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この記事は32 BBYの戦いを扱っています。 あなたが探しているのは他のナブーの戦いかもしれません。
「陛下、この侵略には裏があります。本来ならフェデレーションがここまでやる道理はありません。彼らはあなたを殺すつもりでしょう。私の直感がそう告げています」
クワイ=ガン・ジン[出典]

ナブーの侵略(Invasion of Naboo)は、通商連合侵略軍と惑星ナブーの間で32 BBYにで起こった星間紛争で、のちに銀河をゆるがす大紛争へ発展していく。 ナブーの戦い(Battle of Naboo)、あるいは単にナブー危機(Naboo Crisis)としても知られる。

この紛争は、ドロイド司令船が破壊され、通商連合総督ヌート・ガンレイが捕まったことで終結した。この一連の出来事の中で、パルパティーン元老院議員銀河元老院最高議長の席を獲得し、クローン戦争へと繋がる緊張が高まることになった。ナブー危機をもって、分離主義危機が顕在化したと言われることもある。

背景

「戦争を招くような行動は慎んでください」
パドメ・アミダラ[出典]

ヴァイスロイヌート・ガンレイを筆頭に際限なく拡大していた貿易同盟、トレード・フェデレーションは、その巨大な資産によって銀河元老院で勝利を手にしていた。独立した星系として、フェデレーションは組織から元老院議員ロット・ドッドを元老院に送り出し、銀河共和国の武器査察官を「説得」して彼らの貨物船のことを見逃してもらっていた。フェデレーションは密かに、これらの貨物船を戦艦に改造していたのである。表面上、これらの改造はアウター・リム・テリトリーで増加していた海賊活動に対する防衛手段として行われたことになっていた。

しかし、共和国は間もなく辺境の星系へ繋がるトレード・ルートに税をかける法律を可決させた。その理由は、発達中のフェデレーションを弱体化させること、そして病んでいる共和国に資金を取り戻すことのふたつだった。しかし、反発を感じたトレード・フェデレーションは、共和国に反撃に出ると固く決心する。

フェデレーションの侵略軍は、危険なバトル・ドロイド兵士と、貨物船に偽装した、数を増やしていたフェデレーション所有の戦艦によって構成されていた。この動きの背景には、黒幕であるシスの暗黒卿ダース・シディアスがいた。ナブー代表元老院議員パルパティーンとしての顔を持つシディアスは、ナブーでの動きを通して銀河共和国の最高議長に収まろうと計画していたのである。シディアスはフェデレーションのヴァイスロイ、ヌート・ガンレイに接触し、安価で危険な軍隊を使って辺境ののどかな惑星ナブーを封鎖し、共和国の援助と同情を獲得するよう命じた。5ヶ月後、アラリス・プライムエッセッレスイオスといった惑星で必要な資源を手に入れたトレード・フェデレーションは、ミッド・リムの惑星を封鎖する。

ナブー封鎖

「予想外の成り行きだ。計画を早めるとしよう。軍を上陸させるのだ」
「閣下、法的に問題は?」
「わたしが合法にする」
―ダース・シディアスとヌート・ガンレイ[出典]

ダース・シディアスがトレード・フェデレーションに下した最初の命令は、バトルシップを使ってナブーの軌道を封鎖し、宇宙船の出入りをできなくすることだった。これは普段は寡黙なフェデレーションにとって大胆な動きだったが、権力を手に入れるための侵略活動の実行犯となったガンレイは、シス卿の影響力についてほとんど疑いを抱いていなかった。

DCS Naboo

ナブーを封鎖するフェデレーション

しかし、ナブーは首都惑星コルサントとの通信をしばらく維持し、アミダラ女王はナブーの代表議員であるパルパティーンと連絡を取ることができた。当然、アミダラたちはパルパティーンの正体が、陰からトレード・フェデレーションを操るダース・シディアスであることを知らなかった。

アミダラ女王がナブーが銀河系外部から切り離されているとパルパティーンに話すと、彼はナブーの紛争を解決するために最高議長フィニス・ヴァローラムジェダイ最高評議会に話を通した。ヴァローラムと評議会はフェデレーション・ヴァイスロイと交渉を行い、星系から彼らを撤退させるため、ジェダイ・マスタークワイ=ガン・ジンと彼のパダワンオビ=ワン・ケノービを派遣した。しかし間もなく、フェデレーションはナブーに対する支配力を強化し、全ての通信システムを妨害した。ヴァイスロイはこのときも、シディアスの影の要求を実行し続けていた。

