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類似した名称の記事はナブーの戦い(曖昧さ回避)を参照

ナブーの戦い(Battle of Naboo)は、トレード・フェデレーションによる惑星ナブー侵略事件の最後の戦いである。銀河元老院から助力を得ることを諦めたナブーのパドメ・アミダラ女王が、グンガンジェダイの助けを借りてフェデレーションの占領軍と戦った。グンガンが大草原バトル・ドロイド軍を相手に陽動作戦を展開する間、女王の部隊が首都シードに潜入し、フェデレーションのヴァイスロイヌート・ガンレイを追い詰めた。また、若きアナキン・スカイウォーカーの活躍でドロイド司令船が破壊され、ドロイド軍は機能を停止した。ガンレイは女王に捕えられ、戦いに敗北した占領軍はナブーから撤退した。

背景

Blue Glass Arrow 詳細はナブーの侵略を参照

ナブーの封鎖

ヤヴィンの戦いの32前、銀河共和国による交易ルートへの課税に反対していたトレード・フェデレーション(通商連合)は、抗議のために惑星ナブーを封鎖した。フェデレーションのヴァイスロイヌート・ガンレイに影から指示を与えていたのは、ナブー代表のシーヴ・パルパティーン元老院議員シスの暗黒卿ダース・シディアス)だった。パルパティーンは、銀河元老院で権力を拡大するため、自らの故郷ナブーで危機を引き起こし、フィニス・ヴァローラム最高議長の政権に揺さぶりをかけようとしていたのである。ヴァローラム議長は特使としてジェダイクワイ=ガン・ジンオビ=ワン・ケノービを派遣したが、フェデレーションは彼らの暗殺を謀り、ナブーへの侵略を開始した。[1]

ふたりのジェダイは、フェデレーションの占領部隊からナブーのパドメ・アミダラ女王を救出した。その後、彼らは宇宙船の修理のため惑星タトゥイーンに立ち寄り、シス卿ダース・モールによる襲撃を凌いだ後、共和国の首都惑星コルサントに戻った。アミダラ女王は元老院で故郷の窮状を訴えたが、官僚主義によって腐敗していた共和国政府は、問題を迅速に解決する能力を失っていた。まんまとパルパティーン議員の策略に嵌まったアミダラ女王は、ヴァローラム議長対して不信任案を提出した。しかし、元老院に愛想を尽かした女王は、選挙の結果が出る前にコルサントを離れ、フェデレーションと戦うためナブーに戻った。[1]

グンガンの協力

ナブーに戻ったアミダラ女王は、パオンガ湖オータ・グンガに住んでいたグンガンに協力を求めた。ジェダイのクワイ=ガン・ジンと行動を共にしていたジャー・ジャー・ビンクスが、ナブー人とグンガンの橋渡し役を務めた。アミダラ女王の説得により、ボスナス率いるグンガンとナブーの間に同盟が結ばれた。その後、ボス・ナスとアミダラ女王は、ジェダイを交えて作戦を話し合った。王室保安軍キャプテンパナカはこの戦いに勝ち目がないと考えていたが、アミダラ女王は都市部からバトル・ドロイドをおびき寄せる陽動作戦と、惑星の軌道に浮かぶドロイド司令船を破壊するアイデアを提案した。グンガン・グランド・アーミー大草原でバトル・ドロイド軍団と戦っている間に、アミダラの部隊がフェデレーション占領下の首都シードに潜入し、司令船を破壊するためのN-1スターファイター部隊を出撃させた後、ヴァイスロイを捕まえるという計画がまとまった。[1]

戦闘

大草原の戦い

Gunganarmy

戦いに備えるグンガン軍

個人用のエネルギー・シールドブーマで武装した歩兵や、カドゥにまたがった騎兵、シールド発生装置を積んだファンバから成るグンガン・グランド・アーミーは、ナブーの大草原でトレード・フェデレーションのバトル・ドロイド軍団と相対した。ナブーとグンガンの同盟関係成立に貢献したジャー・ジャー・ビンクスは、将軍としてこの戦いに参加した。コマンド・バトル・ドロイドOOM-9率いるフェデレーション軍は、装甲型強襲用戦車で砲撃を開始したが、グンガンのシールドに攻撃が通用しないことが判ると、大型兵員輸送車から大量のB1バトル・ドロイドを出動させた。ドロイドの歩兵は徒歩でエネルギー・シールドを通過し、グンガンへ総攻撃を開始した。[1]

