卿だったケル=ドローマを殺すことで、歴史に永久に名を残そうと考えたのだった。ハッゴンが宇宙船へと逃げ去っていく中、サンライダーはケル=ドローマを腕に抱えた。驚いたことに、彼の肉体は消え去り、ぼろぼろのジェダイのローブだけがそこに残った。サンライダーは、ヴィマの愛のおかげで、ケル=ドローマが贖罪の道を歩むことが出来たのだと悟った。ヴィマは、フォースとの繋がりを断たれた後も、ケル=ドローマはジェダイの心を忘れていなかったと語った。ケル=ドローマの死後、サンライダーとその娘は、フォースに対する新しい理解を得て、共和国へと帰還した。彼女たちが得た新しい理解は、ふたりが互いの運命を受けれて未来へと踏み出すための助けとなった。

その遺産

「ノーミ・サンライダーは犠牲者なんだ。彼女はシス大戦の意味を理解しないまま戦いに加わった。ジェダイ・マスターたちの教えを盲目的に信じ込んでね」
エグザ・キューンの亡霊から教わった知識を仲間たちに披露するキップ・デュロン[出典]
Noetikon of Light Hologram

ノーミ・サンライダーを含む、光のノエティコンのゲートキーパーたち

ノーミ・サンライダーの最期については何も知られていないが、後世のニュー・ジェダイ・オーダーのメンバーは、彼女の伝説的な活躍を語り継いだ。

大銀河戦争以前のある時点で、ノーミ・サンライダーの個性と知識は、3つのノエティコンのうちのひとつ、光のノエティコンに保存された。復活シス帝国が惑星コルサントを攻撃した際、このノエティコンはジェダイ・テンプルから失われてしまった。しかし冷戦のさなか、ジェダイ・マスター・ユオン・パーを悩ませていた奇妙な病気の治療方法を探していた名称不明のジェダイカンセラーが、この装置を再発見した。

銀河皇帝パルパティーンの破滅と第2デス・スター破壊の後、ジェダイ・オーダーはルーク・スカイウォーカーによって再建された。この頃、スカイウォーカーはヤヴィン4のジェダイ・プラキシウムでのジェダイ訓練生を教育し、銀河の各地でジェダイ候補生となるフォース=センシティブを探していた。彼が見つけたフォース=センシティブの中に、銀色の髪をしたティオンという女性がいた。ティオンは古代ジェダイの歴史や伝説に強い興味を持っていた。ジェダイ・プラキシウムに加入する前、ティオンは長らく忘れ去られていたエクシス・ステーション(数千年前にサンライダーがジェダイ会議を開いた場所)を発見したという人物に出会っていた。エクシス・ステーションに旅立ったティオンは、そこでスカイウォーカー(同じ情報提供者から座標を受け取っていた)と出会った。ティオンは、エクシス・ステーションの会議でサンライダーが行ったスピーチ等を記録したデータ・プラークを発見する。ティオンはスカイウォーカーにスピーチの内容を語って聞かせた。スカイウォーカーは、ジェダイの歴史を懸命に保存しようとするティオンを見て、ヤヴィン4で共に研究をしないかと申し出たのだった。また、ティオンは古代のジェダイの物語を語る歌、サンライダーのバラードを好んで歌っていた。

22 ABY、ティオンとマスター・イクリットアナキン・ソロタヒーリ・ヴェイラ、そしてアルディア・ロチェットは、かつてダース・ヴェイダーが支配した惑星、ヴジュンで古い宇宙船を発見した。その船のサイズは、体の小さいイクリットにぴったりだった。イクリットは、高く評価していたノーミ・サンライダーにちなみ、船を<サンライダー>と名づけた。夫アンデュアの仇を討った後、一時的にライトセーバーを手放していたノーミ・サンライダーと同様、イクリットもまたライトセーバーを使わなかったため、この船名は彼にとって象徴的なものだった。

個性と特徴

Nomi and young Vima

クラースの紛争中、ノーミ・サンライダーとその娘ヴィマ

サンライダーはその人生を通して、愛に関する多くの経験を積んでいた。若き女性サンライダーはジェダイとしての訓練を受けていたアンデュア・サンライダーと恋に落ち、やがて結婚した。ふたりの間には娘が生まれ、ヴィマという名前が付けられた。サンライダーは最愛の夫が犯罪者たちによって殺されるのを目撃し、打ちのめされた。その悲しみは大きなものだったが、サンライダーにはまだ娘ヴィマが残されており、やがてウリック・ケル=ドローマという名の若く、強力なジェダイと出会うと、再び彼と恋に落ちた。しかし銀河系を巻き込むクラースの紛争と、その後のシス大戦の勃発によって、ふたりの運命は引き裂かれてしまった。引き続いて起こった銀河の動乱の出来事の中で、ケル=ドローマはフォースのダークサイドの転向し、ジェダイと共和国を裏切り、サンライダーを悲しませた。サンライダーはふたつの愛を経験しながらも、愛した男性をふたりとも失うことになってしまったのである。しかし彼らが去ってしまった後も、サンライダーは彼らと共有した時間を思い出すために、アンデュアとケル=ドローマのホログラムを持ち続けていた。