交渉

「待たせるのが彼らの流儀ですか」
「いや。この貿易紛争はまともでない。何か異様な恐怖を感じる」
オビ=ワン・ケノービクワイ=ガン・ジン[出典]
QGJOWK Saakak

会合室の毒ガスから逃れるクワイ=ガン・ジンオビ=ワン・ケノービ

ふたりのジェダイはすぐにヴァイスロイ・ガンレイと対面するつもりだった。しかし、彼らを最初にもてなしたプロトコル・ドロイドTC-14が、ガンレイと彼の副官であるルーン・ハーコ、そして侵略部隊のドールテイ・ドファイン艦長に、コルサントから派遣された外交団がジェダイであることを報告した。

ジェダイと対峙することを恐れたヌート・ガンレイは、ダース・シディアスと連絡を取って状況を説明した。シディアスはジェダイを殺して侵略軍をナブーに着陸させるようガンレイに命令した。ガンレイはその違法性に疑問を持ったが、シディアスは元老院で合法化すると請け合った。ガンレイはジェダイのいる待合室に、換気システムを通して有毒ガスを流し、彼らが逃げた場合に備えてセキュリティ・バトル・ドロイドをドアの外に配置した。しかし、クワイ=ガン・ジンとケノービは毒ガスとバトル・ドロイドを難なく交わし、ガンレイたちの部屋へと迫っていったが、強力なドロイデカを避けて逃げ去った。

ナブー占領

「予測が当たりましたね。交渉は長引きそうもないです」
―クワイ=ガンに対し、オビ=ワン・ケノービ[出典]

ふたりのジェダイはフェデレーションのCC-9979着陸船に乗り込んでナブーへと脱出したが、ガンレイはバトル・ドロイドと攻撃用車両を載せた着陸船を送り続けるのを止めなかった。ガンレイはドロイドたちにジェダイの存在を警告し、彼らを過小評価しないよう警告する。侵略軍は通信装置を無効にしてナブーの侵略をコルサントに秘密にするため、着陸場所の湿地からニュー・セントリフヴィスパーレイへと進軍していった。攻撃はハート・セクールスピネーカーでも続けられ、その手は最後のフロンティアであるナブーの首都シードへと及んだ。

数時間のうちに、ドロイド軍団はシードを占領し、ナブーの小規模なナブー王室保安軍を鎮圧しこの惑星を完全にトレード・フェデレーションの支配下にした。ヌート・ガンレイは自らシードに降り、クイーン・アミダラの謁見の間を乗っ取った。

TradeFederation

シードに進軍するドロイド軍団

ふたりのジェダイは捜索の手を逃れ、ナブーの沼地へと到着した。地元民のグンガンジャー・ジャー・ビンクスと出くわしたジェダイは、グンガンの指導者であるボスルーガー・ナスとコンタクトを取り、シードに到着することが出来た。そこで彼らはバトル・ドロイドに連行されているクイーン・アミダラを発見する。ジェダイは素早くドロイドを破壊し、コルサントに脱出するようアミダラに進めた。ナブーの突然の封鎖と悲劇を銀河元老院に説明し、助けを得るため、アミダラはこの提案に同意した。

トレード・フェデレーションによる封鎖を突破するのは極めて困難だったが、アストロメク・ドロイドR2-D2が損傷で起動しなくなっていたシールドをぎりぎりのところで復活させ、クイーン・アミダラの宇宙船は脱出に成功した。