押し寄せるドロイドの大軍に、グンガンはブーマの投擲やエネルギー・カタパルトで応戦した。やがて戦いはB1バトル・ドロイドやドロイデカ、グンガンが入り乱れる混戦の様相を呈した。その後、シールド発生装置が破壊され、戦車からの攻撃に対して無防備になると、キャプテン・ルース・ターパルスはグランド・アーミーに撤退を命じた。退却中、誤ってカタパルトに搭載されていたブーマ・ボールを戦場にまき散らしてしまったビンクス将軍は、偶然にも装甲型強襲用戦車を破壊することに成功した。その後、彼はターパルスから受け取ったブーマを使い、さらに1機の戦車を戦闘不能にした。しかし、ビンクスとターパルスは戦場から逃げ遅れてしまい、バトル・ドロイドに包囲されて降伏を強いられた。[1]

シードの戦い

Battle Hangar

格納庫へ押し入る女王の部隊

トレード・フェデレーションのドロイド軍が大草原に向かった後、ナブーの首都シードでは、アミダラ女王の部隊による奇襲が始まった。彼らはシード宮殿を警備していた戦車とバトル・ドロイドを強襲し、建物の内部へと侵入した。ジェダイのクワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービは、ライトセーバーで敵の銃撃から女王たちを防衛した。女王たちはシードの格納庫へ侵入し、N-1スターファイターブラボー小隊を出撃させることに成功する(しかし、大気圏を抜ける前に戦車の砲撃で撃墜された戦闘機もあった)。大草原でグンガンとドロイドの正面衝突が始まった頃、格納庫を制圧し終えた女王たちは、ヌート・ガンレイのいる玉座の間を目指して移動を始めた。その時、ダース・モールが一行の前に立ちはだかったが、ジェダイがシスとの戦いを引きうけ、女王たちは回り道をすることになった。[1]

アミダラ女王たちは格納庫でドロイデカの妨害に遭ったが、アナキン・スカイウォーカー少年が乗るN-1スターファイターがドロイデカを破壊した。スカイウォーカーのN-1は、オートパイロット・モードを解除できないまま発進し、宇宙空間へと飛び立っていった。その後、女王のチームは宮殿の内部でも大量のバトル・ドロイドを相手にすることになった。ドロイドを回避して進むため、女王とパナカたちは窓の外でアセンション・ガンを使い、宮殿の外壁から上階へと移動した。しかし、彼女たちもついにバトル・ドロイドに取り囲まれ、武器を捨てて降伏することになった。[1]

アミダラとパナカたちはガンレイやルーン・ハーコの待つ玉座の間へ連行されたが、その時、部屋の外にサーベ率いる囮のチームが姿を現した。サーベこそ本物の女王だと勘違いしたガンレイは、部屋に配備されていたバトル・ドロイドをサーベの追跡に送り出した。アミダラはこの隙を逃さず、玉座に隠されていたブラスターを取り出し、まだ部屋に残っていたドロイド数体を迅速に破壊した後、玉座の間のドアを閉鎖した。女王と保安部隊員に取り囲まれたガンレイに、もはや抵抗の手段は残されていなかった。[1]

ジェダイとシスの対決

DotF TPM

シードの対決

ジェダイ・マスター・クワイ=ガン・ジンと彼のパダワンであるオビ=ワン・ケノービは、女王の部隊と別れ、格納庫の隣にあるパワー発生施設でダース・モールとの対決に臨んだ。シスの暗黒卿はダブル=ブレード・ライトセーバーを駆使してジェダイの師弟を一度に相手にした。戦闘中、ケノービはモールに蹴飛ばされ、下の階の通路に落下した。マスター・ジンはモールと一対一の対決を繰り広げながら、パワー発生室へと移動していった。ケノービは体勢を立て直し、上階にジャンプしてマスターのもとへ急いだが、パワー発生室と通路を仕切るレーザーの隔壁が作動したため、しばらく成すすべなく戦いを見守ることしかできなかった。[1][2]