サンライダーの愛情は、娘であるヴィマにも注がれていた。ヴィマがまだ幼いころから、サンライダーは彼女を銀河の闇から守り続けていた。マスター・ソンのもとで訓練を受けていたとき、サンライダーはナス湖でヴィマを救うため、2匹のヒシッスに対して潜在的なフォースの能力を使った。シス大戦の大いなる混乱の中で、再び彼女の娘に危険がもたらされた。シスのエージェントがサンライダーとヴィマに対してヒシッスを放ったのである。サンライダーは再びこの爬虫類から娘を保護した。ヴィマはやがて10代に成長し、追放されたジェダイ、ケル=ドローマから教えを受けるために母親のもとを去って行ってしまった。サンライダーは娘の安全を心配し、レン・ヴァーへとヴィマを追っていったが、かつての恋人と対面することになった。ケル=ドローマが立派に娘を訓練している様子を見たサンライダーは、自分自身がケル=ドローマと過ごした幸せな時期を思い出すことを許した。ケル=ドローマが殺されたとき、サンライダーはその死を恋人時代につくりあげたフォースのつながりを通して経験した。

力と能力

Nomi uses the Force

フォースに集中するノーミ

ノーミ・サンライダーはまだ若いころから、優れたフォースの才能があることがわかっていた。しかし、なぜ彼女が幼児期にジェダイ・オーダーに見いだされ、ジェダイの訓練を受けなかったのかはわかっていない。彼女と結婚したアンデュア・サンライダーは、そのフォースの感応能力に気づき、ことあるごとにジェダイの訓練を受けるよう彼女に進めていた。アンデュアの死後、サンライダーはアンブリアへと向かう決心をし、この地でマスター・ソンのもとについて訓練を受けた。ソンはすぐにサンライダーに眠るフォースの可能性を認め、彼女をもっとも強力な弟子へと育て上げたのだった。その優れたフォース感応能力によって、サンライダーはもっとも強力で、もっとも洗練された戦闘瞑想の使い手になった。これは、ごくわずかなジェダイのみが完全に習得することが出来た能力だった。

夫が殺された後、ノーミ・サンライダーはライトセーバーを手に取ることを拒否していた。しかしひとたびジェダイにとってのライトセーバーの意味を理解したサンライダーは、熟練した剣士へと成長する。フリードン・ナッドの反乱の間、サンライダーはケル=ドローマの援軍として派遣されたジェダイの一団の中にいた。ケル=ドローマのもとに駆け付ける過程で発生した戦いにおいて、サンライダーは優れたライトセーバーの技術を披露し、たったひとりで多数の敵を倒していった。その後、ケル=ドローマが惑星コルサントを侵略したとき、サンライダーはそのライトセーバー技術を使って、共和国の前線をマンダロリアンの侵略勢力から守った。戦争が進むと、サンライダーは再びライトセーバーを振るう機会を与えられることになった。シスの暗黒卿エグザ・キューンのエージェントがシス魔術とヒシッスの一団を使ってサンライダーとシルヴァー、ソンを攻撃したのである。3人のジェダイはお互いの力を合わせ、ダークサイドのクリーチャーを滅ぼすことに成功した。

マスター・オダン=ウーアのもとで訓練していたとき、サンライダーはダークサイダーと戦うための独特な能力を教えられた。その技術を使えば、相手をフォースそのものから根本的に切り離し、フォースを使えないようにさせてしまうことが可能だった。サンライダーがこの能力を使ったのは1度だけである。シス大戦中、ウリック・ケル=ドローマが弟のケイを殺害したとき、サンライダーは感情に駆られてこの堕ちたジェダイから効果的にフォースを切り離した。それ以降、ケル=ドローマはフォースに触れることなく人生を送ることになった。

エグザ・キューンがヤヴィン4で追いつめられたとき、サンライダーはその優れた力を使って、何千ものジェダイによってつくりあげられた光の壁を相手に導く役目を与えられた。何千ものジェダイの中には、オッサスのジェダイ・マスターたちでさえ知らない未知の力を持つことで知られるサンライダー自身の師、ソンも含まれていたため、光の壁を導く役目が彼女に与えられたことは、彼女の力量の程を示しているといえる。サンライダーが死んでから何千年も経った後でさえ、その力は畏敬の対象となっていた。ハットのジェダイ・ナイト、ベルドリオンは、傑出したフォースのライトサイドの利用者3名のひとりとして、ノーミ・サンライダーの名を挙げていた。

登場作品

参考資料

Wiki-shrinkable
ウーキーペディアにはノーミ・サンライダーに関する27枚の画像があります。

脚注

  1. カタカナ表記は『スター・ウォーズ 全史』に基づく。

関連項目

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