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ネム・ビーズ(Nem Bees)はオートラン男性で、銀河共和国末期にジェダイ・オーダーに仕えたジェダイ・ナイト銀河系全域を巻き込んだクローン大戦で、共和国のために独立星系連合と戦った。大戦の後半、ビーズの故郷である惑星オートは、分離主義勢力によって侵略された。共和国のためにオートを保護し、分離主義勢力の活動を阻止するため、ジェダイ評議会はビーズを現地に派遣した。ビーズは亡きオートランの商人イーディに扮装し、オートの民を独立星系連合に売り飛ばそうと計画していた強い影響力を持つ反逆者を捜索した。

ビーズの試みもむなしく、惑星オートは彼が到着したほんの3後に、独立星系連合によって首尾よく制圧されてしまった。裏切り者はベロー・トゥサスであることが発覚し、ビーズは問題に突き当たりながらも任務に固執した。トゥサスによる新しいオート政府の陰謀を挫いたビーズは、共和国による反撃の道を切り開いたのである。連合軍の最後の抵抗勢力が残る区域を掃討するため、ビーズがオートで戦っていたとき、共和国の最高議長パルパティーンオーダー66を発令した。その結果、ビーズはクローン・トルーパーの標的になり、コマンダーCT-65/91-6210によって殺害された。

経歴

オートの侵略

19 BBYクローン大戦が最終段階に入った頃、銀河共和国スルイス宙域における所有惑星を失い始めていた。大雑把に見て、近辺領域にある惑星で唯一安定していたのがエリアドゥであり、共和国脱退の会談がリマ・トレード・ルートの端で始まろうとしていた。この危機の中、惑星オートの重要性を理解した銀河共和国は、ジェダイ・ナイトのネム・ビーズを、故郷であるこの惑星へと派遣したのだった。諜報部員の報告によれば、当局の人物、それもオートの中立政府において高い地位にある人物が、クーデターを画策しているとのことだった。もしこれが成功すれば、オートは裏切り者の手に落ち、惑星は独立星系連合に同調することになってしまう、という状況だった。

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オートの首都へと進軍する分離主義勢力を見つめるビーズ

仲間のジェダイであるキ=アディ=ムンディに勧められ、ビーズは10以上前に殺害されたオートランの商人、イーディに変装することになった。ビーズは、故郷の惑星とそこの住民である同胞を裏切ろうとしている反逆者を見つけ出すため、イーディの大家族の家に滞在し、オートの首都で密かに活動していた。しかしビーズの努力もむなしく、彼の到着から数日後、オート政府の財務大臣ベロー・トゥサスがクーデターを実行する。自分の忠誠が独立星系連合にあると表明したトゥサスは、政府の支配権を握り、オートの宇宙港を封鎖した。その後まもなく、分離主義勢力のドロイド軍団が惑星を占領するために到着した。優位にことを運ぶためには変装が重要になるだろうと考えたビーズは、正体を隠したまま、占領のあいだも変装を保ち続けた。そのため彼は、バトル・ドロイドが都市を襲撃しているあいだも、侵略におびえる住民を演じ続けなければならなかった。

破壊工作

当初は、独立星系連合の侵略に対して仕方なく受け身な姿勢をとっていたビーズだったが、その後は迅速に行動を進めた。トゥサスがちょうど新しい政府を設置しようとしていたそのとき、ビーズは軍事および事務の両面で、首尾よく破壊工作を成功させたのである。ビーズはいくつかのエリアを攻撃し、ドロイドの分遣隊の展開を阻止し、シャトルの誘導システムを遮断した。ビーズは運良くトゥサスの政府と接触することに成功し、この裏切り者の使用人をしているトワイレックから情報を得る。トゥサスは情報がどこから漏れたかを突き止めることができず、ますます誇大妄想気味になり、スタッフや議会のニモーディアンの大使に疑惑の目を向けるようになった。