ケノービがレーザーの壁の向こうにいる間に、ダース・モールはジンを圧倒し、一瞬の隙をついてライトセーバーを相手の胸に突きたてた。レーザーの隔壁が解除された後、ケノービはマスターを倒した敵相手に必死の攻撃を繰り出し、ダブル=ブレードのライトセーバーを両断した。しかし、モールは刃が1本になってもジェダイに引けを取ることなく戦いを続けた。ケノービの攻撃を防御した直後、モールはフォースでジェダイ・パダワンを背後の溶解炉の穴へ押し飛ばした。ケノービは溶解炉の側面にある突起にかろうじて捕まったが、モールはライトセーバーで穴の縁を切って火花を散らし、パダワンはピンチに陥った。彼は自分のライトセーバーを落としてしまっていたが、倒れたマスターの武器が残っていることに気付いた。彼はフォースを使って飛びあがり、マスターの武器を手元に引き寄せると、油断していたモールを素早く切り裂いた。胴から真っ二つになったモールは、溶解炉の穴へ落下していった。[1][2]

ナブー軌道の戦い

DCS Destruction

ドロイド司令船の破壊

ナブーの軌道では、N-1スターファイターの部隊がドールテイ・ドファイン船長のドロイド司令船を破壊するために熾烈な戦いを繰り広げていた。リック・オーリー隊長が率いるブラボー小隊のメンバーは、司令船のターボレーザー砲や、ヴァルチャー・ドロイドの激しい抵抗にさらされた。ナブーのスターファイターの火力では、ドロイド司令船の強力なシールドを破ることができずにいた。[1]

遅れて戦いに加わったアナキン・スカイウォーカーは、アストロメク・ドロイドR2-D2の助けを借りてオートパイロット・モードを解除し、砲撃の合間を飛びぬけた。彼はドロイドのレーザー砲の攻撃でコントロールを失ったが、偶然にもシールドが一時解除されていた司令船の格納庫に突っ込んだ。スカイウォーカーが格納庫の中で放った攻撃は反応炉に命中し、司令船全体を破壊する連鎖反応が発生した。スカイウォーカーが船内から飛び出した後、司令船は内部からの爆発で破壊された。ドロイド司令船の破壊により、ナブーの地上に配備されていた全てのバトル・ドロイドが機能を停止した。大草原で降伏を強いられていたグンガンたちも、ドロイドの停止が意味する事実に気付き、勝利を喜んだ。[1]

その後

ナブーの戦いはナブーとグンガンの勝利に終わった。トレード・フェデレーションの占領軍はナブーから撤退し、元老院で事の顛末を説明することになった。銀河元老院では、パルパティーンが計画通り新議長の座を手にしていた。パルパティーンは解放されたシードに戻り、アミダラ女王の活躍を褒め称え、スカイウォーカー少年の未来を興味深く見守るつもりだと語った。[1]

クワイ=ガン・ジンは、ケノービに“選ばれし者”であるアナキン・スカイウォーカー少年をジェダイとして訓練するよう指示した後、息を引き取った。ナブーの戦いの後にジェダイ・ナイトに昇格したケノービは、亡き師匠の遺志を引き継ぐため、スカイウォーカーをパダワンにする許可を求めた。ジェダイ最高評議会はこの要請を許可し、反対していたグランド・マスターヨーダも最後には折れた。その後、シードではジンの葬儀が行われた。式の最中、ケノービは彼が新しい師匠としてスカイウォーカーをジェダイに育て上げると約束した。一方、マスター・ヨーダとメイス・ウィンドゥは、ジンを殺したシスの存在を懸念していた。シス卿の人数が常に2人であるという法則を知っていたふたりは、ケノービに敗れたザブラクの他に、もうひとりシス卿がいるはずだと考えた。[1]

登場作品

参考資料

脚注

他の言語

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