レジスタンス

Bfn security hangar

抵抗勢力は王室保安軍のハンガーを利用した

戦わずしてトレード・フェデレーションに降伏することを拒み、ナブー王室保安軍の一部はレジスタンス運動を組織した。もっともよく知られたグループは、キャプテン・ケイルギャヴィン・サイクス中尉が組織したものだった。シードから脱出した彼らは、地元の農家を助け、警察将ヴェッド・デヴィスを救出した。デヴィスは彼らに、ミステリアスな密輸業者が山にいることを教えた。ケイルとギャヴィン、ヴェッドはまもなく、その密輸業者がボーヴォ・ザ・ハットであることを知った。彼らはハットを基地に迎え入れ、ボーヴォはレジスタンスに加わってスターファイターを提供した。このハットの助けを得て、彼らはトレード・フェデレーションの人工衛星を破壊してナブーの奴隷たちを解放した。しかし、その後ボーヴォが裏切り者であることが発覚し、ケイルは彼に殺されてしまった。サイクス中尉は軍隊の指揮権を引き継ぎハットをナル・ハッタへと退けた。コル・コサからの情報のもと、主人から離反したボーヴォの傭兵とギャヴィンは悪名高いキャンプ4を解放する。

Nym2

ニムはナブー地下組織の一員である

ブラボー中隊パイロットリース・ダロウズは、海賊ニムトイダリアンレティ、傭兵のヴァナ・セージたちとともに封鎖を破り、ナブーのレジスタンスに加わった。レティとリースたちが供給物を運ぶ中、セージとニムはレジスタンス基地のひとつをトレード・フェデレーションの攻撃から守った。彼らはまた、ナブーの囚人も救出した。彼らが加わったレジスタンス・セルが、ケイルとサイクスの組織だったかどうかは知られていない。

ルコス・ダントが率いた「ナブー地下組織」と呼ばれていたレジスタンス・グループのひとつには、侵略開始前に王室に留学していた外部の学生たちのグループ(中にはジェダイのパダワンもいた)も加わっていた。ナブーの地下組織は占領軍に対していくつかの作戦を実行し、武器を盗み出したり、囚人の開放などの成功を収めた。ある大胆な作戦において、彼らはナブーの文化担当大臣のカイユ・テインを救い出した。

銀河元老院への訴え

「銀河共和国の代表である皆さん。私の心は重くふさがっております。ナブーは今、トレード・フェデレーションのドロイド軍団により―」
「異議あり!証拠はありません。言いがかりです!必要なら事実の確認に、ナブーに調査団を送られたい」
―アミダラとロット・ドッド元老院議員[出典]
Amidalabeforesenate

銀河元老院におけるクイーン・アミダラとパルパティーン議員

フェデレーションの封鎖突破の際に被ったエンジン・トラブルのためしばらくタトゥイーンに立ち寄った後、ジェダイとクイーン・アミダラはコルサントに到着し、パルパティーン元老院議員とヴァローラム最高議長に迎え入れられた。

コルサントで、アミダラはトレード・フェデレーションに雇われたコルサント傭兵団に誘拐され、下層コルサントへと連れて行かれたが、キャプテン・クァーシュ・パナカによって救い出され、パルパティーンのもとへと戻った。

元老院の特別会議において、アミダラは何千もの銀河系の代表者たちの前でナブーの現状を説明した。彼女の嘆願は、トレード・フェデレーションの代表議員ロット・ドッドに根拠がないと非難され、事実を確かめる委員会を立ち上げるべきだと責められた。マラステア選出のアクス・モー元老院議員もドッドに同調した。元老院が露骨に腐敗している実態にアミダラはうろたえ、その支配能力に対する信頼はぐらついた。

パルパティーンの指示で、アミダラはヴァローラム最高議長のリーダーシップに対する不信任を要求し、元老院に衝撃を与えた。彼女は発議をするのを嫌がっていたが、パルパティーン議員に熱心にすすめられていた。数時間のうちに、パルパティーン自身がヴァローラムに代わる議員候補者のひとりになり、激しい腐敗を一掃すると公約した。しかしその後、パルパティーンの要請に反し、アミダラは故郷と運命を共にすると決め、ナブーに戻ることにした。元老院の新最高議長選出は、アミダラへの援助を先延ばしにするだけだったのである。彼女は、彼女自身で無防備のナブーの問題を解決しなくてはならなくなった。

戦闘

「では総督、話し合いとまいりましょうか」
―クイーン・アミダラ[出典]
Battle Hangar

シード・ハンガーにおいて、オビ=ワン、パドメ、クワイ=ガン、アナキン

アミダラとジェダイは、ヴァイスロイ・ガンレイをシードで捕まえ、惑星の支配権を奪い返す作戦を立てた。ジャー・ジャー・ビンクスの助けを得て、彼らはグンガンのボス・ナスと手を結び、キャプテン・クァーシュ・パナカが全てのレジスタンス・セルをひとつに集結させた。