破壊工作の最終的な行動を計画したビーズは、トワイレックとの繋がりのおかげで、ホロネットのトランシーバーにアクセスすることができた。オートが併合されて以来、初めて共和国との連絡に成功した彼は、攻撃部隊を所定の時間にオートに派遣してもらうよう手配した。すばやく行動に移ったビーズは、首都の宮殿に侵入し、共和国の攻撃艦隊がハイパースペースから出現したちょうどそのときに、オートのシールド発生装置を無効にしたのだった。

オートの戦いの終結

パニックに陥ったトゥサスは、自分の財産を捨ててオートから逃げ去った。ビーズは着陸した仲間たちと合流した。“デヴィス”というニックネームで知られるクローン・コマンダーCT-65/91-6210に率いられたクローンたちは、ビーズと対面し、分離主義勢力からオートを解放するために首都へと向かっていった。しかし、分離主義勢力のドロイド軍団はしっかりと守りを固めており、オートの戦いの決着はなかなか着かなかった。オートで1間に及ぶ戦いが繰り広げられる中、最高議長パルパティーンは、クローン軍団に対してオーダー66を発令した。この時点でジェダイは共和国国家の敵とみなされ、ビーズも部下のクローン・トルーパーの最大の攻撃目標になってしまった。最高議長からの命令に従い、コマンダー・デヴィスは独立星系連合の基地に対する攻撃を指揮していたビーズを射殺した。

個性と特徴

クローン大戦の過酷な時代に、ビーズは同胞たちの住む故郷の惑星オートへと送り込まれ、銀河共和国への義務を果たすため、一般市民のふりをして生活しなければならなかった。ベロー・トゥサスが惑星オートを独立星系連合に売り渡したとき、冷静な行動を強いられたビーズは、ドロイドの軍団が惑星の首都に行進していく様子を黙って見ているしかなかった。しかしこの決断により、ビーズはのちにより平和的なやり方で惑星を解放することに成功したのである。

力と能力

ネム・ビーズは破壊工作や侵入の分野に熟練しており、その技術は19 BBYのオートにおける活躍でも証明されている。彼はイーディに扮して暮らすことに成功し、任務期間中、正体がばれることなくその変装を維持し続けていた。ビーズは敵であるベロー・トゥサスの致命的弱点を確認し、それを利用することで、この財務大臣によるオート新政府を弱体化させた。情報提供者とともにトゥサスの政府内部で活動したビーズは、政府の多くの活動に打撃を与え、仲間の民を救った。時と場合によっては、オートの戦いで軍を指揮したように、ビーズは将軍の役割もこなすことが出来た。しかしその才能をもってしても、彼はクローン・コマンダーの裏切りから身を守ることができなかった。

制作の舞台裏

Boxy

ネム・ビーズを紹介するStarWars.com Databankの記事

ネム・ビーズは、ゲンディ・タルタコフスキーによるテレビ・シリーズ、『スター・ウォーズ クローン大戦』のチャプター22に登場したキャラクターである。この作品が放映された時点で、このキャラクターは2つのショットに映る無名のオートランに過ぎなかった。2006年スター・ウォーズの公式ファンクラブHyperspaceのメンバー、カイル・ジョーハースト(ハンドルネームは“Lord Hydronium”)が、StarWars.comの「What's The Story?」という企画でキャラクターに名前と背景設定を与えた。既存の設定の中にオートランのジェダイが存在しなかったことに着目したジョーハーストは、このキャラクターをジェダイ・ナイトとして設定した。ジョーハーストはビーズのマスターション・コン・レイにしようとしたが、この設定は編集の過程でカットされた。

StarWars.comのDatabankの記事では、横一列に並んだ複数のオートランのうち、誰がビーズなのかは分からなかった。しかしStarWars.comの小さなプレビュー・ボックスの画像によって、一番左のオートランがビーズであることがはっきりした。その後、『The Complete Star Wars Encyclopedia』(未邦訳)のビーズの記事でも、この画像が使用された。

登場作品

参考資料

Wiki-shrinkable
ウーキーペディアにはネム・ビーズに関する3枚の画像があります。

脚注

他の言語

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