ニック・サント(Nik Sant)は人間の男性で、銀河内戦期に共和国再建のための同盟の軍隊に仕えた兵士である。4 ABYに発生したエンドアの戦い当時、サントは反乱同盟で最も経験を積んだ偵察兵の1人だった。
経歴[]
人間の男性、ニック・サントは銀河内戦の時代に共和国再建のための同盟に仕えた。[1] 4 ABY当時[2]、サントは同盟軍で最も経験を積んだ偵察兵の1人だった。[3] この年、反乱同盟は第2デス・スターと呼ばれる超兵器を破壊するため、エンドアの戦いで銀河帝国に大規模な攻撃を仕掛けた。[1] パスファインダーズ隊の一員[4] であるサントは、ハン・ソロ将軍率いるエンドア攻撃チームに加わり、ラムダ級T-4aシャトル<タイディリアム>で森の月エンドアへ向かった。彼らは軌道上の第2デス・スターを保護している偏向シールドの発生施設を破壊することに成功し、反乱同盟の勝利に貢献した。[3]
人物[]
ニック・サントは人間の男性で、4 ABY時点で既に老齢に達していた。彼の白色人種で、白い髭を生やしていた。エンドアの戦いに参加した時、彼は同盟軍のパスファインダーズが着用する標準的な軍服とヘルメットを着用していた。[1]
制作の舞台裏[]
ニック・サントは1983年に公開されたオリジナル・トリロジー第3作『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』に登場するモブキャラクターの1人である。2002年にレジェンズ設定の資料『週刊スター・ウォーズ ファクトファイル』第44号でニック・サントという名前が初めて紹介された。
ニック・サントの外見はTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ 反乱者たち』に登場するクローン・キャプテン・レックスに似ており、ファンの間でサントとレックスは同一人物なのではないかという推測が立った。2016年、『スター・ウォーズ 反乱者たち』の製作総指揮を務めるデイヴ・フィローニは、シーズン2終了時のインタビューで、“エンドアの髭の老人”がキャプテン・レックスと同一人物であることは充分にありえると発言し、もしそうでなければ髭の老人があの場所にいる説明がつかないと語った。また『反乱者たち』の作中で、ケイナン・ジャラスがレックスを“おじいちゃん”(Gramps)と呼ぶ場面があるが、これはレジェンズ設定で紹介されたニック・サントの愛称である。さらに2018年3月5日に放送された『反乱者たち』の最終話『家族の再会 - そして別れ』で、キャプテン・レックスがエンドアの戦いに参加していたことが明らかになっている。
しかし今のところ作品や設定資料でこのキャラクターがレックスと同一人物と明言されたことは無く、正史の携帯ゲーム『スター・ウォーズ フォース コレクション』ではニック・サントとして紹介されている。
登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 (初登場)