ナブー王室保安軍の生き残りを引き連れ、ヴァイスロイ・ガンレイを捕まえるためクイーン・アミダラとジェダイたちが首都のシード宮殿に潜入するあいだ、グンガン・グランド・アーミーがトレード・フェデレーションのドロイド軍団を迎え撃つことになった。王室保安軍に属する小規模なナブーのパイロットたち、ブラボー中隊隊員が宇宙空間で<ヴートゥン・パーラ>を破壊する任務を与えられていた。このフェデレーションのルクレハルク級ドロイド司令船は、単一のコンピューターでナブーにいる全てのバトル・ドロイドを制御していた。

グンガンが大平原でバトル・ドロイドと戦い、作戦は計画通りに進められたが、ダース・シディアスの弟子ダース・モールの出現で事態が変わった。クイーンたちがガンレイのいる謁見の間へと向かえるよう、ふたりのジェダイはこのシス卿と戦うことになった。それから間もなく、アミダラと警備キャプテンのパナカはガンレイとルーン・ハーコを捕えることに成功する。一方、モールはシード・ハンガーやパワー・ジェネレーター・コンプレックスでオビ=ワン、クワイ=ガンと対決していた。モールはオビ=ワンを数階下の廊下へとけり落とした。クワイ=ガンはモールを殴り、同様に彼を下の廊下へ落としたが、モールは立ち上がって反撃に出た。彼らの対決は、レーザー・シールド・ルームへと移っていった。

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モールと戦うクワイ=ガンとオビ=ワン

ケノービは遅れてモールとクワイ=ガンを追ったが、レーザー・シールドに阻まれ、師匠を助けることが出来なかった。メルティング・ピットの近くで、クワイ=ガンはモールのライトセーバーで胸を貫かれた。レーザー・シールドが消えると、ケノービはシスとひとりで戦った。ケノービは蹴飛ばされてピットに落ちてしまうが、内壁のノズルにしがみ付いて持ちこたえた。モールが穴の淵をライトセーバーで切り付けて火花を飛ばす中、ライトセーバーを落としてしまったオビ=ワンは、クワイ=ガンのライトセーバーをフォースで引き寄せ跳躍する。彼はモールの背後に回り、このシスを真っ二つに切り裂いた。モールはシャフトに落ちていき、ジェダイは対決に勝利する(しかしモールはフォースを使って生き延び、のちにロソ・マイナーサイボーグとなって復活する)。

宇宙空間では、ヴァルチャー級ドロイド・スターファイターとブラボー中隊のN-1スターファイターが戦闘を繰り広げていた。ドロイド司令船のシールドはナブーのパイロットの攻撃では破ることが出来なかったが、アナキン・スカイウォーカー少年が司令船のハンガーに入ることに成功し、内部からリアクター・コアを破壊した。司令船は船内から爆発し、ナブー地表で戦っていた全てのバトル・ドロイドは機能を停止した。こうして宇宙と大平原の戦いも、ナブー及びグンガンの勝利に終わる。モールとの戦いで致命傷を負ったクワイ=ガンは、オビ=ワンにアナキンを訓練するよう誓わせ、命を落とした。

Gunray captured

ガンレイを捕まえるアミダラ

トレード・フェデレーションの敗北とドロイド軍団のシャットダウンにより、ナブーの侵略は終焉した。平和と治安は回復され、ナブーの民衆とグンガンの関係も良好になった。クワイ=ガンの死後、ジェダイ評議会はオビ=ワンをジェダイ・ナイトに昇格させ、アナキン・スカイウォーカーをパダワンにとることを認めた。戦いに続きパルパティーンは最高議長に選出され、ガンレイとその副官を裁判にかけ、元老院の腐敗に終止符を打つと約束した。しかし、その後最高裁判所にかけられたヌート・ガンレイだが、そのままトレード・フェデレーションのヴァイスロイの座に留まった。

ナブーの侵略の本当の理由が明らかになったのはそれからほぼ13年後だった。ナブーの戦いが銀河系にどれほどの影響をもたらしていたか、クローン戦争で明らかになったのである。

登場作品

参考資料

外部リンク

テンプレート:Invasion of Naboo

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